町の本屋さん ~ 隆祥館書店 ~


創業70年、13坪の小さな本屋として知られる谷町六丁目の「隆祥館書店」を6月末に
初訪問。


本離れ・出版不況、ネット購入・電子書籍など、街から小さな本屋さんが姿を消していくと言われて久しい。

そんな中でも、著者を招いたイベント開催やお客さんとのコミュニケーションを大切にし、好みまでもしっかり把握してお勧めまで行う本屋さんのようだ。




単に本を売るというだけでなく、「2020年6月30日にまたここで会おう」で述べられていた(地域住民に)教養をもたらすための考える武器を配る、リベラルアーツを担う気概で続けてこられたのかもしれないなあ。

入ってすぐの右側のノンフィクション本棚から、シンクロ日本代表の井村雅代コーチのノンフィクション「不屈の魂」と瀧本哲史の「2020年6月30日にまたここで会おう」が目に留まった。

合わせて店主 二村さんのお勧めで「13坪の本屋の奇跡」購入。
ランク配本と見計らい配本という出版業界の矛盾に切り込んでいる内容で、興味深い。

恵文社書店 一乗寺店と同様に、とめどなく本を買ってしまいそうになる本屋さんだ。

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