2015年10月の読書

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:4295ページ
ナイス数:224ナイス

まさかジープで来るとは (幻冬舎文庫)まさかジープで来るとは (幻冬舎文庫)感想
想像力、妄想力をかきたてられる句の数々。
 「ハロウィンをなぜ楽しまないんだみたいな顔」
「位牌の重さを確かめてみた」
「名前が付いていても良さそうな岩がある」

読了日:10月31日 著者:せきしろ,又吉直樹






Number 特別増刊「桜の凱歌」エディー・ジャパンW杯戦記 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))Number 特別増刊「桜の凱歌」エディー・ジャパンW杯戦記 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
桜の凱歌。エディー・ジャパンW杯戦記
/ 1次リーグ全4戦 完全詳報

 読んでても、ちょっと泣けてくる。


読了日:10月27日 著者:


愛する伴侶を失って 加賀乙彦と津村節子の対話愛する伴侶を失って 加賀乙彦と津村節子の対話感想
お二人とも、あの世(があれば)でまた伴侶に会いたい、
と言っているのが印象的。
残された方は、色々と考えてしまうものだろうが、
仕事のために夫の最後の時間に寄り添わなかったことを
津村さんはかなり悔いている。夫婦共に作家ということは、
難しい関係なのかと思う箇所だった。
読了日:10月27日 著者:加賀乙彦,津村節子




にょにょにょっ記にょにょにょっ記感想
シリーズ3冊目。こうなると「にょ」がどこまで続くかも気になる。
グリーンピースを巡るパラレルワールド気味の妄想がお気に入り。
読了日:10月25日 著者:穂村弘,フジモトマサル








智恵子抄の光景 (新典社新書44)智恵子抄の光景 (新典社新書44)感想
「智恵子抄」の成り立ち、背景等。
戯曲「聖ジャンヌ」を見た後で「夜の二人」を書いたとは、面白い。
読了日:10月24日 著者:大島裕子










週刊ダイヤモンド 2015年 10/17 号 [雑誌]週刊ダイヤモンド 2015年 10/17 号 [雑誌]感想
「読書」を極める! 闘う書店、使い倒せる図書館の歩き方
 / 逆風のインドネシア

読了日:10月24日 著者:







ウケる日記ウケる日記感想
ブログの書籍化とのこと。
下ネタオンパレードだが、真面目に一生懸命書いてる所が素晴らしい。
「夢をかなえるゾウ」のガネーシャって、著者そのものだな。
読了日:10月22日 著者:水野敬也








私のなかの彼女私のなかの彼女感想
著者の小説を色々と読んだつもりでいたが、
まだこんな小説を読んでいなかったか。
中盤から後半にかけて世界に引き込まれた。
仙太郎との関係に目がいくが、人の考え方・感じ方・
世界の認知の仕方で見える世界がこんなに違うのかと
何度かひっくり返された。
読了日:10月20日 著者:角田光代




怪談えほん (8) くうきにんげん怪談えほん (8) くうきにんげん感想
怪談えほんシリーズの第2期の1冊。
綾辻行人&牧野千穂のコラボじゃあ、読まずにはいられない。
山全体が神様であるとか、自然への畏敬の念を感じることができる
日本人ならではの感覚を感じた。壁を背にして読まないと、怖いよ。
読了日:10月19日 著者:綾辻行人






ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)感想
さらっー、と読み終わった。帯の文句ほどは共感できなかったが、
テーマの割には重たくない。この小説が人気あるということは、
会社にこき使われている人が多い、
悩んでいる人が多いことの裏返しのような気がする。
読了日:10月19日 著者:北川恵海






心に残る短いスピーチ心に残る短いスピーチ感想
スピーチの実例集。アドバイス(駄目出し)付き。
読了日:10月17日 著者:









忙しい日でも、おなかは空く。忙しい日でも、おなかは空く。感想
日経WOMANに連載の49皿のエッセイ。
体に心にやさしそうなレシピ、食器の数々。
読んでてお腹が空いてきた。片口、ウグイスのレモン絞りが欲しくなった。
読了日:10月17日 著者:平松洋子







お父さんがキモい理由を説明するね―父と娘がガチでトークしました (Linda BOOKS!)お父さんがキモい理由を説明するね―父と娘がガチでトークしました (Linda BOOKS!)感想
中一の娘と土曜日の朝一に、二人でガチトークした内容をまとめた本。
本当にいい娘さんなんだろうが、妻や祖父も巻き込んで、
恋愛、死、いじめ、芸能界入り、生きる意味など真面目な話が繰り広げられる。
 親がいて子供がいるので、しっかりと向き合っている家族なのだろう。
13歳でも考えていることはしっかりと考えている。
おじいちゃん(著者の父)との話は、著者も知らないことだらけで、
家族と真面目に話するのも悪くないと思わせてくれた。
読了日:10月14日 著者:中山順司



会社の事件簿!―危機管理21の鉄則会社の事件簿!―危機管理21の鉄則感想
社内外で発生する企業リスクの過去事例を項目ごとに21例。
一種のマニュアル本。
読了日:10月12日 著者:小川真人,白井邦芳








在宅ホスピスノート在宅ホスピスノート感想
在宅での看取りに最近感心があり、手に取った。
野の花診療所で、在宅ホスピスに取り組む著者の歩み。
関わってきた患者例も豊富で、在宅でも看取りができるのだという
自信を持つに至る道程でもある。
読了日:10月11日 著者:徳永進







武士道ジェネレーション武士道ジェネレーション感想
久しぶりで細かい所を忘れたが、桐谷道場閉鎖の危機回避に
乗り出す二人のキャラクターはそのまま。
意外に政治的メッセージが濃かった。
読了日:10月10日 著者:誉田哲也







神様のカルテ0神様のカルテ0感想
本書にもいいエピソードが盛り込まれている。
 本庄病院の研修医募集面接で、24時間365日対応の看板を
見てどう思うかと問われた一止。
 医療の基本、無理もリスクもあるが、病院という場所は24時間365日、
困った人がいれば手を差し伸べてくれる場所であってほしい、
その看板を見たからここで勉強したいと考えるようになった、
という場面は、3を読んだ後だからこそ、重みを感じた。
読了日:10月8日 著者:夏川草介




さよなら、ニルヴァーナさよなら、ニルヴァーナ感想
神戸・少年A事件をモチーフにした小説。
現実の少年Aが手記を出して話題になったが、
この小説も被害者遺族感情を刺激するだろう。
 少年A、少年Aを神格化しあこがれる少女、少年Aに娘を殺された家族、
 小説家の夢破れ妹家族の世話係となる姉、語る主体が変わることもあり、
世界に入りにくかった。 人間は他人の中身を知りたい存在だ、
と言われているようだった。
読了日:10月7日 著者:窪美澄



世界は終わりそうにない世界は終わりそうにない感想
恋愛・食・書評などのエッセイや対談(船戸与一、三浦しをん、
よしもとばなな等)をまとめた一冊。
 「八日目の蝉」映画監督との対談が興味深い。
お星さまの歌、幽霊も神様も人間も同列に存在する小豆島etc。

読了日:10月1日 著者:角田光代





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