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2026/05/05

特別展 志村ふくみ 百一寿 - 夢の浮橋 -

 春の古本市をのぞきに行ったので、細見美術館にも寄ってみた。



特別展 志村ふくみ 百一寿 - 夢の浮橋 -

紬織の重要無形文化財保持者で、随筆家でもある志村ふくみさんの作品が展示されている。



『源氏物語』とのつながりを知ったり、石牟礼道子 原作の新作能『沖宮』の装束の展示から、東北の震災から立ち上がった経緯を知ることができた。


『ちよう、はらり』を読み、草木染めから古今和歌集で書かれている心持りが降りてきて、千年の時を超えて繋がるという感覚が面白いと感じていており、色に注目して鑑賞。


初めて作った織物の藍色が素晴らしかった。

これを見た母親が、これ以上の織物は作ることができないと言ったという説明に納得。

2026/01/15

カウンターでおでん ~ まめだ ~

 


神戸市立博物館で2月1日まで開催されている大ゴッホ展を鑑賞後、三宮センタープラザ東館地下のおでん屋 まめだでご飯。



目玉である「夜のカフェテラス」は撮影可能

L字型のカウンターのみ、満員だったが少し待つと席が空いた。
セットB (焼き豆腐・大根・こんにゃく・ちくわ・すじ)から。


こいも・がんもどき・平天などを追加していく。



ぎんなん、玉子

常連さんなのか、一人で食べている客もちらほらみられる。
皿のお出汁をすするお客を真似て飲んでみると、上品に仕上がった美味しさ。
ずっと飲んでいられる。

シューマイときくなで締め。




火の通り加減が絶妙、きくなの苦さがおでんに合う。

車で行ったのでノンアルビールだったが、熱燗と一緒に食べてみたい。

2025/11/26

ゴッホの黄色 ~ 大ゴッホ展 夜のカフェテラス ~

 


神戸ユニバー記念競技場で開催された全日本大学アメリカンフットボール選手権・準々決勝

立命館大学 対 法政大学を観戦し、前売券を買っていた大ゴッホ展へ。



ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」に続く、今年2点目のゴッホ。

お目当てはこれ。



夜のカフェテラス

ひまわりでも特徴のある黄色が艶やかだ。
星空も美しい。

数点が撮影可能だった本展覧会、中でも「夜のカフェテラス」を最前列で鑑賞できる列には行列ができていた。

自画像も撮影可能だった。


来年にもゴッホ展が予定されているので、ゴッホにはまた出会うことができるだろう。

2025/08/05

ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢@大阪市立美術館

 


秋にも神戸にやってくるゴッホ、まずは大阪市立美術館で開催中の 「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」を鑑賞してきた。

フィンセント・ゴッホを支えて、作品の多くを保管していたのが弟のテオ・ゴッホ。
テオの死後にテオの妻、ヨーがコレクションを管理し、回顧展を開催したりロンドンナショナルギャラリーにひまわりを販売して多くの人に見てもらうなど、世に出すことに尽力した。テオとヨーの息子 フィンセント・ウィレムは、ゴッホ財団を設立して美術館の開館に努めた。ゴッホが今の評価を受けるようになったのは、弟と弟の家族一家のお陰ということがよくわかった。

ゴッホの初期から晩年にかけての作品の他、ゴッホ家が引き継いできたコレクションも展示されていた。


最後の部屋は、幅14メートルを超える大きな空間で、イマ―シブ(没入)体験ができる映像上映をみることができた。撮影可能だったので何枚か。









生涯で売れた絵は1枚だけのゴッホ。

画家を目指せといったテオ、夫を亡くした後、夫が才能を信じていた義兄・フィンセントの作品を世に出そうとしたヨーと、ゴッホ家族の想いを感じた展覧会だった。

大阪は8月31日まで。

2025/07/12

美術館のレストランでチャーハンを ~ ミュゼカラト ~

 


美術展を見る前に、美術館 1F のレストラン「ミュゼカラト」でランチを食べた。

ミュゼカラト


美術館でのレストランというと、ニューヨーク MOMA のカフェのご飯が美味しかったことを思い出す。



単品の「海老と無農薬レタスのピラフ 鉄板焼き温泉卵のせ」を注文。


温泉卵をどのタイミングで崩して食べたら良いのか迷ったが、最初に崩してレタスと一緒に頬張る。

パラパラで良い塩加減で美味しい。


美術館のレストランで鉄板で熱々チャーハンを堪能した。


関連ランキング:カフェ | 渡辺橋駅中之島駅肥後橋駅

2025/07/06

ヘタウマの源流? ~ 日本美術の鉱脈展 ~

 


大阪中之島美術館で開催中の展覧会 「日本美術の鉱脈展」を鑑賞。


日本美術の鉱脈展


見どころは伊藤若冲と円山応挙の合作、二人が一隻ずつを手がけた二曲一双屏風だ。

すれ違っていたとしてもおかしくないほどのご近所に住んでいた若冲と応挙だが、二人の接点を示す史料はなかった中で貴重な作品だ。


戦災で焼失したらしい若冲の「釈迦十六羅漢図屏風」をデジタルで復刻した屏風も展示されている。


「釈迦十六羅漢図屏風」


奇想の画家の一人、伝岩佐又兵衛「妖怪退治図屏風」も迫力があった。

「妖怪退治図屏風」

こういった奇想の系譜の画家の作品が並んでいるのかと思っていたが、第3章から雰囲気が変わった。


第3章「素朴絵と禅画」では、最も下手な洛中洛外図とキャプションが付けられている作品や絵巻物の絵を見ると、小学校の低学年で書いた初めての漫画のような絵が並んでる。


素朴と言えば素朴。


しかし、素朴絵を見ているうちに何とも言えない趣きを感じるようになった。

未来の国宝を探せ!がサブタイトル、イケてる新しい作品を見つける展覧会なのか。


第四章 歴史を描く
第五章 茶の空間
第六章 江戸幕末から近代へ
第七章 縄文の造形、そして現代美術へ

とナンジャこりゃ!が続いていく。


  「人体文様付有孔鍔付土器」

三本指でピースするかのような土偶が貼りついた縄文土器

日本美術の奥底に触れることができた面白い展覧会だった。

2025/05/09

草間彌生 版画の世界―反復と増殖― @京セラ美術館

 


モネ展と同じ京セラ美術館で4月25日から開催中の草間彌生の版画展にも足を運ぶ。

草間彌生 版画の世界―反復と増殖―

前期・後期 全点入れ換えで約330作品が展示される。

南瓜のイメージが強いが、ドレス・ハイヒール・葡萄・花などのモチーフの作品も多く目を引いた。これらもトレードマークと言ってよい水玉の作品だ。


展覧会の最後の撮影コーナー

富士山の版画が見ものだった。

発注元はアダチ版画研究所、研究所が手掛ける木版では寸法に限界があり、紆余曲折あり9面の版木に分けて版画にしたてる。

彫師の仕事がえげつない。8面をベテランを、1面を若手が担当。若手が任されたのは空の水玉、その数14,685個!

彫りも彫ったり、摺りも擦ったりだ。


幻覚や心身の不調に見舞われる中、絵を書くこと、特に南瓜の絵を書くことで救われたことが南瓜コーナーでわかった。


絵と南瓜があって良かった。

2025/05/04

モネ 睡蓮のとき @ 京セラ美術館

 


昨年からモネの展覧会が続いているが、京セラ美術館で開催されたモネ 睡蓮のときを鑑賞。日本初公開作品7点を含む 約50点が展示されていた。

2024年10月からの国立西洋美術館を皮切りに京セラ美術館、豊田市美術館へと巡回するこの展示会、2024年はパリで開かれた第1回印象派展から150周年という記念すべき年に開催されている。






モネが40歳を過ぎて居を移したジヴェルニー。ジヴェルニーの庭を描いた作品の数々、睡蓮以外の草花、アガパンサス・アイリス・キスゲ・枝垂れ柳を描いた作品が印象的であった。



オランジュリー美術館に完成することになる大装飾画を飾った部屋が京都展にも設けられていた。この部屋は撮影可能だった。





2025/01/07

歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力

 昨年末、中之島美術館で開催されている歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力 を鑑賞。


国芳は何度か展示会を訪れた絵師ではあるが、大阪では13年振りの大規模展、400点ほどの作品が展示されるとのこと、前期・後期の前期を鑑賞。



見た事のある作品もチラホラあるものの、やはり見どころ満載。





猫好きだったんだなあ、と改めて認識するほど猫が描かれた作品が多かった。

ユーモアたっぷりあのも国芳ならでは。

2024/12/13

京都の嵐山に舞い降りた激レアな巻物を見に行く ~ 若冲激レア展 @ 福田美術館 ~

 紅葉の季節で観光客があふれる嵐山へ。



コロナ禍の2020年、21年に訪れた時はガラガラだったが、歩道は観光客でいっぱい、道の両側に立ち並ぶ店も行列だらけ、日常が戻ってきたと実感する。


今年10月に開館5周年を迎えた福田美術館で若冲を鑑賞する。


開館5周年記念特別展 京都の嵐山に舞い降りた奇跡!伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!


以前にも鑑賞した若冲作品を見ながら、本展の見所である巻物を目指す。


世界初公開の果蔬図巻(かそずかん)

全長3メートル、たくさんの野菜や果物が描かれた巻物、若冲が70代で書いた作品だ。





豊富な色彩で40種類の野菜・果物が描かれている。
ジャックフルーツやパッションフルーツといった当時日本に入っていたのかという果物も!

八百屋の息子だったことがここで生きたのだろうか。

2024/11/14

シュルレアリスムの祖 ~ デ・キリコ展@神戸市立博物館 ~



 12月8日まで神戸市立博物館で開催されているデ・キリコ展を鑑賞。


サルバドール・ダリやルネ・マグリットといったシュルレアリスムの画家に影響を与えたとのこと、見ておきたかった。




デ・キリコの代名詞ともいえる「形而上絵画」の作品から、自画像・彫刻や舞台芸術、挿絵まで多様な作品が展示されている。

この展覧会でも撮影可能な絵画があった。

17世紀の衣装をまとった公園での自画像


風景の中で水浴する女たちと赤い布



オデュッセウスの帰還

やはり「形而上絵画」に時間を掛けて見てしまった。

形而上的なミューズたち


予言者


球体とビスケットのある形而上的室内

マヌカン(マネキン)をモチーフにした作品が印象的。
ハンマスホイでも感じるが、表情がわからないことが想像力を掻き立てられる。