『湯』 ゆ、とう、たん と読む。
コトバンク デジタル大辞泉を調べると、以下のようなたくさんの意味が書かれている。
ゆ
1 水を煮えたたせて熱くしたもの。「やかんで湯を沸かす」
2 入浴するために沸かした水。また、風呂ふろ。「湯に入る」「湯に行く」
3 温泉。いでゆ。「湯の町」
4 鋳造に用いる、金属を熱して溶かしたもの。
5 船の中にたまった水をいう忌み詞。あか。ふなゆ。
6 煎じ薬。薬湯。
とう
1 熱い水。ゆ。「湯治/温湯・銭湯・熱湯・薬湯・浴湯」
2 煎せんじ薬。
英語では"hot water" 、ベトナム語も"nước nóng"と「水+熱い/温かい」
という組み合わせで表現する。
韓国語もそうだなあと思うと、意外と一単語で「熱い/温かい水」を表現する言語は少ないのかもしれない。フランス語、ドイツ語も同じパターンらしい。
フランス語:eau chaude
ドイツ語:heißes Wasser
ネット検索すると、ロシア語・ウクライナ語は一単語とのこと。
Chat GPTに聞いてみると、日本語の表現は特殊らしい。
ロシア語:кипяток(kipyatók)
ウクライナ語:окріп(okrip)
どちらも「沸かした(=熱い)水」の意味で、「一度は沸騰した水」というニュアンスが
かなり強いそうだ。同じ一単語だが、意味の守備範囲は日本語の方が広い、と。
漢字文化圏の大元・中国語は「湯」で「スープ」を意味するし、日本語が特殊なことに変わりがない。
入浴文化・湯治、茶道などが「湯」に「熱い/温かい水」以上の意味を付加したとChat GPTは説明してくれるが、この辺りはもっと調べてみたいもんだ。



























