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2022/03/17

定形外郵便物 Mail Myself to you

 アーサー・ビナードのエッセイ集「日々の非常口」を読んでいると「郵便の歌が危ない」の一編が目に留まった。


定形外郵便物という言葉を聞くと、ウッディ・ガスリーが歌う"Mail Myself to You"が耳に流れ出すのだという。



こんな歌詞。

I'm a-gonna wrap myself in paper

I'm gonna daub myself with glue

Stick some stamps on top of my head

I'm gonna mail myself to you


頭に切手を貼り付けて、手紙になって君に届けよう、微笑ましい歌詞。


著者はここからこの歌の世界は、郵便への信頼の土台に成り立っていると気づく。
はがきでも封書でも定形外郵便物でも、切手を貼って住所を書けば必ず届く郵便。

確かに東南アジアでも郵便が届くとは限らない国もあるので、なるほどと思わされてしまった。

まどみちおの「やぎさん ゆうびん」も郵便への信頼が土台と言われて、またなるほど。

しろやぎさん・くろやぎさんの返信が届かなければ話は終了だ。

2022/03/12

写真というものが紙だった時代

とあるポッドキャストを聞いていた時のこと。小林聡美のエッセイ「聡乃学習」の中に、「写真というものが紙だった時代」という表現が出てくるらしい。



写真が紙だった時代の人間からすると紙なのは当たり前ではあるが、まあしかし、今はそうではないのも当たり前か。


テレビで人気の俳句の夏井先生の著書に「絶滅寸前季語辞典」というのがあって、季節感がずれたしまったり、風習自体が無くなったために消えてしまいそうな季語を掲載している。

それと一緒なんだろうなあ。絶滅寸前の表現たち。


歌謡曲にも。


 ミスチル "my life"    

   "62円の値打ちもないの?僕のラブレター・・・"

 

  手紙を送る値段の前に、ラブレターを郵便で送るのか? と。


 槇原敬之 "雷が鳴る前に"

  "とにかく公衆電話まで行こう 確かコンビニが近くにあった 

  憶えたての君の番号 もうソラで言えるかな!?"

     

  ??? 


  ?マークがどれだけ付くだろう。公衆電話? 覚えたての君の番号? と。


 マッキーでは"PENGUIN"もあるなあ。

  "高速道路の料金所は いつも君に任せてたよね

  膝の上大事に抱えてた 僕の財布も変わったよ"


      こっちは、ETCつけてない車もまだあるかな。


なんとなくさみしいなあと時代遅れの人間は思う。

2021/10/01

2021年9月の読書

 



9月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:2740
ナイス数:140

予測不能の時代: データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ予測不能の時代: データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ感想
予測不能な世の中では、従来の延長線上に未来があるということを前提にした、計画を基にしたPDCA、仕事の標準化・横展開、内部統制は変化を阻害する要因になる。実験と学習を繰り返すという仕事のやり方の変化を促す。成果が出るから幸せなのではなく、幸せだから成果が出る、最上位の目的に焦点を当たる重要性など、勉強になる内容が多かった。
読了日:09月28日 著者:矢野 和男


フルーツポンチ村上健志の俳句修行フルーツポンチ村上健志の俳句修行感想
本のサイト「好書好日」連載の書籍化。フルポン村上が参加した全国で開催されている句会17の様子を描く。河童やBLがテーマだったり、参加者の俳句をすべて好評する句会、いろいろな句会があって楽しい。 

 手を組んで死んでいる河童十二月
 粉ポカリの袋の角で君付く

読了日:09月25日 著者:村上健志


葬送のフリーレン(5) (少年サンデーコミックス)葬送のフリーレン(5) (少年サンデーコミックス)感想
一級魔法使い第一次試験の巻。対人の駆け引きがメインに問われる。ここでも 勇者ヒンメルの言葉がいい。「ほんの少しでいい。誰かの人生を変えてあげればいい。きっとそれだけで十分なんだ。」
読了日:09月25日 著者:山田鐘人,アベツカサ


THE BIG ISSUE JAPAN414号THE BIG ISSUE JAPAN414号感想
"居どころ"つくって元気に暮らす / スペシャルインタビュー ベネディクト・カンバーバッチ / 約700種の食品、すべて個包装せず量り売り
読了日:09月25日 著者:ビッグイシュー日本


チ。―地球の運動について― (4) (BIG SPIRITS COMICS)チ。―地球の運動について― (4) (BIG SPIRITS COMICS)感想
世界を変えるために必要なものは「知」か。 「今、たった今、この瞬間にも、我々は動いている」
読了日:09月23日 著者:魚豊


SPY×FAMILY 7 (ジャンプコミックス)SPY×FAMILY 7 (ジャンプコミックス)感想
ロイドとデズモンドの初対面もまだストーリーは動かず。その他はサブキャラの話中心だったが、次巻でヨルの任務が動き出しそう。
読了日:09月23日 著者:遠藤 達哉


Number(ナンバー)1033・1034合併号[雑誌]Number(ナンバー)1033・1034合併号[雑誌]感想
完全保存版 東京五輪激闘録。
読了日:09月18日 著者:


これ、誰がデザインしたの?これ、誰がデザインしたの?感想
デザイン誌『デザインの現場』で2000年4月号から4年間の連載記事の書籍化。歯ブラシ・ノート・タバコ・カップヌードルなど、定番商品のデザインを解説。
読了日:09月18日 著者:渡部 千春


大逆転のブランディング どん底から成長した13社に学ぶ大逆転のブランディング どん底から成長した13社に学ぶ感想
危機に陥ってからのブランド再構築で、業績を回復させた企業13社の事例集。1社1社の掘り下げは深くないが、どのような施策を行ったかわかりやすい、
読了日:09月17日 著者:田中 洋


森のノート (単行本)森のノート (単行本)感想
東京と山の家を行ったり来たり。エッセイと挿絵で構成。 山の空気のような静謐さを感じた。
読了日:09月13日 著者:酒井 駒子


サピエンスの未来 伝説の東大講義 (講談社現代新書)サピエンスの未来 伝説の東大講義 (講談社現代新書)感想
科学者でありイエズス会の司祭でもあったテイヤール・ド・シャルダンの思想、ジュリアン・ハックスレーの進化論から、人類の進化について語る。1996年の東大講義がベースとなっている。シャルダンの考えは、ユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』の下敷きになったか、類似点があった。 「見る」ために、べき乗でものを考える、やっていこう。
読了日:09月13日 著者:立花 隆


まんが やってみたくなるオープンダイアローグまんが やってみたくなるオープンダイアローグ感想
フィンランド発の精神療法 オープンダイヤローグの複数の実践例を基に進め方を紹介。1対1のカウンセリングと違い、患者・家族・友人・医師・看護師・セラピストなど 複数人で対話を行うことで進められる。薬を使うことが前提だった統合失調症の治療が、対話で解決する、急性期の治療に効果があるとは驚き。
読了日:09月11日 著者:斎藤環,水谷緑


THE BIG ISSUE JAPAN413号THE BIG ISSUE JAPAN413号感想
スペシャルインタビュー ベン・ウィショー / 特集 生物と第6の「大絶滅」/ 『ミッドナイト・トラベラー』ハッサン・ファジリ監督 / 鉄の“錆”にあるメッセージ性――YASUKA.Mさん
読了日:09月08日 著者:ビッグイシュー日本


すこしずるいパズルすこしずるいパズル感想
問題文をそのまま読んでは答えがでない ひらめきも必要な50問。ズバリの回答が掲載されていないのも珍しい。
読了日:09月04日 著者:たつなみ


テセウスの船(2) (モーニングコミックス)テセウスの船(2) (モーニングコミックス)感想
犯人の影がちらつき始める。意外とあっさりとタイムリープしてきたと明らかにして、受け入れられている。
読了日:09月04日 著者:東元俊哉


生きるとか死ぬとか父親とか生きるとか死ぬとか父親とか感想
母親を早くに亡くし、残された父親との関係を描いたエッセイ。母の人生を母親から聞かなかった事を後悔し、父親には同じ轍は踏まないと父と娘をやり直す。ドラマが良くできている、娘・吉田羊 父・國村隼で読んでしまった。
読了日:09月04日 著者:ジェーン・スー

読書メーター

2021/07/09

脳の錯覚  ~ Into The Night ~

YOASOBIの新曲は、「夜に駆ける」の英語バージョン。


これがただの翻訳じゃなかった。


ボーッと聞いていたら、所々「夜に駆ける」の歌詞が聞こえる、英語とミックスの歌詞なのかとネット検索すると全部英語。

英語が日本語に聞こえるように作ってある。

最初の "Seize a move , You're on me" は、「沈むように」だ。

 Bメロ に入り、" It's stuck in "tick-and-tocking" mode "  「いつだってチックタックと」だな。

そのあともちょこちょこ似た音があると、脳が勝手に日本語の歌詞に結び付けようとする。

"So what got seen hid beneath " ー  「騒がしい日々に」
"what can "night" " 「明けない(夜に)」

そして、ここも日本語に聞こえる。

So we gotta keep on
If gotta keep on 
Then we're  gonna keep on 

それでもきっと いつかはきっと 僕らはきっと


脳ってすごい。

2021/02/20

明日も明後日も、音楽が鳴り続けますように  ~ YOASOBI 1st LIVE  “KEEP OUT THEATER” ~

2020年の邦楽を語る上で欠かせないYOASOBIの 1stライブが2月14日にオンラインで行われた。


様々なチャートで1位を獲得したヒット曲"夜に駆ける"は、去年聞いた曲の中でもNO.1といっても過言ではないので、チケットを購入してみた。



18時スタート、21時からの再配信のみアーカイブ配信はなしという事で、開幕前からPCを立ち上げ準備完了。

スクショOK、Noteでライブレポートを募集するという企画も行われた。


セットリスト(原作小説)

1.あの夢をなぞって  (夢の雫と星の花)  

2.ハルジオン

3.たぶん (たぶん)

4.ハルカ  (月王子)

5.怪物

6.Epilogue

7.アンコール (世界の終わりと、さようならのうた)

8.夜に駆ける (タナトスの誘惑/夜に溶ける)

9.群青


途中のMCコーナーで場所が明かされたが、新宿のミラノ座跡地の建設現場。



ライブ名の “KEEP OUT THEATER”(立入禁止の劇場)、秘密の夜遊びという雰囲気でぴったり。

2023年には新しい劇場が完成するらしいが、換気(途中、ほとんど外で寒いと言っていた)も含めてコロナ下の今でしかありえない会場だ。”夜に駆ける”の原作「タナトスの誘惑/夜に溶ける」の場面にも繋がるか。



1曲目 ”あの夢をなぞって” では、曲の内容通り「花火」のプロジェクションマッピング、ボーカル・ikuraの背後を映す、MCコーナーでは配信で参加した視聴者のコメントに反応するなど、オンライン配信ならではの演出も。




マグカップが登場する"ハルカ"原作小説「月王子」にちなんで、マグカップに入った飲み物でメンバーと視聴者と乾杯をしようとするも、何故か先に口を付けるという天然ボケを発揮するikuraだった。




後半最初の曲"怪物"、こんな良い曲だったかあ。気づいてなかった。TVアニメ「BEASTARS」のオープニングナンバー、ライティングとスモークで怪しい怪物を浮かび上がるようだった。



インストゥルメンタル ”Epilogue” をバックに、ikuraは語りかける。

毎日怯えるような日々の中で、こうやってみなさんと画面を通してつながることができて、本当に幸せです。明日も明後日も、音楽が鳴り続けますように。


そして、次の日に世界が終わる中で出会った二人を描く"アンコール"(世界の終わりと、さようならのうた)へ。




Ayaseも語る。「一人でこたつのなかで作った曲」から始まったYOASOBIがここまで大きくなったことの実感がないが、周りに恵まれて幸せを感じる、と。


ラストは"夜に駆ける"と"群青”の2曲。


このライブで誰もが待ち焦がれただろう"夜に駆ける"、YOASOBIの成功の大きな要因だったikuraの澄んだ歌声が KEEP OUT THEATERに響き渡った。

ラストが"群青"とは驚いたが、コーラスパートをバンド皆が歌う姿をカメラが映し出す演出に納得。


YOASOBIはAyaseとikuraの2人だけじゃなかった。








演奏を終え、Ayaseとikuraが去って終了かと思いきや、建設中の現場内のあちらこちらにスタッフの名前が書きこまれており、カメラが追っていくというオンライン配信を十分に堪能させる演出で終了した。









視聴者4万人、コロナ過のライブ開催が困難な状況を逆手に取って、YOASOBIの魅力・強みを存分に見せてもらったライブだった。

2021/01/16

それでも ⑦ 手拍子のない行進曲 ~ ウィーンフィル・ハーモニー ニューイヤーコンサート 2021 ~

お正月の夜に中継されたウィーンフィル・ハーモニー ニューイヤーコンサートを、再放送で見返してみた。



今年はコロナ禍のため、史上初の無観客での開催。

事前に登録された世界中の人々が、オンラインで拍手を送るシステムが導入されていた。


指揮者は、イタリア人 リッカルド・ムーティ、6回目の登場。

初登場の曲が7曲もあった。


戦争に負けたウィーン市民を勇気づけるために作られた美しき青きドナウが、いつもよりも心に染みる。

そしてアンコールの最後の曲、ラデツキー行進曲も手拍子なしで演奏された。

スマトラ沖地震があった翌年・2005年のニューイヤーコンサートでは、演奏自体されなかった事があったが、手拍子なしで聞くのは初めて。

着飾った観客が嬉しそうに手拍子をしている姿を見て、クラシック音楽は楽しむものなんだと思ったものだが。


手拍子なしのラデツキー行進曲。


また一つ、コロナ禍を象徴するシーンが生まれた。

心に、記憶に残るニューイヤーコンサートだった。

2020/08/18

大久保のファミマでエクレア買ってきて

京都みなみ会館からの帰り、ちょっと寄り道。


岡崎体育の「エクレア」という曲の聖地巡礼もどき。

ファミリーマート 近鉄大久保駅店


歌手になる夢を捨てられず、新卒で入社した会社を退職。23歳、実家の六畳一間で夢を追う姿を歌う名曲。

実家が宇治だけあって、東京の大久保ではないのだ。

大久保のファミマでエクレアを探すファンの方のSNS・ブログを見ると、近鉄 大久保駅前のファミマにはエクレアが売ってないと書いてあることが多数。エキファミだから商品点数が少ないからだろうか。

地元のスーパー 万代でバイトしていたという話も有名なので、スーパー周辺のファミマが聖地なのか?と立ち寄ってみる。

万代の北側に2つあるファミマのうち、宇治中川原店。


ない。スイーツコーナーにエクレアはない。

そもそも家の近くのファミマにもエクレアは売ってないので、今のファミマの品ぞろえにエクレアはないんじゃないかとの思いが、早くも一軒目でよぎる。

すぐ近くの宇治槙島一ノ坪店へ。



ここにもないなあ、とスイーツコーナーを眺めていると、これを発見。


エクレアあった。

・・・ちゃうよなー、これは。
エクレアは、カスタードクリームで、上はブラックチョコレートでコーティングされてる奴よなー。

まあ、美味しかったけど。

しかし、両方とも店名に大久保は付いてない。住所も大久保からは離れてるし。
やっぱり大久保駅のファミマか。

せっかくなので万代でビール買って ー 冷凍じゃなかったが、シュウマイや餃子が特売されてた(笑)ー 大久保駅へ向かう。

BGMは「エクレア」リピートで。


近鉄大久保駅店に到着。


やっぱりエクレアは売っていなかった。

2019/11/15

ウォンバットのうた  @五月山動物園


久しぶりに大学時代の友人とご飯を食べていたら、流れで池田市 五月山動物園のウォンバットってまだいるのだろうかとの話に。

すると友人の一人が、ウォンバットのうたなるものがあると教えてくれた。

早速ググってみると




緩い・・・

しかも、ウォンバット応援ユニットらしい、Keeper Girls。
そんなユニットがあるのか。

知らなかった。

2017/03/30

2年ぶりのIDINA  イディナ・メンゼル 2017 JAPAN TOUR 


2015年6月以来、2度目の日本ツアーにやってきた イディナ・メンゼル。
http://hynkapi.blogspot.jp/2015/06/idina-menzel-japan-tour-2015.html


3月29日(水)大阪公演@フェスティバルホールにはせ参じた。
落語以外でフェスティバルホールに行くのは何気に初めてだ。

昨年リリースの「Idina.」のアルバムからの楽曲がメイン。
バチを打ち鳴らして、力強い"Queen Of Swords"からスタート。
"Small World"で伸びやか高音がフェスに響き渡り、
"Seasons of love" で、"LOVE"の大合唱へ。

"Wicked","Rent","If/Then"といったミュージカルからも数曲ずつ、
もちろん「アナ雪」から"Let it go"だけでなく"Do you wanna built a snowman?"が。



JAPAN TOUR 初日ということもあり、イヤホンが外れるというハプニングにも、
バックステージのスタッフを舞台に上げてのお笑い対応。

"Let if Go"のサビでは、日本語バージョンを床に貼った歌詞カードを見ながら
歌うも、「少しも寒くないわ」が言えずに、また爆笑を誘った。

"CAKE"の前振りでは、結婚報告はいいけど前夫をディスリすぎじゃあ!?

今回も聞くことができた "no day but today"。
ジョナサンへの強い思い、何度聞いても突き刺さる。

2015/06/06

IDINA MENZEL JAPAN TOUR 2015 @ 大阪城ホール


あのイディーナ・メンゼルが日本にやってきた!

ワールドツアーの2カ国目、大阪・名古屋・東京で計4回の公演を行った。
日本では一番最初となる大阪城ホール公演を堪能。正に堪能した。

一曲目から、"Defying Gravity"、何と言う贅沢なスタートだろう。

"Wicked"からは、"The Wizard and I "、"For Good"の3曲。
W&Iはバックの照明を緑色にして、アレンジも少なく"Wicked"を味わえた。
"Wicked"好きなことを再確認。

"For Good"はアカペラという凄さ!

"Rent" からは、"No Day But Today"、"Take me or leave me"の2曲。
ジョナサン・ラーソンについての語りの後で、"No Day But Today" は、
しんみりとそして心に深く入ってきた。反則技です。

日本ツアーで一番心配だったのが、"Take me or leave me"を一緒に歌う人が
現れるのか?という点だったが、杞憂だった。
2名の女性が手を上げ、堂々たる歌いっぷりで、会場を大いに盛り上げてくれた。
シャイで奥ゆかしい日本人というイメージで、人くくりにはできないなあ。

締めはもちろん "let it go"
サビでは、日本語バージョンも披露して、全員で大合唱。

アンコールは、新曲と"Tomorrow"で大円団。

アナ雪効果で、レリゴ目当てで来る人が多いのかと思ったが、
さにあらず。
年齢層も子供から年輩までと幅広く、ミュージカルファンが多かったようだ。


巧かったなあ。

もちろん、言うまでもないことだが、歌は巧いなあ。
ブロードウェイの超一流の舞台女優、CDやテレビで見るよりも、
ライブの歌声に魂を揺さぶられた感じ。

ブロードウェイで見てみたい。

それだけではなく、靴をぽいっと脱ぎ捨てて裸足でステージを走り回ったり、
舞台を下りて客席でジョアンヌを探したり、お茶目な一面がまたファンを
掴むんだろうなあ。

翌日も夢見心地で過ごした、幸せライブだった。

http://hynkapi.blogspot.com/2014/03/let-it-go-frozen.html

http://hynkapi.blogspot.com/2009/09/wicked.html



2014/06/03

立川談春 三十周年落語会「もとのその一」 ②

繰り返しになるが、「除夜の雪」が終わり、兄妹ユニット "Time" のクラシック音楽。
さだまさしの長男 佐田大陸 ヴァイオリン  長女 佐田詠夢 ピアノ の二人である。

①でも触れたが、演奏は素晴らしく、クラシックも聞きに行きたくなったなあ。
トークの時間があまりなかったが、子供の頃に談春に懐かなかったのは、
ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪に似てたから、と実はトークも面白そう。
この辺りは父親ゆずりか。

Timeの演奏の合間に、「除夜の雪」を米朝師匠に習いに行った時の
エピソードを語ってくれる談春であったが、興に乗りに乗って、
袖で待つ二人をそっちのけで、話をしてくれたのだった。

この話が面白い!

談志と米朝 2人会のエピソード
米朝師匠にお願いするのを頼んだ小米朝(現・米團治)の天然さ
米朝一門と談志一門の稽古の相違点
後光が差す米朝師匠(笑)

「赤めだか」で書かれていないエピソード盛りだくさん。
この中入前のトークで、終演時間が伸びるおまけつき。

速く話すには技術が必要だ、と談春さん。
「除夜の雪」も20分を切ってやりなさい、と米朝師匠に言われたが、
今日は33分掛かってしまったのだそうだ。

iPodに入れている米朝「除夜の雪」(平成2年11月22日 大阪証券コスモホールで収録)
は、お囃子入れて、21分34秒だ!
御寮さんが幽霊とわかった時より、ぞくっとした(笑)

(テレビで見た時の感想↓)
http://hynkapi.blogspot.jp/2010/01/blog-post_495.html


「らくだ」

絶品の一席だった。


「らくだ」は上方の噺ではないか


という気持ちがゼロではなかったのは確かだった。
それでも、屑屋が酔っぱらって立場が逆転するシーンを
どう表現するのか見たくて、この日のチケットを買ったのだった。


実は泣き上戸だった兄貴分 丁目の判次が泣きながら語る。

騙して生きたカエルを二分で売りつけた上にぼこぼこ殴った
屑屋の事を、らくだは実は好きだったんだと言うシーン。

屑屋は真面目に生きてくれと言うシーン。

祝儀不祝儀の付き合いも避けられるらくだの事を想いながら、
酒を酌み交わす二人。

貧乏でも役立たずでも周りに嫌われても、それでいいんだ、
って感じがじんわりと伝わってきた。

テンパると師匠に似てくると終演後に談春が言っていた。

談志の「らくだ」を聞いたことがないけれど、
談春「らくだ」の終盤、「落語は業の肯定」という言葉が浮かんでいた。

大劇場ということも、3階席最後列ということも忘れ、二人を見てました。

帰りに日本酒が飲みたくなって、梅田で一杯やりましたとも。


30周年記念落語会の「もとのその一」は、千利休の言葉から取ったそうだ。

稽古とは 一より習い 十を知り 十よりかへるもとのその一

20周年は「生きる」をテーマにした落語、
30周年は「死」がテーマになりそう、と語る。

また、聞きに行きたくなった。

2014/06/02

立川談春 三十周年落語会「もとのその一」 ①  

2014年5月31日(土) フェスティバルホールに談春が戻ってきた。

足かけ2年を掛け、30周年記念落語会を全国で開催する、その初日。

チケット発売日から今日の噺は決まっており、「除夜の雪」「らくだ」。
正面から上方落語をぶつけてきた。


「もとのその一」は千利休の
言葉から取ったとのこと。
それは後ほど。


ちょうど昨年の5月に、新生フェスティバルホールのオープニングに合わせて
志の輔・談春の2人会に来て以来のフェス、談春さんの会である。

http://hynkapi.blogspot.jp/2013/05/blog-post_18.html
http://hynkapi.blogspot.jp/2013/05/blog-post_19.html

談春さんの落語が楽しみなのはもちろんだが、大げさに言うと2つのテーマを持って出かけた。

その1 半袖で聞く 「除夜の雪」ってどうなの?

             5月後半というのに、全国的に真夏日。ホント暑い。
             当日も30度を超える晴天、果たして大晦日の噺は成立するのだろうか。          

その2 フェスティバルホールの3階最後列で聞く落語はどうなの?

     チケット購入が遅れてしまい、手に入ったのは3階席8列目という最後列の席。
     思えば昨年5月の2人会は、最前列ど真ん中で鑑賞できたので、
            同じフェスで最前列と最後列で落語を聞くことに。
            って、そんな後ろで、落語の世界に入ることができるのだろうか。


結論から言うと、2つとも成立したというか、十二分に楽しんだ。

正直 米朝の「除夜の雪」の方が、シンプルにまとまっていて好きだが、
和尚を腐しながらも、炭にあたって寒さに耐える坊主たち、
お寺に広がる雪景色、伏見屋の御寮さんが幽霊でやってくる後半、
どれを取っても違和感なかった。

また、一番後ろでも落語の世界にしっかりと入り込んだ。特に「らくだ」は。

音響もばっちりなんだろうけれど、笑い声までタイムラグなしで届くとは
思わなかった。違和感なしは凄い。

この会では、落語だけでなく、親交深いさだまさしさんの長男・長女が、
ヴァイオリン・ピアノの演奏を聞かせてくれたのだが、この演奏の素晴らしかったこと。
特にヴァイオリンの音の響き・広がりに感動。
最後列だったからこそ感じることができたかもしれない。

演者の実力があることが大前提だが、クラシックも落語も成り立たせる
フェスティバルホールの懐の深さを思い知らされた。

今更ながら、フェスティバルホール、凄い。

2014/02/08

SEKAI NO OWARI の世界


SEKAI NO OWARI が気になってる。

「情熱大陸」や「A-STUDIO」で取り上げられていて、初めて知ったバンド。

ボーカルのFukaseは、発達障害・精神病で閉鎖病棟に入院経験あり。
世界の終りのようなどんぞこ生活から、何か自分でもできることがあるだろうと
探したのが音楽。幼稚園から高校時代の友人たち Nkajin, Saori, DJ LOVEと
4人で結成した " SEKAI NO OWARI"

歌詞が独特、何か魅かれる。

Never Ending World

「人」と描いて他人という意味の
この国はヒトを恐れて生きてきた
けれど「人」の「間」にあるものは
不安や恐れじゃなくて
愛だと子供たちに「教え」たい


天使と悪魔

「いじめは正義だから 悪をこらしめているんだぞ
そんな風に子供に教えたのは 僕らなんだよ」


Death Disco

君に神はいない
つまり無神論者
目に見えるモノしか信じない主義
神の起こす奇跡など 君にとっちゃファンタジーの世界

でも、君は信じてる
宇宙があると君は信じてる
見たことないし、行ったことないけど君は「宇宙」を夢見てる
科学者たちを信じてる
”科学的に証明されたものは「真実」”だと君は思ってる

なんで?




2012/03/04

JKT48

今回タイだけではなく、インドネシアも訪問。
シンガポール・マレーシアには行ったことがあったが、
プライベートを含めて、インドネシアには初上陸だった。

インドネシアの地球の歩き方を買ってわかったが、
ジャカルタには観光名所が少ない。
(ガイドブックの大半のページは、バリ島だ)
日曜日の暇つぶしに、国立博物館や独立記念塔(モナス)といった
名前を聞いたが、今ひとつ食指が動かなかった。

AKB48がジャカルタに来ていて、ショッピングモールでJKT48と
イベントをやるらしい、と聞き、AKB48もほとんど知らないが、
好奇心で行ってみた。

JAPAN POP CULTURE FESTIVAL 2012
2月26日(日) @PLAZA SENEYAN JAKARTA



モールの入り口を入った途端に大歓声が湧き上がり、
セキュリティに守られた女の子とそれを追いかけるファンの人の波が
押し寄せてきて大混乱。

後でネットで調べるとどうも出演していたAKB48が退場する
ところだったらしい。 正にこのタイミングだったか。




その場ではわからなかったので、とにかく待ってみた。

日本の漫画やアイドルが人気があると聞いてたが、
この会場にもはまっているネシア人若者がチラホラ。



こっちが元ネタをわからないが、コスプレーヤーが数組、
ひっきりなしに記念写真をお願いされてた。
AKB48のTシャツやガンダムと書かれたシャツを着ている
ネシア人兄ちゃんがたくさんいる!

"ヘビーローテーション"がヘビーローテーションされる会場で
待っていると、そのうちオーカイジャーショーが始まった。

この完成度の低いこと。
打撃音や拳銃をぶっ放す音がズレまくり・・・。
あれなら効果音をつけなくていいのになあ。

終了後、今度はJKT48が登場。
日本人美容師がメンバーをカットしたり、
ファッションショーの乗りで日本のトレンドを紹介している風だった。











JKT48のヘビーローテーションも聞けるなら聞いてみたかったが、

この当たりで退散した。

「経済大国インドネシア」(佐藤百合著 中公新書)によると、


日本のアニメ・アイドルにはまるネシア人をプチンタ・ジュパン(日本愛好者)

と呼ぶのだという。


1990年代に入り、日本語学習者も10倍に増えたのだという(P.221)。


JKT48が登場すると、会場からは「カワイイ!」と声が飛び、

初めてのジャカルタ訪問で日本人気の一端を実感した数時間だった。

2009/04/18

→Pia-no-jaC←

ヴィレッジバンガードで本を探していたら、激しいピアノが聞こえてきた。
→Pia-no-jaC←  HAYATO-ピアノとHIRO-カホン(打楽器)のみのインストゥールメンツ。
右から読むとピアノ、左から読むとカホンになるのが、
バンド名の由来だという。
基本的にピアノが好きなので、衝動買いしてしまった。

2009/02/03

いつもの風景

日曜日に映画「誰も守ってくれない」を鑑賞。
昨日エンドロールで流れた曲「あなたがいるから」を購入。

今朝駅まで行く間のBGMにした。

すると普段の景色と感じが違う。
朝日が少し綺麗だし、葉っぱの落ちた木々も物悲しい。挙げ句の果ては、子供を連れた母親を見るだけで、幸せを感じる始末。
要は妙に感傷的になっているって事。
自分のおかれた状況で感じ方が違うのだろうが、
実質的に変わることなく、音楽で感受性をアップできた。

2008/07/13

Pleasure 人生の快楽

B'z が20周年を向かえ、ベストアルバム The Best " Ultra PLEASURE" を発売。
遅まきながら買ったが、さすがにどの歌も口ずさむことができる。

2枚組みラストの曲は、"Pleasure 2008 人生の快楽"

この歌は、何年に一回2番の最初の歌詞が変わって歌われている。
歌詞検索ホームページで調べてみた。

一晩中ギターと女の話(裸の年もある)で盛り上がってたあいつも

'91 あいつもとうとう親父になった土曜日の夜 電話越しに  
おめでとう言いながら時間の流れに何故か口唇噛んだ 

'95 あいつもとうとう親父になって 5年が過ぎて 電話越しに  
「調子はどう?」って聞きながら 時間の流れに何故か溜息ついた

'98 あいつもとうとうひとりになった 月曜日の夜 よってたかって  
しょうがねえヤツだなんて からかいながらも だれもが我が身 ふりかえる

'00 あいつもとうとう全部放り出して旅に出てって 電話越しに  
俺は自由をやっと手に入れたんだと ことさら強くわめいてる

'03 いつしか内緒で長い旅から 戻ってきてた あいつも  
遠くに逃げるだけじゃ 何も簡単に 変わらないんだと 気付いてる

'08 自分以外のことになんて興味をもてなかった あいつも  
生まれてはじめて守りたいものが見つかったんだと 僕を見た

一つのドラマがあった。

2008/01/05

THE END OF THE WORLD

最近知ったのだけれども中村中という歌手は、性同一性障害を告白して
戸籍は男性なんだそうだ。

歌唱力がある歌手だ。

槇原敬之の「THE END OF THE WORLD」をライブで歌っている映像を
YOU TUBE で見た。
槇原のこの曲は好きだけれど、中村中が歌った方が良いぞ。

浮気か不倫か、おおっぴらにできない恋の物悲しさを歌った歌だが、
性同一性障害を持つ人の恋、と思うと切なさが倍増。

カバーCDを出せばいいのに。

2008/01/03

NEUJAHRSKONZERT der WIENER PHILHARMONIKER 2008

遅ればせながら、今年のウィーンフィルハーモニー ニューイヤーコンサートを
見終わった。

今年の指揮者は、ジョルジュ・プレートルというフランス人で、1924年生まれ。
史上初のフランス人にして最高齢の指揮者だそうだ。

フランスにちなんだ選曲が多かったらしい。
(1曲目は、ナポレオン行進曲)
毎年クラシックコンサートとは思えない演出で楽しませてくれるが、
今年はスポーツ。

EURO2008が、スイスとオーストリアの共同開催にちなんで、
オーストリアの応援タオルを楽団が首に掛け演奏し、最後はプレートルが
レッドカードで退場していった。
北京オリンピックイヤーの今年にかけて、ヨハン・シュトラウスの
「中国人のギャロップ」という曲も演奏された。

「美しき青きドナウ」でいつも披露されるバレーが、今年は楽友協会の観客席で
行なわれたりもした。

しかしジョルジュ・プレートルは、83歳とは思えないエネルギッシュな指揮ぶりで、
新年早々、エネルギーをもらった。

2007/10/07

二胡


ファイニーズ戦観戦後、その後灘区民センターで、二胡楽団の演奏会に。

会社の後輩がその楽団に所属しており、その縁でチケット購入。


ファイニーズ戦と重なっていたので、40分ほど遅刻して到着。


二胡って、情感たっぷりな音色を出し、自然と一体で生きてきた民族の楽器

だなあ、と感じた。

音楽だけでなく、馬の蹄・いななき、鳥のさえずり・羽音を二胡で表現している。


楽しい演奏会だった。