シンガポール・マレーシアには行ったことがあったが、
プライベートを含めて、インドネシアには初上陸だった。
インドネシアの地球の歩き方を買ってわかったが、
ジャカルタには観光名所が少ない。
(ガイドブックの大半のページは、バリ島だ)
日曜日の暇つぶしに、国立博物館や独立記念塔(モナス)といった
名前を聞いたが、今ひとつ食指が動かなかった。
AKB48がジャカルタに来ていて、ショッピングモールでJKT48と
イベントをやるらしい、と聞き、AKB48もほとんど知らないが、
好奇心で行ってみた。
JAPAN POP CULTURE FESTIVAL 2012
2月26日(日) @PLAZA SENEYAN JAKARTA
モールの入り口を入った途端に大歓声が湧き上がり、
セキュリティに守られた女の子とそれを追いかけるファンの人の波が
押し寄せてきて大混乱。
後でネットで調べるとどうも出演していたAKB48が退場する
ところだったらしい。 正にこのタイミングだったか。
その場ではわからなかったので、とにかく待ってみた。
日本の漫画やアイドルが人気があると聞いてたが、
この会場にもはまっているネシア人若者がチラホラ。
こっちが元ネタをわからないが、コスプレーヤーが数組、
ひっきりなしに記念写真をお願いされてた。
AKB48のTシャツやガンダムと書かれたシャツを着ている
ネシア人兄ちゃんがたくさんいる!
"ヘビーローテーション"がヘビーローテーションされる会場で
待っていると、そのうちオーカイジャーショーが始まった。
この完成度の低いこと。
打撃音や拳銃をぶっ放す音がズレまくり・・・。
あれなら効果音をつけなくていいのになあ。
終了後、今度はJKT48が登場。
日本人美容師がメンバーをカットしたり、
ファッションショーの乗りで日本のトレンドを紹介している風だった。
JKT48のヘビーローテーションも聞けるなら聞いてみたかったが、
この当たりで退散した。
「経済大国インドネシア」(佐藤百合著 中公新書)によると、
日本のアニメ・アイドルにはまるネシア人をプチンタ・ジュパン(日本愛好者)
と呼ぶのだという。
1990年代に入り、日本語学習者も10倍に増えたのだという(P.221)。
JKT48が登場すると、会場からは「カワイイ!」と声が飛び、
初めてのジャカルタ訪問で日本人気の一端を実感した数時間だった。
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