2014年5月31日(土) フェスティバルホールに談春が戻ってきた。
足かけ2年を掛け、30周年記念落語会を全国で開催する、その初日。
チケット発売日から今日の噺は決まっており、「除夜の雪」「らくだ」。
正面から上方落語をぶつけてきた。
ちょうど昨年の5月に、新生フェスティバルホールのオープニングに合わせて
志の輔・談春の2人会に来て以来のフェス、談春さんの会である。
http://hynkapi.blogspot.jp/2013/05/blog-post_18.html
http://hynkapi.blogspot.jp/2013/05/blog-post_19.html
談春さんの落語が楽しみなのはもちろんだが、大げさに言うと2つのテーマを持って出かけた。
その1 半袖で聞く 「除夜の雪」ってどうなの?
5月後半というのに、全国的に真夏日。ホント暑い。
当日も30度を超える晴天、果たして大晦日の噺は成立するのだろうか。
その2 フェスティバルホールの3階最後列で聞く落語はどうなの?
チケット購入が遅れてしまい、手に入ったのは3階席8列目という最後列の席。
思えば昨年5月の2人会は、最前列ど真ん中で鑑賞できたので、
同じフェスで最前列と最後列で落語を聞くことに。
って、そんな後ろで、落語の世界に入ることができるのだろうか。
結論から言うと、2つとも成立したというか、十二分に楽しんだ。
正直 米朝の「除夜の雪」の方が、シンプルにまとまっていて好きだが、
和尚を腐しながらも、炭にあたって寒さに耐える坊主たち、
お寺に広がる雪景色、伏見屋の御寮さんが幽霊でやってくる後半、
どれを取っても違和感なかった。
また、一番後ろでも落語の世界にしっかりと入り込んだ。特に「らくだ」は。
音響もばっちりなんだろうけれど、笑い声までタイムラグなしで届くとは
思わなかった。違和感なしは凄い。
この会では、落語だけでなく、親交深いさだまさしさんの長男・長女が、
ヴァイオリン・ピアノの演奏を聞かせてくれたのだが、この演奏の素晴らしかったこと。
特にヴァイオリンの音の響き・広がりに感動。
最後列だったからこそ感じることができたかもしれない。
演者の実力があることが大前提だが、クラシックも落語も成り立たせる
フェスティバルホールの懐の深さを思い知らされた。
今更ながら、フェスティバルホール、凄い。
足かけ2年を掛け、30周年記念落語会を全国で開催する、その初日。
チケット発売日から今日の噺は決まっており、「除夜の雪」「らくだ」。
正面から上方落語をぶつけてきた。
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「もとのその一」は千利休の 言葉から取ったとのこと。 それは後ほど。 |
ちょうど昨年の5月に、新生フェスティバルホールのオープニングに合わせて
志の輔・談春の2人会に来て以来のフェス、談春さんの会である。
http://hynkapi.blogspot.jp/2013/05/blog-post_18.html
http://hynkapi.blogspot.jp/2013/05/blog-post_19.html
談春さんの落語が楽しみなのはもちろんだが、大げさに言うと2つのテーマを持って出かけた。
その1 半袖で聞く 「除夜の雪」ってどうなの?
5月後半というのに、全国的に真夏日。ホント暑い。
当日も30度を超える晴天、果たして大晦日の噺は成立するのだろうか。
その2 フェスティバルホールの3階最後列で聞く落語はどうなの?
チケット購入が遅れてしまい、手に入ったのは3階席8列目という最後列の席。
思えば昨年5月の2人会は、最前列ど真ん中で鑑賞できたので、
同じフェスで最前列と最後列で落語を聞くことに。
って、そんな後ろで、落語の世界に入ることができるのだろうか。
結論から言うと、2つとも成立したというか、十二分に楽しんだ。
正直 米朝の「除夜の雪」の方が、シンプルにまとまっていて好きだが、
和尚を腐しながらも、炭にあたって寒さに耐える坊主たち、
お寺に広がる雪景色、伏見屋の御寮さんが幽霊でやってくる後半、
どれを取っても違和感なかった。
また、一番後ろでも落語の世界にしっかりと入り込んだ。特に「らくだ」は。
音響もばっちりなんだろうけれど、笑い声までタイムラグなしで届くとは
思わなかった。違和感なしは凄い。
この会では、落語だけでなく、親交深いさだまさしさんの長男・長女が、
ヴァイオリン・ピアノの演奏を聞かせてくれたのだが、この演奏の素晴らしかったこと。
特にヴァイオリンの音の響き・広がりに感動。
最後列だったからこそ感じることができたかもしれない。
演者の実力があることが大前提だが、クラシックも落語も成り立たせる
フェスティバルホールの懐の深さを思い知らされた。
今更ながら、フェスティバルホール、凄い。
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