写真というものが紙だった時代

とあるポッドキャストを聞いていた時のこと。小林聡美のエッセイ「聡乃学習」の中に、「写真というものが紙だった時代」という表現が出てくるらしい。



写真が紙だった時代の人間からすると紙なのは当たり前ではあるが、まあしかし、今はそうではないのも当たり前か。


テレビで人気の俳句の夏井先生の著書に「絶滅寸前季語辞典」というのがあって、季節感がずれたしまったり、風習自体が無くなったために消えてしまいそうな季語を掲載している。

それと一緒なんだろうなあ。絶滅寸前の表現たち。


歌謡曲にも。


 ミスチル "my life"    

   "62円の値打ちもないの?僕のラブレター・・・"

 

  手紙を送る値段の前に、ラブレターを郵便で送るのか? と。


 槇原敬之 "雷が鳴る前に"

  "とにかく公衆電話まで行こう 確かコンビニが近くにあった 

  憶えたての君の番号 もうソラで言えるかな!?"

     

  ??? 


  ?マークがどれだけ付くだろう。公衆電話? 覚えたての君の番号? と。


 マッキーでは"PENGUIN"もあるなあ。

  "高速道路の料金所は いつも君に任せてたよね

  膝の上大事に抱えてた 僕の財布も変わったよ"


      こっちは、ETCつけてない車もまだあるかな。


なんとなくさみしいなあと時代遅れの人間は思う。

コメント