モネ展と同じ京セラ美術館で4月25日から開催中の草間彌生の版画展にも足を運ぶ。
前期・後期 全点入れ換えで約330作品が展示される。
南瓜のイメージが強いが、ドレス・ハイヒール・葡萄・花などのモチーフの作品も多く目を引いた。これらもトレードマークと言ってよい水玉の作品だ。
展覧会の最後の撮影コーナー |
富士山の版画が見ものだった。
発注元はアダチ版画研究所、研究所が手掛ける木版では寸法に限界があり、紆余曲折あり9面の版木に分けて版画にしたてる。
彫師の仕事がえげつない。8面をベテランを、1面を若手が担当。若手が任されたのは空の水玉、その数14,685個!
彫りも彫ったり、摺りも擦ったりだ。
幻覚や心身の不調に見舞われる中、絵を書くこと、特に南瓜の絵を書くことで救われたことが南瓜コーナーでわかった。
絵と南瓜があって良かった。
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