2月10日から大阪中之島美術館で開催中の展示会 モネ 連作の情景を見に行った。
約70点の展示作品のすべてがモネ。展示会HPには「100% モネ」と書いてある。
「睡蓮」や「積みわら」といったモチーフとした「連作」、印象派以前の「昼食」などモネを堪能できる展覧会となっている。
一部の作品は撮影可。
「ウォータールー橋、曇り」連作 ウォータールー橋の一作 |
「睡蓮」 ロサンゼルス・カウンティ美術館 |
この睡蓮は、1897年夏ごろから翌年にかけて書かれた最初の「睡蓮」8点の中の1作だそうだ。
HPで見た時は白い花が2つ、寂しい感じを受けていたが、実物は厚塗りの花の存在感が迫って来る良い作品だった。
「睡蓮の池」 |
「藤の習作」 |
モネが藤を書いていたとは知らなかった。
印象派の絵画がそうだが、近くで見た時と少し離れて見た時とでは印象が違う。
人の邪魔にならないようにできるだけ離れて鑑賞する。
この「藤の習作」も離れて見ることで藤が生い茂る様が生き生きと描かれていることがわかった。
初来日の「昼食」が良かった。食卓に座るカミーユと息子のジャン、モネがジャンの存在に幸せを感じていた作品。サロンには落選したが、印象的な一枚だ。
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