2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:3401ページ
ナイス数:237ナイス
旅する胃袋 (幻冬舎文庫)の感想
食を中心においた紀行記、なのだが、11編の旅がどれも激しすぎる。
ゴールデントライアングルの村、標高4000メートルのお寺、
気温50度の中をカラチから2000km陸路移動!
しかし、押さえの利いた文章でさらっと表現されており、
何でもない旅に感じられる。食べることが好きなのが、
本文のそこかしこから、ビシビシと伝わってくる。
「食」そのものがもたらす癒しと温もり、
「食」を介しての地元の人々との繋がりも伝わってくる一冊だった。
この本を読んで、(激しくなくていいので)旅に出ようとする人が
増えるといいなあ。
読了日:11月29日 著者:篠藤ゆり
ジェトロセンサー 2015年 12月号 [雑誌]の感想
[特集] メガFTA新時代 世界通商にパラダイムシフト
[特別リポート]コロンビア 中南米第三の市場の魅力
ポストブラジル・メキシコ コロンビア市場の潜在力
読了日:11月26日 著者:
ベトナムの風に吹かれて (角川文庫)の感想
映画の原作本、断然こちらの方が面白かったし、
2時間では短く伝わらなかったことがよくわかった。
認知症も異文化と感じたり、基本的にはユーモアあふれるトーンだが、
迷子とか手術などつらい局面もあっただろう。でもベトナムではあるが、
おばあちゃんにとって娘との生活はようやくつかんだ自由だったのだろう。
雪が降らないことやバナナが安いことに感心するのが微笑ましい。
あのでこぼこ歩道、バイクだらけの道を渡って遠くまでよく散歩したなあ。
読了日:11月21日 著者:小松みゆき
いろがみの詩(うた)の感想
右ページ一面に塗られた色を基に、左ページに詩が書かれている。
色からも詩からも暖かさを感じる一冊。
今年のプレゼントの一冊に決めた。
読了日:11月21日 著者:野呂昶,とだこうしろう
ボタンちゃん (PHPわたしのえほん)の感想
小川洋子が子供の頃に考えた物語とのこと。
モノに命を感じる日本人ぽい絵本。
読了日:11月21日 著者:小川洋子
ケチャップマンの感想
とってもシュールだが、働くお父さんの悲哀みたいなものも感じた。
がんばれケチャップマン。
読了日:11月21日 著者:鈴木のりたけ
12にんのいちにちの感想
ある街の12人(人じゃないのもいるけど)の一日暮らしをこんな形で楽しめるとは。繰り返し、繰り返し読み返すことができるだろう。
ライオンを見つめる子供、公園の銅像などなど。
読了日:11月21日 著者:杉田比呂美
とんでいきたいなあの感想
おもちゃの飛行機コスモスと犬のぬいぐるみヴォギーの冒険飛行のお話。
読了日:11月21日 著者:市川里美
うえきばちですの感想
表紙からは想像できない展開だ。SFというかホラーというかシュールというか。
読了日:11月21日 著者:川端誠
ベルナルさんのぼうしの感想
絵が素晴らしい。一人で暮らすベルナルさんの帽子が、
鳥たちの素敵な棲みかに。
読了日:11月21日 著者:いまいあやの
だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)の感想
おじいちゃんと男の子の強い関係に、淡い色使いの絵がぴったり。
男の子はこうやって大人になっていくんだろう。だいじょうぶだいじょうぶ、
温かい言葉だ。
読了日:11月21日 著者:いとうひろし
ちょうちょ (MOE BOOKS)の感想
原色の蝶々がいろんな所に。探すのが楽しそう。文章は江國香織。
読了日:11月21日 著者:江國香織
ぼくがラーメンたべてるときの感想
絵本ナビで、大人の絵本で紹介されていて手に取ったが、本当にその通り。
今この瞬間にも、世界のどこかでいろんな事が起きているんだ。
読了日:11月21日 著者:長谷川義史
あさの絵本の感想
美しい写真と谷川俊太郎の詩で綴られる。正に朝に読むと、
いい日を迎えることができそうだ。
読了日:11月21日 著者:谷川俊太郎,吉村和敏
天国でまた会おう(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
戦没者追悼を利用した詐欺を企てるエドゥワールとアルベール。
文芸作品とながらも展開に引き込まれる。
主人公の二人だけでなく、周りの登場人物の造形・心理描写が秀逸。
この終末にしか、なりようがなかったのだろうと感覚に陥った。
読了日:11月21日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
ルメートル最新作。「その女アレックス」のような世界が、
いつ来るか、いつ来るかと待っているうちに終わった。
著者初の文芸作品だったのか。下巻へ。
読了日:11月19日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
強奪 箱根駅伝の感想
箱根駅伝直前に出場チームである神奈川大学女子マネージャーが誘拐され、
放送も犯人側に利用され危うい状態。
駅伝シーンと犯人とのやり取りが同時進行する。
ミステリーとしては、色々と物足りなさがあるが、駅伝シーンは楽しんだ。
「風が強く吹いている」同様、現実的にはどうかと思いながらも、
箱根駅伝が好きな自分を再認識。
読了日:11月17日 著者:安東能明
今日も一日きみを見てたの感想
猫 LOVEに溢れるエッセイ。BC(Before Cat)としては、こんなに溺愛するものか
という感想。
読了日:11月13日 著者:角田光代
君の膵臓をたべたいの感想
インパクトある題名とのギャップが大きいが、青春小説であり、「好き」を言わない恋愛小説だった。こんな高校生、いないだろうなあと思いながらも、
世界観に引き込まれて一気読み。二人がお互いを評価する視点が素敵だった。
読了日:11月9日 著者:住野よる
芸人と俳人の感想
「すばる」連載の俳句レッスンをまとめた一冊。
定型俳句は初心者の又吉だが、感覚が俳句向き、
勘所は掴んでいると見えて上達が早い。
季語には、細かい大量の情報が含まれているので、
気持ちを込めることができるし、季重なりを避けたり、
季語を説明するような文字の無駄遣いが無くすことができる。
歳時記を持ち歩いて、季語を取り入れたいな。
句会のメンツが豪華で楽しそうだった。
読了日:11月8日 著者:又吉直樹,堀本裕樹
会うまでの時間 自選歌集の感想
5冊の歌集から394句を集めた自歌選集。
読んだことがあるのは「サラダ記念日」「チョコレート革命」だけだったかな。
恋愛の他、官能的な歌も詠んでいる。先生だったことも思い出した。
会うまでの時間たっぷり浴びたくて各駅停車で新宿に行く
見送りてのちにふと見る歯磨きのチューブのへこみ今朝新しき
読了日:11月7日 著者:俵万智
弁護士の上手な探し方・頼み方の感想
初版1981年。
・上手な有利な弁護士の探し方・頼み方
・弁護士の仕事内容とその費用
・事件を依頼するときの要点・急所
・裁判をする前の準備と心得 ・訴訟の進行中の依頼者の心得
・示談屋・弁護士ともめた時の対策
費用がどのくらいかかるのかが、一番気になる所。
弁護士事務所へ飛び込みは避けた方が良いとの記述、
役場でも無料相談をやっているので、まずそういった相談を使う人が多いのでは。
読了日:11月4日 著者:
手足のないチアリーダーの感想
先天性四肢欠損症で生まれてきた著者が、高校のチアリーディング部に
入部申し込みに行った時に、あなたの良い所を聞かれた所、
「笑顔と元気」。 チアリーダーの基本を備えており、即入部OKの場面が印象的。
顧問の先生・家族・友人と人にも恵まれている。
読了日:11月1日 著者:佐野有美
読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:3401ページ
ナイス数:237ナイス
食を中心においた紀行記、なのだが、11編の旅がどれも激しすぎる。
ゴールデントライアングルの村、標高4000メートルのお寺、
気温50度の中をカラチから2000km陸路移動!
しかし、押さえの利いた文章でさらっと表現されており、
何でもない旅に感じられる。食べることが好きなのが、
本文のそこかしこから、ビシビシと伝わってくる。
「食」そのものがもたらす癒しと温もり、
「食」を介しての地元の人々との繋がりも伝わってくる一冊だった。
この本を読んで、(激しくなくていいので)旅に出ようとする人が
増えるといいなあ。
読了日:11月29日 著者:篠藤ゆり
[特集] メガFTA新時代 世界通商にパラダイムシフト
[特別リポート]コロンビア 中南米第三の市場の魅力
ポストブラジル・メキシコ コロンビア市場の潜在力
読了日:11月26日 著者:
映画の原作本、断然こちらの方が面白かったし、
2時間では短く伝わらなかったことがよくわかった。
認知症も異文化と感じたり、基本的にはユーモアあふれるトーンだが、
迷子とか手術などつらい局面もあっただろう。でもベトナムではあるが、
おばあちゃんにとって娘との生活はようやくつかんだ自由だったのだろう。
雪が降らないことやバナナが安いことに感心するのが微笑ましい。
あのでこぼこ歩道、バイクだらけの道を渡って遠くまでよく散歩したなあ。
読了日:11月21日 著者:小松みゆき
右ページ一面に塗られた色を基に、左ページに詩が書かれている。
色からも詩からも暖かさを感じる一冊。
今年のプレゼントの一冊に決めた。
読了日:11月21日 著者:野呂昶,とだこうしろう
小川洋子が子供の頃に考えた物語とのこと。
モノに命を感じる日本人ぽい絵本。
読了日:11月21日 著者:小川洋子
とってもシュールだが、働くお父さんの悲哀みたいなものも感じた。
がんばれケチャップマン。
読了日:11月21日 著者:鈴木のりたけ
ある街の12人(人じゃないのもいるけど)の一日暮らしをこんな形で楽しめるとは。繰り返し、繰り返し読み返すことができるだろう。
ライオンを見つめる子供、公園の銅像などなど。
読了日:11月21日 著者:杉田比呂美
おもちゃの飛行機コスモスと犬のぬいぐるみヴォギーの冒険飛行のお話。
読了日:11月21日 著者:市川里美
表紙からは想像できない展開だ。SFというかホラーというかシュールというか。
読了日:11月21日 著者:川端誠
絵が素晴らしい。一人で暮らすベルナルさんの帽子が、
鳥たちの素敵な棲みかに。
読了日:11月21日 著者:いまいあやの
おじいちゃんと男の子の強い関係に、淡い色使いの絵がぴったり。
男の子はこうやって大人になっていくんだろう。だいじょうぶだいじょうぶ、
温かい言葉だ。
読了日:11月21日 著者:いとうひろし
原色の蝶々がいろんな所に。探すのが楽しそう。文章は江國香織。
読了日:11月21日 著者:江國香織
絵本ナビで、大人の絵本で紹介されていて手に取ったが、本当にその通り。
今この瞬間にも、世界のどこかでいろんな事が起きているんだ。
読了日:11月21日 著者:長谷川義史
美しい写真と谷川俊太郎の詩で綴られる。正に朝に読むと、
いい日を迎えることができそうだ。
読了日:11月21日 著者:谷川俊太郎,吉村和敏
戦没者追悼を利用した詐欺を企てるエドゥワールとアルベール。
文芸作品とながらも展開に引き込まれる。
主人公の二人だけでなく、周りの登場人物の造形・心理描写が秀逸。
この終末にしか、なりようがなかったのだろうと感覚に陥った。
読了日:11月21日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
ルメートル最新作。「その女アレックス」のような世界が、
いつ来るか、いつ来るかと待っているうちに終わった。
著者初の文芸作品だったのか。下巻へ。
読了日:11月19日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
箱根駅伝直前に出場チームである神奈川大学女子マネージャーが誘拐され、
放送も犯人側に利用され危うい状態。
駅伝シーンと犯人とのやり取りが同時進行する。
ミステリーとしては、色々と物足りなさがあるが、駅伝シーンは楽しんだ。
「風が強く吹いている」同様、現実的にはどうかと思いながらも、
箱根駅伝が好きな自分を再認識。
読了日:11月17日 著者:安東能明
猫 LOVEに溢れるエッセイ。BC(Before Cat)としては、こんなに溺愛するものか
という感想。
読了日:11月13日 著者:角田光代
インパクトある題名とのギャップが大きいが、青春小説であり、「好き」を言わない恋愛小説だった。こんな高校生、いないだろうなあと思いながらも、
世界観に引き込まれて一気読み。二人がお互いを評価する視点が素敵だった。
読了日:11月9日 著者:住野よる
「すばる」連載の俳句レッスンをまとめた一冊。
定型俳句は初心者の又吉だが、感覚が俳句向き、
勘所は掴んでいると見えて上達が早い。
季語には、細かい大量の情報が含まれているので、
気持ちを込めることができるし、季重なりを避けたり、
季語を説明するような文字の無駄遣いが無くすことができる。
歳時記を持ち歩いて、季語を取り入れたいな。
句会のメンツが豪華で楽しそうだった。
読了日:11月8日 著者:又吉直樹,堀本裕樹
5冊の歌集から394句を集めた自歌選集。
読んだことがあるのは「サラダ記念日」「チョコレート革命」だけだったかな。
恋愛の他、官能的な歌も詠んでいる。先生だったことも思い出した。
会うまでの時間たっぷり浴びたくて各駅停車で新宿に行く
見送りてのちにふと見る歯磨きのチューブのへこみ今朝新しき
読了日:11月7日 著者:俵万智
初版1981年。
・上手な有利な弁護士の探し方・頼み方
・弁護士の仕事内容とその費用
・事件を依頼するときの要点・急所
・裁判をする前の準備と心得 ・訴訟の進行中の依頼者の心得
・示談屋・弁護士ともめた時の対策
費用がどのくらいかかるのかが、一番気になる所。
弁護士事務所へ飛び込みは避けた方が良いとの記述、
役場でも無料相談をやっているので、まずそういった相談を使う人が多いのでは。
読了日:11月4日 著者:
先天性四肢欠損症で生まれてきた著者が、高校のチアリーディング部に
入部申し込みに行った時に、あなたの良い所を聞かれた所、
「笑顔と元気」。 チアリーダーの基本を備えており、即入部OKの場面が印象的。
顧問の先生・家族・友人と人にも恵まれている。
読了日:11月1日 著者:佐野有美
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