2019年7月の読書





7月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:3542
ナイス数:166

反省させると犯罪者になります (新潮新書)反省させると犯罪者になります (新潮新書)感想
刑務所での累犯受刑者の更生支援に関わる著者。
題名のつけ方で売る本かと思ったがさにあらず。
すぐに反省を迫るのではなく、加害者目線で考えさせ、
抑圧していた感情に気づかせること。
それを受け止める支援者がいることが重要と説く。
読了日:07月27日 著者:岡本 茂樹


日経PC21 2019年 9 月号日経PC21 2019年 9 月号感想
特集1 Win10&スマホ イライラ解決69連発
特集2 検証! 最強の地図サービス
特集3 ドライブレコーダー最新事情
読了日:07月25日 著者:


等身の棋士等身の棋士感想
報知新聞記者によるコラム。
将棋・棋士への想いが溢れ出す文章の数々。

 勝負という絶対的な二元論の中でしか生きることを許されない男だった。
 激しくて、険しくて、明日の約束されない世界で闘いながら、夢を想う男だった。
(最年長での初タイトル戴冠を目指しながら、羽生王位に逆転負けを
喫した直後の丸山九段との死闘を制した木村一基八段)

女流2級へ昇格を果たした直後、
将棋に出会って良かったと思いますか、 の問いの後の沈黙。
(カロリーナ・ステチェンスカ女流3級)

棋士からの信頼も厚いのだろう。

読了日:07月23日 著者:北野新太


倍音 音・ことば・身体の文化誌倍音 音・ことば・身体の文化誌感想
コミュニケーションへの関心から。
整数次倍音・非整数次倍音など倍音の解説、日本語の特徴、
密息という古来の呼吸法、日本と西洋文化にまで言及が及ぶ。
読了日:07月20日 著者:中村 明一


SNS時代の文章術 (講談社+α新書)SNS時代の文章術 (講談社+α新書)感想
SNS時代の、とあるが、中身は一般的な文章の書き方が書いてあった。
読了日:07月15日 著者:野地 秩嘉


最新 上手なコーチングが面白いほど身につく本―知りたいことがすぐわかる!最新 上手なコーチングが面白いほど身につく本―知りたいことがすぐわかる!感想
コーチングの基本テキスト。
(旧版:2002年7月発行 改訂版:2009年7月)
対象者選別と会社戦略性を明確化しておくことがスタート。
・コーチング 積極的傾聴+指摘で相手の気づきを促す
・ティーチング 知識・技術のある者がない者を指導するトップダウン方式
・カウンセリング 傾聴+共感で相手の気づきを促す(長期間が必要)
読了日:07月14日 著者:山崎 和久


トコトンやさしいVRの本 (今日からモノ知りシリーズ)トコトンやさしいVRの本 (今日からモノ知りシリーズ)感想
感覚原理を理解し、利用するVR技術。教育、医療分野で
劇的に変化が起こりそう。「どこでもドア」の基になるのではないか。
読了日:07月14日 著者:


本を読むときに何が起きているのか  ことばとビジュアルの間、目と頭の間本を読むときに何が起きているのか  ことばとビジュアルの間、目と頭の間感想
認知することとは、脳の中はこんな感じなのか、と思うほど写真や図が
カオス状態の一冊。
刺激を受けた。
読了日:07月13日 著者:ピーター・メンデルサンド


夏井いつきの美しき、季節と日本語夏井いつきの美しき、季節と日本語感想
俳句の季語を、季節毎に五感を用いた成分表を使って紹介。
手紙やメールに定型の時候挨拶を入れるのではなく、
季語を使ってみようという提案。
自分の思いと重なる季語を持ってくることができれば、気持ちのこもったユニークな手紙・メールを書くことができそうではある。
読了日:07月11日 著者:夏井 いつき


身体で考える。身体で考える。感想
ヨーガ行者・指導者の成瀬氏と内田樹の対談。
空中浮遊とか、人を選ぶ話もあるが、成瀬氏の話からは
うさん臭さを感じなかった。
歩くことの重要性、自分感度を高める、明日死ぬかもしれないから「今」を楽しむ、自己判断できる組織など、腑に落ちる部分が多かった。
読了日:07月10日 著者:内田 樹,成瀬 雅春


夫のちんぽが入らない (講談社文庫)夫のちんぽが入らない (講談社文庫)感想
実話を基にした私小説とのこと。
題名からもっと切ない話なのかと思ったが、そうでもなかった。
生きていく中で、いろんな局面での様々な選択の結果、
世の中の常識(みたいなもの)とたとえ違っていたとしても、
今の自分が居るのだ、という事に気づくための長い物語だった。
読了日:07月07日 著者:こだま


しびれる短歌 (ちくまプリマー新書)しびれる短歌 (ちくまプリマー新書)感想
二人の歌人が、短歌について語る一冊。
恋、食べ物、家族、動物、時間、お金。
付録1「歌人ってどうやってなるの?」が興味深かった。
・「奥さんは元気」とふっと聞く妻をお前さんだときつく抱きしむ
・永遠に忘れてしまう一日に レモン石鹸泡立てている
読了日:07月07日 著者:東 直子,穂村 弘


翻訳できない世界のことば翻訳できない世界のことば感想
他国の言葉ではニュアンスを上手く伝えられない言葉集。
・PORONKUSEMA (フィンランド語) トナカイが休憩なしで、
疲れず移動できる距離。約7.5㎞。
・KUMMERSPECK (ドイツ語) 直訳すると、「悲しいベーコン」。
食べすぎが続いて太ること。
読了日:07月06日 著者:エラ・フランシス・サンダース


ゼロからはじめる原価計算 個別原価計算編ゼロからはじめる原価計算 個別原価計算編感想
原価計算ができていない中小企業向けの基礎テキスト。
具体的な仕訳も書いてあり、現場向け。
個別原価計算は受注生産業種、建設業・IT関連業種向け。
読了日:07月05日 著者:佐久間裕幸


トコトンやさしいIoTの本 (今日からモノ知りシリーズ)トコトンやさしいIoTの本 (今日からモノ知りシリーズ)感想
決まったスケジュールに合わせて起きる事象を「スケジュール駆動の事象」
個人の意思や需要が同期になる場合は「イベント駆動の事象」
センサーとインターネットによる駆動を特徴とするIoT社会が、
イベント駆動社会との考え方が重要。
読了日:07月03日 著者:山﨑 弘郎


話し上手 聞き上手 (ちくまプリマー新書)話し上手 聞き上手 (ちくまプリマー新書)感想
大学・コミュニケーション関係の講義内容。
要約、音読、プレゼンを通じて聞く力・話す力を鍛える。
漢字を勉強することで、抽象度の高い言葉を操ることができるというのは納得。
読了日:07月02日 著者:齋藤 孝


誰も教えてくれなかった 実地棚卸の実務Q&A誰も教えてくれなかった 実地棚卸の実務Q&A感想
棚卸の勉強に良いと勧められた。
在庫の置き方・数え方、入出庫のカウントと記帳の両面を合わせることは基本中の基本。

読了日:07月02日 著者:國村 年,松井 大輔,大野 貴史

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