5月の読書メーター読んだ本の数:21
読んだページ数:4213
ナイス数:279
銀行取引の常識がわかる (CK BOOKS)の
感想銀行の与信管理、融資を受ける際のポイント・必要書類について具体例を掲載して解説。
読了日:05月31日 著者:
高千穂 安長
異なれ - 東京パラリンピック車いすバスケ銀メダリストの限界を超える思考 -の
感想東京パラリンピック 車いすバスケでMVPを獲得した鳥海選手が、自分がどんな人間か・どんな思考をもっているかを40個の言葉でまとめた一冊。ワルガキと自分で書いているが、時間にルーズ・年上にため口と、今の日本では異端児扱い
されるのかもしれない。決勝・アメリカ戦は4Q途中まで互角だったのに最後は点が取れなくなった記憶があるが、若手選手に託した監督の気持ちを掴み取っており、今後がさらに楽しみになった。
読了日:05月30日 著者:
鳥海 連志
世界一よくわかる! ギリシャ神話キャラクター事典の
感想ギリシャ神話に登場する神や怪物を通じてギリシャ神話を図版で紹介。ギリシャ神話の登場人物が描かれたりモチーフに
用いられた西洋絵画や映画・ゲームの紹介もあり、知っておくと見方が変わる知識も得ることができる。美術展に行く前に読んでおきたい辞書的にも使える一冊。
読了日:05月28日 著者:
オード・ゴエミンヌ
まさか発達障害だったなんて 「困った人」と呼ばれつづけて (PHP新書)の
感想発達障害と診断されたさかもと未明さんの子供時代からの振り返りと診断した専門医・星野医師の見立てを1章ずつ記載。(母親も発達障害だったのではないかとの星野医師の見立てがあったが)学校・友人らにも溶け込めず孤立していても家族が助けの手を差し伸べておらず、苦しんでいる姿がかなり痛々しかった。治療薬・コンサータを用いることで「治せる(生きづらさを軽減できる)」という点が印象に残った。
読了日:05月25日 著者:
星野 仁彦,さかもと 未明
もしアドラーが上司だったらの
感想Audibleにて。
主人公(リョウ)と上司(ドラさん)の仕事上の指導・やりとりを小説形式でアドラー心理学を解説。
・「行為承認」と「存在承認」は関係ない。
・社会・チームにおいて自分が正しいと信じること・自分が
やるべきことを行うことと周囲にどう思われる/見られるのは他人の課題であるという「課題の分離」。
・「他者信頼」だけで会社は進まない、信用と信頼の区別
など、生きるだけでなく仕事を進める上でも有効な考え方に触れることができる。
読了日:05月23日 著者:
小倉 広
お探し物は図書室までの
感想「赤と青とエスキース」から違う作品も読んでみたくなり読了。人を見る目がやさしい作家さんだ。
仕事や人生に迷いを感じる人々が立ち寄ったコミュニティハウス隣接の小さな図書室で、体の大きな司書が紹介してくれた本に癒され自分の進む道を見つけていく。一種の安楽椅子探偵もの。結果的には自分で見つけているという意味では、カウンセリングを受けているのと同じかもしれない。
読了日:05月18日 著者:
青山 美智子
新 銀行交渉術 ~資金ニーズの見つけ方と対話~の
感想Audibleにて。高校の同級生で再開した製造業・卸売業・旅館業・飲食業・建設業の中小企業経営者と元銀行員との資金ニーズに関する勉強会を行うという形式。資金使途を切り口にした金融知識や融資(長期運転資金融資、短期継続融資、設備資金融資、ABL融資など)情報を元に、実際に融資申し込みに行くまで。
読了日:05月17日 著者:
中村 中
万能川柳デラックス1000の
感想毎日新聞掲載の川柳。2001年から2005年の間、実際に紙面に掲載された句の中から、仲畑氏が厳選した本書。トイレで少しずつ読了。時々ニヤッとする。
相性が良いのは俺が合わすから / 素振りしただけで投手にナメられる / 正直に何でも話す彼がイヤ
読了日:05月10日 著者:
小説8050の
感想中学校時代のいじめが原因で不登校になり、7年間ひきこもるようになった長男。いじめ相手に対して裁判を起こそうとする父親、離婚も考え始める母親、自らの結婚にまい進する姉、家族それぞれの視点から描く。
他の方も書かれているが、厳密に言うと「5020」。このまま放置すると「8050」になるぞ、というストーリーだった。
読了日:05月05日 著者:
林 真理子