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好きこそものの上手なれ 映画「さかなのこ」の原作、映画同様にさかなクンをさかなクンのまま受けいれ育てたお母さんの教育がすばらしいと感じる。小学生の卒業文集に書いた言葉、東京水産大学の先生になって魚の図鑑を作りたいという夢がかなったのは、好きなことをずっと続けてこられたからと。言葉に出すと夢は叶う。
読了日:11月29日 著者:さかなクン

触覚についての考察。一方的な「さわる」から、意思・衝動の確認、共鳴・信頼を生み出す沃野への通路となる「ふれる」。ブラインドランで感じる伴走者と走者の一体感は意外な感じ。多様性が不干渉と表裏一体で分断まではほんの一歩。「多様性」に寄り掛かりすぎると、それは単に人々がバラバラである現状を肯定するための免罪符になってしまう、という指摘は、多様性が重視される最近の中では頭に入れておきたい。
読了日:11月28日 著者:伊藤 亜紗

特集 音でよみがえる風景 フィールド・レコーディング / スペシャルインタビュー リナ・サワヤマ / 英国『となりのトトロ』舞台化。時代と響き合う“自然との共生” / ミャンマーのパンクバンド。軍政に抗う命がけの録音
読了日:11月28日 著者:

営業スキルはライフスキル。1章から3章は若手営業担当者向けスキル、4章はマネジメント、5章は雇用延長勤務者対象の内容と、『「生涯現役」で活躍するための最強テクニック』。
読了日:11月23日 著者:阿部George雅行,佐藤 美咲

ヴァン・ホーン事件で探偵役をやらないと誓ったエラリイが、マンハッタンを震撼させる連続絞殺魔〈猫〉の特別捜査官として復帰。被害者9人の関係性が見えるまでは、ミステリというよりサイコ・キラー、パニック映画のようだった。最高傑作に上げる人もいるというのが頷ける作品だった。
読了日:11月18日 著者:エラリイ・クイーン

第167回芥川賞受賞作。表紙と題名からホンワカした話なのかと思ったら、全然そうではなかった。仕事は全くできないが保護される存在の芦川が、そんな暇あれば仕事しろよと言いたくなるほど、作って持参する自作おやつを美味しいと食べるという同調圧力がかかる社内、心の底では軽蔑しながらも付き合いが進二谷。芦川に一緒にいじわるしようと伝える押川が一番普通に思える。ザワザワさせられる小説だった。
読了日:11月16日 著者:高瀬 隼子

Audobleにて。著者 ジェーン・スー ナレーション 堀井美香という"OVER THE SUN"コンビ。雑誌『美ST』の連載 44本のエッセイ。美容・ファッション・コスメだけでなく年を重ねること、女として生きること、など著者らしい切り口の一冊。
読了日:11月16日 著者:ジェーン・スー

脳内出血から脳ヘルニアを生じ、遷延性意識障害の確定診断を受けた夫の介護・施設探しを描く。夫の介護は妻が自宅でという見えない壁に抗い、植物状態の夫のキャラクターに触れてくれたりリハビリに時間を掛けてもらうと心が動く。この人がいなくなったらどうしようと泣いてしまうのは愛は依存。愛情の形は変わっていい、夫との新しい関係を築こうとする、方にはまった介護ではない関係がここにあった。
読了日:11月14日 著者:野田敦子

特集 幸せ呼ぶ、子育て支援 / スペシャルインタビュー トム・デイリー / ウクライナ。ロマの人々が直面する差別、棲み分け、孤立 / スロベニア 首都で車禁止10年。“くつろげるストリート空間” / 監督インタビュー 映画『土を喰らう十二ヵ月』中江裕司 監督
読了日:11月12日 著者:ビッグイシュー日本

企業理念・ビジョン・事業の意義・使命・付加価値が相まって作ったブランドを社内に浸透させるインナーブランディングで組織強化を図る。ブランドの意味を伝え理解してもらえるだけでなく、社員一人一人が自分ごとと捉え、ブランドコンセプトに沿った考え方・行動が自然にできるようにするのが目的。採用は、実績ではなく未来を語れ、という点も印象に残った。
読了日:11月11日 著者:関野 吉記

中島みゆきの歌詞集。詩だけに集中できる。「化粧」・「ファイト!」が良かった。
読了日:11月11日 著者:中島 みゆき

シロイヌナズナの研究に全てを掛ける大学院生・本村さんと思いを寄せる料理人・藤村。植物が恋のライバルとは中々厳しい。愛なき世界どころか愛がそこら中に溢れていた。松田先生のピンボケ写真の話に感動。
読了日:11月10日 著者:三浦 しをん

無料電子版にて。2巻で早くも研修会で結果を出していく。自分の奥歯を破壊するほどのスイングで飛距離を叩き出し、思い切ったパットなど、研修生離れしたプレーに引き込まれる。
読了日:11月08日 著者:坂田信弘,かざま鋭二

「ほめる」というと甘やかすというイメージを持っている人も多そうだが、この教習所での取り組みは育成の基本が詰まっている。ダメな指導者は「できない」を指摘し、いい指導者は「できる」に目を向ける。 「叱る」指導は「基準に達していないところを指摘する」指導、「ほめる」指導は「今、基準をどれくらい満たせているかを指摘する」指導、「相手が話を聞いてない」のではなく、「あなたの話が伝わってない」だけ、というのはその通りだろう。信頼感の醸成が重要で、「ほめる」は相手を観察する第一歩。
読了日:11月06日 著者:加藤 光一

電子版無料にて。90年代半ばのベトナムの日本食屋さんに並んでいて、面白いと評判だったが30年経って初めて読んでみた。80巻以上も出てることにびっくり。京大を中退した24歳の沖田のプロゴルファーへの道。ひたむきな取り組みに促されて読み進めた。
読了日:11月02日 著者:坂田信弘,かざま鋭二

電子版無料にて。コミックでは読んだことがなかった気がする。響子さんは最初から五代裕作を憎からず思ってたのか。
読了日:11月01日 著者:高橋留美子
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