2025/02/28

掲示板のお言葉 127

 「天網恢恢疎にして漏らさず」を分解すると、こんな意味になるんだなあ。



天知る

地知る

我知る

人知る

閻魔さまはもっと知ってる

2025/02/23

どうすれば良かったんだろう ~『どうすればよかったか?』~


昨年末の公開から評判となり、徐々に上映する劇場が増えてきた「どうすればよかったか?」を鑑賞。

以下、公式HPより

『面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。

このままでは何も残らない——姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。

20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける』



発症したであろう姉の夜中の叫び声からスタートした映画は、家族だからこそ撮影できて、監督が公開を決めたから広く見ることができたであろう、映像の数々で綴られていた。

両親は娘が精神病になったことを認められないのだろうなあと感じたり、父親と母親との認識がすれ違っていたり、もうちょっとやりようはなかったのだろうかと、外からは感じてしまう。
特に母親の痴呆が進み、ようやく姉を入院させることができた後、戻ってきた姉の目は光を取り戻し、会話が成立している姿が流れると、もっと早く医療に頼ることができたら変わっていたのではないかという気持ちがぬぐえなかった。

監督もこんなに時間を掛けずに何かできたのではないかと思ってしまうが、自分でもそういった葛藤を含めての映画公開、題名なのだろう。

2025/02/20

掲示板のお言葉 126

ぶっきらぼうだけど、一人にはしないという気持ちを感じるなんだか有難い言葉だ。 



望もうと望むまいとあなたは独りじゃない

2025/02/16

帰りに一杯 4 ~ 鶏太郎 上本町駅ナカ店 ~

 


近鉄 大阪上本町駅ホーム内にある立ち飲み屋。

鶏太郎 上本町駅ナカ店


電車の時間待ちに立ち寄る事ができる気軽さがある。


飲み物とツマミのほろよいセット 600円、キャッシュオン方式の現金払い。


狭い店内だが他のツマミメニューも揃っている。

もう一杯飲みたい気分であったが、一杯で終了。


2025/02/12

KIRIN Premium ジンジンジャー 杜の香

 キリンから期間限定で発売されているジンジンジャー 杜の香。



ジン・バックをイメージしたジンジンジャー、ジンジンジャーという言い方はするのだろうか。

ジンにジンジャーエールが合っており、爽やかな飲み口、料理と食べても美味しいかも。

2025/02/09

ほっこりあんかけうどん ~ 京都下がも 旨味 ひとつ ~

 



用事があり出掛けた京都市営地下鉄 北山駅。
お昼時、昼食を食べようと駅前のお店を探るも、インバウンドの影響もあるのか生憎どこもいっぱい。

どこかないかなあと歩くもお店は見当たらない。何だかリアル孤独のグルメの様相を呈してきた。

と、うどん屋の看板を発見。


京都下がも 旨味 ひとつ


席も空いていたので、良かったと暖簾をくぐった。

お出汁を1日かけて引いており、うどんでも丼でも美味しいと言われると、両方食べたくなる貧乏人根性が顔を覗かせる。


九条ネギと鶏肉のあんかけうどんのミニ丼セットを注文する。


うどんを湯がいているので、10分ほど時間がかかるとのこと、ゆったりと待つ。

そして登場。


九条ネギたっぷりのうどん、きしめんのような平麺だった。


本当に美味しい出汁だった、京都のうどんはこれ!という感じだ。
徐々におろししょうがも加えていく。

丼はかき揚げ丼ぶりにした。



ばったり出会ったお店だったが、とても美味しいうどんを食べることができて、幸せ。


関連ランキング:うどん | 北山駅松ケ崎駅北大路駅

2025/02/03

数量限定 陸ハイボール

これも限定マーク入り。 

キリン 陸ハイボール


「キリン 富士御殿場蒸溜所の多彩な原酒を主体に、日本の風土や食文化に合った味覚を追求。香り、味わい、余韻、それぞれに特徴のある香味豊かなウイスキー」という説明が、HPに記載されている。

推奨レシピとしては、陸1:5炭酸 レモンなしとのこと、それを再現したものだろう。


2025/02/01

2025年1月の読書

 



1月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:3510
ナイス数:176

コルシア書店の仲間たち (文春文庫 す 8-1)コルシア書店の仲間たち (文春文庫 す 8-1)感想
60年代留学中にミラノのコルシア・ディ・セルヴィ書店の仲間に迎え入れられた著者のエッセイ。結婚、上流階級、海外から来た貧しい友人、様々な人たちとの交流が描かれている。全ての人が幸せな人生を送っているとは言えないが、寄り添ってる感覚になった。何度か読み直したい。
読了日:01月31日 著者:須賀 敦子

ほろよい読書 おかわりほろよい読書 おかわり感想
Audibleにて。こちらも5人の作家によるお酒をテーマにした5編。オイスターバーでの対決、継母とのジンなど、サスペンステイストが多かったが、ファンタジーかと思わせた最後の短編「タイムスリップ」の赤ちょうちんに癒された。日本酒飲もう。
読了日:01月30日 著者:青山 美智子,朱野 帰子,一穂 ミチ,奥田 亜希子,西條 奈加

ONE PIECE モノクロ版 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)ONE PIECE モノクロ版 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
ルフィとゾロの旅がスタート。大事なものを守るシュシュがいじらしい。2巻目で友情、努力、勝利が登場。
読了日:01月28日 著者:尾田栄一郎

THE BIG ISSUE JAPAN495号THE BIG ISSUE JAPAN495号感想
特集 世界をつなぐ文学へ-言語を超えて / スペシャルインタビュー マララ・ユスフザイ / ポルトガル。「世界農業遺産」“巨大な力から人々の領土を守る運動” / 表現する人 絹布に生まれる、ろうけつ染め特有の奥行き感 古屋絵菜さん / 『港に灯がともる』安達もじり監督
読了日:01月27日 著者:ビッグイシュー日本

ONE PIECE モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)ONE PIECE モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
無料電子版にて。有名だが読んだことのない作品を読んでみようと昨年から始めているが、その1つとして。ワクワクし、続きが読みたくなる感じだ。
読了日:01月26日 著者:尾田栄一郎

空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集―空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集―感想
2007年から奈良少年刑務所で行われた更生教育「社会性涵養プログラム」の一環で、受刑者たちが書いた詩をまとめた詩集。小学校低学年が書いたような詩もあるが、思いがしっかりと伝わって来る詩まで様々。このプログラムでコミュニケーション力がアップした受刑者が多かったとのこと、安心して学ぶ場を与えられてこなかったのかもしれないと感じる詩集だった。
読了日:01月23日 著者:受刑者 (著), 寮 美千子 (編集)

大人の愛着障害: 「安心感」と「自己肯定感」を育む方法 (心のお医者さんに聞いてみよう)大人の愛着障害: 「安心感」と「自己肯定感」を育む方法 (心のお医者さんに聞いてみよう)感想
愛着障害:両親などの養育者との愛着形成がうまくいかなかったことで現れる。生きていていいという基本的な安心感の欠如・ほめられても満たされない、足りない感じがする・自分を大切にする感覚がわからない、など、生きづらさを感じる原因を愛着形成不全に求め、再形成する方法を教えてくれる。
読了日:01月22日 著者:

六月のぶりぶりぎっちょう六月のぶりぶりぎっちょう感想
「三月の局騒ぎ」と表題作の2編。「三月の局騒ぎ」は京都の女子寮を舞台とした万城目ワールド。にょご、壺、局といった言葉づかいや「八月の御所グランド」の続きかと思わせる過去の人物との邂逅と楽しめた。一方、「本能寺の変」を下敷きにした表題作は、最後に向かうに連れてごちゃごちゃとしてしまったのが残念だった。
読了日:01月21日 著者:万城目 学

相席いいですか? 1【電子限定描き下ろし付き】 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)相席いいですか? 1【電子限定描き下ろし付き】 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
無料電子版にて。仕事はできるが部下との関係に悩む椿とコミュ力はあるものの仕事が全くできない桃子と正反対だが不器用が共通点の二人が、ランチの相席をきっかけに関係を深めていく。心地よい雰囲気が流れている。
読了日:01月21日 著者:河上だいしろう

THE BIG ISSUE JAPAN494号THE BIG ISSUE JAPAN494号感想
特集 注目!「地中熱」エネルギー / スペシャルインタビュー カズオ・イシグロ / オーストリア。保険未加入者を対象としたザルツブルクの無料診療所 / 子ども本来の“成長する力”を後押しする遊具 / エッセイ 残波岬からホエールウォッチング 黒川祐子
読了日:01月16日 著者:ビッグイシュー日本

藍を継ぐ海藍を継ぐ海感想
第172回直木賞受賞作。読んでる途中に受賞発表があった。 土、ニホンオオカミ、建物の残骸、隕石、ウミガメと地元の歴史を絡めた5編の短編集。どのテーマも長編にできそうなほど調べられていて、短編にするのは贅沢だ。小説としては、若干説明っぽさが気になりもっとうまく書けるのでないかと感じるが、表題作である「藍を継ぐ海」は主人公の心情と未来とがウミガメのモチーフにピッタリだった。
読了日:01月16日 著者:伊与原 新

後悔しない時間の使い方後悔しない時間の使い方感想
Audibleにて。貯める事が難しく、有限である「時間」を有効に活用するための方法を解説。先延ばし癖、SNS中毒、動画三枚から抜け出すための問いかけを自分に行う。後悔しない生き方はそれでよいのか。
読了日:01月16日 著者:ティボ ムリス

アオアシ 19 エスペリオンユニフォーム付き限定版 (ビッグコミックス)アオアシ 19 エスペリオンユニフォーム付き限定版 (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。船橋学院のトリポリ・ルフィンの差別を受けてきたサッカー人生、チームの繋がりがメインテーマだった。ここから巻き返すことができるか葦人。
読了日:01月16日 著者:小林 有吾

アオアシ(18) (ビッグコミックス)アオアシ(18) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。どんどん高いレベルの戦術で戦うエスペリオン、福田監督がこんなに悩むことがあっただろうか。後半が気にかかる。
読了日:01月14日 著者:小林有吾

日経おとなのOFF 2025年絶対見逃せない美術展(日経トレンディ2025年1月号増刊)日経おとなのOFF 2025年絶対見逃せない美術展(日経トレンディ2025年1月号増刊)感想
25年の美術展はお祭り騒ぎ!2025年絶対見逃せない美術展 / やっぱりゴッホが好き。 / 風景だけじゃない印象派の神髄 巨匠たちの絵に驚きの革新 / ミロの傑作「星座」シリーズがやってくる / 至宝で味わう日本の美の神髄 / 美術館のご意見番、熱く語る 山下裕二さん×高橋明也さん 2025年ヒットする美術展はこれだ!
読了日:01月12日 著者:

ほろよい読書 (双葉文庫)ほろよい読書 (双葉文庫)感想
「お酒と女性」をテーマにした5人の作家によるアンソロジー。1話目からお酒が入ったスイーツにひねりがあるストーリーで、アレっと思わされたが、日本酒蔵の娘、自作果実酒にハマるアラフォー女性、夫に出ていかれた食事と酒を分けたい妻など、色々な酒とドラマを楽しめた。最後のコロナ禍のオンラインバー「bar きりん組」では、登場人物と一緒に癒された。
読了日:01月10日 著者:織守 きょうや,坂井 希久子,額賀 澪,原田ひ香,柚木 麻子

アオアシ(17) (ビッグコミックス)アオアシ(17) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。海外遠征でチームから浮く阿久津も自分を貫き通す。サッカーにのめり込み過ぎの葦人の次の試合は大丈夫か。
読了日:01月09日 著者:小林有吾

新装版 動物のお医者さん(1) (ビッグコミックス)新装版 動物のお医者さん(1) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。昨年小学館から新装版が出ているとは知らなかった。チョビ、ハムテル、二階堂、漆原教授らの活躍はそのまま、「このカシオミニを賭けてもいい」「私はリスしっぽをそられたの」の名シーンもそのまま。
読了日:01月08日 著者:佐々木倫子

アオアシ(16) (ビッグコミックス)アオアシ(16) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。試合までの練習、戦略、監督・先輩のアドバイス、エゴを通す、チームワークなど全てがハマった東京VANS戦。サッカーの戦術含め読み応えたっぷりの16巻だった。
読了日:01月07日 著者:小林有吾

闇バイト 凶悪化する若者のリアル (祥伝社新書 683)闇バイト 凶悪化する若者のリアル (祥伝社新書 683)感想
特殊詐欺事件・闇バイトの裏にいる半グレの解説から、闇バイトの実態、逮捕された人への聞き取り。逮捕経験がある人がその経験を語る第4章「闇バイトのリスクと真実」が面白かった。特殊詐欺・闇バイトの実行犯の取り分はゼロから少なく首謀者が儲かる、闇バイトは一時のカネを選ぶか一生の破滅を選ぶかという選択、という言葉に臨場感があった。
読了日:01月07日 著者:廣末 登

アオアシ(15) (ビッグコミックス)アオアシ(15) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。Uー18代表遠征への選手輩出で揺れるチーム。アシトら1年組のディフェンスは、ロープ練習の成果が出て試合序盤は機能するも、穴をつかれてピンチが訪れる・・・
読了日:01月06日 著者:小林有吾

アオアシ(14) (ビッグコミックス)アオアシ(14) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。1年生中心のBチームが練習・紅白戦に奮闘する。ディフェンスの理論とマインドが勉強になった。
読了日:01月04日 著者:小林有吾

PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐感想
久しぶりに再読。日本語・英語が併記、世界中からこんなにも応援してくれていたのかと改めて認識できた。「人間というのは言葉を食べて生きているのだと改めて思った。」坂本龍一の言葉に納得した。
読了日:01月02日 著者:

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