2026/02/09

 『湯』で考えた事 

 『湯』 ゆ、とう、たん と読む。

コトバンク デジタル大辞泉を調べると、以下のようなたくさんの意味が書かれている。



1 水を煮えたたせて熱くしたもの。「やかんで湯を沸かす」

2 入浴するために沸かした水。また、風呂ふろ。「湯に入る」「湯に行く」

3 温泉。いでゆ。「湯の町」

4 鋳造に用いる、金属を熱して溶かしたもの。

5 船の中にたまった水をいう忌み詞。あか。ふなゆ。

6 煎じ薬。薬湯。



とう

1 熱い水。ゆ。「湯治/温湯・銭湯・熱湯・薬湯・浴湯」

2 煎せんじ薬。


英語では"hot water" 、ベトナム語も"nước nóng"と「水+熱い/温かい」

という組み合わせで表現する。

韓国語もそうだなあと思うと、意外と一単語で「熱い/温かい水」を表現する言語は少ないのかもしれない。フランス語、ドイツ語も同じパターンらしい。

フランス語:eau chaude

ドイツ語:heißes Wasser


ネット検索すると、ロシア語・ウクライナ語は一単語とのこと。

Chat GPTに聞いてみると、日本語の表現は特殊らしい。

ロシア語:кипяток(kipyatók)

ウクライナ語:окріп(okrip)

どちらも「沸かした(=熱い)水」の意味で、「一度は沸騰した水」というニュアンスが

かなり強いそうだ。同じ一単語だが、意味の守備範囲は日本語の方が広い、と。


漢字文化圏の大元・中国語は「湯」で「スープ」を意味するし、日本語が特殊なことに変わりがない。


入浴文化・湯治、茶道などが「湯」に「熱い/温かい水」以上の意味を付加したとChat GPTは説明してくれるが、この辺りはもっと調べてみたいもんだ。

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