7月26日に幕を閉じた第113回 ツール・ド・フランスは、1週目から強さを見せたポガチャルが5度目の総合優勝(2020年・2021年・2024年・2025年・2026年)を果たし、5勝クラブ入りした(その他は、ジャック・アンクティル、エディ・メルクス、ベルナール・イノー、ミゲール・インデュライン)。
スペイン・バルセロナからスタートした今年のツール、UAEチームエミレーツXRGのチームメートであるイサック・デルトロにポガチャルが優勝を譲った第2ステージは、記憶に残るステージだった。
才能あるデルトロをチームに残しておくための動きか?という話も聞かれたが、デルトロのために総合3位とマイヨ・ブラン(新人賞)を確定させるためにラルプ・デュエズ山頂ゴールの第20ステージでは、自身の優勝を捨ててポガチャルは献身的なアシスト。2位と3位で並んで「闘牛ポーズ」でフィニッシュし、絆の深さを見せつけた。
毎年ドラマが生まれるが、2026年は最終21ステージにも劇的なドラマがあった。
昨年に引き続いてシャンゼリゼ周回コース7周とモンマルトルの丘を3回駆けあがるコース、
山火事の影響でコースが133kmから89kmに短縮され、シャンゼリゼ周回コースの中でスタートした。
最初の数周は凱旋パレードの趣であったが、残り3週で総合成績が確定すると、最後のモンマルトルの丘でポカチャルとマチュー・ファンデルプールが抜け出す。
残り1kmまで2人で逃げるが、追いすがるメイン集団にポガチャルは吸収。残り600mでファンデルプールが最後のスパートを掛け、背後に迫るスプリンターたちを振り切り劇的なステージ優勝を飾った!
ヴィンゲゴーの落車リタイヤは残念だったが、今年も楽しませてもらった。
~ 4賞受賞者 ~
マイヨ・ジョーヌ :タデイ・ポガチャル
マイヨ・ヴェール :マッズ・ピーダスン
マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ:リチャード・カラパス
マイヨ・ブラン :イサック・デルトロ
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