2010/10/27

「粗忽の釘」 瀧川龍昇

お台場寄席 - フジテレビのポッドキャスティング『フジポッド』 10月21日配信。

上方落語では「宿替え」
引越し先で箒をかける釘を打って欲しいと奥さんに頼まれるも
八寸もある瓦釘を長屋の壁に打ち込んでしまう。
お隣さんに行って、壁から釘が出てないか見に行くと
仏壇の阿弥陀さんの股座から釘がニューっと飛び出していた。

毎日こんな所まで箒をかけに来るのは大変だ、というお話のはずだった。

この瀧川龍昇の「粗忽の釘」は、かける物が箒ではなく、何とエキスパンダー。
エキスパンダーという単語を聞いたのも久しぶりだった。
古典だと思って聞いていたが、長屋の壁にエキスパンダーが掛かってるかと
想像したら可笑しかった。

2010/10/21

W6 @DENVER 投げなきゃ何にも始まらない

敵地インヴェスコ・フィールド・アット・マイルハイで行われた第6週のゲーム。
いつの間にかブロンコスは、ランのチームからパスのチームに様変わりしている
今シーズン。

JETSは得意のラン攻撃を序盤封じられ、サンチェスも今シーズン初めて
インターセプトを喫するなど(2INT)、ホームズのファンブルと合わせて
チームで3ターンノーバー・・・。

さっき試合を見終わったが、サンチェスは2つのインターセプト以外にも
危ないパスもちらほら見られて、去年のセインツやビルズ戦のような
自滅負けゲームになってもおかしくなかった。

しかし、大きく崩れることなく、最後にトムリンソンのランで24-20で逆転勝ち。



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17-20と3点差を追う後半も終盤。
残り時間1分26秒 4th down 6  デンバー陣48ヤードから
ゴールライン付近へ走りこんだホームズへロングパス!
これをデンバーのパスインターフェアを誘い、敵陣2ヤードからの攻撃をゲット!!

トムリンソンのTDに繋がった。

無茶投げ&反則に助けられた試合のようだが、エドワーズ・ホームズ
ケラー・コチェリーというWR陣を手に入れたSANCHEZは、6ヤード取るのではなく
ロングパスを選んだ(単にカバーされてただけかもしれないけど)。

「昨年ならばアンダーニースのパスで1STダウンを狙っただろうが
今年は違う。レシーバーに投げればどうにかできると思って投げただろう。」
とRYANコーチも述べている(英語の読解力が間違ってなければそう言ってた)

来週はBYE WEEKでお休み。
5勝1敗で切り抜け上出来の序盤戦だった。
怪我の治療を行い、中盤戦取りこぼしのないように走り抜けろ!

2010/10/13

W5 MNF 2年前のQBを撃破

WEEK5で、ファーブ率いるバイキングスをホームに迎えた、
マンデーナイトフットボール。
最後までもつれた展開だったが、ラウリーのプロ初のインターセプトリターンTDで
勝負あり。29-20で競り勝った。

WEEK2に続き、試合前の雷雨で試合開始が延び、
2Qの終了間際にも豪雨といってもいいような雨がフィールドに
降り注いだ。
雨の影響か、JETSのレシーバー陣のドロップも多く、
サンチェスは 21/44 191Y と成功率は50%を割り、
TDパスはなし。しかし、またもインターセプト・ファンブルは与えず、
勝利の要因の一つとなった。

トムリンソン 20回キャリー 94Y
グリーン   10回キャリー 57Y 1TD

ランに強いMINディフェンスにたいして、計150ヤード以上を獲得。
オフェンスラインのコンビネーションが素晴らしい。

前半から後半にかけて、5つのFGだったが
一つでもTDにできていれば、もっと楽な試合だったかもしれないが、
52ヤードを決めたフォークの安定感も心強いなあ。



↑クリックで動画スタート

前半のディフェンスは完璧にファーブのパス、ピーターソンのランを
食い止めたが、後半に入るとさすがはファーブ。
この試合の前に急遽移籍したモスにTDをヒットし、
通算500TDパスを決めた。

この試合からリービスが復帰するも、100%ではない様子。
ハービンにTDパスを決められるなど、本調子には程遠い。
あんまり契約で揉めて、練習をしないからこういうことになるのだ。
来週はパス攻撃1位のブロンコスが相手なので、しっかりと制空権を
コントロールして欲しい。

しかし同地区対決が3試合もあった序盤を4勝1敗とは
上出来である。
オフェンス・ディフェンス・スペシャルチームのバランスも良い。
エドワーズがtwitterで、ファンに対して雨の中遅くまで応援してくれたこと
に対して感謝の言葉がつぶやかれていた。
こんなファン思いの選手だったっけ?
良いチーム状態がさせたのではないかと思っている。

ファーブがいた2008年シーズンは、シーズン終盤大失速で
プレイオフを逃したが、今年はそのようなことがないように
宜しく頼みます。

2010/10/07

LT 攻撃部門週間MVP

3週続けての同地区対決 BILLS戦に38-14と快勝したJETSに
LTが第4週の攻撃部門週間MVP受賞とのニュースが入った。

133ヤード 2TDとキャリア通算47回目の100ヤードラッシュと2つ以上の
TDを記録していた。
解説者の板井関大ヘッドコーチが言及していたが、
LTもさることながら、OL陣のブロックも素晴らしい。

限界と言われたLTもまだまだ能力を発揮できるだろう。



クリックで動画スタート

SANCHEZは第4週を終了しても0 INT・O FUMBLEの成績。
昨年から比べるとフィールドが良く見えており、
TE KELLER やEDWARDSの落球癖まで無くなって、
パス攻撃が劇的に改善された。

次週よりHOLMESが復帰するが、WRのタレントはNFLの中でも
トップレベルといえるのではないか。

来週はMNFでFAVREとの対決。
何とNEからMOSSがMINにトレードされたので、
また対決かい。
今度はREVISは抑えることができるかな?

2010/10/03

UCIロード世界選手権 新城幸也 9位

今日、オーストラリア・メルボルンで行われた男子エリートに出場した
新城幸也選手が、これまでの日本人最高順位を大きく更新する
9位に入った。

262.7kmの長丁場、のぼり基調のゴールで単純にスプリンターが
有利なわけではないというコースプロフィールで、
登りも得意でブエルタでも調子がよかったジルベールが優勝候補筆頭に
上げられていた。

レース序盤は5人が逃げを決め、最大23分差を付ける展開。
徐々にメイン集団は差を詰めるが、その中でもイタリア勢が積極的に
仕掛けを見せ、一時はイタリア勢がレースをコントロールしたかに
思えた。

日本勢は、新城・別府・土井と出場の3人が追走集団に全員残り
ラストのスプリント勝負まで生き残りを掛けた。

最終周回残り数kmで30人程度の追走集団が逃げ切りを図る
ジルベールを捕らえ、スプリント勝負に。

優勝はスプリンターのフースホフトが優勝。
その後ろを悔しそうな顔で新城選手が9位でゴール!
実況・解説陣もツイッターのロードレースクラスタのTLは大興奮!!
別府選手 30位 土井選手も72位と出場全員が完走した。

新城選手は2年連続ツール・ド・フランス完走し、ジロ・デ・イタリアではステージ3位
と着実に実力を認めさせてきたが、また一つ良い勝負を見せてくれた。

日本勢バンザイ!