阪急電車 今津線

王子スタジアムでアメフト観戦の帰り道、
映画「阪急電車」の舞台となった今津線に乗ってみようと
西宮北口駅で乗り換えた。

学生時代は西宮スタジアムでのアメフト観戦のために
何度となく訪れた阪急 西宮北口駅だが今津線に乗ったことはなかった。
今回が初乗車。

宝塚行きホームは、6・7番線で、階段を下りるとちょうど発車間際で
電車に飛び乗った。
映画の影響か、いつもこのくらいの状態か、乗客は多い。
門戸厄神-甲東園-仁川-小林と電車は進む。

中谷美紀演じる翔子が、寝取られた彼氏と寝取った後輩の披露宴に
白いドレスで乗り込んだ帰り、
今津線車内で、宮本信子演じる時江と出会い、抱え込んでいた想いを
吐き出す。
時江にいい駅だからと勧められて下りた駅が小林駅(おばやし)。

こじんまりとしているが、古ぼけた町並みではない所に、阪急沿線を感じた。

映画の最後の方で、翔子はこの街に引っ越して来ており、
いじめを受けている女の子を、元気つけるシーンがあり、
二人が座っていた椅子を指差して、「ここよねえ」と確認しあう
女性二人組みの姿も見られた。











宝塚まで行かずここで折り返して西宮北口へ。
車内で高齢の女性を見かけると、つい時江を重ねてしまった。

今津線は映画の舞台となった宝塚-西宮北口間と
神戸線の線路で分断された西宮北口-今津駅間がある。

帰りは今津駅まで行き、阪神-近鉄と乗って帰ってきた。


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