2011/06/25

千本鳥居@伏見稲荷

祇園の翌日、梅雨空を気にしながらも、伏見稲荷に。

京都に引越してから、一度は伏見稲荷の千本鳥居を見てみたかったので、
丁度いい機会と出かけた。












楼門の脇には、狛犬ならぬ狐が出迎えてくれた。

工事中の本殿の脇を山側に抜け少し登るとお目当ての
千本鳥居が出てきた!












間隔を短く鳥居を敷き詰めた道が2本平行に並んでいる。
朱色の道を歩いていると不思議な感覚に捕われた。
映画じゃないが、白装束の少女でもひょいと出てきそうだ。












鳥居なので雨ならば、濡れていたが、

幸いにも雨には降られず。


地図によると標高233メートルまで登ることができるが、

千本鳥居を抜け奥社奉拝所でお参りの後、引き返した。

祇園 花咲 ミニ懐石

先週の土日に、妻のお母さんが愛媛から遊びに来てくれた。

京都見物にでもと、八坂神社・祇園・伏見稲荷・
三十三間堂を見物。

せっかくなので美味しいものでもと、「祇園 花咲」のランチ
ミニ懐石を試してみた。

祇園 花咲 祇園店
花見小路通りを建仁寺に向かって南に折れ、4本目を西に曲がって
少し進むと右手に入り口が見えてくる。

ホームページを見るとちゃんとして料亭で、普段の生活では
ご縁がないので少し緊張・・・。

しかし、予約したのは、ミニ懐石 ¥3,675.-これ以上取られることはない!
はず。

季節の小鉢とお造りに続いて、焼八寸
鯛となす田楽、鯛の皮のパリパリ感が美味しい。











かぼちゃ饅頭のあられ揚げあんかけの旨さにも
やられた後に、夏の京都と言えば、ハモ。

ハモの天ぷら












最後はご飯と味噌汁だー、と思っていたら
浅漬けのお寿司とは、お腹にもやさしいチョイスだった。












どの料理も手が込んでて、家ではこんなに品数を作るのは大変だし、
出汁がしっかりと効いた胃にも、ミニとはいえ大満足の懐石だった。

最後にお土産として、ちりめん山椒をもらって、更に大満足!

2011/06/05

立川談春 独演会@神戸


3月の子別れに続き談春二連チャン。
ほとんど追っかけ状態だが、ツイッターの神戸のフォローワーさんとの落語鑑賞。

弟子春太の前座話の後、談春登場。二年ぶりの神戸、
談志のカバン持ちで東西寄席に来たかったなあなどとマクラを振るが、
長かった。噺に入らずマクラで終わるのかと思ったほど。
昔と今の縁日が変わったとの流れから、「高田馬場」へ。

浅草の市でがまの油売りが客の中から親の仇を見つける。
どうしてもやらなけばいけない仕事があるので、
翌日場所と時間を決めてくれと言う仇の言葉を信じて、その日は別れる。
おさまらないのは野次馬の江戸っ子たち。
翌日昼の高田馬場の仇討ちを一目見ようと朝から大集合する。

にわか茶店が出て、大にぎわいする高田馬場。
ある茶店で仇に似た人間が浴びるように酒を飲んでいるのを見つける。

何してるんだと問い詰めると、仇討ち自体が芝居で、
高田馬場の茶店の水揚げから2割もらうんだというさげ。

中入を挟んで「妾馬」に。
がさつで母親にまで生まれそこないと言われた八五郎の妹おつるが奉公先の殿様の世継を産んだ。
殿様に呼ばれてお屋敷に上がる。
殿様にもべらんめえ調で飾らない八五郎。
しかし、おつるに対して天狗になることなく、夫と子のために生きなさいと説く。
身分違いで孫の顔も見ることが出来ないと嘆く母親に孫を会わせてやってほしいとお願いする場面は、ぐっときた。

過度な泣かせはなく、笑わせてくれたいい噺だった。

神戸朝日ホールは、落語にはピッタリのキャパだった。

2011/06/01

5月の読書

5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2002ページ

偉大なる、しゅららぼん偉大なる、しゅららぼん
久しぶりの関西万城目ワールド、滋賀版。「鹿男」「ホルモー」同様、よくこんな話を考え付くなあ。しかし、段々と万城目ワールドに慣れてきたのか、「ホルモー」を読んだ時のびっくらこいた感が薄まってきたかも。次は忍者ものを書きたいとおっしゃってたので、早くも楽しみ。
読了日:05月31日 著者:万城目 学
携帯メール小説携帯メール小説
読了日:05月24日 著者:
ファイナル・ラップファイナル・ラップ
陸上ものかと思いきや、エロい小説に近くて期待はずれ。
読了日:05月17日 著者:川島 誠
リストラなう!リストラなう!
再販制度・印税・電子書籍など出版業界の裏側を暴露。本文よりもコメントが面白かった。
読了日:05月13日 著者:綿貫 智人
六番目の小夜子六番目の小夜子
12年ぶりに再読。昔より面白く読んだ。朗読劇の場面がちょっとゾクゾクした。
読了日:05月04日 著者:恩田 陸
ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)
単なるパラレルワールド物かと思って読んでたら、自分がいなかった世界を見せ付けられるという重たいストーリー。
読了日:05月03日 著者:米澤 穂信

読書メーター