2011/07/24

承天閣納涼寄席





相国寺承天閣美術館で開催中の「ハンブルク 浮世絵コレクション展」
の記念イベントとして、落語会も開催。
3回の内の第一回目に抽選で当たり、展覧会鑑賞と共に落語を
聞きに行った。

承天閣美術館で浮世絵展も落語会も初めての試みとのこと。
店員200人 という落語に手頃な大きさだった。



桂二乗 「開口一番」

桂米二の弟子、京都の二条に住んでいる落語家。
人を褒めて酒を一杯飲ませてもうらおうとするも、
しくじってばかりのおっちょこちょいの噺。

落語らしい噺で、まずは前座として場を暖めてくれた。

桂米團治 「地獄八景亡者戯」

出てくるだけで笑ってしまうような雰囲気。
マクラで父・米朝の話をしまくって客を掴んだ。

時事ネタを盛り込めるこの噺、ライブで聞くのは初めて。
今回も原発問題や政治ネタAKB48など放り込んで、
最新の地獄八景亡者戯を出してくれた。

地獄の寄席では、過去の名人が独演会を開き、
この世で高齢の落語家は coming soon!と言って笑いを取るのが
お約束で、米朝をcoming soon としたのは予想通りだったが、
来る来ると言って中々来ない米朝について、
枝雀が「師匠が中々来なくてスビバセン」という噺をやっている
というのに大うけ。

会場大爆笑の内に終了、いい落語会だった。

2011/07/16

アメフト世界選手権 対 メキシコ戦

第1回ワールドカップ決勝では延長戦で日本が勝利し、
第2回ワールドカップ決勝では日本が快勝した
メキシコと、4大会連続のメダルを掛けて三度目の対決。





今日の2:00キックオフのこの試合、寝てしまいネット中継を
みることができず、映像を見るのはこのハイライトが初めて。

日本 17-14 メキシコ

この勝利で3位を獲得、1位・1位・2位・3位と4大会連続で3位以上を確定した。

敗れたとは言え、アメリカに7-17と善戦したメキシコ。
簡単には勝てないのではと思っていたが、
最後は決まれば同点のFGをブロックして勝利。
カナダ戦ではやられていたディフェンスが踏ん張ったかな。

あとは最後とばかりスペシャルプレーがオンパレードという印象。
7月末にCSで放送があるので、それで見てみよう。

中1日というハードスケジュールの中で3位を勝ち取った日本チーム、
お疲れ様でした!

アメフト世界選手権 対 カナダ戦

13日に行われたBグループの最終戦、全勝対決。
勝った方が優勝をかけてアメリカと対戦することになる。








日本 27-31 カナダ ・・・

逆転の応酬となった試合は、カナダの勝利に終わった。
アメリカとの再戦を果たせず、メキシコとの3位決定戦にまわる事に。

カナダが先制し、日本が追いかける展開となったが、
3Qに2本のFGを決めた日本だったが、最低でもどちらかの攻撃でTDを
取って欲しかった。TDとFGの4点差が最後には響いた形。

ファーストダウン獲得数は同じ、オフェンス獲得ヤードは日本の方が
上だったのになあ。

第4Qの残り5分程度で、27-24と日本が逆転した直後のシリーズで、
72ヤードのパスを決められ、再逆転されるきっかけとなり、残念。

アメリカにリベンジする機会は、次回にお預け。

日本戦はORFというオーストリアのTV局(?)のインターネット中継で
見ることができたのだが、この日本vsカナダ戦の前に行われていた
テニス中継が長引き、二元中継のような中途半端な状態に。
ただで見せてもらってるので文句を言える筋合いじゃなかったが、
ツイッター上でもテニス終われー、と日本のファンはブーイング。

ここで救いの神が降臨。
観客席に1台のカメラを設置し、とあるドイツ人が英語実況しながら、
U-STREAM中継してくれてた!
遠すぎてプレイは何をしているのかほとんど不明状態だったが、
英語実況で何とか状況を把握できた。

カナダ再逆転のきっかけとなった72ヤードパスは、
画面がフリーズしていて、画面が動き始めたらカナダが
ゴール前に!、と何が起こったのか分からなかったのはご愛嬌。

2011/07/12

アメフト世界選手権 フランス戦

11日 2戦目となるフランス戦が行われ、35-10で快勝した。

攻守ラインとも、重量級フランスラインをスピードで翻弄。
1Qの途中から大雨となったコンディションにフランスはファンブルや
パントスナップミスなど、ミスが目立ったが日本は規律の取れたプレイ振りだった。
前半は、ファーストシリーズがパントに終わった他は全てTDに結びつけ、
終わってみれば5TDを奪った。

守ってもトータル191ヤードしか許さなかった。
この試合のMVPは4回連続の世界選手権出場のDL脇坂選手。
何と42歳!鉄人だ。

2戦を終え、Aグループではカナダと日本が2勝となり、13日に全勝対決で
Bグループの首位と優勝決定戦を行う。
Bグループの首位はアメリカだろうから、明日カナダに勝利し、
アメリカとの優勝決定戦を迎えたい。

こんなことがあっていいのか

ツール・ド・フランス 7月10日 休息日前の第9ステージで、
これは起こった。



残り36km辺りで、フランスの国営放送の車が逃げていた先頭5人を
追い越そうとして、あろうことか選手を撥ねてしまった!

この車と運転手はツールから排除処分され、
国営放送もお詫びのメッセージを出したとのこと。

幸いにも跳ね飛ばされた2選手は命に別状はなく、
この後もレースに復帰し、最下位ながら完走。
(鉄条網に吹っ飛ばされたフーガーランド選手は、
レース後40針ほど縫ったそうだが・・・)

今日の第10ステージも元気に出場している。

今年のツールは落車が多発しているが、こんな人災は無くさないと。

2011/07/10

第4回アメフト世界選手権 オーストリア戦

7月8日からオーストリアでアメフトの世界選手権が開幕。
昨日の日本時間22:00から、初戦のオーストリア戦を戦った
日本は、24-6で勝利した。


ネットでLIVEストリーミングが見れるのは嬉しい。


前半は、オーストリアのパス攻撃に苦しめられたが、
キックオフリターンやFGフェイクからのTDなど、
スペシャルチームの活躍で徐々にペースを掴んだ。

QB高田はパス 8/16 88ヤードと不発。オーストリアのパスラッシュに
苦しめられた。
学生から唯一の代表選出された早稲田大・末吉が2TDランと活躍。

中一日開けて明日フランスと、また一日明けてカナダとの対戦を控える。
アメフトでは非常にタイトなスケジュールである。

前回日本大会決勝でオーバータイムで敗れたアメリカへリベンジする
ためには1試合も負けられない。

がんばれ日本代表!

2011/07/06

近江ちゃんぽん

今日は朝から彦根に出張。
京都駅から新快速に乗り換え45分程度で到着した。

ゆるキャラのはしりとも言えるひこにゃんが、そこかしこでお出迎え。
ひこにゃんは知っていたが、乗り換えた近江鉄道が、
「いしだみつにゃんとしまさこにゃん号」だったのにちょっとびっくり。

昼ごはんは、何か名物でもあるのかと駅前を物色した所、
「近江ちゃんぽん」という看板を発見。
ちゃんぽん亭総本家の暖簾をくぐった。

和風だしが特徴らしく、スープの色は白濁しておらず、
透き通っている。
しかし、味はしっかりと濃い味がついており、
見た目の印象とは違って、がっつり美味しかった。















近江ちゃんぽん @¥730


酢を入れて食べるのがスタンダードらしく、
各テーブルの上には巨大な酢の入れ物が置かれている。














結構油っぽいスープをまろやかにするのかと
思いきや、スープのコクが少し消えた感じで、
入れないほうが好きだった。

2011/07/02

映画「プリンセス・トヨトミ」

見よう見ようと思っていた「プリンセス・トヨトミ」を見た。
1000円の日以外で映画を見るのは久しぶりだ。

万城目学原作のこの映画、同じ作者原作のドラマ「鹿男あをによし」キャストが多く出演。

東京から来た会計監査員の調査を受ける過程で、江戸時代から守り続けた大阪の秘密が明らかになる。

王女のピンチに立ち上がる大阪人が府庁前に集合するシーンは見所。

人生の中で一度だけ真剣な話をする父と息子の繋がりが、胸を打つ。

映画を見ると突っ込み所がたくさん有るが、万城目ワールドならでは、これでいいのだ。

瓢箪見たら、集合!

2011/07/01

6月の読書

6月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5156ページ

黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話 (髪結い伊三次捕物余話)黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話 (髪結い伊三次捕物余話)
「髪結い伊三次捕物余話」シリーズをどこまで読んだか忘れたので、ここまで遡った。 お文のお産がこんなに難産だったとは覚えてなかった。
読了日:06月29日 著者:宇江佐 真理
街場のマンガ論街場のマンガ論
内田さんの漫画論。こんなに漫画好きだったとは。 「少女マンガを読める男」と「少女マンガを読めない男」の二種類おり、少女マンガを読むには少女マンガのリテラシーが要求される、との指摘はユニークだ。 自分は少女マンガを読めない男。
読了日:06月27日 著者:内田 樹
この世で一番大切な日この世で一番大切な日
誕生日にまつわるハートフルストーリー。誕生日の今日に合わせて読んでみた。「想いのリレー」タクシーの運転手さんの想いが熱く、伝わって来て良かった。何だかんだ言っても人とのつながりを大切にしないといけないなあ。
読了日:06月25日 著者:十川ゆかり,MinxZone
菊葉荘の幽霊たち (ハルキ文庫)菊葉荘の幽霊たち (ハルキ文庫)
主人公も吉元も菊葉荘の住人も現実の生活を営んでいる感がうかがえなかった。まるで幽霊のように。2004年以来の再読。全く内容を覚えてなかった。
読了日:06月25日 著者:角田 光代
どうで死ぬ身の一踊り (講談社文庫)どうで死ぬ身の一踊り (講談社文庫)
藤澤清造に対する入れ込み具合がハンパじゃない、どうしてここまで?女性に対する振る舞いは最低すぎるが、最後まで読んでしまった。「本の雑誌」文庫ベストテン2009 第一位。
読了日:06月23日 著者:西村 賢太
名探偵コナン 72 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 72 (少年サンデーコミックス)
読了日:06月21日 著者:青山 剛昌
スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン (集英社文庫)スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン (集英社文庫)
シリーズ3作目。ちょっと強引かなあという話が多かったなあ。特に藤島さん、あなたはどこまで堀田家を助けりゃ気が済むんだー。食卓の場面、会話文が続く箇所は段々心地よくなってきた。
読了日:06月21日 著者:小路 幸也
シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン)シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン)
「東京バンドワゴン」の2作目。赤ちゃん置き去り、売った本を買い戻す老人、幽霊との出会いなどドラマがたくさん。キャラが確立される2作目って面白くなる。勘一と妹の再会の話が好き。終戦直後アメリカ兵と結婚してアメリカに去った妹は、夫の死後日本に帰ってきていた。会わせる顔がなかったという妹に涙を流しながら怒鳴りつけるシーンにぐっときた。LOVEですねえ。
読了日:06月17日 著者:小路 幸也
ひそやかな花園ひそやかな花園
世の中悪いことばかり溢れているわけではなく、この美しい世界を子供たちに見せてあげたいと著者のメッセージが込められていると感じた。        「八日目の蝉」でも同じ事を感じた。
読了日:06月15日 著者:角田 光代
城あるきのススメ城あるきのススメ
マクラでもよく話しが出るし、SWAのブログでもよく中世城郭を見に行ってるが、ついに本まで出したのか、という感想。読み終わってから自分の街にも中世城郭があるのかググってみたら、出てきた。攻め・守りの観点から城を見たら、面白いかも。
読了日:06月12日 著者:春風亭 昇太
Q&AQ&A
死亡者69名 負傷者119名 ショッピングセンターで起きた事件の原因が不明。事件の当事者への質問と答えでストーリーが進む。原因がはっきりしないことに人間は不安を覚える。そのもやもやを感じることができる小説だ。
読了日:06月11日 著者:恩田 陸
仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
ノマドワーキングの紹介本。ソフトの紹介は使ってみたいと思わせてくれるが、本で紹介することだろうか。アテンションコントロールが大切というのは確かに大事。
読了日:06月10日 著者:佐々木 俊尚
友達がいないということ (ちくまプリマー新書 159)友達がいないということ (ちくまプリマー新書 159)
何が言いたいのかふらふらしてよくわからなかったが、最後に書いている友達がいない人間もいること、それは本人が悪いことではないことを認めて欲しい、と伝えたかったのだろう。
読了日:06月07日 著者:小谷野 敦
笑いの現場―ひょうきん族前夜からM‐1まで (角川SSC新書)笑いの現場―ひょうきん族前夜からM‐1まで (角川SSC新書)
読了日:06月06日 著者:ラサール石井
筆談ホステス筆談ホステス
読了日:06月05日 著者:斉藤里恵
オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)
OLとして勤務していた男時代のエッセイ。OLやってても、昔の友だちが見ると今までどおりオトコにしか見えないが、初めて会う人から見ると女にしか見えない、男と女の境界線なんていいかげんなもんですよー、ってとこが興味深かった。
読了日:06月04日 著者:能町 みね子
図説 現代殺人事件史 (ふくろうの本/日本の歴史)図説 現代殺人事件史 (ふくろうの本/日本の歴史)
1946年~2010年の殺人事件史。貧困が動機・誘拐・保険金殺人・ネット絡みの事件など、世相を反映した移り変わりはあるものの、自白が前提の裁判は変わってないのだなあ。
読了日:06月03日 著者:福田 洋
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
大本営の不明確な指示と現場のあいまいな判断、作戦自体の意味を共有することなく、失敗を重ねる。日露戦争で見事にロシアに打ち勝ったと思っていたが、その成功体験があだとなり、学習できない組織になっていたのであれば皮肉なことである。外部環境の変化が激しい現在、会社組織も同じ失敗を繰り返してはならないと強く思わされた。
読了日:06月02日 著者:戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎
ランラン
読了日:06月01日 著者:森 絵都

読書メーター