マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝 を
11月3日(土)に見に行った。
土日は、19時まで開場しており、ホームページの混雑状況によると
夕方は待ち時間が少なそうだったが、16時ごろ到着すると、
入館まで30分待ちの看板が出ていた。
やはりお目当ては、フェルメール「真珠の耳飾りの少女」だ。
フェルメール作品 22作目の鑑賞となったこの絵画は、
オランダのモナリザとも呼ばれる世界的にも有名である。
2000年に大阪で開催された「フェルメールとその時代展」でも来日している
「彼女」、当時ポスターなどでこの顔をよく見かけ、一度見てみたいなあ、
と思っていた。
しかし、思っていただけで、美術展に絵を鑑賞しに行く習慣がなく、
敷居が高いと勝手に思い込んで、逡巡しているうちにほどなく展覧会は終了。
後悔とまではいかないが、見に行けば良かったなあとの思いから、
その後でやってきたフェルメール作品や美術展を見に行くようになった。
いろんな意味で、印象深い作品だった。
そして12年ぶりのチャンスがやってきた。
入場に時間が掛かったものの、「彼女」の部屋では覚悟していたほどの混雑もなく、
ご対面。
部屋に入るなり、遠く正面の壁に架かっていたが、視線が吸い込まれる。
一目見ると忘れることができない強い印象を残す。
ウルトラマリンのターバンの青色を楽しみにして行ったが、
艶やかな唇と真珠の耳飾りの光沢に目を奪われた。
図録より撮影 |
今年の夏に東京で見た「真珠の首飾りの少女」と共に、これまで見たフェルメールの
中でも、特に素晴らしい作品だった。
フェルメール作品は、「ディアナとニンフたち」が来日。
これは2008年の上野以来の再会。
http://hynkapi.blogspot.jp/2008/08/blog-post_23.html
フェルメール以外にも、レンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイク、デ・ホーホなど、
17世紀のオランダの名画を堪能できた。
「笑う少年」 フランス・ハリス こぼれそうな満面の笑みに吸い寄せられる |
「ごしきひわ」 カレル・ファブリティウス 羽のふわふわな質感が伝わってきた |
で、最後はやっぱりこれ買っちゃいました。
「真珠の耳飾りのミッフィー」 |
コメント
神戸でもやはり混んでいたんですね。
東京では今、METの巡回展をやっているんですが、やはり混んでいるんですかね。
思ってたよりは混んでなかったですが、
やはり関西でもあの子は人気でした。
MET展も混雑してるんじゃないですか。
猫の小像をもう一度見たいです。