2013年2月の読書

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3677ページ
ナイス数:68ナイス

Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 3/7号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 3/7号 [雑誌]感想
欧州サッカー、WBC直前特集など。川島とフルゴーニコーチの18歳の出会いの物語が感動的。ゴール前のハイパントキックの処理やどんな状況にも対応する力を付ける練習、南アW杯のレギュラー取り予言。
読了日:2月27日 著者:




日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません感想
経済学の数式の箇所は、斜め読み。第5章「もう代案はありません」が興味深い提言がたっぷり。「税金は消費税を中心にする」「関税すべてゼロ、農業補助金ゼロ、農業の完全自由化」「自由市場経済を尊重する小さな政府」は、その通りだと思う。若い人ほど読んだ方がいい。
読了日:2月26日 著者:藤沢数希




文豪たちの手紙の奥義―ラブレターから借金依頼まで (新潮文庫)文豪たちの手紙の奥義―ラブレターから借金依頼まで (新潮文庫)感想
文豪が残した手紙を基にしたエッセイ?手紙の書き方?こんなに手紙が残っているのに驚いた。織田作之助の「遂に大デブと結婚というはしたなきことになりました」という結婚通知のインパクトの強さ。
読了日:2月23日 著者:中川 越







成功のコンセプト成功のコンセプト感想
楽天立ち上げ伝と共に自己啓発。若手社員が読むと良い刺激を受けるのではないか。1日1%ずつの改善でも、1年間の継続で37倍になる、など。
読了日:2月22日 著者:三木谷 浩史







神様のカルテ 2神様のカルテ 2感想
続編の方が好き。患者のために、医者が家族を犠牲にし命がけで働くことを美徳にする狂った国、医者である前に人間だ、に心が動かされる。古狐先生と千代夫人のエピソードが、本当は美談であってはいけないはずだ。一止とハル夫妻には、素敵な風景をたくさん見てほしい。
読了日:2月21日 著者:夏川 草介





赦す人赦す人感想
SM作家であり、「将棋ジャーナル」に財産を注ぎ込んだ団鬼六の破天荒な一生を描いたノンフィクション。面白くない訳がない。快楽に生き、夜逃げ、破産、酒、女、将棋、ハチャメチャな人生に見えるが、愛情は溢れている。団鬼六と大崎善生が作家になるまでの考証が興味深かった。著者の本は、小説(9月の4分の1は好きだが)よりも、ノンフィクションが好きだ。
読了日:2月19日 著者:大崎 善生




桂枝雀名演集 1: 代書 つぼ算 (小学館DVD BOOK)桂枝雀名演集 1: 代書 つぼ算 (小学館DVD BOOK)感想
「代書」「つぼ算」の2席。松本留五郎のキャラクターが際立つ。
読了日:2月17日 著者:小学館








「主人在宅ストレス症候群」の解消・予防法―夫がうっとうしい妻たちへ「主人在宅ストレス症候群」の解消・予防法―夫がうっとうしい妻たちへ感想
定年退職後だけではなく、病気在宅や夫が在宅勤務での発症事例も上がっていた。言わずもがなではあるが、夫婦関係がもろに影響するということ。対策としては、夫婦でよく話をする、相手を思いやりの心を持つ、趣味など生活を楽しむ方法を身に付ける、など。
読了日:2月16日 著者:黒川 順夫






Because I am a Girl――わたしは女の子だからBecause I am a Girl――わたしは女の子だから感想
NGOプラン「Because I am a Girl」キャンペーンに賛同した7人の海外作家のルポ・小説を角田光代が翻訳。それが理不尽な事と理解できないような運命を、女性として生まれただけで負わされる世界がまだまだ多いという事。無知・貧困・因習など原因は様々だが、読むのがしんどくなってしまう。ブラジル女性に関するルポ「卵巣ルーレット」は、題名がぴったりすぎて衝撃的だ。
読了日:2月13日 著者:ジョアン・ハリス,ティム・ブッチャー,デボラ・モガー,キャシー・レット,グオ・シャオルー,マリー・フィリップス,アーヴィン・ウェルシュ





本の雑誌 301号 夜店提灯トコロテン号本の雑誌 301号 夜店提灯トコロテン号感想
本の雑誌300号で紹介した300冊。1号1冊の割合で、紹介してきたお勧め本の数々。熱のこもった紹介に読みたくなることしきり。
読了日:2月11日 著者:







ちいさなおはなしちいさなおはなし感想
自分を世に出してくれた星新一への想いを強く感じる。著者の短編って読んだことあったっけ?「かげ」がお気に入り。
読了日:2月11日 著者:新井 素子








仏像に恋して仏像に恋して感想
仏像の入門書。東寺で仏像に恋したというのは、わかります。日本古美術見学なる授業、受けてみたい。仏像の前では合掌しましょう。
読了日:2月10日 著者:真船きょうこ








森の絵本 (講談社の創作絵本)森の絵本 (講談社の創作絵本)感想
図書館。哲学的な内容とは思わなかった。荒井さんにしては、緑だけの抑えられた本だなあ、と読み進むと、やっぱり荒井さん。大事なものは、忘れてはいけないものは何?子供でもこれを読んで考えそうだ。
読了日:2月10日 著者:長田 弘






ディーセント・ワーク・ガーディアンディーセント・ワーク・ガーディアン感想
労働基準監督署が舞台の異色の小説。社会派であるが、意外にミステリー色が強い。監査官としてWETすぎる主人公、だからこそ小説になるのだが、人情以外の話を期待していた。でも、「部下の迷い」が人間臭くて好きという矛盾。
読了日:2月9日 著者:沢村 凜







七十歳死亡法案、可決七十歳死亡法案、可決感想
社会保障費がパンクしかけて、「七十歳死亡法案」が強行採決で通過したという近未来?の物語。「2年後、やっとお義母さんが死んでくれる」って帯の引きの強さ。介護、引きこもる息子、家に寄り付かない娘、理解のない夫、と四面楚歌の東洋子だが、結局は共依存の関係。題名・装丁のインパクトが強いだけに、最後はうまくまとめすぎの印象。
読了日:2月6日 著者:垣谷 美雨





PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>PRIDE(プライド)―池袋ウエストゲートパーク<10>感想
IWGPも10冊目、これで一旦休みに入ったのかな。スマホ・自転車・地下アイドル・貧困ビジネスがテーマの4編。2巻「少年計数記」がマイベスト。時代の先端のネタを切り取って来た本シリーズも、惰性で読んでる部分もあったので、ここでの区切りは良いと思う。またの再会を待つ。
読了日:2月5日 著者:石田 衣良





採用基準採用基準感想
マッキンゼーの人事採用基準の本かと思いきや、成果を生み出すためのリーダーシップの大切さを説いた本。一人のリーダーとフォローするスタッフという日本的リーダーシップの概念では、この先の国際競争社会で取り残されそうだ。付加価値を生む、意見を主張する、決断する、個人個人がやるべき行動だ。
読了日:2月3日 著者:伊賀 泰代







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