2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:5747ページ
ナイス数:108ナイス
モノレールねこ (文春文庫)の感想
解説 吉田伸子さんのようにザリガニでは泣かなかったが、とても切なく温かくて希望が持てるストーリーの数々。健康でもっとこんな良いストーリーを紡いでいって欲しい。
読了日:7月31日 著者:加納 朋子
仕事力入門の感想
外に言い訳を求めない、どんな仕事も単なるやらされ仕事で終わらせずに付加価値を付ける努力をするということが、最大公約数だった。荒川さんと王さんの対談を読むと、会うべくして会った二人なんだ、と思わされた。
読了日:7月31日 著者:致知出版社
夫は犬だと思えばいい。の感想
題名は刺激的だが、男と女は違うんだよという内容は、「話を聞かない男、地図が読めない女」とほぼ同じ。こちらは、落語の「天災」色が濃い。「アニバーサリー」を読んだ直後なので、本書を手に取って救われるお母さんがいればいいなあと思う。
読了日:7月30日 著者:高濱 正伸
アニバーサリーの感想
3.11の震災を機に交差した二人の人生。75歳マタニティスイミング講師の晶子と有名料理研究家の娘でカメラマンの真菜。淡々と描かれる二人の人生にどんどんページをめくった。晶子達の年代が選択してきた核家族化、物質的拡充が、真菜の年代の子育てを苦しめているという想いは考えすぎではないかと思う。育てたいように育てろ、子供に嫌われるかもしれないが、子供の親はあなたしかいない、そうやって続いていくんだ、という千代子のセリフを著者は伝えたかったのかな。
読了日:7月29日 著者:窪 美澄
関西七福神めぐりご利益コースガイドの感想
七福神めぐり 関西版。ご朱印や色紙のデザインは、欲しくなるようなものが多かった。
読了日:7月28日 著者:ペンハウス
明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたちの感想
かけがえのない人を失ったがらんどうを抱えて生きていくことが、家族になること、っていうのが重たかった。
読了日:7月28日 著者:山田 詠美
煩悩短編小説
108文字 108編の掌編小説。せきしろ 「懐かしい声」「椅子」
バッファロー吾郎A 「パラレルワールド」が好き。
読了日:7月28日 著者:せきしろ,バッファロー吾郎A
mini版 英会話の9割は中学英語で通用する (アスコムmini bookシリーズ)の感想
とにかく覚えるべし。
読了日:7月27日 著者:デイビッド・セイン
フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)の感想
各キャラクターが語り手の番外編11編。トリは、安定のサチさん。これまでのエピソードの裏話を掘り起しており、ファンには楽しい一冊。
読了日:7月26日 著者:小路 幸也
太陽の塔 (新潮文庫)の感想
デビュー作には、その作家の全てが詰まっているが、正にそんな一冊。京都の街並み、妄想爆発、青春悶々、男の友情、etc. 日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
読了日:7月26日 著者:森見 登美彦
THE 21 (ざ・にじゅういち) 2013年 07月号 [雑誌]の感想
バカにされない「文章術」、「大人の教養」が身につく30冊
読了日:7月25日 著者:
尼さんはつらいよ (新潮新書)の感想
尼さんの内実を暴露するような一冊。人間関係、世継ぎ問題、世間でよくある話ではあるが、尼さんの世界にもこんなことが。というか、尼さんについて何を知ってる訳ではない。この間訪れた尼寺も同じような問題を抱えているのだろうか。
読了日:7月21日 著者:勝本 華蓮
名探偵コナン 80 (少年サンデーコミックス)の感想
ついに80巻。黒の組織については、ちょっと動くかと思わせて終了。由美の元彼、あの寝癖はあの方がモデルですかね。
読了日:7月21日 著者:青山 剛昌
ダメダメ人間 それでも走りつづけた半世紀 (ダ・ヴィンチブックス)の感想
この前に「ダメ人間」があったのか。こっちを先に読んでしまった。そんなにダメダメ言わなくても。奥様が素敵。
読了日:7月21日 著者:鈴井貴之
僕たちは世界を変えることができない。の感想
物足りない日常を変えるには、遠くに目標を設定したなあ。トヨタのコスト削減のよう。カンボジアに学校を、ってジョニ黒のCMを思い出す。可哀そうだから、という理由じゃないのに救われた。
読了日:7月20日 著者:葉田 甲太
パンプルムース!の感想
文 江國香織 絵 いわさきちひろ 「パンプルムース」という言葉に引っかかって図書館で。子供向けだからか、「すみれの花の砂糖づけ」の方が好き。
読了日:7月20日 著者:江國 香織
オズの魔法使いの感想
江國香織翻訳ということで手に取った。"WICKED"鑑賞前にポプラ社文庫 世界の名作集を読んで以来の再読。色彩表現が豊、かかし・ブリキのきこり・ライオン達の足りないものを埋めたいという気持ちが、より伝わってくる。西の悪い魔女が疎まれているが、物悲しい。
読了日:7月19日 著者:ライマン・フランク ボウム
昨夜のカレー、明日のパンの感想
著者初の小説集。ちょっとヘンテコな設定(亡くなった夫の義父と同居)、小さな素敵なエピソードの数々、心に残るセリフ(「卵が一番おさまるのは、桐の箱でもなきゃ、チタンのスーツケースでもない。プラスチックの卵ケースなんだよ」)、見えなくてもいるんだ、と木皿ワールドが広がってる。ドラマ同様に温かい気持ちになれた。
読了日:7月18日 著者:木皿 泉
「平穏死」という親孝行 ~親を幸せに看取るために子どもがすべき27のこと~の感想
在宅医として700人を看取ってきた著者。無用な延命治療は望まない患者でさえも、普段は離れている住んでいる子供に延命治療を行われ、望む平穏死を迎えられないという、無念の想いを込めた題名。どう死を迎えるか、選択するためにも知っておきたい知識が詰まっており、読んでおきたい。
読了日:7月16日 著者:長尾和宏
婚活したらすごかった (新潮新書)の感想
離婚経験ある著者が、実際に参加したネット婚活・お見合いパーティーの他、結婚相談書・海外婚活の実例。それぞれのメリット・デメリット、活動のポイントまとめが巻末に。自分がどんな女性が好きか、そんな女性に好かれるか段々とわかるもんなんだな。小奇麗にしておくなど、自分の価値を高く保つことをしないのは男性に多いようだが、それじゃあ選んでもらえないんじゃないか。
読了日:7月15日 著者:石神 賢介
酔いがさめたら、うちに帰ろう。の感想
アルコール依存症から回復を図る実話を元にしたのだろう、フィクション。吐血、突然気を失う場面が度々、身体を傷つけまくっていてもやめられないから、依存症なのだろう。親・妻・子供といった周りはたまらん。
読了日:7月15日 著者:鴨志田 穣
無菌病棟より愛をこめての感想
著者が急性白血病だったとは、この本で知った。作家の観察眼・妄想力、本人のパーソナリティで、辛く苦しいだけの闘病記ではなかった。ご主人を含めた家族に支えられた感謝の気持ちも伝わってくる。ドナーとなった弟さんの勉強ぶりに頭が下がる。
読了日:7月14日 著者:加納 朋子
犬はいつも足元にいての感想
表紙からは想像できなかった陰湿なストーリー。構ってちゃん、のサダに付きまとわれる件が、いらいらする。しかし、結構ひき付けられて読み終わった。
読了日:7月11日 著者:大森兄弟
リフレはヤバい (ディスカヴァー携書)の感想
需要がないので、インフレを起こそうと思ってもインフレにはならないことはそうかもしれない。リフレの対案が弱い(雇用増やすってそれをどうするのか)ので、反対のための反対と感じてしまう。
読了日:7月9日 著者:小幡 績
督促OL 修行日記の感想
コミックエッセイかと思って読んだら違った。顧客の怒声・クレームにボロボロになりながらも、改善していく姿勢は見習いたい。悪口ノートなんて面白い。
読了日:7月7日 著者:榎本 まみ
うつにもいろいろあるんです。 (オレンジページムック)の感想
冬季うつ病から境界性人格障害まで、教科書的一冊。細川貂々さんがマンガ、ツレさんのスペシャルインタビュー付。
読了日:7月7日 著者:
二人がここにいる不思議 (新潮文庫)の感想
Q10を見て、手に取った。これが初・ブラッドベリかも。SF・ホラー・ファンタジー、ちょっと不思議な・ほんわか・怖い短編集。こんな話を書く作家だったとは知らなかった。「生涯に一度の夜」こんなことを思うのは、やっぱり男なんだろうな。「ゆるしの夜」「号令に合わせて」「気長な分割」が気に入った。
読了日:7月5日 著者:レイ ブラッドベリ
ヘルプマン!(23) (イブニングKC)の感想
介護企業編。金儲けだけに興味がありそうだった飛石。ジョージ・松子夫妻と出会い、粗削りだが人の根っこにある尊厳に近づきつつある。次巻楽しみ。
読了日:7月5日 著者:くさか里樹
読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:5747ページ
ナイス数:108ナイス
解説 吉田伸子さんのようにザリガニでは泣かなかったが、とても切なく温かくて希望が持てるストーリーの数々。健康でもっとこんな良いストーリーを紡いでいって欲しい。
読了日:7月31日 著者:加納 朋子
外に言い訳を求めない、どんな仕事も単なるやらされ仕事で終わらせずに付加価値を付ける努力をするということが、最大公約数だった。荒川さんと王さんの対談を読むと、会うべくして会った二人なんだ、と思わされた。
読了日:7月31日 著者:致知出版社
題名は刺激的だが、男と女は違うんだよという内容は、「話を聞かない男、地図が読めない女」とほぼ同じ。こちらは、落語の「天災」色が濃い。「アニバーサリー」を読んだ直後なので、本書を手に取って救われるお母さんがいればいいなあと思う。
読了日:7月30日 著者:高濱 正伸
3.11の震災を機に交差した二人の人生。75歳マタニティスイミング講師の晶子と有名料理研究家の娘でカメラマンの真菜。淡々と描かれる二人の人生にどんどんページをめくった。晶子達の年代が選択してきた核家族化、物質的拡充が、真菜の年代の子育てを苦しめているという想いは考えすぎではないかと思う。育てたいように育てろ、子供に嫌われるかもしれないが、子供の親はあなたしかいない、そうやって続いていくんだ、という千代子のセリフを著者は伝えたかったのかな。
読了日:7月29日 著者:窪 美澄
七福神めぐり 関西版。ご朱印や色紙のデザインは、欲しくなるようなものが多かった。
読了日:7月28日 著者:ペンハウス
かけがえのない人を失ったがらんどうを抱えて生きていくことが、家族になること、っていうのが重たかった。
読了日:7月28日 著者:山田 詠美
108文字 108編の掌編小説。せきしろ 「懐かしい声」「椅子」
バッファロー吾郎A 「パラレルワールド」が好き。
読了日:7月28日 著者:せきしろ,バッファロー吾郎A
とにかく覚えるべし。
読了日:7月27日 著者:デイビッド・セイン
各キャラクターが語り手の番外編11編。トリは、安定のサチさん。これまでのエピソードの裏話を掘り起しており、ファンには楽しい一冊。
読了日:7月26日 著者:小路 幸也
デビュー作には、その作家の全てが詰まっているが、正にそんな一冊。京都の街並み、妄想爆発、青春悶々、男の友情、etc. 日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
読了日:7月26日 著者:森見 登美彦
バカにされない「文章術」、「大人の教養」が身につく30冊
読了日:7月25日 著者:
尼さんの内実を暴露するような一冊。人間関係、世継ぎ問題、世間でよくある話ではあるが、尼さんの世界にもこんなことが。というか、尼さんについて何を知ってる訳ではない。この間訪れた尼寺も同じような問題を抱えているのだろうか。
読了日:7月21日 著者:勝本 華蓮
ついに80巻。黒の組織については、ちょっと動くかと思わせて終了。由美の元彼、あの寝癖はあの方がモデルですかね。
読了日:7月21日 著者:青山 剛昌
この前に「ダメ人間」があったのか。こっちを先に読んでしまった。そんなにダメダメ言わなくても。奥様が素敵。
読了日:7月21日 著者:鈴井貴之
物足りない日常を変えるには、遠くに目標を設定したなあ。トヨタのコスト削減のよう。カンボジアに学校を、ってジョニ黒のCMを思い出す。可哀そうだから、という理由じゃないのに救われた。
読了日:7月20日 著者:葉田 甲太
文 江國香織 絵 いわさきちひろ 「パンプルムース」という言葉に引っかかって図書館で。子供向けだからか、「すみれの花の砂糖づけ」の方が好き。
読了日:7月20日 著者:江國 香織
江國香織翻訳ということで手に取った。"WICKED"鑑賞前にポプラ社文庫 世界の名作集を読んで以来の再読。色彩表現が豊、かかし・ブリキのきこり・ライオン達の足りないものを埋めたいという気持ちが、より伝わってくる。西の悪い魔女が疎まれているが、物悲しい。
読了日:7月19日 著者:ライマン・フランク ボウム
著者初の小説集。ちょっとヘンテコな設定(亡くなった夫の義父と同居)、小さな素敵なエピソードの数々、心に残るセリフ(「卵が一番おさまるのは、桐の箱でもなきゃ、チタンのスーツケースでもない。プラスチックの卵ケースなんだよ」)、見えなくてもいるんだ、と木皿ワールドが広がってる。ドラマ同様に温かい気持ちになれた。
読了日:7月18日 著者:木皿 泉
在宅医として700人を看取ってきた著者。無用な延命治療は望まない患者でさえも、普段は離れている住んでいる子供に延命治療を行われ、望む平穏死を迎えられないという、無念の想いを込めた題名。どう死を迎えるか、選択するためにも知っておきたい知識が詰まっており、読んでおきたい。
読了日:7月16日 著者:長尾和宏
離婚経験ある著者が、実際に参加したネット婚活・お見合いパーティーの他、結婚相談書・海外婚活の実例。それぞれのメリット・デメリット、活動のポイントまとめが巻末に。自分がどんな女性が好きか、そんな女性に好かれるか段々とわかるもんなんだな。小奇麗にしておくなど、自分の価値を高く保つことをしないのは男性に多いようだが、それじゃあ選んでもらえないんじゃないか。
読了日:7月15日 著者:石神 賢介
アルコール依存症から回復を図る実話を元にしたのだろう、フィクション。吐血、突然気を失う場面が度々、身体を傷つけまくっていてもやめられないから、依存症なのだろう。親・妻・子供といった周りはたまらん。
読了日:7月15日 著者:鴨志田 穣
著者が急性白血病だったとは、この本で知った。作家の観察眼・妄想力、本人のパーソナリティで、辛く苦しいだけの闘病記ではなかった。ご主人を含めた家族に支えられた感謝の気持ちも伝わってくる。ドナーとなった弟さんの勉強ぶりに頭が下がる。
読了日:7月14日 著者:加納 朋子
表紙からは想像できなかった陰湿なストーリー。構ってちゃん、のサダに付きまとわれる件が、いらいらする。しかし、結構ひき付けられて読み終わった。
読了日:7月11日 著者:大森兄弟
需要がないので、インフレを起こそうと思ってもインフレにはならないことはそうかもしれない。リフレの対案が弱い(雇用増やすってそれをどうするのか)ので、反対のための反対と感じてしまう。
読了日:7月9日 著者:小幡 績
コミックエッセイかと思って読んだら違った。顧客の怒声・クレームにボロボロになりながらも、改善していく姿勢は見習いたい。悪口ノートなんて面白い。
読了日:7月7日 著者:榎本 まみ
冬季うつ病から境界性人格障害まで、教科書的一冊。細川貂々さんがマンガ、ツレさんのスペシャルインタビュー付。
読了日:7月7日 著者:
Q10を見て、手に取った。これが初・ブラッドベリかも。SF・ホラー・ファンタジー、ちょっと不思議な・ほんわか・怖い短編集。こんな話を書く作家だったとは知らなかった。「生涯に一度の夜」こんなことを思うのは、やっぱり男なんだろうな。「ゆるしの夜」「号令に合わせて」「気長な分割」が気に入った。
読了日:7月5日 著者:レイ ブラッドベリ
介護企業編。金儲けだけに興味がありそうだった飛石。ジョージ・松子夫妻と出会い、粗削りだが人の根っこにある尊厳に近づきつつある。次巻楽しみ。
読了日:7月5日 著者:くさか里樹
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