2015年9月の読書


2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3192ページ
ナイス数:130ナイス

悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))感想
戦後のプロレス界に活躍した悪役レスラー・グレート東郷を追う。
出自の謎は引っ張った割には、謎のままだった。
岩波新書で、プロレスの本が出ていたのか。しかも森達也。
読了日:9月29日 著者:森達也







電車の中を10倍楽しむ心理学電車の中を10倍楽しむ心理学感想
ちょっと強引な論が展開されてる気がするが、
パーソナルスペースを侵害されるのが電車の中というのがわかった。
読了日:9月25日 著者:渋谷昌三










ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実 (光文社新書)ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実 (光文社新書)感想
良いヤバいと悪いヤバいの両面。韓国・NAVER社の開発経緯から、
LINEいじめといった社会的背景、ネットインフラを維持する社会的責任はなど。
どれが「不都合な真実」かよくわからないが、LINE社の取材拒否もあって、
NAVER社元役員のインタビューに頼っているきらいはあるが、
新書にしては読みごたえがあった。
読了日:9月24日 著者:慎武宏,河鐘基








ジェトロセンサー 2015年10月号 [雑誌]ジェトロセンサー 2015年10月号 [雑誌]感想
特集 トルコ新時代 欧・亜・中東への架け橋 
 / 特別リポート 米国の環境政策総決算 
読了日:9月21日 著者:日本貿易振興機構(ジェトロ)








満願満願感想
表題作含む6編の短編集。暗いトーンだが、人の弱さ影の部分を物語り
土台にして、最後はどんでん返し。楽しめた。
読了日:9月19日 著者:米澤穂信








おとうさんびっくりおとうさんびっくり感想
健康診断の待合室で。退勤時の大冒険。優しいおとうさんだからこそ、
独り占めできなかったんだな。
読了日:9月18日 著者:広瀬克也








走ることについて語るときに僕の語ること走ることについて語るときに僕の語ること感想
専業小説家の道を選んだ時から、走り続けていた著者。
こんなにマラソン・トライアスロンに取り組んでいるとは知らなかった。
走ることで書くことのトレーニングにも繋がっている。
インタビューで、セントラルパークをジョン・アーヴィングと一緒に走ったと、
後書きにさらっと書いてるが、どんな話をしたのか、興味深い。
読了日:9月16日 著者:村上春樹






社員100人までの会社の「社長の仕事」社員100人までの会社の「社長の仕事」感想
P/L、B/Sの読み方の部分は、とても基本的な内容だ。
資金別貸借対照表で使える資金を見える化しておくのは、実用的。
読了日:9月16日 著者:古田土満








もしも、詩があったら (光文社新書)もしも、詩があったら (光文社新書)感想
もしも、下鴨神社納涼古本市で満足して(疲れて)、
恵文社一乗寺店まで 行かなかったら、この本には出会えなかった、だな。
 「もし」「if」の持つ想像力、世界が広がっていく感覚、
パワーのある言葉だと気付く。日本語と英語の詩の紹介も面白い。
読了日:9月13日 著者:アーサー・ビナード







若冲若冲感想
若冲の絵がどのように書かれたのか、裏側のドラマを描く。
果蔬涅槃図は、動植綵絵は、鳥獣花木図屏風は、
石峰寺の五百羅漢像は、 そうだったかもしれないし、
全く違うかもしれないが一つの仮定として面白かった。
家が近く同じ年の与謝蕪村ともこんな関わりがあったかもしれない。
 図録を横において読みたい小説。
読了日:9月8日 著者:澤田瞳子




餃子の王将社長射殺事件餃子の王将社長射殺事件感想
2013年末に発生した王将社長の射殺事件のルポ。
創業家のゴタゴタ、大連進出に関するイザコザ、不良債権処理、
など真相に繋がりそうなネタがチラホラ。
同じ描写が何度も出てきて読みにくかった。
読了日:9月5日 著者:一橋文哉







ぼくの短歌ノートぼくの短歌ノート感想
「群像」に連載。近現代の歌人から素人の歌までテーマ別に紹介&解説。
「はじめての短歌」でも面白かったが、改悪例がわかりやすくい。 
ねたらだめこんなところでしんじゃだめはやぶさいっしょに ちきゅうにかえろう 
ほむほむの『「凍る、燃える、凍る、燃える」と占いの花びらを毟る 宇宙飛行士』という歌を思い出した。
読了日:9月3日 著者:穂村弘






最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫)最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫)感想
2010年から2014年に行った講演内容をまとめた一冊。
教育問題のみならず、フランス文学、人文科学、ユダヤ、
外交問題と内容が多岐に渡る。教育に等価交換は必要ない、
と言い切れる教師や親が必要だと感じる。
一度講演を聞いてみたいものだ。
読了日:9月2日 著者:内田樹

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