広重ビビッド@サントリー美術館


見に行く予定ではなかったが、初摺の作品が鑑賞できるとあって、
東京ミッドタウン サントリー美術館へ足を運んだ。

原安三郎コレクション 広重ビビッド 
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_2/

日本化薬株式会社の元会長 原安三郎氏のコレクション、
安藤広重の「六十余州名所図会」・「名所江戸百景」を中心に展示。

いやー、色彩鮮やか、今まで見ていた浮世絵は何だったんだろう、
思ってしまうくらい。

しかし、色の鮮やかさだけではなく、「ぼかし」といった摺り師の技を実感。

版木の木目を水の流れに利用した作品もあり、絵師・彫り師・摺り師 浮世絵が
三位一体のものであることが改めてわからせてもらった。

描かれた場所と現在の場所を並べた解説もわかりやすい。

見に行って良かった。

残念なのは、「名所江戸百景」が前期・後期で展示換えがあったこと。
後期の作品も見てみたい・・・


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