2017年5月の読書

5月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:3483
ナイス数:156

最高の戦略教科書 孫子最高の戦略教科書 孫子感想
孫子の現代語訳と解説、ビジネスに如何に活用するかの2編。
将とは、智、信、仁、勇、厳。
智謀 先を見通し、謀略を駆使できる。
信義 部下から信服されること。
仁慈 部下を思いやること。
勇気 実行力
威厳 部下から恐れられること。
複数の代表取締役を置く会社は、複数でカバーさせているのかも。


読了日:05月31日 著者:守屋 淳
夏目漱石「こころ」夏目漱石「こころ」感想
Audibleにて。いつ以来の再読だろうか。
高校時代は卑怯だと思うも、先生のやり方に共感も覚えたものだが、
今読むと先生の奥さんが可哀そうに感じる。
「精神的に向上心のない者は馬鹿だ」
読了日:05月27日 著者:夏目 漱石


オレンジページ 増刊 2017年 5/29 号 [雑誌]オレンジページ 増刊 2017年 5/29 号 [雑誌]感想
子どもと「おいしい」を楽しもう!SPECIAL
「全面使い」で見たことない大きさに!ホットプレートで大歓声レシピ
「にぎらない」からラクチン!ねじねじおにぎり、フリフリおにぎり
甘辛味で肉も魚もモリモリ 
藤井恵さんちの「魔法のたれ」登場!
読了日:05月25日 著者:


イヤなことは一切しない!  「一人一億」稼ぐ会社の鉄則イヤなことは一切しない! 「一人一億」稼ぐ会社の鉄則感想
水着・放射線遮蔽服等の原料製造メーカー、山本化学工業の4代目社長が著者。
顧客の要望のはるか上を超える物作り。付加価値はドドーンと付ける。
アメリカ商務省担当者とのやり取りが面白い。
お互いに懐が深いというか、日米の方が人間臭い付き合いができている。
読了日:05月24日 著者:山本 富造


オレンジページ 2017年 6/2 号 [雑誌]オレンジページ 2017年 6/2 号 [雑誌]感想
めんどくさくない ほぼ一冊まるごと 作りおき SPECIAL
レンチン1回で食卓へ!「味付け冷凍肉」
「気取らない」のが大庭英子さん流 常備菜は、野菜ひとつで。
図解でわかる「作りおき」衛生術
読了日:05月23日 著者:


面接ではウソをつけ面接ではウソをつけ感想
Audibleにて。面接でウソをつけ、とは刺激的な題名だが、
話内容よりも伝え方含め取りたくなるような人物を
演じろということに近い。住宅営業で習得した相手の要望を
汲み取り実現させるという方法論は、面接だけでなく他の営業にも使えるものだ。
読了日:05月22日 著者:菊原 智明


音よ、自由の使者よ。―イムジン河のための前奏曲音よ、自由の使者よ。―イムジン河のための前奏曲感想
在日韓国人 バイオリニスト チョン・チャヌ氏の半生を描く。
在日韓国人と日本人、韓国と日本、2つの国に翻弄され、
自分の落ち着き場所がわからずしんどそうではあったが、
そこに奏でる音楽の美しさの源、「恨」のような物があるのかもしれない。
やはり著者は文章が上手い、特にご飯の描写はこの作品でも素晴らしい。
読了日:05月19日 著者:篠藤 ゆり


野良猫を尊敬した日野良猫を尊敬した日感想
着目点は変わらないが、他のエッセイに比べておとなしい印象、
新聞連載だったからだろうか。
「シンジケート」は自費出版だったのか、よく出版してくれたものだ
読了日:05月17日 著者:穂村 弘


簡単話せる「カタカナ英語」 vol.1簡単話せる「カタカナ英語」 vol.1感想
audibleにて。データがとんだのか?と思うほど、
同じ内容が繰り返された気が。
読了日:05月17日 著者:SWEET ROOM


伝書鳩―もうひとつのIT (文春新書)伝書鳩―もうひとつのIT (文春新書)感想
これまで外れなしの著者の作品を久しぶりに読んだ。
鳩がテーマ。優れた飛翔力と帰巣本能を利用して、
軍事・通信(文書・写真フィルム)・運搬(家畜精液)・レースなど
多岐に渡って活用されている。山岳地帯が多い日本の地理に合っていたのだろう。
LINEでも写真を送ることができる現代から見ると、驚きの働きぶり。
読了日:05月16日 著者:黒岩 比佐子


きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる? (朝日新書)きょうだいリスク 無職の弟、非婚の姉の将来は誰がみる? (朝日新書)感想
兄弟格差の本。本論ではないが、夫婦とその子供というのが基準となった
戦後体制家族において、「きょうだい」の互助関係に支えられていた
との論が面白った。
読了日:05月14日 著者:平山 亮,古川雅子


ディスレクシアでも活躍できる (読み書きかが困難な人の働き方ガイド)ディスレクシアでも活躍できる (読み書きかが困難な人の働き方ガイド)感想
子供時代まで振り返り自分にあった仕事を見つける、働ける職場を見つける、
具体策も盛り込まれたディスレクシアの人向け働き方ガイド。
読み書きが困難でも、会社・サポートによって事務仕事にも
従事することができる。
読了日:05月13日 著者:藤堂栄子


THE21 2017年 06 月号THE21 2017年 06 月号感想
ミスが99%なくなる仕事のすごい仕組み
特別企画 40代から始める!「一生安心できる」投資法
読了日:05月11日 著者:


最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常感想
知らない世界を覗かせてもらった。
美術学部「美校」音楽学部「音校」でも学生の色合いが全く違うが、
それぞれの学部の学科によっても全然違う。
生物としての人間の懐の深さ・多様性すら感じた。
声楽科の人生の肯定感が素晴らしい。
読了日:05月10日 著者:二宮 敦人


絶滅寸前季語辞典 (ちくま文庫)絶滅寸前季語辞典 (ちくま文庫)感想
季語は日本の気候風土・行事・生活に密着している言葉だということが、
生活様式が変わることで逆に浮き彫りになる。
後書きで書かれているように、「雪」「花」が絶滅しないことを祈る。

読了日:05月09日 著者:夏井 いつき


みる わかる 伝えるみる わかる 伝える感想
「わかる」「伝わる」ということがどういうことであるのか、
分解した上で、組織の共通知作りを説く。
わかる 要素の一致 構造の一致 新たなテンプレートの構築
伝わる 結果として伝える側と伝えられる側が同じ状態になること。
知識化と必要な記述 これができない失敗論は無意味、老害がこれか。
会社の具体的な例で使っていきたい。
読了日:05月08日 著者:畑村 洋太郎


仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。感想
「メモを取る」から「メモを使う」へ。
メモの取り方というよりも、メモを手段としたアイデアを出し・
まとめるための技術論が主。
後で見返す自分がわかるように書いておく 「考える取っ掛かり」。
覚えているだろうなどと、未来の自分を信用しない。
読了日:05月07日 著者:小西 利行


Number5/5特別増刊号「永久保存版 浅田真央 ON THE ICE 1995‐2017」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))Number5/5特別増刊号「永久保存版 浅田真央 ON THE ICE 1995‐2017」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))感想
永久保存版 浅田真央 ON THE ICE 1995 - 2017
特別メッセージ 伊藤みどり 「真央ちゃん、引退おめでとう」
公式戦全成績&全プログラム付完全年表 浅田真央26年史
読了日:05月06日 著者:


「孫子」を読む (講談社現代新書)「孫子」を読む (講談社現代新書)感想
今まで読んだことがなかった「孫子」の基礎編を。
最古の用兵論、戦争イコール戦闘とは考えず、
外交戦略やスパイ活動であったり、決戦をできるだけ避けるなど、
人の命と戦いの効率をしっかりと考えている。
読了日:05月06日 著者:浅野 裕一


スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本感想
Audibleにて。2005年10月に行われたApple恒例 
Special Event の基調講演を基に、スティーブ・ジョブズのスピーチ術
を解説。実際にスピーチを聞く事ができるので、
活字を読むよりもテクニックを実感できるかもしれない。
読了日:05月04日 著者:キムキョンテ


米国人博士、大阪で主婦になる。 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-11)米国人博士、大阪で主婦になる。 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-11)感想
英米文学で博士号を持つボストンのユダヤ系アメリカ人。
MBA課程の研修で知り合った日本人と恋に落ち結婚。

日本で恋に落ちるまで「絶対にしない!」と誓っていたこと
「ボストン住まいを手放すこと」「男に依存すること」
「古くさい核家族を持たないこと」
というのを読むと、訳者あとがきにあるように、異文化摩擦論かと思ったら、
さにあらず。

安全な居場所を求めていたのだろう、大阪でシュフとなったこと
(ご主人の愛、守られている心地よさ)は矛盾していないが、
そこに到るまでの葛藤とトライが涙ぐましく素晴らしい。
読了日:05月03日 著者:トレイシー・スレイター

読書メーター

コメント