うまし国そ 蜻蛉島 大和の国は


奈良を車で走っていると、ふと頭に浮かぶフレーズがある。
例えば、般若寺から東大寺の屋根を見下ろす時、

「うまし国そ 蜻蛉島 大和の国は」 って。

1月 新薬師寺の近くから信貴山方面に沈む夕日

これは万葉集だったか、とググってみた。

大和には 郡山あれど とりよろふ 天の香具山
登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立つ立つ
海原は 鷗立つ立つ
うまし国そ 蜻蛉島 大和の国は

覚えたなあ、これ。
「立つ立つ」の韻、あったなあ。

無理やり覚えさせられた気もするけど、後から実感が追い付いて来る、好例。

コメント