視点が変われば  ~ 崇徳院 ~


遊んだこともないし詳しくもないのだが、百人一首の本を読んでいて、思いのほか知っている歌があってびっくり。

古典の時間に習ったんだろうか。

落語「崇徳院」で「せをはやみー」が耳に残っているので、77番 崇徳院の和歌ぐらいしか知らないと思っていた。

瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ

wikipedia 崇徳天皇より


この崇徳院、鳥羽天皇の長男でありながら、鳥羽天皇の祖父・白川法皇の子供ではないかと疑われ(俗説?)、天皇に即位後に弟に譲位をさせられたという歴史がある。

そして保元の乱に敗れ、讃岐に流され一生を終える。

歌の内容や落語から、恋の歌と思っていたが、崇徳院の身の上を考えると、天皇の地位や京の都に対しての思いを綴ったのかもしれないなあ。




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