2021年7月の読書

 




7月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:4133
ナイス数:311

THE BIG ISSUE JAPAN411号THE BIG ISSUE JAPAN411号感想
特集 究極の自由メディア「ZINE」 / スペシャルインタビューオーランド・ブルーム / カナダ、先住民の土地で“最後の原生林”伐採
読了日:07月31日 著者:ビッグイシュー日本

ブルーピリオド(10) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(10) (アフタヌーンKC)感想
世田介くんの内面に深く迫った巻。絵を描くことが好きか、本質に触れようとする二人。大学も早くも1年が終了するが、人が好きと気がついた八虎、益々つづきが気になる。
読了日:07月25日 著者:山口 つばさ

ブルーピリオド(9) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(9) (アフタヌーンKC)感想
文化祭後半と進級課題編。努力できることは才能かどうか。ついに一皮向けたか、八虎。
読了日:07月25日 著者:山口 つばさ

ブルーピリオド(8) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(8) (アフタヌーンKC)感想
課題の掘り下げ「テーマ」と「モチーフ」が興味深い。選んだテーマで、何を表現したいのか/テーマを何に表現したのか/テーマをなぜ表現したいのか。人に伝えるためには、どんな素材・書き方・モチーフ・大きさがふさわしいか。吟味・検討・繰り返す。仕事にも通じる。
読了日:07月24日 著者:山口 つばさ

ブルーピリオド(7) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(7) (アフタヌーンKC)感想
藝大合格はゴールではない。入学直後に早速壁にぶち当たる八虎。また弱さが染み出てきたが、本当にまじめだなあ。
読了日:07月24日 著者:山口 つばさ

ブルーピリオド(6) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(6) (アフタヌーンKC)感想
藝大2次試験スタート。課題のスケッチブック、自分に自信がなく同時に傲慢・戦略的にやれば上手く立ち回れると思い込んでいた「透明な自分」に気づく、受験編のクライマックスだった。 現役合格し大学編がスタートする。
読了日:07月23日 著者:山口 つばさ

ブルーピリオド(5) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(5) (アフタヌーンKC)感想
1次試験結果発表前から2次試験に向かう直前まで。自分たちの弱さ・強さに向き合って描き続けた事は、合否に関係なく君たちの力になる、大葉先生の言葉が印象的。
読了日:07月22日 著者:山口 つばさ

北北西に曇と往け 2巻 (ハルタコミックス)北北西に曇と往け 2巻 (ハルタコミックス)感想
一巻丸々アイスランド観光とは思わなかった。
読了日:07月21日 著者:入江 亜季


ブルーピリオド(4) (アフタヌーンKC)ブルーピリオド(4) (アフタヌーンKC)感想
藝大1次試験 受験前後の葛藤。成績優秀で世渡り上手というのは、相手に迎合していたのだという自分に気づく八虎。気づかせてくれる先生や友達に恵まれているぞ。
読了日:07月18日 著者:山口 つばさ


大阪大阪感想
大学入学時に大阪にやってきた岸氏と大正区で生まれ育ち東京へ移った柴崎氏の往復エッセイ。淀川沿い・環状線・アメリカ村・鶴橋・阪神大震災、大阪で生まれ育ち重なる時代があるので、その時々の空気間がわかるような気がするし、繊細な表現で描かれた大阪は同じ街なのかと戸惑うところもあった。時には私小説、時にはノンフィクションを読んでいるかのよう。
読了日:07月17日 著者:岸 政彦,柴崎 友香


BLUE GIANT (1) (ビッグコミックススペシャル)BLUE GIANT (1) (ビッグコミックススペシャル)感想
高校生・宮本大がジャズに嵌り、サックスでプロを目指すストーリー。言うほど音は聞こえてこなかったが、ジャズへの熱はガンガン伝わってきた。
読了日:07月16日 著者:石塚 真一


THE BIG ISSUE JAPAN410号THE BIG ISSUE JAPAN410号感想
夏の在宅自炊指南 「えいやっ」と作って元気に暮らす / スペシャルインタビュー キャリー・マリガン / 米国、車上生活者10万人以上。働きながら移動する高齢女性たち
読了日:07月16日 著者:ビッグイシュー日本


マカロンはマカロン (創元クライム・クラブ)マカロンはマカロン (創元クライム・クラブ)感想
ビストロ・パ・マルシリーズの3作目。表題作含め、8編収録。ドラマも見つつ、久しぶりに手に取った。 父娘の絆、不倫、ステッププファミリー、LGBTなどテーマは豊富だった。ワイン飲みながらフランス料理を食べたくなって困る。
読了日:07月15日 著者:近藤 史恵


流浪の月流浪の月感想
事実と真実は違う。 居場所を求め見つけた更紗と受け止めた文は、世間的な事実では児童誘拐の被害者と加害者だった。二人の間には深いつながりはあったが、更紗と文の視点で書かれた章を読むと、二人の真実も実はそれぞれ違うものだったかもしれない。更紗と文を形作っている過去が丁寧に描かれている事で、その思いが強くなった。今の世の流れでは、事実ベースの文を賛美するのは憚られるのだろうが、更紗との世界を続けていって欲しい、そう願わざるを得ないラストだった。
読了日:07月13日 著者:凪良 ゆう


カラオケ行こ! (ビームコミックス)カラオケ行こ! (ビームコミックス)感想
こんな事ないやろうという設定(組のカラオケ大会で一番下手な人間が刺青を掘られるという罰があるので、中学校合唱部部員にカラオケ指南を頼む)だが、読み進めるにつれて、ヤクザと中学生との友情?絆?が深まっていく様に、どんどんページを捲る。恐々付き合っていた中学生のボソッとつぶやくようなコメントが、ポイントをついたアドバイスになっているのも面白かった。
読了日:07月12日 著者:和山 やま


回復する人間 (エクス・リブリス)回復する人間 (エクス・リブリス)感想
同世代の韓国人作家による短編小説集。 消えてしまいそうな弱さを見せたと思うと、驚くほど強く立ち上がっていく人間を、様々なケースで繊細な表現を用いて描いている。こんな小説が韓国にあったのか。翻訳が素晴らしい。著者は短編小説を「私という人間がときにはよちよち歩きで、ときにはひるまずに強く、ときには闇の中をようやく手探りで歩いて生きてきた記録」と語った事があるとのこと、小説の底に流れている。
読了日:07月11日 著者:ハン・ガン


フォックス家の殺人〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)フォックス家の殺人〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
ライツヴィル・シリーズ2作目。12年前に妻を毒殺して服役する父の無実を証明するために、デイヴィー・フォックスがエラリー・クイーンに再調査を依頼する。 関係者への聞き取り、状況証拠は父親が犯人であることを裏付けるものばかりだが、絶体絶命の所から、もう何も出て来ないだろうという証拠をしつこく調べる。クイーンの執念勝ち。真相は物悲しい。ライツヴィル・シリーズが面白くなってきた。
読了日:07月10日 著者:エラリイ クイーン


裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)感想
沖縄の10代から20代のキャバクラや風俗店で働いている女性たちに話を聞いてまとめた本書。 話を聞いたというレベルではなく、産婦人科に付き添うなど辛い時に寄り添い、一人で生きていけるようになるまで見守っている。登場する女性たちが一様にDV、性暴力、貧困などの影響を受けており、それが当たり前かのように錯覚してしまう。
読了日:07月07日 著者:上間陽子


セキュリティ 7つの習慣・20の事例セキュリティ 7つの習慣・20の事例感想
2016年発行の本だが、ウイルス対策・情報漏洩に関する注意事項のうち基本中の基本事項が書かれている。kindle 無償版でも読むことができるようだ。
読了日:07月05日 著者:エムオーテックス株式会社


THE BIG ISSUE JAPAN409号THE BIG ISSUE JAPAN409号感想
ひきこもりアップデート 斎藤環ゲスト編集長 / スペシャルインタビュー オリビア・ニュートン・ジョン / 密売人から最高位の鷹匠へ。貧困地域の若者を支援
読了日:07月05日 著者:ビッグイシュー日本


スタッキング可能スタッキング可能感想
西加奈子がお勧めしていて手に取った。シュールの一言。みんな、入れ替え可能で、入れ替えできない唯一無二の存在というのがわかる。人の心の中が漏れ聞こえたらこんな感じだろうなあ。
読了日:07月04日 著者:松田 青子


あれから―俵万智3・11短歌集あれから―俵万智3・11短歌集感想
図書館で借りてきたら、2014年に読んでいた。やはり母親の気持ちが伝わってくる。 「子を守る 小さき虫の 親あれば 今の私は これだと思う」
読了日:07月04日 著者:

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