そのままで良いんだよ ~ さかなのこ ~

 3連休の最後の日、映画「さかなのこ」を見に行った。



「お魚が大好きな小学生・ミー坊は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、信じて応援し続ける母親に背中を押されながらミー坊はのびのびと大きくなった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、まるで何かの主人公のようにいつの間にかみんなの中心にいたが、卒業後は、お魚の仕事をしたくてもなかなかうまくいかず悩んでいた…。そんな時もお魚への「好き」を貫き続けるミー坊は、たくさんの出会いと優しさに導かれ、ミー坊だけの道へ飛び込んでゆくーー」(公式HPより)



さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜」を元にした作品。

さかなクン本人が子供時代の近所の変なおじさん(ギョギョおじさん)で登場したり、ところどころコメディタッチの描写もあって、どこまでが本当の話が元になってるのだろうかと首をかしげる所もあった。


しかし、最後まで見ると承認の物語だったと感じた。


ミー坊を女優・のんが演じるという改変がぴったり。

のんしかいなかった、と言ってもおかしくない。

魚が好きすぎて生活のほとんどを魚が占めるミー坊。他の子とはちょっと違っており、そのことを父親は心配もしているが、母親は違った。あなたはあなたのままでいいんだと言い続けた。

そのことでミー坊は好きなことをとことん突き詰めることができたのだ。


原作になった本も是非とも読んでみよう。

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