扇町寄席 6月7日放映。
桂米朝のお弟子さん。真面目そうに見え、師匠の芸をしっかりと受け継いでいる感じを受けた。
この話も恋煩いがテーマ。治すには、辰年生まれ・辰の刻生まれという時が揃った人間の肝を煎じて飲むといいと聞いた。
なんと自分のたった一人の妹が、ずばりの人間だということに気付いた。
昔世話になった人の息子が病んでいるために、恩返しとばかり、寝ている妹を刺し殺そうとするが、踏み切れない。
すると目を覚ました妹、包丁を握った兄に気付いた。
芝居の稽古という言い訳を信じた妹は、肝をつぶしたと一言。
これで肝を取らずに済んだというサゲ。
妹を前に包丁を握り、逡巡する場面が山場。
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