ああ、京関戦

思えば90年代の京関戦は、有利と言われた方が勝つとは限らなかった。
そのシーズン全体の成績とは関係なく、他の試合とは違う磁場の影響を
受ける、そんな試合が毎年続いた。

ただし、ここ数年は京大の力が落ちてしまい、歯が立たない試合が多い。

しかし、今年はやっぱり京関戦だ、という試合をやってくれた。
勝っていれば、言うことなかったのになあ。

関学28 - 27 京大 2点差 残り15秒を守ることが出来ずに、
残り0秒で決勝FGを決められて、2004年以来の勝ち星を逃した。

関学は、最初のプレーでTD。その次のシリーズでまたTDと、あっという間に14-0。
また今年もだめか、と思いきや、その後でオフェンス・ディフェンス共に
がんばった訳だ。

テレビはカットされていて全体は不明だが、攻守ラインが良い仕事としていた。
後は、WR中村はすげーなあ。
解説の東海(ビジネス雑誌以外で久しぶりに見た)が、要所でずっと中村に
投げろと、言っていたけど、本当に永遠にパスが通りそうな気さえした。
高さがあり、シュアハンドでDBに囲まれていてもしっかりキャッチ。

どうしてこのチームが今年1勝しかしていないのだろうか?

残り32秒で、一旦は逆転となるFGを決めた京大キッカーが、キックを決めた後で
興奮と緊張が切れたために、フィールドに倒れこんだのが印象的。

11月22日 神戸大戦が今シーズンの最終戦。
創部以来初の入れ替え戦の危機が迫るが、何とか勝利をもぎ取ってもらいたい。

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