映画の日の今日、昨日から公開となった「風が強く吹いている」を鑑賞。
小説・舞台に続いて、映画はどうなのか?
本 http://hynkapi.blogspot.com/2008/06/blog-post_03.html
舞台 http://hynkapi.blogspot.com/2009/02/blog-post_07.html
2時間28分と長めだったが、長編小説をくまなく描ききるには短すぎる。
素人集団が箱根駅伝を目指して、出場してしまうので、
他の2つと比べて現実的な演出になっていた。
ハイジとカケル以外のメンバーは、ちょっと無理でしょ、というところからスタートするのに比べて、映画では漫画大好きの王子以外は結構走ることができるというストーリー。
一人を何とかできれば、箱根出場も夢ではないというのは、時間がないから仕方がないか。
であれば、10区 ハイジのラスト1kmの走りはどうなのか?
あれで東体大との差が縮まるってのは、一番現実的ではない気がするなあ。
カケル役の林遣都は、走るフォームが美しい。
スポーツ物(ダイブ、バッテリーなど)の映画に出演しているが、
いい体している。
小説・舞台・映画に共通して思ったこと。
・ハイジのキャラがほぼ同じ。小説を読んで頭の中に思い浮かべたキャラクターとも同じだ。
映画のハイジが一番人間くさく、売られたけんかを買ったりしてたけど。
・一番の見所は、9区→10区 鶴見中継所の襷リレーだ。そう決めた。
友情出演の和久井映見の電話シーンが一番涙を誘っていた。
ああいう母の言葉は、みんな弱いよなあ。
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