映画が1000円だった昨日、クリント・イーストウッド監督「インビクタス」を見た。
最近は監督としての評価が高いイーストウッド。
本作品も単純なスポーツ物に終わらせず、ラグビーワールドカップを通して白人・黒人の融合を図るマンデラ大統領の人間性や人生に迫るドラマに仕上がっていた。
小さなエピソードを見ているうちにストーリーに引き込まれていた。
決勝戦のスタジアム外、白人のスポーツだったラグビーチームを毛嫌いしていた黒人の子供が、試合経過を知りたくて、ラジオを聞いている白人警官のそばににじり寄る。
あっちに行けと追い払われるが、時間が経つにつれてコーラをもらって一緒に応援しているシーン。
最近は監督としての評価が高いイーストウッド。
本作品も単純なスポーツ物に終わらせず、ラグビーワールドカップを通して白人・黒人の融合を図るマンデラ大統領の人間性や人生に迫るドラマに仕上がっていた。
小さなエピソードを見ているうちにストーリーに引き込まれていた。
決勝戦のスタジアム外、白人のスポーツだったラグビーチームを毛嫌いしていた黒人の子供が、試合経過を知りたくて、ラジオを聞いている白人警官のそばににじり寄る。
あっちに行けと追い払われるが、時間が経つにつれてコーラをもらって一緒に応援しているシーン。
マンデラ大統領の黒人・白人護衛官。
ワールドカップ初戦に勝利した後で、ラグビーのルールを知らない黒人護衛官に話し掛けるシーン。
白人護衛官「勝ったぞ」
黒人護衛官「俺たちの(チームが)?」
そして何よりもマンデラ大統領という人間がよく描かれていた。
27年間独房に入れられながらも、本を読み、詩を読み、時にへこたれそうに成りながらも、人生を動かすのは自分だとの想いを無くさなかった。
大統領になり、虐げられた白人を赦し、新しい南ア作りのために、黒人の同胞にもにも許せと説いたこの人の中身はどうなっているのだろう。
95年のワールドカップ決勝戦を見たくなった。
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