12月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:5781ページ
ナイス数:51ナイス
三月の招待状
大学の同級生男女5人が、そのうちの2人の離婚式に参加する所から物語りは始まる。自分も大学の同級生と結婚していて、学生時代の友人と集まると当時にタイムスリップするので、彼らの集まった際の雰囲気はわかるような気がする。こんなにドロドロはしてないけど。麻美が暇であることを認めるべきだ、という主張はわかるようでわからない。
読了日:12月30日 著者:角田 光代
午後の曳航 (新潮文庫)
著者の本を読むのは何年ぶりだろう。「なにものかへのレクイエム」を読んだことと日経新聞の書評欄コラムで取り上げていたのを見て読んだ。文章が美しい。14歳という子供でも大人でもない存在が、大人に対する嫌悪感がテーマの一つになってるが、酒鬼薔薇事件後にこういった小説・論評が数多くでたが、この小説が全く古びていないことに驚く。
読了日:12月28日 著者:三島 由紀夫
トリツカレ男 (新潮文庫)
童話というかファンタジーというか、ほんのり温かい話だった。はまったらとことん突き詰めるトリツカレ男 ジュゼッペ。ペチカにとっては、サンタクロースであり、眠ってる間に仕事をしてくれる小人みたいな存在だろうなあ。クリスマスに読んだかもしれないが、クリスマスプレゼントにぴったり。
読了日:12月26日 著者:いしい しんじ
うさみみ(もうひとつの研究所パラパラブックス)
友達の子供へのプレゼントに購入したが、家用にも買った。この吸込まれ感が最高に気持ちイイwww
読了日:12月24日 著者:もうひとつの研究所
本屋の窓からのぞいた京都 ~恵文社一乗寺店の京都案内~
こんなほっこりしそうな本屋があるのは知らなかった。ここで本を買って、レンタサイクルでコーヒーやパンやお酒を味わいに行ったら、贅沢な一日になるだろうなあ。一度訪ねてみよう。 モリミーの京都ぐるぐる案内など、この手の京都案内本は、はやりなのかな。
読了日:12月23日 著者:恵文社一乗寺店
逃避めし
決して豪華ではないが、食べたい時に自分のためにちょこっと作って食べるご飯。正直ずばりを真似して作ろうとは思わないが、人それぞれ似たような簡単ご飯ってのがある気がする。出汁を取ってるし、見た目以上にきちんと料理してるのはエライ。 ハチノコご飯が、「なんかご飯に虫が入ってるんですけどー」と目が脳に直訴するってのがツボだった。
読了日:12月21日 著者:吉田 戦車
田村はまだか
図書館で題名を見ただけで読みたい!と一目ぼれ。小学校の同窓会の3次会で同級生 田村を待つ5人。待っている5人のそれぞれのドラマを垣間見ながら、田村のキャラクターが浮き上がる仕掛け。田村よ来いーと思いながら読んでいたが、最終的には来ないで終わっても良かったかもしれないなあ。
読了日:12月20日 著者:朝倉 かすみ
名探偵コナン 74 (少年サンデーコミックス)
読了日:12月17日 著者:青山 剛昌
天使の屍 (集英社文庫)
息子の自殺を信じることが出来ずに、真相を求めて友達の話を聞いて廻るが、その友人達も次々と自殺してしまう。何故?と引き込まれて読んだが、この動機はどうなんだろうか。「子供達の理論」だとしてもいくらなんでも、という気がしてしまう。大人だからだろうか。
読了日:12月16日 著者:貫井 徳郎
一生懸命―木村拓也 決してあなたを忘れない
奥さんから見た夫、子供の父親像の他、学生時代の恩師・選手時代の仲間からの追悼の書。家族写真の笑顔が印象的。同じ病気になっても生き残ったり、死んだり、この差は何なんだろうか。
読了日:12月15日 著者:木村 由美子
対談集 なにものかへのレクイエム――二〇世紀を思考する
最後の高橋源一郎との対談が興味深かった。1951年生まれ同士、中学では周りに「毛沢東語録」や「共産党宣言」を持っていた人間がいた時代。背伸びして追いつこうとしたら、学生運動は70年代に入ってぴたっと終わってしまった。残された宿題を芸術の形で片付けていることが、再度の対談でわかった。「正しさへの同調圧力」という言葉、メモ。
読了日:12月14日 著者:森村 泰昌
岳 みんなの山 11 (ビッグコミックス)
読了日:12月14日 著者:石塚 真一
岳 10 (ビッグコミックス)
段々とナオタの阿久津の成長物語が主になってきたような気が。
読了日:12月13日 著者:石塚 真一
岳 9 (ビッグコミックス)
読了日:12月13日 著者:石塚 真一
岳 8 (ビッグコミックス)
読了日:12月13日 著者:石塚 真一
岳 7 (ビッグコミックス)
ここまで読んできたが、まだ山に行きたいと思わない。決して「岳」のせいではありません。
読了日:12月12日 著者:石塚 真一
岳 6 (ビッグコミックス)
人は迷惑をかけて生きてもいいんだ、という言葉を思いだした「山男」のラストシーン。
読了日:12月12日 著者:石塚 真一
岳 5 (ビッグコミックス)
こんな結末になるんだろうなあと思いながらも、「朋友」が良かった。
読了日:12月11日 著者:石塚 真一
岳 4 (ビッグコミックス)
「択一」が良かった。同時に別の場所で遭難が発生したら、どちらを先に助けるのか。自分が助けられて経験を元にしたその答えは、簡潔かつ冷酷だ。その決断は自分にはできそうにない。
読了日:12月11日 著者:石塚 真一
刻まれない明日
10年前に3095人が消え去った場所で、消えた人からハガキが届くラジオ局・図書館などがある、そんな設定にとっても魅かれた。そうなった謎の説明も書かれていたが、今ひとつその世界に入り込めなかったが、大切な人を失った残された想いを凄く感じるストーリーだった。「-たとえ自分が失われても、誰かの思い出に残るのっては、結構悪くないのかもしれない-」というセリフが心に残った。
読了日:12月11日 著者:三崎 亜記
岳 (3) (ビッグコミックス)
3巻目に入り、泣かせるエピソードが増えてきた。「乾杯」がいいなあと思って読んでいたら、「押し花」もジーンときた。
読了日:12月11日 著者:石塚 真一
岳 (2) (ビッグコミックス)
読了日:12月10日 著者:石塚 真一
岳 (1) (ビッグコミックス)
登山の遭難者をボランテイアで助ける三歩の物語。お涙頂戴でないのが好感がもてるが決してドライな訳ではない。生存者ばかり助けるのかと思ったとたんに死亡者も現れ、生死の差がわずかだということだろう。
読了日:12月10日 著者:石塚 真一
うきわねこ
プレゼントとして探したけど、本屋で見つけることができず、図書館で予約して読了。ファンタジー、おじいちゃんとの触れ合い、親から子供から孫へと繋がる想いが伝わってくる。絵と物語のコラボが素敵だ。今年のプレゼントは買ってしまったので、来年の候補にしよう。
読了日:12月03日 著者:蜂飼 耳
ほまれ
子供の頃から、北京オリンピック直前までのサッカー人生が書かれている。母のお腹の中でも蹴りまくっていたとか、チャンスの波に乗れと背中を押してくれる母の思いが伝わってきた。
読了日:12月03日 著者:澤 穂希
結婚相手は抽選で
少子化対策で、三人断ったらテロ撲滅隊送りという抽選見合い結婚法が制定、日本中大騒ぎ。この設定を思いついたのが素晴らしい。三人という人数が絶妙、どんな相手がやってくるかドキドキ、かけひきもドキドキ。設定が突飛だが、暖かい話だったなあ。映像化しても面白そう。
読了日:12月02日 著者:垣谷 美雨
さよならソクラテス (新潮文庫)
シリーズ3部作の3作目とのことだが、前2作は読んでない。でも、久しぶりの哲学本、言葉遊びか、との感もあったが、がん患者・サラリーマン・心理学者などを論破していくのが頭の体操のようで楽しかった。ソクラテスとクサンチッペのやり取りも軽快でGOOD。
読了日:12月01日 著者:池田 晶子
2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:5781ページ
ナイス数:51ナイス
大学の同級生男女5人が、そのうちの2人の離婚式に参加する所から物語りは始まる。自分も大学の同級生と結婚していて、学生時代の友人と集まると当時にタイムスリップするので、彼らの集まった際の雰囲気はわかるような気がする。こんなにドロドロはしてないけど。麻美が暇であることを認めるべきだ、という主張はわかるようでわからない。
読了日:12月30日 著者:角田 光代
著者の本を読むのは何年ぶりだろう。「なにものかへのレクイエム」を読んだことと日経新聞の書評欄コラムで取り上げていたのを見て読んだ。文章が美しい。14歳という子供でも大人でもない存在が、大人に対する嫌悪感がテーマの一つになってるが、酒鬼薔薇事件後にこういった小説・論評が数多くでたが、この小説が全く古びていないことに驚く。
読了日:12月28日 著者:三島 由紀夫
童話というかファンタジーというか、ほんのり温かい話だった。はまったらとことん突き詰めるトリツカレ男 ジュゼッペ。ペチカにとっては、サンタクロースであり、眠ってる間に仕事をしてくれる小人みたいな存在だろうなあ。クリスマスに読んだかもしれないが、クリスマスプレゼントにぴったり。
読了日:12月26日 著者:いしい しんじ
友達の子供へのプレゼントに購入したが、家用にも買った。この吸込まれ感が最高に気持ちイイwww
読了日:12月24日 著者:もうひとつの研究所
こんなほっこりしそうな本屋があるのは知らなかった。ここで本を買って、レンタサイクルでコーヒーやパンやお酒を味わいに行ったら、贅沢な一日になるだろうなあ。一度訪ねてみよう。 モリミーの京都ぐるぐる案内など、この手の京都案内本は、はやりなのかな。
読了日:12月23日 著者:恵文社一乗寺店
決して豪華ではないが、食べたい時に自分のためにちょこっと作って食べるご飯。正直ずばりを真似して作ろうとは思わないが、人それぞれ似たような簡単ご飯ってのがある気がする。出汁を取ってるし、見た目以上にきちんと料理してるのはエライ。 ハチノコご飯が、「なんかご飯に虫が入ってるんですけどー」と目が脳に直訴するってのがツボだった。
読了日:12月21日 著者:吉田 戦車
図書館で題名を見ただけで読みたい!と一目ぼれ。小学校の同窓会の3次会で同級生 田村を待つ5人。待っている5人のそれぞれのドラマを垣間見ながら、田村のキャラクターが浮き上がる仕掛け。田村よ来いーと思いながら読んでいたが、最終的には来ないで終わっても良かったかもしれないなあ。
読了日:12月20日 著者:朝倉 かすみ
読了日:12月17日 著者:青山 剛昌
息子の自殺を信じることが出来ずに、真相を求めて友達の話を聞いて廻るが、その友人達も次々と自殺してしまう。何故?と引き込まれて読んだが、この動機はどうなんだろうか。「子供達の理論」だとしてもいくらなんでも、という気がしてしまう。大人だからだろうか。
読了日:12月16日 著者:貫井 徳郎
奥さんから見た夫、子供の父親像の他、学生時代の恩師・選手時代の仲間からの追悼の書。家族写真の笑顔が印象的。同じ病気になっても生き残ったり、死んだり、この差は何なんだろうか。
読了日:12月15日 著者:木村 由美子
最後の高橋源一郎との対談が興味深かった。1951年生まれ同士、中学では周りに「毛沢東語録」や「共産党宣言」を持っていた人間がいた時代。背伸びして追いつこうとしたら、学生運動は70年代に入ってぴたっと終わってしまった。残された宿題を芸術の形で片付けていることが、再度の対談でわかった。「正しさへの同調圧力」という言葉、メモ。
読了日:12月14日 著者:森村 泰昌
読了日:12月14日 著者:石塚 真一
段々とナオタの阿久津の成長物語が主になってきたような気が。
読了日:12月13日 著者:石塚 真一
読了日:12月13日 著者:石塚 真一
読了日:12月13日 著者:石塚 真一
ここまで読んできたが、まだ山に行きたいと思わない。決して「岳」のせいではありません。
読了日:12月12日 著者:石塚 真一
人は迷惑をかけて生きてもいいんだ、という言葉を思いだした「山男」のラストシーン。
読了日:12月12日 著者:石塚 真一
こんな結末になるんだろうなあと思いながらも、「朋友」が良かった。
読了日:12月11日 著者:石塚 真一
「択一」が良かった。同時に別の場所で遭難が発生したら、どちらを先に助けるのか。自分が助けられて経験を元にしたその答えは、簡潔かつ冷酷だ。その決断は自分にはできそうにない。
読了日:12月11日 著者:石塚 真一
10年前に3095人が消え去った場所で、消えた人からハガキが届くラジオ局・図書館などがある、そんな設定にとっても魅かれた。そうなった謎の説明も書かれていたが、今ひとつその世界に入り込めなかったが、大切な人を失った残された想いを凄く感じるストーリーだった。「-たとえ自分が失われても、誰かの思い出に残るのっては、結構悪くないのかもしれない-」というセリフが心に残った。
読了日:12月11日 著者:三崎 亜記
3巻目に入り、泣かせるエピソードが増えてきた。「乾杯」がいいなあと思って読んでいたら、「押し花」もジーンときた。
読了日:12月11日 著者:石塚 真一
読了日:12月10日 著者:石塚 真一
登山の遭難者をボランテイアで助ける三歩の物語。お涙頂戴でないのが好感がもてるが決してドライな訳ではない。生存者ばかり助けるのかと思ったとたんに死亡者も現れ、生死の差がわずかだということだろう。
読了日:12月10日 著者:石塚 真一
プレゼントとして探したけど、本屋で見つけることができず、図書館で予約して読了。ファンタジー、おじいちゃんとの触れ合い、親から子供から孫へと繋がる想いが伝わってくる。絵と物語のコラボが素敵だ。今年のプレゼントは買ってしまったので、来年の候補にしよう。
読了日:12月03日 著者:蜂飼 耳
子供の頃から、北京オリンピック直前までのサッカー人生が書かれている。母のお腹の中でも蹴りまくっていたとか、チャンスの波に乗れと背中を押してくれる母の思いが伝わってきた。
読了日:12月03日 著者:澤 穂希
少子化対策で、三人断ったらテロ撲滅隊送りという抽選見合い結婚法が制定、日本中大騒ぎ。この設定を思いついたのが素晴らしい。三人という人数が絶妙、どんな相手がやってくるかドキドキ、かけひきもドキドキ。設定が突飛だが、暖かい話だったなあ。映像化しても面白そう。
読了日:12月02日 著者:垣谷 美雨
シリーズ3部作の3作目とのことだが、前2作は読んでない。でも、久しぶりの哲学本、言葉遊びか、との感もあったが、がん患者・サラリーマン・心理学者などを論破していくのが頭の体操のようで楽しかった。ソクラテスとクサンチッペのやり取りも軽快でGOOD。
読了日:12月01日 著者:池田 晶子
2011年12月の読書メーターまとめ詳細
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