松山 「坂の上の雲」

1月3日は松山に出かけた。

昨年12月に3年間にわたって放送されたNHKドラマ
「坂の上の雲」が終わったが、「坂の上の雲」ミュージアムと
秋山兄弟生誕地を見に行った。


ドラマは終わったが、松山市内は
どこもかしこも「坂の上の雲」推しだった。
















大街道バス停で下車。

そこから歩いて5分という好位置にミュージアムはある。
入場料 一般 @¥400



大阪の司馬遼太郎記念館同様に

安藤忠雄が設計。
コンクリートの打ちっぱなし、
天井が高い所など、雰囲気が似ている。







上から見ると三角形の形で、
2F~4Fの展示スペースに
「坂の上の雲」の時代背景の説明や
企画展(行った時は「バルチック艦隊と眞之」)
を鑑賞できる。





3Fから4Fへのスロープの壁に、産経新聞に連載された1296回分の
小説が張られているが、その眺めは壮観だった。

そんなに大きいミュージアムではないので、
すぐに見終わり、次の目的地を目指した。

ミュージアムを出て、徒歩で10分ほど東に移動したところに
秋山兄弟生誕地がある。 入場料 @¥300。






昭和20年に空襲によって消失したものを
2005年1月に再建させた生家。

まずは好古についてのビデオを見るところから
スタート。

ビデオの中で、「叔父(好古)が今わの際に、馬を牽けと言っていた、
満州を駆け巡っていたのだろうなあ」と甥がコメントしてたのが、印象的。

家の中には、好古の直筆の書や写真が飾ってある。
二人とも鼻が高く、日本人離れした顔つきだ。

ここではボランティアの方が、今節丁寧に説明をしてくれるのが、
とても良かった。ミュージアムが展示品中心なのと対照的で、
両方訪問した方が、秋山兄弟の人となりにより深く触れることができる。

眞之が起草した連合艦隊解散の辞の全文コピーも100円で購入できる。
(熱心に勧められて購入)
合わせて、二人の言葉が載っている和タオルもお土産で購入。
(好古/天地無私  眞之/熟慮断行)

「熟慮断行」は今年の仕事のテーマにしようかしら。








好古像












眞之像


庭の二人の像は、視線が合うように設置されたのだそうだ。

後は子規記念館に行けば、良かったのだろうが、
道後温泉本館で温泉に入ってから、松山を後にした。

コメント