2014/11/22

特別展 酒井抱一 @大和文華館

若冲の絵を見始めて、琳派に興味が沸いているこの頃、
大和文華館で開催されていた「特別展 酒井抱一」を
終了間際の11月15日に訪れた。



機会があれば行ってみたかった大和文華館。
入り口から広がる庭も素敵な空間である。




屏風図の他、浮世絵を模したような美人図も描いていたのか。

展示品もさることながら、メモを取りながら熱心に鑑賞する人の多いこと。
本当に見たい人が集まってきているのだなあ、と感心した。



2014/11/05

京都 秋の古本市@百萬遍 知恩寺

岡崎公園からバスで、百万遍へ移動。

お目当ては、京都の秋の古本まつりだ。




第38回 大本山百萬遍 知恩寺 秋の古本まつり 古本供養と青空古本市。
秋の古本市は初めて。

春の古書大即売会  http://hynkapi.blogspot.jp/2013/05/31.html
下鴨納涼古本まつり http://hynkapi.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html




今年は雨が多かったようだが、最終日の3日は天気に恵まれた。




お寺の境内に、古本が並んでいるという光景がシュールなような、
非日常が心地よいような感覚だった。

本堂にもきちんとお参りしました。



今出川通沿いの古本屋も、歩道に陳列、ここも見逃せない。

3冊を購入し、ホイッスラー展の図録と一緒に抱えて帰りました。

2014/11/03

美術館巡り ホイッスラー展 華麗なるジャポニズム展


秋は展覧会・美術展がてんこ盛り。
正倉院展も、鳥獣戯画展も見たいのだが、京都・岡崎公園の美術館をはしご。

京都国立近代美術館 ホイッスラー展
http://www.jm-whistler.jp/



一般1,500円、11月16日まで。

アメリカ・ボストン近郊出身で、画家・版画家。
絵画の他、エッチング・版画など約130点を展示、27年ぶりの大回顧展であった。

浮世絵に影響を受けた画家の一人で、ノクターンやシンフォニーといった
音楽用語を用いた作品も印象深い。

今回の一番のお気に入りは、「白のシンフォニーNo.2 : 小さなホワイト・ガール」。

白のシンフォニー No.2
ドレスの白さと団扇の色彩が対照的、愁いを浮かべた表情に吸い込まれる。

道を挟んだ京都市美術館では、11月30日まで、
ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展が開催中。
http://www.boston-japonisme.jp/top/




印象派に影響を与えた浮世絵、両方の作品を並べて展示することで、
どのように影響を与えたのかが浮かび上がる。

ボストン美術館の浮世絵は、綺麗なのはわかってるよ、
と心の中で思いながらも、やはり保存状態の良さに舌を巻く。

この美術展のお気に入りは、目玉でもあるモネの「ラ・ジャポネーズ」だ。




本格的な修復後、初展示となった本作品。
歌舞伎衣装と考えられる武者絵が描かれた打掛の鮮やかさに目を奪われる。

モデルは、最初の妻、カミーユ。
トリコロールの扇子、背景には団扇がデザインされ、正にジャポニズムの一作。

ずっと見ていられた。


2014/11/02

2014年10月の映画

10月の鑑賞メーター
観たビデオの数:1本
観た鑑賞時間:103分

きらきらひかる [DVD]きらきらひかる [DVD]
CS録画。こんなストーリーだったか。原作イメージと出演陣にギャップが
あって入り込みにくかった。

鑑賞日:10月25日 監督:松岡錠司

鑑賞メーター

2014/11/01

2014年10月の読書

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3464ページ
ナイス数:240ナイス

PRESIDENT (プレジデント) 2014年 11/17号 [雑誌]PRESIDENT (プレジデント) 2014年 11/17号 [雑誌]感想
30分でエクセル、パワポの達人に!資料の作り方 
フィリップ・コトラー教授、ソニーを叱る 
読了日:10月31日 著者:プレジデント社







吉野弘詩集 (ハルキ文庫)吉野弘詩集 (ハルキ文庫)感想
「夕焼け」「祝婚歌」「I was born」などの名作の他、
漢字遊びの歌も数多く読むことができる。やっぱりいいなあ。
手元に置いておきたくて購入した。
読了日:10月29日 著者:吉野弘








AERA (アエラ) 2014年 11/3号 [雑誌]AERA (アエラ) 2014年 11/3号 [雑誌]感想
40歳特集 「心の定年」乗り越える ジェジュンが語る
読了日:10月29日 著者:朝日新聞社










Wedge (ウェッジ) 2014年 9月号Wedge (ウェッジ) 2014年 9月号感想
W杯惨敗を「経営」から考える 東京に300億円ビッグクラブを
東京のポテンシャルを活かせ エンタメとしてのサッカー
拡大するネット通販 日米中「物流」最前線
読了日:10月28日 著者:Wedge編集部









ジェトロセンサー 2014年 11月号 [雑誌]ジェトロセンサー 2014年 11月号 [雑誌]感想
日本のサービス業、海外フロンティアを拓く
5大キーワードでドイツの強さに学ぶ
読了日:10月27日 著者:








タイのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)タイのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)感想
入門の更に入門編といった感じ。クーデター前の出版、当然記載なし。
読了日:10月27日 著者:朝日ビジネスソリューション(タイランド)










とっぴんぱらりの風太郎とっぴんぱらりの風太郎感想
今度は、伊賀忍者。大阪夏・冬の陣を巡る伊賀の忍び・風太郎の物語。
とっ散らかった印象も、ラストシーンへ収束。いい仲間に囲まれていたなあ。
読了日:10月24日 著者:万城目学









KYOから明日へ 挑戦する京都の個性派企業70社KYOから明日へ 挑戦する京都の個性派企業70社感想
日経工業新聞京都支局開局55周年に合わせた企画「KYOから明日へ」
をまとめた。
読了日:10月21日 著者:









なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社―八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祗園・諏訪・白山・住吉の信仰系統 (幻冬舎新書)なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社―八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祗園・諏訪・白山・住吉の信仰系統 (幻冬舎新書)感想
八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祇園・諏訪・白山・住吉の各章。
海外渡来が元祖、神仏習合など勉強になった。
読了日:10月18日 著者:島田裕巳










憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI感想
終わったと思ったら、もう復活。まあ、安心して読めるけどね。脱法ハーブ、パチンコ、ノマド、ヘイトスピーチの4編。
読了日:10月13日 著者:石田衣良









【新訂版】社員を適正に辞めさせる法【新訂版】社員を適正に辞めさせる法感想
問題社員から会社を守るため、解雇・希望退職募集・未払い残業代請求対応など会社の立場から。解雇理由の合理的明示、改善指導の書面確認が必要など。
読了日:10月13日 著者:労務リスクソリューションズ









くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)感想
教科書に載っていたのか、題名はよく聞いていたが、読んだのは初めて。「ちょうちょだけに なぜなくの」が印象的、考えさせられる。
読了日:10月11日 著者:神沢利子







駅からハイキング 関西 (ヤマケイアルペンガイド NEXT)駅からハイキング 関西 (ヤマケイアルペンガイド NEXT)感想
副題 駅前から気軽に登れる日帰り50コース。
駅から駅だと行き帰りが楽で良さそう。
読了日:10月9日 著者:加藤芳樹








盲目的な恋と友情盲目的な恋と友情感想
女は怖い、という小説。怖い、怖いと思いながら一気読み。
読み終え題名になるほどと感じるのは、著者の作品で2作目。
読了日:10月8日 著者:辻村深月









誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち感想
児童虐待を受け児童養護施設や里親の下で暮らす子供たちを取材。
人は社会的な生き物なのだと実感する。美味しそうに食事している姿を
見せなければ、食事が学べない。里親が愛情を持って育てれば、
わかってくれる、まっすぐに育つという考えが、甘いと知り反省。
読了日:10月6日 著者:黒川祥子







Touchdown (タッチダウン) 2014年 11月号 [雑誌]Touchdown (タッチダウン) 2014年 11月号 [雑誌]感想
Octorber Suprise!? 早慶宣戦  王者不惑攻撃の定石、
守備の常識
読了日:10月5日 著者:








紙つなげ!  彼らが本の紙を造っている紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている感想
「8号が止まるときは、日本の出版が倒れる時です」という文章が目に入り、
即買い。東日本大震災の時に、様々なサプライチェーンが寸断され、
東北の物作りに目が行ったが、日本製紙石巻工場については全く知らなかった。震災時の現実、不可能を可能にするリーダーの胆力、社員一人一人の行動力、読み所が満載。本好きなのに、恥ずかしながら紙の存在が目に入ってなかった。紙の手触りを味わってページを捲って行こう。
読了日:10月1日 著者:佐々涼子




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