2014年の読書メーター
読んだ本の数:283冊
読んだページ数:49718ページ
ナイス数:2434ナイス
人を活かす12の鉄則の感想
「人を活かすこと」についての考え・実践したことをまとめた一冊。・会社の行く末を要望する・要求をもつ、追及する、熱意をもって呼びかける。・寛容さがない企業はだめだが、寛容であるために、一つの厳しさが十の厳しさにならなければならない。
読了日:1月4日 著者:松下幸之助
「嫌な取引先は切ってよい」 楽しさを追求する社長の非常識な働き方 (ノンフィクション単行本)の感想
1年で最も頑張った社員が、好きなものを作るか嫌な取引先を切る権利を行使できる。単なる好き嫌いではなく、尊敬できる会社、互いに高め合うことができる会社と取引するという思想。「人ザイ」に関して、人災・人罪・人在・人済・人材・人財から、社員に自己評価させるのもユニーク。
読了日:1月5日 著者:中里良一
はじめまして奈良の感想
神社・仏閣だけでなく、とっておきのお店・おみやげもの紹介。カラー写真を豊富に使った奈良のガイドブック。
読了日:1月5日 著者:井岡美保,小我野明子
最後の言葉 戦場に遺された二十四万字の届かなかった手紙 (講談社文庫)の感想
米国立公文書館に保存されている日本兵の日記を遺族に届けるというNHKドキュメンタリーの書籍版。米兵との戦闘だけでなく、飢餓・病気に苦しめられながら、残されているだけでこんなに文章を書いていたことに驚いた。赤紙一枚で召集された時代と、平和ボケしていると言っても良い現代とのギャップを、すんなりとは入ってこない言葉の数々から感じた。
読了日:1月5日 著者:重松清,渡辺考
「ゆとり社員」との付き合い術の感想
ここに書かれている「部下」のような人間が増えている傾向は感る。ゆとり教育を悪者にしているわけではなく、上司・部下共に歩み寄る努力が必要と読んだ。
読了日:1月7日 著者:橋本尚美
よい世襲、悪い世襲 (朝日新書)の感想
政治家の世襲に対する批判が強い。社内外に後継者がわかる・無駄な後継者争いが必要ない・後継者育成に時間を掛けることが可能なことから、中小企業では世襲は悪くないと考えるようになってきた。
読了日:1月9日 著者:荒和雄
あさきゆめみし(4) (講談社漫画文庫)の感想
現代なら源氏も最低な男、そんな源氏にも老いと勢いに陰りが現れる。六条の御息所の執念が恐ろしい。
読了日:1月11日 著者:大和和紀
雲へ (黒井健の絵本)の感想
空を飛び、雲を突き抜ける少年。黒井さんの柔らかなタッチに癒される。
読了日:1月12日 著者:黒井健
あさきゆめみし(5) (講談社漫画文庫)の感想
第一部完。源氏物語のストーリー詳細を忘れている。薫は、光源氏の子供ではなかったんだなあ。紫の上を亡くした源氏、後悔は先に立たずである。
読了日:1月12日 著者:大和和紀
りんごかもしれないの感想
MOE絵本屋さん大賞2013 第1位。面白い。この空想、妄想、世界の広がりが何とも言えず素晴らしいぞ。昨年のクリスマスのプレゼントは、これでも良かったな。
読了日:1月12日 著者:ヨシタケシンスケ
奇想の系譜 (ちくま学芸文庫)の感想
細見美術館で購入。1970年の初版時には知られていなかった岩佐又兵衛・狩野山雪・伊藤若冲・曾我蕭白・長沢蘆雪・歌川国芳を多くの図版入りで紹介。エキセントリックで片付けるのではなく、奇想で括った著者の慧眼。若冲、国芳などは、今や人を集める人気画家だ。怖いもの見たさではあるが、機会があれば岩佐又兵衛を見てみたい。
読了日:1月13日 著者:辻惟雄
エンジェルフライト 国際霊柩送還士の感想
国際霊柩送還のエアハース・インターナショナル社のルポ。遺族が死を受け入れる過程に寄り添う仕事。国境を超えるという点で、国内の葬儀産業より高い壁があるなあ。
読了日:1月14日 著者:佐々涼子
雀蜂 (角川ホラー文庫)の感想
物語のスタート直後から、死の危険と隣り合わせ、どう生き延びるかという展開は、脱出ゲームの感覚に似ている気がする。こんなトリックだろうなあと思って読んでいたが、予想より入り組んでた。
読了日:1月15日 著者:貴志祐介
はなとひみつ (おはなしえほんシリーズ)の感想
星新一作品を、和田誠が絵で彩る。やさしい世界、まだどこかでもぐらロボットが花を咲かせてくれているといいなあ。
読了日:1月18日 著者:星新一
ホームレス障害者: 彼らを路上に追いやるものの感想
教会でのホームレスとの関わりや学校教育など、テーマがあちこちに飛んでしまう。小学校での経験上、障害者と健常者を同じクラスで学ばせた方が良いと思う。
読了日:1月18日 著者:鈴木文治
本からはじまる物語の感想
本がテーマの連作短編集。本が飛ぶ、という話の中で、恩田陸の「飛び出す、絵本」が好きだな。面白い絵本に出会うのは、飛んできた本がぶつかったんじゃないかと思わせてくれた。
読了日:1月19日 著者:恩田陸,今江祥智,朱川湊人,三崎亜記,有栖川有栖,二階堂黎人,阿刀田高,本多孝好,内海隆一郎,梨本香歩,篠田節子,市川拓司,石田衣良,山崎洋子,大道珠貴,いしいしんじ,山本一力,柴崎友香
カラー版 四国八十八カ所―わたしの遍路旅 (岩波新書)の感想
戦場カメラマンの著者が、ベトナム・カンボジアで亡くなったカメラマンの鎮魂の旅。自分が戦場や心筋梗塞を患っても死ななかったことは運が良かった、生き残ったために結婚し、息子に恵まれ、人との出会いもあった。生きていることへの感謝の念がひしひしと伝わってくる本だった。
読了日:1月21日 著者:石川文洋
ジェトロセンサー 2014年 01月号 [雑誌]の感想
新年特集 キーワードで世界を巡る ビジネスのヒント 女性が創る 新ビジネス・市場
読了日:1月23日 著者:
あさきゆめみし(6) (講談社漫画文庫)の感想
宇治十帖編、ストーリーを全然知らないことに気が付いた。薫と匂の宮の世代の物語。光源氏と比べると薫って真面目だなあ。
読了日:1月23日 著者:大和和紀
晴天の迷いクジラの感想
何だろう、とても心に沁みた。読むのが行き苦しいような3人、由人・野乃花・正子の過去。3人がクジラを見に行くって何じゃそりゃ、と思った。しかし、出会ったばあちゃんとの血の通ったやり取りにこちらも癒されていた。「どうせ死ぬのになんで生きてるんだろう」「由人くん、死ぬなよ」「生きてるだけでいいんだ」
読了日:1月24日 著者:窪美澄
あさきゆめみし(7) (講談社漫画文庫)の感想
最終巻。光源氏のように大君の姿を浮舟に重ねた薫。浮舟を奪い合う匂の宮と薫。光源氏の時代からは、小粒になった気がするが、現代により近い印象も。
読了日:1月25日 著者:大和和紀
だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)の感想
「だるまちゃんとかみなりちゃん」がお気に入りの絵本だったが、本書は初めて読んだ?読んだ覚えがない。。てんぐちゃんの持ってる物を欲しがるけど、結局自分で探し出すのがエライ。
読了日:1月26日 著者:加古里子
だるまちゃんとかみなりちゃん (こどものとも絵本)の感想
子供の頃に、それこそ飽きる程何度も読み返した絵本。何十年ぶりかに図書館で再読。プールも建物も食べ物も、全てに角が生えているのを、ここにもあそこにも、と探したんだろうなあ、子供の自分。かみなりちゃんの町には、お父さんが迎えに来て連れて行ってもらったのか。雲形の車?飛行機?での移動って、意外とSF要素も入ってたことに気付いた。
読了日:1月26日 著者:加古里子
だるまちゃんとうさぎちゃん(こどものとも絵本)の感想
雪だるまや手袋のうさぎ、新聞紙の帽子など、読むだけでなく遊べる一冊になった。丹下左膳や座頭市が出てくる絵本って、たぶんこれだけじゃないか!?
読了日:1月26日 著者:加古里子
だるまちゃんととらのこちゃん (こどものとも傑作集)の感想
だるまちゃんととらのこちゃんが、町中をお絵かき。滅茶苦茶才能がある二人。これを読んだ子供は、そこら中に絵を描きたくなるだろうなあ。
読了日:1月26日 著者:加古里子
だるまちゃんとだいこくちゃん(こどものとも絵本)の感想
またまた他人の物が欲しくなるだるまちゃん。打出の小槌をも自分で作るだるまちゃん、一本筋が通ってて、エライ。このシリーズは、最後の「、とさ」ってリズムにハマってしまった。
読了日:1月26日 著者:加古里子
ひみつのカレーライスの感想
文 井上荒野。カレーを作った方が早そうなんて思ってはイカン。読んでるとカレーの香りが漂って、唾が湧き出てくるバーチャル絵本だ。皿や福神漬けの実も生るところが素晴らしい。
読了日:1月26日 著者:井上荒野
じゃあ君が好きの感想
「りんごかもしれない」の著者の本を読んでみたいと手に取った。最初は、なにこれ?って感じだったけど、終盤に掛けてじわじわ面白さが染み出てきた。「毎日がそれどころじゃなくなって ずいぶんたつ」「あやまち待ち」「そぼろごはんクライマックス」 ニヤリ。
読了日:1月26日 著者:ヨシタケシンスケ
ヘルプマン!(25) (イブニングKC)の感想
自治体で実践されている「認知症重度化予防実践塾」を、著者が実際に受講した内容が反映されている巻。認知症の患者の不安感・自尊心については、既出だが、体調面をケアすべく水分補給の重要性は目から鱗だ。とても興味深い一冊だった。
読了日:1月26日 著者:くさか里樹
スマホで撮った写真を素敵な思い出に変える5つの魔法―――携帯から楽しさがあふれだす!の感想
カメラのキタムラ監修ということもあり、写真プリント・アルバム・フォトブック・ポストカード・フォトグッズ作りを勧める内容。小さな子供がいる親対象の本。
読了日:1月29日 著者:
丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)の感想
買ってから長らく積読にしていた本書。早く読めば良かった。小説を読む喜びを噛み締める一冊だ。様々なディテイルの積み重ねで、人の世を、営みを、感情を見事に浮き上がらせてくれる。「丕緒の鳥」「落照の獄」がお気に入り。「落照の獄」、理を持っているはずの側が、敗者の如く描かれる。 このもどかしさは何だろう。
読了日:1月30日 著者:小野不由美
古寺巡礼奈良 8 西大寺の感想
大茶盛式で有名なお寺。称徳天皇により創建された西大寺が荒廃し、鎌倉時代に叡尊和上により再興。西寺のように滅びることを免れた。
読了日:1月31日 著者:梅原猛,松本実道
木暮荘物語の感想
ちょっとエッチで、現実離れした設定もあるけれど、読み終えて温かくなる小説だった。「心身」は、将来を考えさせられる。「穴」と「ピース」の2話の繋がりが一番のお気に入り。
読了日:1月31日 著者:三浦しをん
金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)の感想
ページを捲る度に酒井さんの絵とストーリーが徐々に融合していく感じ。「夜と夜のあいだに」にゾクッとした。
読了日:2月2日 著者:酒井駒子
いろんなことがラクになる! 断捨離セラピーの感想
ある意味 、日本ならではの本。一番心に残ったのは、「断捨離」が商標登録されているということ。
読了日:2月2日 著者:あいかわももこ
あの道この道今の道の感想
雑誌「住む。」に連載された「暮らしの絵日記」をまとめた一冊。著者のこだわりがわかりにくいためか、少々読みにくかった。絵日記だけにイラストが豊富。
読了日:2月2日 著者:大橋歩
人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ (幻冬舎新書)の感想
バッシングも受けたことありながら、しっかりと結果を残した二人の生き方・言葉に重みを感じた。中高生が対象だが、中々読み応えあり。 若いときは不安があって当たり前。勝負にこだわらないと一流にはなれない。プロは結果が求められる、「楽しみ」なんて言葉は出てこない。 人生は思い通りにいかないことがたくさんあるが、人の出会から新しい道が広がる。運は誰にでも平等に来る。運のいい人とは、運がいつきても掴みとれるように準備をしている人の事。などなど。
読了日:2月4日 著者:王貞治,岡田武史
クラウドクラスターを愛する方法の感想
自分の世界の中に押し込める大人への閉塞感にとらわれる主人公の物語、角田光代の初期の小説を読んでいるかのようだ。著者3作目、もう一度「ふがいない僕は空を見た」を読み返してみたい。 「そうそう。感じたことを大げさに口に出す練習から始めてみな。さとちゃん以外にこのマシュマロの食べ方をおいしいって言った人は誰もいないんだけどね。人がどんなに体に悪いって言ってもね、おいしいものはおいしいんだよ」
読了日:2月5日 著者:窪美澄
雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundaysの感想
雨の降る日曜日に図書館で借りて、平日に読み終わった。人生論?湿り気のある文章、主張は人を選ぶかも。金持ちになる方法は、宝くじを買う事でも、金持ちになる方法を人に教えてもらうことでもなく、四畳半一間の安アパートに住み、休みも取らずに馬車馬のように働く、などなど。
読了日:2月7日 著者:橘玲
ビッグコミック オリジナル 2014年 2/20号 [雑誌]の感想
「あぶさん」連載終了。
読了日:2月8日 著者:
一個人 (いっこじん) 2014年 03月号 [雑誌]の感想
保存版特集 ご開創1200年 四国八十八ヶ所お遍路入門
読了日:2月8日 著者:
日本がもし100人の村だったらの感想
「世界がもし100人の~」の日本版。視点を変えると見方が変わる。2009年の本、政権交代後の希望の「100人の村」というあとがき対談が、ちょっとむなしい。
読了日:2月9日 著者:池上彰
死国の感想
四国霊場開創1200年の今年、約20年ぶりに再読。こんなに怖い話だったんだな。あれから何度か愛媛に行ったので、石鎚山からのラストが余計に恐ろしく感じる。お遍路するときは順打ちにしよう。坂東眞砂子さんのご冥福をお祈りいたします。
読了日:2月11日 著者:坂東真砂子
月下上海の感想
著者がサラメシに出演していたので手に取った。戦時中の上海が舞台。主人公・敵役、ストーリー展開共にオールドファッションな小説だった。
読了日:2月11日 著者:山口恵以子
落語家の通信簿(祥伝社新書)の感想
著者の独断と偏見による落語家紹介言い散らかしという印象だが、ここに挙げられただけでも力がある噺家なんだろうなあ。
読了日:2月14日 著者:三遊亭円丈
一流役員が実践している仕事の哲学の感想
一流・二流・三流の考え方・行動比較。頷ける点、頷けない点いろいろ。
読了日:2月15日 著者:安田正
3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦―図書館員の本当のお話の感想
イラク戦争下、戦火で焼かれる前に3万冊の本を守り抜いた司書。こんな物語があったとは知らなかった。
読了日:2月16日 著者:マーク・アランスタマティー
ドアの向こうのカルト ---9歳から35歳まで過ごしたエホバの証人の記録の感想
輸血は拒否程度しか知識がなかったが、9歳から35歳までの経験を基に、エホバについて内側から描く。イメージよりも排他的な世界、それがカルトか。覚醒部分と家族を救い出すための研究とのギャップが大きいなあ。
読了日:2月16日 著者:佐藤典雅
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2014年 2/13号 [雑誌]の感想
ソチ五輪直前総力特集 浅田真央ラストダンス ダブルエースの決意/高橋大輔 羽生結弦
読了日:2月16日 著者:
PRESIDENT (プレジデント) 2014年 3/3号 [雑誌]の感想
エラくなる男の全技術 黒田官兵衛vs大前研一 ビジネスシーン別「300%負けない処世術」
読了日:2月17日 著者:
DIME (ダイム) 2014年 04月号 [雑誌]の感想
最得クレジットカードがコレだ! 2大カリスマ緊急特別講座「増税時代のマネー術」細野真宏x山田真哉 俺の「切り札」酒場
読了日:2月19日 著者:
だいたい四国八十八ヶ所 (集英社文庫)の感想
面白かった。四国を一周する事、御朱印はスタンプラリーと、真面目なお遍路さん・四国の人に怒られそうだが、マメ対策・札所高低表など含めて、現実を書いている。今ここにいる奇跡に感動する。オランダ人ヘレナさん、無事結願できたかな。
読了日:2月22日 著者:宮田珠己
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していくの感想
出来ている人間からすると、言うまでもなく当り前だろうが、説明しないと伝わらないというのはホントだろう。あらゆる人の一生は、小さな選択の積み重ねよって決まる。ゼロにイチを足していくか、そのままの自分に留まるか。
読了日:2月23日 著者:堀江貴文
空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)の感想
空港で、470ページ一気読み。過去に起こった実際の事件を思い出させるが、大企業の論理に負けずに正義を貫く事ができるか。被害者の夫が、なんでウチなんだ、って嘆く所で泣きそうになった。下巻ではハッピーエンドで終わってますように。
読了日:2月23日 著者:池井戸潤
空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)の感想
被害者は帰ってこないが、こうでなくては、という結末で良かった。赤松社長、あっぱれ!ドラマの録画が残ってたはずなので、見てみよう。
読了日:2月27日 著者:池井戸潤
クロワッサン 2014年 2/25号 [雑誌]の感想
日々の疲れをためない内臓健康法 肝臓、胆のう、脾臓、副腎。
読了日:3月2日 著者:
面白いけど笑えない中国の話の感想
中国が中華思想から離れられず、冊封体制の再構築を狙ってるのはそうだと思う。今時の考えではないと思うけどね。民主党政権が続いてなくて、本当に良かった。
読了日:3月5日 著者:竹田恒泰
日本人はいつ日本が好きになったのか (PHP新書)の感想
ここに書かれていることは、右寄りでも何でもなく、当たり前のことと感じる。冊封体制に取り込まれていなかったがために、黒船来襲後に国を二分してでも国の行く末を考えた日本。それができなかった韓国との差は大きい。戦後、米の教育政策で二度と刃向かえないように骨抜きにされたということに同意。
読了日:3月7日 著者:竹田恒泰
ネコの亡命 (文春文庫)の感想
宿泊ホテルの本棚から。椎名誠久しぶり。偉そうなおっさんに、飛行機でよく会うのに笑ってしまう。
読了日:3月9日 著者:椎名誠
亜細亜ふむふむ紀行 (新潮文庫)の感想
これも宿泊ホテルの本棚から。「本の雑誌」繋がりで手に取った。20年前の旅行記、買い物への執着が何か新鮮に感じた。
読了日:3月10日 著者:群ようこ
雨のなまえの感想
生きづらさを抱える人達が出てくるのは、他の作品と同じだが、SF風だったり、ブラックなオチありと、テイストが違った短編集。
読了日:3月13日 著者:窪美澄
私は発達障害のある心療内科医 (「いつも生きづらさを感じている人」への処方箋)の感想
発達障害を告白した著者。友人・奥さんと周りの人に恵まれたんだなあ、と感じる内容。発達障害の分類、対応方法の記載もあり、子供が発達障害と言われたとしたら、悲観しなくても良い、こういう人生を送ることができると教えてもらえる一冊だ。
読了日:3月14日 著者:星野仁彦
シルバー川柳3 (一般書)の感想
シリーズ3作目。安定の面白さ。「検査のあと 妻のやさしさ 気にかかり」「お迎えは 何時でも良いが 今日は嫌」「断捨離を 始めた妻が 俺を見る」あたりが、お気に入り。
読了日:3月15日 著者:社団法人全国有料老人ホーム協会
ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った (ノンフィクション単行本)の感想
刑務所でも、いろんなジャンルの本が読める所に感心。「理系の子」「A3」を読んでみよう。
読了日:3月17日 著者:堀江貴文
存在しない小説の感想
各々の短編小説は、正直読みにくかった。読まれなければテキストとしての小説は存在するが、読むことで、小説内の語り手と小説に入り込む読み手の間に様々な物語が発生する。面白い解釈を考えたものだ。
読了日:3月20日 著者:いとうせいこう
漁師の愛人の感想
表題作含め5編。児童文学から入ったので、「愛人」という題名に、何故かドキッとする。
読了日:3月21日 著者:森絵都
点滴ポール 生き抜くという旗印の感想
池田晶子さんの「死とは何か」で、奇跡とは特別ではなく、いつも当たり前に思っていたが、実はすごい事だったと気付く事、というのを思い出した。 読み進める度にハッとさせられる。 くるしいも波 かなしいも波 たのしいも波 うれしいも波 だから漕ぎ続けてる
読了日:3月21日 著者:岩崎航・著,齋藤陽道・写真
閉経記の感想
著者の本は「良いおっぱい 悪いおっぱい」以来かな。しかし、題名に力がある。親の介護・死、おばあちゃんになる、閉経と合わせて激変する身体と環境。男も本書を読んで、勉強しておかなければならんね。
読了日:3月22日 著者:伊藤比呂美
異能の画家 伊藤若冲 (とんぼの本)の感想
カラー写真も豊富、Q&A形式で作品・技術を解説。若冲の入門書としてぴったり。森村さんの「片隅的世界に見る 無限の宇宙」が面白い。石峰寺の羅漢像を見に行かないと。
読了日:3月22日 著者:狩野博幸,森村泰昌
人生を変えたければ「休活」をしよう!の感想
新しい言葉かな。(日本なら)年の3分の1の休みを利用して、自分のやりたい事をやりつつ、人脈作りに活かす。家と職場以外の第3の場を作る。パートナーを大切にする。
読了日:3月23日 著者:大田正文
99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実るの感想
震災で壊滅的な被害を受けた故郷で、イチゴ生産・ビジネスを成功させた3年間。著者を含め、イチゴ農家35年の大ベテランや伊勢丹のバイヤーまで、プロが仕事をしていることがわかる。 命さえあれば取れないリスクはない・7割スタート・セミプロレベルまで勉強して聞きに行け、など、一歩踏み出せ・スピード重視・コミュニケーションが必要。
読了日:3月24日 著者:岩佐大輝
311を撮るの感想
ドキュメンタリー映画「311」を撮影した4人が、それぞれ綴った文章。語られているのは、甚大な被害を前にした無力さ、戸惑い、後ろめたさ、ドキュメンタリーとは何か、誰に何を伝えるのか、という問いかけ。4人の困惑が伝わってくる本、映画を見ていたら違う感想があっただろう。
読了日:3月26日 著者:森達也,綿井健陽,松林要樹,安岡卓治
ジェトロセンサー 2014年 03月号 [雑誌]の感想
危に備え機をつかむ 中東・北アフリカビジネス 特別リポート 再発見!スリランカ
読了日:3月28日 著者:
一生の仕事が見つかるディズニーの教えの感想
著者は公益財団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」会長。ディズニーランドで、新入社員の時に学んだ「あなたの役割は何ですか?」を念頭に入れておいて行動すること。作業と仕事。
読了日:3月29日 著者:大住力
新入社員は外国人の感想
婉曲表現は、日本人同士でも問題ありだ。中国人社員の春節に対する拘りが微笑ましい。
読了日:3月29日 著者:
理系の子―高校生科学オリンピックの青春の感想
インテル国際学生科学フェア2009年大会の出場者を取材。めちゃくちゃ面白い。高校生とは思えない高いレベルの研究内容もさることながら、核融合炉を作った少年・デュポン社城下町でデュポン社に挑戦した少女など、どの章も実にドラマチックだ。共通しているのは、研究に打ち込む熱意。 「科学というのは、白衣を着て、まわりくどい言い回しを駆使することではないんです。わたしにとって科学とは、研究をし、それをほんとうに必要としている人に届けることです」
読了日:4月2日 著者:ジュディダットン
ジェトロセンサー 2014年 04月号 [雑誌]の感想
メキシコ経済展望 輸出と内需の両輪は回るか 特別リポート 潮目が変化 ジェトロアンケートに見る日本企業の海外事業展開
読了日:4月2日 著者:
ぼくの絵本じゃあにぃ (NHK出版新書 429)の感想
著者の絵本の書き方、震災後の取り組み。風景を主人公にした絵本作りが、被災地を回るなかで実になったのが、「あさになってのでまどをあけますよ」。「わらうほし」読んで見よう。
読了日:4月5日 著者:荒井良二
聖地巡礼 ビギニングの感想
その土地、その場、その空間が持つ特有の宗教性を褒めたたえながら歩くこと。京都/鳥辺野は読んでいても、伝わってくるものがあったけど、本で読むのではなく、現場へ行き共鳴しなければわからないだろうな。大谷本廟、三輪山に行ってみたくなった。
読了日:4月8日 著者:内田樹,釈徹宗
困った人体の感想
章名が体の臓器や部位のエッセイ。著者独特の観点、よくこれだけネタがあるものだ。腰を痛めないように重たい物を持つ時に、腰への挨拶してみようかな。
読了日:4月8日 著者:赤瀬川原平
日本辺境論 (新潮新書)の感想
冊封体制の端、辺境の地 日本・日本人の思考の土台を引用を中心に論じる。世界標準を追いつくことはすれ、標準は作らない。「こんにゃく問答」を引いて論じた師匠と弟子の学びについては、面白い。日本人は、「きょろきょろ」とは、言いえて妙だ。
読了日:4月13日 著者:内田樹
乱反射 (朝日文庫)の感想
殺意のない「オリエント急行殺人事件」か。ある2歳の子供の事故死は、誰もがやってしまう日常的なモラル違反が積み重なった結果とも言えた。正直、どんな原因で近親者を亡くしても、納得のいく理由などないだろう。しかし、この小説の主人公の立場に立たされたら、気持ちの整理なんてつけられないだろうなあ。主人公夫妻に幸あれ。
読了日:4月18日 著者:貫井徳郎
「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)の感想
テレビや周りが唱えているから脱原発、というような感情論を排して、議論をスタートさせるために。とは言うものの、反対派の人たちはこの本だけでは納得できないだろう。
読了日:4月18日 著者:藤沢数希
IWGPコンプリートガイドの感想
2012年12月発行のガイドブック。辻村深月との対談あり。マコトの好きな音楽を聞きながら読んでみたいと思ってたので、音楽ライブラリーは有難い。
読了日:4月19日 著者:石田衣良
風の谷のあの人と結婚する方法の感想
題名だけで読んでみたけど、その方法はわからず。著者ってこんな本も書いているのか。
読了日:4月20日 著者:須藤元気
盤上のアルファの感想
あまり詳しく書いても、将棋を知らない人が離れていくし、逆点勝ちを描くにはある程度書き込まないと説得力に欠ける。難しいけど、結構楽しんで読んだ。
読了日:4月20日 著者:塩田武士
誰が誰に何を言ってるの?の感想
全ての戦争は、自衛の意識から始まる。実際の犯罪認知件数と体感治安の差はどこから来るのか。数字に当たる、主語を「みんな」ではなく「自分」にして、物を見る・考える・実行することが求められることを感じた。
読了日:4月22日 著者:森達也
放射線のひみつの感想
言葉と単位を基礎から押さえることができ、入門書として最適。著者の「がんのひみつ」も合わせて読み、癌についても勉強しておくことで、適切なリスクヘッジも取れるのではないか。
読了日:4月23日 著者:中川恵一
ジェトロセンサー 2014年 05月号 [雑誌]の感想
米国でつくる 回帰は本物! 第23回アジア主要33都市・地域の投資コスト比較
読了日:4月25日 著者:
二度寝で番茶 (双葉文庫)の感想
文句なく面白い。小説でもエッセイ読んでも安心の木皿ワールド。核家族なんて誰かが最近作ったもの、どうしてもイヤだったら、捨てても構わない、とか、らしいよね。
読了日:4月26日 著者:木皿泉
想像ラジオの感想
生と死の狭間を繋ぐDJアークの語り。自分の死後ってどんな世界だろう。想像しろ。想ー像ーラジオ―、のジングルが胸の中を駆け巡る。
読了日:4月27日 著者:いとうせいこう
ハル (WIT NOVEL)の感想
アニメ映画のノベライズ版。著者には珍しく、どんでん返しが。牧原監督との次回作品を期待したい。
読了日:4月29日 著者:木皿泉
箱根駅伝 (幻冬舎新書)の感想
2011年早稲田大 優勝後の本。駒澤、東洋、早稲田監督の一問一答で、各大学の戦略が伺いしれて興味深い。駅伝重視でマラソンが弱くなったと言われているが、箱根はついでに走ったとい言う瀬古さんのような思考スケール(もちろん実力も)の選手が出てこないかなあ。
読了日:4月29日 著者:生島淳
読み解き「般若心経」の感想
詩人ならではのお経の現代語訳。お経が美しいという境地に至ったことはないが、両親の介護や家族との関係という身近な距離感からお経を捉えているのは、見習いたい。
読了日:4月30日 著者:伊藤比呂美
Tarzan (ターザン) 2014年 4/10号 [雑誌]の感想
体質カイゼン ウソホント
読了日:5月1日 著者:
トコトンやさしいマシニングセンタの本 (今日からモノ知りシリーズ)の感想
マザーマシンは自身がもつ運動精度を超える形状精度の製品や部品を作ることができないという基本原理が「母性原理」。蛙の子は蛙ってとこが面白い。
読了日:5月1日 著者:澤武一
風が強く吹いている (新潮文庫)の感想
三度目の再読。結末はわかってるのに、襷リレーのシーンでは、感動してしまう。バスだが箱根の山を登って、長距離選手に対する誉め言葉は速いではなく強いだ、と言うハイジの言葉を実感。ユキが山下りのスピードで、走と重なる場面にグッときた。
読了日:5月4日 著者:三浦しをん
すいか 1 (河出文庫)の感想
ドラマ「すいか」シナリオ 1話~5話。ハピネス三茶の世界が甦る。あんなシーン、こんなセリフにニヤリとしてしまう。34になってお金を貸したことない、得した損したと世の中全て数字・数字とか。
読了日:5月6日 著者:木皿泉
田舎暮らしに殺されない法の感想
特に団塊の世代に向けて、定年退職後に安易に田舎暮らしを行う風潮に喝を入れる。精神的に自立してない、妻や男社会に甘やかされただけ等、これでもかと厳しく批判する。最後には、自分を救うのは自分自身しかない、とエールを送る。この本、誰に向けて書いたのか気になる。田舎暮らししたい人は読まないような。
読了日:5月6日 著者:丸山健二
英語にあきたら多言語を! ~ポリグロットの真実~の感想
トニーさんには怒られるけど、言語オタクですよ、やっぱり。特定の場において使うべき言語を使わず、違う言語を使う人=ワニ、って面白い。ワニらないように気をつけよう。間に挟まってる2コマ漫画は、安定の面白さ。トニーさん、素敵すぎます。
読了日:5月7日 著者:トニーラズロ
本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているかの感想
2009年8月出版、その時点での本の制作、販売「現場」。30年で4倍に増加した新刊本と「活字離れ」とは? 再販制度に甘える書店、取次との関係など、出版業界を知る上で興味深い内容だった。電子書籍が普及する現場について書いて欲しい。本書は非再販になっている。
読了日:5月9日 著者:永江朗
どーしたどーしたの感想
天童荒太&荒井良二の絵本ということで手に取った。天童荒太らしい重たさ、「どーした、どーした」のパレードにほっこり。いつか再会してもらいたい。
読了日:5月10日 著者:天童荒太,荒井良二
君のいた日々の感想
妻を亡くした夫と夫を亡くした妻を章毎に描く、パラレルワールドのような構成。互いに大切な存在だったことはわかる。50歳の夫婦が主人公という内容と表紙のギャップが大きい。木皿泉脚本の舞台を見てみたかったな。
読了日:5月11日 著者:藤野千夜
日本一メルセデス・ベンツを売る男―ザ・トップセールス 吉田満の販売術の感想
メルセデス・ベンツ麻布で、ヤナセセールスマンを含み10年連続最多年間販売賞を獲得。 反応は早く、仕事に対して24時間体制、顧客主義など、特別なことは言ってない印象。バブル期の狂乱・バブルが弾けた後の落差が興味深い。
読了日:5月12日 著者:前島太一
DIME (ダイム) 2014年 06月号 [雑誌]の感想
2014年上半期ベストヒット大図鑑 200%得するエアライン出張術 コーヒーはなぜホッとする。
読了日:5月15日 著者:
すいか 2 (河出文庫)の感想
オマケ 10年後のハピネス三茶 を目当てに読み始めたけど、10話のセリフ・シーンにやられた。梅干しの種がこんなに愛らしく感じるとは。 「馬場チャン、似たような一日だけど、全然違う一日だよ」
読了日:5月17日 著者:木皿泉,山田あかね
ラフカディオ・ハーン―漂泊の魂 (NHKライブラリー (5))の感想
日本で54歳の人生の幕を閉じたラフカディオ・ハーンの生い立ちから、欧州・アメリカ・日本の漂泊の足跡を追う。40過ぎに訪れた松江、妻となるセツが人生で初めて自分を丸ごと受け入れてくれた存在だったことにホッとした。正直、作品を読んだことがないが、引用されている文章からは、芸術を感じる。
読了日:5月17日 著者:工藤美代子
へんし〜ん ねずみくん (ねずみくんの絵本 31)の感想
ねずみと言えど、女性の観察眼は鋭い(笑) ねずみくんシリーズも40周年か。
読了日:5月18日 著者:なかえよしを
はじめての短歌の感想
会社員として生きる、効率化された社会を生きる「生きのびる」ための言語体系と「生きる」ためのそれが別物、という指摘が面白い。非効率、無意味、お金にならないもの、生きることに張り付く言葉が良い短歌に繋がる。・遺跡で時間の流れに思いを馳せるのが好きなのは、死すべき運命に感じ取っているから。・木皿泉のセリフに共感するのは、生きるための言葉だから、という事を考えながら読み終えた。
読了日:5月18日 著者:
あなたは半年前に食べたものでできているの感想
見ただけで食べるものに気を付けようとなる題名。20分の運動をして、食欲センサーを正常に戻そう、という内容もハードルは高くない。第5章は、レシピ。トマトと小松菜のあえもの、ニラじょうゆ豆腐を作ってみよう。
読了日:5月19日 著者:村山彩
ベトナム横丁喧喧録 (ワールド・スケッチ)の感想
ドイモイ後の1987年から1994年のハノイ・ホーチミンの街並み・生活をイラスト付きで描く。シクロ・ネオンのないくらいハノイの夜・外国人料金・フォーの値段(一杯 6000ドンとか)など、あの頃のベトナムがここにある。
読了日:5月24日 著者:水野あきら
空想科学読本14 [名キャラ対決、どっちがすごい!?]編の感想
ガンダム対エヴァンゲリオン、仮面ライダー対ウルトラマンなど、名キャラクター対決。単純に言うと重量や火器で勝負がついてしまうから、どう勝負のものさしを作るかがポイントだった。それでも勝負が付かないのも仕方ない。
読了日:5月24日 著者:柳田理科雄
ジェトロセンサー 2014年 06月号 [雑誌]の感想
海外事業展開における労務管理 特別リポート 中小企業の中国市場開拓
読了日:5月25日 著者:
はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るかの感想
著者の本を読むのが久しぶりだが、面白かった。SFというか、何篇かは現実に起こってても不思議ではないと思わせてくれた。「エデン」が一番のお気に入り。知っていること、物質的に満たされていることが幸せと言えるのか、究極の選択のように突きつけられる。表題作が題名の方が売れるだろうな。しっかり題名に魅かれて手に取りました。
読了日:5月26日 著者:篠田節子
星を賣る店の感想
虚実皮膜、ページを繰りながらニヤリとしたり感動したり。天使の矢が刺さってたら、嬉しいような痛いような。展覧会を見てみたかった。
読了日:5月26日 著者:クラフト・エヴィング商會
なめこ・イン・サマーの感想
伝染(うつ)るんです。以来、久しぶり、エッセイは初。これまた虚実の皮膜か、子どもとご飯のやりとりが面白い。
読了日:5月27日 著者:吉田戦車
六月の夜と昼のあわいにの感想
一編一編の意味する所をはっきりと読み取った訳ではないが、漂う雰囲気を堪能。著者の本は大体こういう楽しみ方だ。「Y字路の事件」「窯変・田久保順子」がお気に入り。
読了日:5月29日 著者:恩田陸,杉本秀太郎
心の深みへの感想
二人の対談ということで手に取った。河合隼雄の繋がる力を改めて感じた。生きる事とは、死に向かうこと。生きる事は物語を作ること。科学では解決できない問題がたくさんあること。シシリー・ソンダースの名前を初めて聞いたので、著作を読んでみたい。
読了日:5月30日 著者:河合隼雄,柳田邦男
今日も夫婦やってますの感想
漫画のエッセイ。漫画も読んだことがなかったので、表紙の男性が著者かと思って読み始めてちょっとびっくり。思いのたけを正直に書いている感じ。再婚通しの温い愛情に溢れている後半が良い。
読了日:5月31日 著者:南Q太
Tarzan (ターザン) 2014年 3/13号 [雑誌]の感想
脳とココロに効く、8講座。 1アタマがよくなる脳の話 2「やる気スイッチ」の入れ方には手順があった! 3織田信長と西郷隆盛は、親友だった!? 4モテる脳科学 5勝利の秘密はダイナミック・センターコアにあり! 6マトリックスと攻殻機動隊の世界は実現する!? 7脳に「おいしい」食事学 8ところで意識ってなに?
読了日:6月2日 著者:
ぼくはスピーチをするために来たのではありませんの感想
生涯で22回の講演を掲載。大のスピーチ嫌いのようだが、どうしてどうして読み応えがある。嫌いであるために、そぎ落とした言葉を集めたからだろうか。高校生時代のものと「百年の孤独」に関するエピソードを語った最後のスピーチが心に残った。原稿を出版社に送る郵送代がなく、半分送ったら、間違って後半を送付してたって、出来すぎなエピソードだ。
読了日:6月3日 著者:G・ガルシア=マルケス
ASEANは日本経済をどう変えるのか (NHK出版新書 434)の感想
2014年時点でのASEAN10か国の基礎データ・現状・問題点をコンパクトにまとめた一冊。それぞれの国についての記述は少ないが、ASEANの入門書として最適。
読了日:6月3日 著者:西濱徹
関西Walker (ウォーカー) 2014年 6/3号 [雑誌]の感想
近場で観る!ホタル&花畑 特濃!ガッツリめし
読了日:6月5日 著者:
でんでんむしのかなしみの感想
殻の中に悲しみが詰まっていると嘆くでんでんむし。自分だけが悲しみを抱えているわけではないと気付き、悲しみを抱えて生きていく。次は、悲しみばかりじゃなく、楽しみや幸せも詰まってると気づいていって欲しいなあ。
読了日:6月5日 著者:新美南吉
助けてと言えない 孤立する三十代 (文春文庫)の感想
39歳で餓死した男性が残した言葉「たすけて」。時代は派遣切りが社会問題になっていた2009年。自己責任、悪いのは自分という内向きのベクトル、といった言葉が出るが、死に直面しても人に助けを求めることはできないものだろうか。平野啓一郎「三十代の危機」が収録され、バランスが取れた一冊になった気がする。
読了日:6月9日 著者:NHKクローズアップ現代取材班
かないくん (ほぼにちの絵本)の感想
テーマは死であり、生。文章のリズム、絵の醸し出す情景がぴったり。「そんなに長い間生きてきても、知らないことがあるなんて素敵」と祖父に言える孫が素敵。繰り返し読みたい絵本だな。
読了日:6月10日 著者:谷川俊太郎
大泉エッセイ ~僕が綴った16年 (ダ・ヴィンチブックス)の感想
やっぱり「水どう」のエピソードが面白い。「原付ベトナム縦断1800㎞」のガイド・ニャンさんとの空港でのお別れシーンに感動。
読了日:6月13日 著者:大泉洋
くるみの木の日々用品の感想
日用食器や食品、メイドイン奈良の品々。手に取って家に置きたくなる物に溢れてる。今度訪れたら、梅干しだけでなく、日用食器も見てみよう。
読了日:6月14日 著者:石村由起子
ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本)の感想
「ビーバップハイヒール」で紹介されて知った絵本。のび太を思い出させる、ラチの成長物語。ラチが勇気を持って自分でできるように仕向けるらいおん。育てるってこういう事かも。らいおんの体操、かわいい。
読了日:6月14日 著者:マレーク・ベロニカ
小学生男子(ダンスィ)のトリセツの感想
日常だったら、ハラハラ・ドキドキ・ガックリするだろうが、第3者的にはにんまりするエピソードばかり。来世もお母さんの子供に生まれてくるために貧乳予約って、爆笑してしまった。
読了日:6月15日 著者:まきりえこ
弘法大師物語―苦難と栄光の御生涯と大師信仰の感想
弘法大師の生涯、大師信仰について述べられている。史実と神話的な話が混じっているだろうが、苦しい修行と修学を追体験するのがお遍路の元にあるのだろう。たまたまだが、今日は弘法大師の誕生日だ。
読了日:6月15日 著者:新居祐政
いとみち 三の糸の感想
シリーズ3作目、いとの成長物語ここに完結。大学受験や鯉太郎との恋話、新たな一歩を踏み出していく当り、予想の範囲内ではあるが、それでもこの後のエピソードものぞき見してみたい。「いとみち」から、いつ映像化されるかと思ってたが、いとを演じることができる女優を探すのが大変かも。
読了日:6月16日 著者:越谷オサム
レタスクラブ 2014年3月10日号の感想
ムダなし手間なし ストックおかず れんこんレシピBOOK れんこんを縦に切ったことがないので、一度作ってみたい。
読了日:6月17日 著者:kadokawa
運をつかむ技術―18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密の感想
とにかくチャレンジ。失敗は当たり前、失敗すればするほど成功に近づくことができる、前向き・元気も重要と。人は驚く程、自分に縛られている、解き放つことができるだろうか。
読了日:6月18日 著者:澤田秀雄
「奇跡」は準備されているの感想
日本フェンシング協会ナショナルチーム・男子フルーレ統括コーチ。 「縁」を感じる。国際的実績は皆無だったオレグ・マツェイチュクをコーチとして呼んだ北京・ロンドンオリンピック強化委員。資金に乏しく、有名コーチは無理、ロシア人ならと依頼して紹介されたのがウクライナ人の彼だった。日本に飛び込んだオレグと「すぐにいかなきゃ」と後押ししてくれた奥さん。スタイルが合わない・強くない人間に教えは請わないと最初は相手にされなかった太田選手とメダルを取り、抱き合って喜んでいる映像は目に焼き付いている。両者のギャンブル成功。
読了日:6月19日 著者:オレグ・マツェイチュク
うた、ひとひらの感想
日本語の深さを楽しめる一冊だった。ブラッドベリの「 生涯に一度の夜 」 は、可惜夜だな。
読了日:6月21日 著者:黛まどか
ようこそ、ちきゅう食堂への感想
料理の神様の愛弟子とのおいしい出会いを求めて、旅に出る。喜んでもらおうとやさしいご飯を作る食堂が舞台。バームクーヘン好きなので、デルベアを食べてみたい。「奇跡のりんご」の木村ご夫妻の写真が素敵。
読了日:6月22日 著者:小川糸
キケンの感想
著者らしい展開のコメディ&青春ストーリー。
読了日:6月25日 著者:有川浩
できる会社の社是・社訓 (新潮新書)の感想
正直、一所懸命働く、挑戦、といった所が公約数か。創業者の想い離れた会社も見受けられるが、長い目で見てどちらが正解なのか、判断は付かない。
読了日:6月25日 著者:千野信浩
知識ゼロからのいい会社、悪い会社の見分け方の感想
実際に会社を訪れることから、決算書チェック、信用調査会社の調査書チェックなど、取引先を知る基礎本。イラスト多い。
読了日:6月27日 著者:月舘堅
もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書)の感想
ポジティブな気分になれる一冊。受付しかしない受付嬢はもったいない、など企画の元ネタ「もったいない」。ブランドとは、何もないものを輝かせること。ネガティブスイッチでプラスに変える、など、アイデアは無限で元手要らずだ。
読了日:6月27日 著者:小山薫堂
エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)の感想
幼稚園で帰る間際に少しずつ読み聞かせてもらった本書を40年ぶりに読んでみた。トラにチューインガム、ライオンの鬣にリボン、機転を利かせてピンチを切り抜けるエルマーに、ハラハラドキドキしたあの頃が甦る。
読了日:6月28日 著者:ルース・スタイルス・ガネット
生きて死ぬ智慧の感想
生命科学者である著者は、般若心経をこう受け取ったという本。英訳付き。
読了日:6月28日 著者:柳澤桂子
日経 TRENDY (トレンディ) 2014年 07月号の感想
2014年上半期ヒット商品ランキング 音がいい「激安電話」はこれだ!
読了日:6月29日 著者:
叱られる力 聞く力 2 (文春新書)の感想
子供に対して迎合しない父に叱られた話が中心のエッセイだった。
読了日:7月5日 著者:阿川佐和子
エルマーとりゅう (世界傑作童話シリーズ)の感想
助けたりゅうと家に帰る途中のお話。大冒険談からは、打って変わって静かになった。この本は初めて読んだかもしれない。
読了日:7月6日 著者:ルース・スタイルス・ガネット
エルマーと16ぴきのりゅう (世界傑作童話シリーズ)の感想
エルマーシリーズ完結編。これも初めて読んだ。りゅうの家族を人間から守るエルマー。「エルマーのぼうけん」同様に大活躍のエルマーだが、末は恐ろしいってやつだね、これ。16匹の模様や名前でも楽しめる。
読了日:7月6日 著者:ルース・スタイルス・ガネット
週刊 東洋経済 2014年 6/21号の感想
最強の経営者ランキング 社長の通信簿 テリー・ゴウ、シャープとのすべてを語る
読了日:7月10日 著者:
四国遍路 (岩波新書)の感想
元朝日新聞記者による区切り打ちの歩き遍路記。弘法大師のはるか昔の人々の生きる力を学ぶために、山に帰りたいという考えに到達している。死者のように生きる日常から、脱するというのが、遍路に向かう理由の一つと感じる。
読了日:7月10日 著者:辰濃和男
ふなっしーの絵本 ふなっしーのおはなっしーの感想
こんな絵本があるのかという驚きと、ふなっしーのキャラピッタリのストーリーに感心。それだけに今しか楽しめないだろうけど。
読了日:7月11日 著者:ふなっしー
京都寺社あるきマップの感想
恵文社一乗寺店に行く時に、詩仙堂丈山寺に寄ってみようかな。
読了日:7月11日 著者:
なぎさ (単行本)の感想
著者久しぶりの長編小説。「恋愛中毒」以来15年ぶりとのこと。故郷を去ることになった両親との確執、性格の違う妹との関係など、各パーツはありふれていると言える。全編重たい空気が流れているが、以前のような上手さではなくがっぷり勝負を挑まれ読まされた。2013 本の雑誌年間ベスト1作品も納得。
読了日:7月12日 著者:山本文緒
人事管理入門 (日経文庫)の感想
2005年8月11刷。日本の人事管理について簡潔にまとまっている。
読了日:7月16日 著者:今野浩一郎
ヘルプマン!(26) (イブニングKC)の感想
監査編。新たな闘いは、県庁職員。気持ちがあればあるほど、現場とのギャップが大きそうだ。
読了日:7月17日 著者:くさか里樹
ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 (幻冬舎新書)の感想
セルフ・ネグレクトという言葉を初めて知った。自分の生活に極度に無関心となり、著しく生活環境と健康状態が悪化する状態。自尊心と命、太陽と北風のバランスに苦しむ現場がしんどそうだ。
読了日:7月17日 著者:岸恵美子
有夫恋―おっとあるおんなのこいの感想
17歳で結婚した著者、結婚後に本当の恋に出会ったのか。時々ドキッとさせられる句に出会う。「十七の花嫁なりし有夫恋」
読了日:7月19日 著者:時実新子
ヒコーキざむらい (おはなしのたからばこ 9)の感想
図書館で何気なく手に取ったが、良いお話だった。たった三メートルだけど、飛行機に乗った父親を想うおばあちゃんの気持ちがとてつもなく暖かい。ミチにも伝わるだろう。一緒に飛行機に乗る姿が目に浮かびます。長谷川さんの絵もぴったり。
読了日:7月19日 著者:今江祥智
働かないオジサンの給料はなぜ高いのか: 人事評価の真実 (新潮新書)の感想
題名は刺激的だが、新卒一括採用・同期制度が働かないオジサンを作るという日本の人事制度についての本だった。
読了日:7月24日 著者:楠木新
はじめての人事考課100問100答 (アスカビジネス)の感想
人事評価の解説・入門書。人事考課する前に、制度を作る際に、まず読むのに適している。
読了日:7月25日 著者:黒川勇二
スペイン巡礼の旅―パリからサンティアゴ・デ・コンポステーラへ (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)の感想
コンポステーラ巡礼経験者が、四国八十八ヶ所参りすることがあると聞き、手に取った。写真がたっぷり、ツール・ド・フランスでみるような教会・街並み、美しいという感想しかない。歩いて巡礼した本があれば読んでみたい。
読了日:7月26日 著者:矢野純一,田沼武能
日本男児の感想
インテル入団後までの半生、目標を立て、逆算して階段を一つずつ上がる様が描かれている。
読了日:7月26日 著者:長友佑都
A3【エー・スリー】の感想
第33回講談社ノンフィクション賞受賞作。社会にとって危険だということで、関係者の人権侵害があっても、事件の詳細が明らかにならず、死刑判決が確定してしまっても構わないという流れに警鐘を鳴らす本。何が真実か難しいが、思考停止してはいけない。雑誌連載されていたので、重複内容も多く読むのに時間が掛かってしまった。
読了日:7月26日 著者:森達也
「理不尽な評価」に怒りを感じたら読む本の感想
人事評価は「ええかげん」なもので、単に振り回されるだけでなく、便利で役に立つ和みの存在「歯車」社員を目指すべきと伝える。人事評価の説明については、他の本とほとんど同じ。
読了日:7月29日 著者:藤本篤志
林原家 同族経営への警鐘の感想
正直、経営者として失格だろう。経理は弟に任せていると言うが、単なる丸投げ。20年粉飾決算した会社に、頼まなくても金を貸してくれたとか、社員から頼りにされていたとか、最後はジョークかと思った。弟さんの本は、また違うのだろうか。
読了日:7月31日 著者:林原健
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 8/5号 [イスラエルの暴挙]の感想
イスラエルの暴挙 撃墜疑惑でもプーチンは余裕 向かい風が強まる安部外交の経路
読了日:8月1日 著者:
週刊ダイヤモンド2014年8/2号[雑誌]特集1オジサン世代に増殖中! 職場のお荷物社員/深刻化する経営問題オジサン2500万人の現実/バブル世代のシニア化、再雇用加速で無気力社員が急増/大量採用とリストラを繰り返してきた人事部の「大罪」/特集2電力自由化の秘密兵器東電が導入するシリコンバレーの節電技術/レポート有力なのはどれだ?地銀再編の3大モデル/富士通事業再編に透ける国内半導体産業の泥沼/マクドナルド 中国産鶏肉問題で泣きっ面に蜂の感想
職場の「お荷物」社員 電力自由化の秘密兵器
読了日:8月2日 著者:
黒子のバスケ 1 (ジャンプコミックス)の感想
黒子が主人公というのが面白い。これぞスポーツ漫画という展開になって行くんだろうな。
読了日:8月2日 著者:藤巻忠俊
黒子のバスケ 2 (ジャンプコミックス)の感想
キセキの世代・黄瀬のチームに早くも勝利し、高さもクリア。
読了日:8月2日 著者:藤巻忠俊
黒子のバスケ 3 (ジャンプコミックス)の感想
火神のファウルトラブルも、王者の一角・正邦をクリア。3巻でこんなに進んで大丈夫なのだろうか。
読了日:8月2日 著者:藤巻忠俊
黒子のバスケ 4 (ジャンプコミックス)の感想
4巻でこの展開。「試合終了した時どんなに相手より多く点を取っていても、嬉しくなければそれは『勝利』じゃない・・・!」ってキレイごとのようなセリフも、黒子が言うとそれっぽい。
読了日:8月2日 著者:藤巻忠俊
黒子のバスケ 5 (ジャンプコミックス)の感想
影は光が強いほど濃くなる。オマエの光は、淡すぎる、は火神には効くなあ。
読了日:8月3日 著者:藤巻忠俊
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)の感想
話題の漫画、初めて手に取った。絵は好きな感じではないが、世界観には惹きつけられる。しかし、1巻でこの展開なのか。
読了日:8月3日 著者:諫山創
黒子のバスケ 6 (ジャンプコミックス)の感想
黒子のバスケじゃ勝てねえ、か。IH予選編終了。
読了日:8月3日 著者:藤巻忠俊
進撃の巨人(2) (講談社コミックス)の感想
主人公がいなくなったと思いきや、エレンとミカサの過去の物語、人類の味方の巨人?と謎が深まるばかり。
読了日:8月3日 著者:諫山創
進撃の巨人(3) (講談社コミックス)の感想
果たしてエレンは、人類の救世主になれるのか。
読了日:8月3日 著者:諫山創
進撃の巨人(4) (講談社コミックス)の感想
これで巨人に一矢報いたことになるのか。皆、死んだ甲斐があったなって・・・。リーダーが大事ってことはよくわかる。
読了日:8月3日 著者:諫山創
その「つぶやき」は犯罪です: 知らないとマズいネットの法律知識 (新潮新書)の感想
知らぬうちに、名誉毀損・著作権・肖像権侵害の犯罪者にならないように知識を持てと説く。加害者にも被害者にもなり得る世界になっていることがよくわかる。
読了日:8月3日 著者:神田芳明,前田恵美,深澤諭史,香西駿一郎
かぜのでんわの感想
震災後に実際に設置された電話を元にした、という点で驚き。会えなくなった人に、何を伝えようか。切ない。
読了日:8月6日 著者:いもとようこ
その話し方では軽すぎます! エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』の感想
人に与えたい印象から固める、というのはなるほど。立場が上がれば上がるほど、話し方は減点方式で採点されると心得るべし。NHKアナウンサーの立場から、正しい日本語の選択も重要と説く。
読了日:8月7日 著者:矢野香
るるぶ新潟佐渡 ’08 (るるぶ情報版 中部 4)の感想
タイとベトナムのお客さんをアテンドするのに図書館で借りてきた。
読了日:8月9日 著者:
団地で暮らそう!の感想
小説なんだが、団地の説明が延々と続く。想像してたのとは違った。
読了日:8月13日 著者:長野まゆみ
ジェトロセンサー 2014年 08月号 [雑誌]の感想
特集 欧州で商機を!回復市場をどう攻めるか特別リポート 中東の医療ツーリズム
読了日:8月14日 著者:
ジェトロセンサー 2014年 07月号 [雑誌]の感想
特集 ASEAN・南西アジアのビジネス環境 -企業が直面する課題は- 特別レポート ロシアとビジネスをするには-まずは課題把握から
読了日:8月18日 著者:
出光佐三語録 (PHP文庫)の感想
社員は家族である。人を育てる根本は愛である。黄金の奴隷となるなかれ。学問の奴隷となるなかれ。
読了日:8月18日 著者:木本正次
あれから―俵万智3・11短歌集の感想
被災地の方が読むと、違う感情が生まれそうだが、張りつめていた母子が、緊張から解き放たれる様が伝わってくる。 「空腹を 訴える子と 手をつなぐ 百円あれど おにぎりあらず」 「子を連れて 西へ西へと 逃げてゆく 愚かな母と 言うならば言え」 「醤油さし 買おうと思う この部屋に もう少し長く 住む予感して」
読了日:8月19日 著者:俵万智
絵解き 世界一ホッとする尼さんのいい話の感想
法話をコミックエッセイ風に紹介し、気軽に読むことができる。法話・お寺とのつながりが、これくらい身近なものであればいいなあ。蟪蛄春秋を知らず、という言葉を初めて知った。
読了日:8月20日 著者:川村妙慶
何があっても倒産させない社長力―「必勝」より「不敗」の構えで会社を存続させろ!の感想
経営者はとにかく会社を存続させること、100年存続する会社を目指す。うちの会社の創業社長と言っていることが近かった。完成しないビジネス、完成したという認識は危険、とは良い言葉。
読了日:8月22日 著者:小山政彦
あじさい―短歌とエッセイの感想
短歌の後でエッセイという章立て。愛情を掛けて育てた娘・律子さんの後書きにかえて、に時の流れを感じた。
読了日:8月24日 著者:斉藤孝子
オスカー・ワオの短く凄まじい人生 (新潮クレスト・ブックス)の感想
三浦しをんさん一押しだったので手に取った。ドミニカ独裁者トルヒーヨの暗黒時代を背景に、デブでオタクで女性にモテないオスカーとその一族のクロニクル。オスカーの章以外は読みにくいなあと思って読んでたが、段々と世界にハマっていった。愛すべきキャラクターにまた出会えた。
読了日:8月29日 著者:ジュノディアス
ママの仕事復帰のために パパも会社も知っておきたい46のアイディアの感想
気持ちの整理からスタート、働きたいを配偶者に伝える、預け先の確保、祖父母と上手く付き合う、家族のライフプラン作り。 会社の対応策があるかと思ったが、それは巻末に紹介されていた「さあ、育休後から始めよう」の方を読んだ方が良いかも。
読了日:9月1日 著者:NPO法人ファザーリング・ジャパンマザーリングプロジェクト
未来のだるまちゃんへの感想
かこさん、工学博士だったのか。「だるまちゃんとかみなりちゃん」の近未来的なかみなりちゃんの町の描写は、そういう所からもきていたのか。 子供は、大人には及ばないかもしれないけれど、自分で考える力は持っているし、ひょっとしたら大人以上に感じている、というのは、同感だ。
読了日:9月3日 著者:かこさとし
ちょっとネコぼけの感想
健康診断の待ち時間で。一瞬キャパ?と思ってしまった。「モノレールねこ」の表紙になりそうな写真ににやり。
読了日:9月4日 著者:岩合光昭
入江泰吉 大和路巡礼 愛蔵版の感想
健康診断の待ち時間で。入江さんの写す奈良の風景は、好き。
読了日:9月4日 著者:入江泰吉
東京百景 (ヨシモトブックス)の感想
開かずの踏切で生み出すストーリーやせきしろとの出会い、著者の世界観・妄想・想像の世界がやっぱり面白い。お笑いをあまり見たことないが、文章一本でいってよ、と言いたくなる。
読了日:9月5日 著者:又吉直樹
アジサイ (NHK趣味の園芸・よくわかる栽培12か月)の感想
咲き終わった後、何故花を切り取るのか知りたくて図書館で。翌年の開花のために、速やかに剪定をしなければならないとは知らなかった。
読了日:9月6日 著者:川原田邦彦
仕事ができる社員、できない社員の感想
性弱説 人の心の弱さが過ちをもたらす、が頭に残った。
読了日:9月8日 著者:吉越浩一郎
改訂版 小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!の感想
人材育成を通じて、経営理念を実現する。経営理念作りからスタート。中小企業向け。
読了日:9月10日 著者:山元浩二
永遠の0 (講談社文庫)の感想
映画を先に見たが、小説の方が戦争、特攻、家族の繋がりといった著者の考えが色濃く反映されている。宮部の「死ぬな!」という声が聞こえる。
読了日:9月14日 著者:百田尚樹
金子哲雄の妻の生き方 夫を看取った500日 (小学館文庫)の感想
夫を看取った500日。木皿泉の台詞にもあるが、ああしたら良かった、こうできたんじゃないかと後悔するのは、それだけ大切な存在だったのだ、という点が重たい。
読了日:9月14日 著者:金子稚子
母親やめてもいいですかの感想
第三者が、後から言うのは気が引けるが、もっと力を抜いて子供と向き合ってたら良かったのにと思う。先日見た「私の中のあなた」のお母さんの頑張りが重なった。読んでてつらくなる。
読了日:9月15日 著者:山口かこ
京都の地酒蔵 らくたび文庫046の感想
伏見、洛中、丹後・丹波の酒蔵の日本酒を紹介。京都のお酒を応援する一冊。京の日本酒を飲むことができるおすすめのお店も紹介されており、行って見よう。
読了日:9月15日 著者:斎藤茂太
部下を育てて自分も育つ 5つのマネジメント・プロセスの感想
人が育つ職場へ。マネージャーも部下も成長させる仕掛けとして面白い。課長クラスのマネージャーが勉強すると良い本。
読了日:9月19日 著者:二宮靖志
二人が睦まじくいるためにはの感想
ビーバップハイヒールで取り上げられており、手に取った。詩の新しい世界を知った。「祝婚歌」は簡易な言葉を用いているが、読めば読むほど味わい深い。他にも「過」「奈々子に」「紹介」「I was born」が好き。
読了日:9月21日 著者:吉野弘
プレゼンのアイデアノート51の感想
なぜプレゼンをするのかという「マインド」に力点をおいている。結論をベネフィットにまで落とし込むことが重要。
読了日:9月21日 著者:内田伸哉
何でもわかりやすくする技術、伝える技術の感想
「話し方」「書き方」「図解」「聞き方」「読み方」の各パターンでコツを伝える。全体を把握して、設計図を意識するのは使えるかも。
読了日:9月22日 著者:安田正
うつ病放浪記 絶望をこえて生きるの感想
ノンフィクション作家である著者のうつ病闘病記。信頼できる主治医に出会うまでの道のりは、冗談であって欲しいほど遠い。やたらに他人と比較しない、比較したいなら昔の自分と比べよう、という部分は心に留めておこう。
読了日:9月23日 著者:工藤美代子
父は、特攻を命じた兵士だった。――人間爆弾「桜花」とともにの感想
「永遠の0」映画&原作から、「桜花」を知って手に取った。非人道的兵器、いや兵器とも呼べないような桜花の乗組員を指名する役職だった主人公の手記を基にしたノンフィクション。黒板に名前を書き入れる、戻ってこない、段々と麻痺してくるのが怖い。
読了日:9月24日 著者:小林照幸
従業員満足(ES)向上型人事制度のつくり方の感想
コントロール型マネージメントから、自立・共感型社員の育成へ。等級・昇格基準といった例も参考になる。
読了日:9月26日 著者:
日本でいちばん大切にしたい会社4の感想
シリーズ4作目。従業員をとことん大切にし、業績を伸ばしている会社5社を本書でも紹介。小松製菓、坂東太郎、東海バネ工業、協和、障がい社つくし更正会。
読了日:9月30日 著者:坂本光司
Mr.Children詩集「優しい歌」の感想
ミスチルの歌詞だけに、関西人にとっての「関西電気保安協会」状態にもなってしまったが、歌とは違う世界を見ることができる。新鮮だった。
読了日:9月30日 著者:Mr.Children
紙つなげ! 彼らが本の紙を造っているの感想
「8号が止まるときは、日本の出版が倒れる時です」という文章が目に入り、即買い。東日本大震災の時に、様々なサプライチェーンが寸断され、東北の物作りに目が行ったが、日本製紙石巻工場については全く知らなかった。震災時の現実、不可能を可能にするリーダーの胆力、社員一人一人の行動力、読み所が満載。本好きなのに、恥ずかしながら紙の存在が目に入ってなかった。紙の手触りを味わってページを捲って行こう。
読了日:10月1日 著者:佐々涼子
Touchdown (タッチダウン) 2014年 11月号 [雑誌]の感想
Octorber Suprise!? 早慶宣戦 王者不惑攻撃の定石、守備の常識
読了日:10月5日 著者:
誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたちの感想
児童虐待を受け児童養護施設や里親の下で暮らす子供たちを取材。人は社会的な生き物なのだと実感する。美味しそうに食事している姿を見せなければ、食事が学べない。里親が愛情を持って育てれば、わかったくれる、まっすぐに育つという考えが、甘いと知り反省。
読了日:10月6日 著者:黒川祥子
盲目的な恋と友情の感想
女は怖い、という小説。怖い、怖いと思いながら一気読み。読み終え題名になるほどと感じるのは、著者の作品で2作目。
読了日:10月8日 著者:辻村深月
駅からハイキング 関西 (ヤマケイアルペンガイド NEXT)の感想
副題 駅前から気軽に登れる日帰り50コース。駅から駅だと行き帰りが楽で良さそう。
読了日:10月9日 著者:加藤芳樹
くまの子ウーフ (くまの子ウーフの童話集)の感想
教科書に載っていたのか、題名はよく聞いていたが、読んだのは初めて。「ちょうちょだけに なぜなくの」が印象的、考えさせられる。
読了日:10月11日 著者:神沢利子
【新訂版】社員を適正に辞めさせる法の感想
問題社員から会社を守るため、解雇・希望退職募集・未払い残業代請求対応など会社の立場から。解雇理由の合理的明示、改善指導の書面確認が必要など。
読了日:10月13日 著者:労務リスクソリューションズ
憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXIの感想
終わったと思ったら、もう復活。まあ、安心して読めるけどね。脱法ハーブ、パチンコ、ノマド、ヘイトスピーチの4編。
読了日:10月13日 著者:石田衣良
なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社―八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祗園・諏訪・白山・住吉の信仰系統 (幻冬舎新書)の感想
八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祇園・諏訪・白山・住吉の各章。海外渡来が元祖、神仏習合など勉強になった。
読了日:10月18日 著者:島田裕巳
KYOから明日へ 挑戦する京都の個性派企業70社の感想
日経工業新聞京都支局開局55周年に合わせた企画「KYOから明日へ」をまとめた。
読了日:10月21日 著者:
とっぴんぱらりの風太郎の感想
今度は、伊賀忍者。大阪夏・冬の陣を巡る伊賀の忍び・風太郎の物語。とっ散らかった印象も、ラストシーンへ収束。いい仲間に囲まれていたなあ。
読了日:10月24日 著者:万城目学
タイのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)の感想
入門の更に入門編といった感じ。クーデター前の出版、当然記載なし。
読了日:10月27日 著者:朝日ビジネスソリューション(タイランド)
ジェトロセンサー 2014年 11月号 [雑誌]の感想
日本のサービス業、海外フロンティアを拓く5大キーワードでドイツの強さに学ぶ
読了日:10月27日 著者:
Wedge (ウェッジ) 2014年 9月号の感想
W杯惨敗を「経営」から考える 東京に300億円ビッグクラブを 東京のポテンシャルを活かせ エンタメとしてのサッカー拡大するネット通販 日米中「物流」最前線
読了日:10月28日 著者:Wedge編集部
AERA (アエラ) 2014年 11/3号 [雑誌]の感想
40歳特集 「心の定年」乗り越える ジェジュンが語る
読了日:10月29日 著者:朝日新聞社
吉野弘詩集 (ハルキ文庫)の感想
「夕焼け」「祝婚歌」「I was born」などの名作の他、漢字遊びの歌も数多く読むことができる。やっぱりいいなあ。手元に置いておきたくて購入した。
読了日:10月29日 著者:吉野弘
PRESIDENT (プレジデント) 2014年 11/17号の感想
30分でエクセル、パワポの達人に!資料の作り方 フィリップ・コトラー教授、ソニーを叱る
読了日:10月31日 著者:プレジデント社
ベッドサイドの感想
「小説新潮」1993年"性の特集号"から3年半の短歌集。性行為も短歌で表現でき、ぴったりくる新鮮さ。
読了日:11月1日 著者:林あまり
不自由な絆の感想
同級生だった洋美とリラ。ママ友として再び交差する二人の人生だったが、上手くいかない生活が互いに浮き彫りに。夫との関係、息子に愛情を持てない苦しみ、一本調子ではない展開に、引き込まれるが時にはしんどくなる。著者の小説は初めてだったが、他の作品も読んでみよう。
読了日:11月3日 著者:朝比奈あすか
ジェトロセンサー 2014年 10月号 [雑誌]の感想
ハラール イスラム16億人市場を視野に 米中経済通商関係 対立と協調の構図を米側から見れば
読了日:11月3日 著者:
ターンオーバーの感想
野球2編、アメフト、やり投げ、マラソン、ラグビーを舞台にした短編集。短いだけに難しく、面白い話とそうでない話の差が大きい。アメフトの話を読もうと手に取ったが、ルール上の間違いがあってとても残念。
読了日:11月4日 著者:堂場瞬一
千年企業の大逆転の感想
「千年、働いてきました」の姉妹編とも言える一冊。近江屋ロープ株式会社 ヤシマ工業株式会社・新田ゼラチン株式会社・テイボー株式会社・三笠産業株式会社の5社。冷えると固まり、温めると解けるというゼラチンの性質は不変、利用する製品の移り変わりへの新田社の対応力に舌を巻く。「現状否定」を肝に銘じよう。いまある方法が一番ええのか、もっとええ方法があるやろ。
読了日:11月5日 著者:野村進
詩の礫の感想
東北大震災直後の福島で、ツイッター上の詩の数々。礫、とは上手く言ったもので、言葉が飛んでくる。安全地帯で読むものではない、リアルタイムで読まなければならなかった、という感想。
読了日:11月7日 著者:和合亮一
父と息子の大闘病日記の感想
くも膜下出血で倒れた父・神足裕司の看病を息子・祐太郎の目線で。妹の進学問題や病院選択決断など厳しい現実も。周囲の応援が暖かい。容器は同じようなものでも、給食と病院食の違いが「ワイワイ・ガヤガヤ」
読了日:11月9日 著者:神足裕司,神足祐太郎
父親になったジョナサンの感想
未熟児で生まれた直後に受けた輸血で、HIVに感染。長くは生きることはできないと宣告を受けながら、子供を持つことができたジョナサン。病気と闘い、偏見とも闘いながら、ついには愛する家族を手にする。来日経験があるとのことだが、今まで知らなかった。
読了日:11月9日 著者:ロバートサンチェス,クリスシュナイダー
オリンパスの闇と闘い続けての感想
取引先エンジニアの引き抜きに反対し、社内コンプライアンス制度を利用して上司を糾弾した所、閑職に追い込まれ、会社を訴えた著者。2審高裁で逆転勝訴するまでの闘いが描かれている。その後をネット検索すると、最高裁で勝訴が確定するも、オリンパス社の不当な扱いは継続中で、それに対する裁判も継続中のようだ。ひどい会社である。著者のこの闘いのモチベーションはどこからくるのか、不思議ですらある。
読了日:11月10日 著者:浜田正晴
声を聴かせての感想
母親が主人公の中編2編。子供を亡くした母、保育園でのいじめを契機に育児放棄となる母。追いつめられていく様は、読んでいて息苦しくなる。「声を聴かせて」のミミの言葉に感動した。
読了日:11月11日 著者:朝比奈あすか
明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)の感想
京都 秋の古本市で購入。やさしい詩の数々。「海とかもめ」「見えないもの」「花屋のじいさん」が好き。
読了日:11月13日 著者:金子みすゞ
きみはぼくだねの感想
大切なものは近くにあるのに気付きにくい。
読了日:11月15日 著者:かさいまり
ぼくはうちゅうじん (ちきゅうのふしぎ絵本)の感想
夜空を見上げて、宇宙の広がりや自分の存在まで確認する。絵本とは言え、広い視野を与えてくれる。
読了日:11月15日 著者:中川ひろたか
メリークリスマスおおかみさんの感想
著者のストーリーらしい。おおかみとブタ達の想いはすれ違ってるけど、勘違いがハッピーなお話に。
読了日:11月15日 著者:みやにしたつや
ぬいぐるみおとまりかい (えほんのぼうけん (63))の感想
図書館でぬいぐるみのお泊まりお話会。動き出すとこまでは想定通りだったが、図書館の職員に見つかって、一緒に遊ぶとは。
読了日:11月15日 著者:風木一人
プレゼントの木の感想
アメリカのギビングツリーの習慣をテーマに、心温まるストーリー。クリスマスにピッタリな絵本だ。
読了日:11月15日 著者:いもとようこ
サルくんとバナナのゆうえんちの感想
乗り物に乗るたびに、バナナが一本ずつ減っていく。右上に書かれたバナナが段々なくなっていく様が、ゲームみたい。男の子が気に入りそうな絵本。
読了日:11月15日 著者:谷口智則
シカのしろちゃんの感想
奈良公園での実話の絵本。悲しい物語。
読了日:11月15日 著者:そえじま良子
ぼくのニセモノをつくるにはの感想
「りんごかもしれない」第2弾。自分とはどんな人間か、更に哲学的な内容に踏み込んでいる。
読了日:11月15日 著者:ヨシタケシンスケ
世界中が夕焼け―穂村弘の短歌の秘密の感想
穂村弘の短歌を山田航が解説、それに穂村弘がコメントを付けるという構成。一つの短歌が、一つの言葉が、なるほどと思った瞬間に違うものに変わる面白さ。山田航の短歌も読んでみたくなった。
読了日:11月15日 著者:穂村弘,山田航
昨夜のカレー、明日のパンの感想
NHKドラマを見つつ、再読。やはり小説の方が好きだ。ページをめくり、著者の言葉で築き上げられた世界に浸る。今回は、夕子さんの章が良かったなあ。「パチンコをやめられないなら、私を刺してください」「世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。大丈夫」
読了日:11月17日 著者:木皿泉
陰陽師 天鼓ノ巻の感想
京都 秋の古本市で購入。久しぶりの陰陽師、「ゆくか」「ゆこう」「ゆこう」がないと、物足らなくなってきた。
読了日:11月18日 著者:夢枕獏
陰陽師 醍醐ノ巻の感想
移動の機内にて読了。二人の仲睦まじさは相変わらず。文庫版後書きで、キマイラへの言及あり、途中までしか読んでないことに気づく。やっぱり最初から読み直さないといけないかなあ
読了日:11月21日 著者:夢枕獏
DIME (ダイム) 2015年 01月号 [雑誌]の感想
2014→2015ヒット商品イッキ見せ! 第27回小学館DIMEトレンド大賞発表! 特別付録 大人の逸品カタログ [冬号]
読了日:11月22日 著者:
Number(ナンバー)865号 BASEBALL FINAL2014 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))の感想
BASEBALL FINAL 2014 スペシャル対談 大谷翔平 x 藤浪晋太郎 超人対談 糸井嘉男 x 柳田悠岐 中国GP詳報 羽生結弦
読了日:11月23日 著者:
手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ) (小学館文庫)の感想
ちょっと前に「世界中が夕焼け」を読んでなかったら(正直読んでてもだけど)、もっと何じゃこりゃー、ってなっていただろう。まみがほむほむに送った手紙の数々という設定。読み進めるうちに徐々に癖になってる気もした。 『水準器、あの中に入れられる水はすごいね、水の運命として』 『「凍る、燃える、凍る、燃える」と占いの花びらを毟る宇宙飛行士』
読了日:11月23日 著者:穂村弘
四次元時計は狂わない-21世紀 文明の逆説- (文春新書)の感想
文藝春秋巻頭の随筆をまとめた1冊。著者の本は久しぶりだし、題名が興味深くて手に取った。新書なので正直期待はしてなかったが、震災・科学・宇宙・歴史といったテーマの数々、結構楽しんだ。
読了日:11月27日 著者:立花隆
紙の月 (ハルキ文庫)の感想
それなら横領もするよなあ、と思える程の理由も感じられず、犯罪に手を染めて金を作り続ける梨花。その転がり具合に息苦しさすら感じる展開だった。個人的には梨花のイメージが宮沢りえとは違うが、映画も見てみたくなった。
読了日:11月30日 著者:角田光代
二代目が潰す会社、伸ばす会社 (日経プレミアシリーズ)の感想
後継経営者の役割 会社をつぶさない・社員の力を結集させる・経営革新を行う。後継者に息子・娘を勧める理由は、自分の代では潰すことができないという意地が強いというのは面白い。
読了日:12月1日 著者:久保田章市
野心のすすめ (講談社現代新書)の感想
バブルの頃、嫌われていたことを思い出した。人生の充足感や幸福のために、女性も仕事を持って働くべき、とか至極真っ当な意見が多かった。
読了日:12月2日 著者:林真理子
絶叫委員会の感想
「ちくま」連載の文章をまとめた一冊。一編一編短く切れがあり、読みやすい。目に見えないもの、意識に上ってない事の面白さ、大切さを思う。
読了日:12月3日 著者:穂村弘
ヘルプマン!(27)<完> (イブニングKC)の感想
監査編終了。県民のために働きたくない職員なんて、県庁にはいない、という熱い言葉。ヘルプマンも終了。1巻で介護保険について勉強したことが懐かしい。
読了日:12月3日 著者:くさか里樹
光さす故郷への感想
著者の大伯母が、命がけで帰国した旅を描く。飢え、病気、未来が見えない中、娘を抱えて静岡を目指すが、残念ながら娘は亡くなってしまう。この場面がつらい。文章がうまく、逃避行の世界に引き込まれてしまった。
読了日:12月5日 著者:朝比奈あすか
星のふる夜に When Stardust Falls…の感想
文字がない、正に絵本。静寂の世界を味わうことができる。
読了日:12月6日 著者:千住博
ぼくだけのことの感想
ぼくにしかできないことを挙げて自分を確認していく。「ぼくのニセモノをつくるには」にも通じるストーリー。
読了日:12月6日 著者:森絵都
まよなかの ゆきだるま (こどものとも絵本)の感想
表紙の女の子の顔が怖いなあと思ったが、白黒モノトーンに赤色がアクセントになった世界に入って、気にならなくなった。
読了日:12月6日 著者:森洋子
ノラネコぐんだん パンこうじょう (こどもMOEのえほん) (コドモエ[kodomoe]のえほん)の感想
「MOE」に4コマ漫画として連載されているのか。ノラネコぐんだんがいい味を醸し出している。いたずらして大騒ぎになって、落とし前をつけるという黄金パターンが心地よい。
読了日:12月6日 著者:工藤ノリコ
ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ (コドモエ[kodomoe]のえほん))の感想
ノラネコぐんだん、暴走機関車バージョン!
読了日:12月6日 著者:工藤ノリコ
新版 ゆきうさぎのねがいごとの感想
ともだちが欲しいというお願いを、直接サンタクロースに渡そうと、家を目指す。氷や雪が浮世絵の雲英摺りのようにキラキラ表現されてて、ページを捲るのが楽しくなる。
読了日:12月6日 著者:
サンタクロースと50ぴきのトナカイ ((サンタクロース島のサンタクロース))の感想
太ったトナカイも可愛らしいけど、ダイエットに勤しむトナカイ達に頑張れ!と声援を送ってしまう。
読了日:12月6日 著者:エアーダイブ
サンタクロースとちいさな木 ((サンタクロース島のサンタクロース))の感想
サンタクロースと小さな木の友情?愛情?の物語。サンタクロースの気持ちを引き継いで、美しい島が出来上がる。
読了日:12月6日 著者:エアーダイブ
オルゴールワールドの感想
点描画なのか、細かい絵の表現が印象的な一冊。確かに世界観が少しナウシカに似ているが、音楽で世界を繋ぐストーリーと絵がマッチ。英語訳も併記されている。
読了日:12月6日 著者:にしのあきひろ
異性の感想
往復書簡のような恋愛に対するエッセイのやり取り。男が読んでも女が読んでも、そういうことかと膝を打つんじゃないか。そんな興味深さがあった。男の許容ラインが恋愛で動かないというくだり、「紙の月」に活かされてるかも。
読了日:12月9日 著者:角田光代,穂村弘
ジェトロセンサー 2014年 12月号 [雑誌]の感想
特集 FTAをどう使いこなすか 特別リポート ブラジル市場に挑む
読了日:12月9日 著者:
物を売るバカ売れない時代の新しい商品の売り方 (ワンテーマ21)の感想
物そのものではなく、フィクションではない物語-ストーリーで売れ、と説く。新人バイヤーが発掘したピーチカブ、バングラディシュの貧困を解消するもやし、といった実例が多くわかりやすい。
読了日:12月13日 著者:川上徹也
PRESIDENT (プレジデント) 2014年 12/15号の感想
1日で話が面白い人になる クルーグマン教授・独白「日本経済は、世界の良きモデルになる」
読了日:12月14日 著者:
おかんメールの感想
おかんが一生懸命だから笑えるんだろうなあ。メール・ラインをやってるだけで凄い。
読了日:12月14日 著者:
本を読む女 (新潮文庫)の感想
「野心のすすめ」を読んで、手に取った。自分の母親をモデルにした小説。戦前・戦中という時代ながらも、自 アイデンティティーを追い求めた万亀の生き方に引き込まれた。著者の本で一番面白かった。
読了日:12月16日 著者:林真理子
ハラールマーケット最前線の感想
日本へやってくるイスラム教徒に対応する国内向けハラールの言及がメイン。ハラールの種類・内容がわかる入門書。醤油・みりんがハラームだと、実は日本食は食べられないものが多い。ムスリムフレンドリーレベルでの対応は、始まっていることを初めて知った。
読了日:12月19日 著者:
ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)の感想
ポッドキャスト 新刊.JPの紹介で手に取った。悩み相談に乗ってくれる雑貨店を舞台にしたファンタジー。上手くまとめすぎのきらいはあるが、時空を超える話は好きなので楽しんだ。
読了日:12月20日 著者:東野圭吾
(040)高齢初犯 (ポプラ新書)の感想
日本テレビ系ドキュメンタリー番組の書籍化。ごく普通の人間だったが、高齢者となり突然犯罪者となる。つながりが薄く、努力しても結果が出ない現代社会に原因を推測している。「気がつけば」「我を忘れて」という表現が出てくるが、脳の器質的問題がないのか、という視点は取れないか。
読了日:12月21日 著者:NNNドキュメント取材班
にょっ記 (文春文庫)の感想
妄想爆発系エッセイとでも名付けたくなる。視点が面白い。「うこん」の話がおかしかった。
読了日:12月21日 著者:穂村弘
よるのふくらみの感想
兄弟、町内、幼なじみ、狭い世界の中で繰り広げられる恋愛ストーリー。章毎に語られる視線が違うこともあるが、圭祐・裕太・みひろに共感したり、違和感感じたり、心が揺れた。複雑な味わい。
読了日:12月27日 著者:窪美澄
超辛口先生の赤ペン俳句教室の感想
プレバトの俳句コーナーの書籍化。俳句の基本も掲載されている。やっぱり夏井先生のめった切りが聞きたい。 テレビでも見たが、市川猿之助の「満月に相輪の影ひとつあり」が好きな句だ。
読了日:12月28日 著者:夏井いつき
辞めません。でも、頑張りません。 (中経の文庫)の感想
与えられた仕事は一応こなし勤務態度も不真面目ではないが、自分にも会社にも未来にも諦めている「新・ぶらさがり社員」への処方箋。他人事ではなく「ジブンゴト」だと意識させることがスタート。
読了日:12月31日 著者:吉田実,上林周平,山田静香
大統領を殺す国 韓国 (角川oneテーマ21)の感想
亡命、暗殺、自殺、死刑宣告、無期懲役、身内のスキャンダルなど 在任中・退任後に必ずと言って良いほど問題が発生している韓国の大統領。 よくもこんなに問題が起きるのかと思っていたが、続きで見るとバランスも取ったり、理由がある事がわかった。
読了日:12月31日 著者:辺真一
読書メーター
読んだ本の数:283冊
読んだページ数:49718ページ
ナイス数:2434ナイス
「人を活かすこと」についての考え・実践したことをまとめた一冊。・会社の行く末を要望する・要求をもつ、追及する、熱意をもって呼びかける。・寛容さがない企業はだめだが、寛容であるために、一つの厳しさが十の厳しさにならなければならない。
読了日:1月4日 著者:松下幸之助
1年で最も頑張った社員が、好きなものを作るか嫌な取引先を切る権利を行使できる。単なる好き嫌いではなく、尊敬できる会社、互いに高め合うことができる会社と取引するという思想。「人ザイ」に関して、人災・人罪・人在・人済・人材・人財から、社員に自己評価させるのもユニーク。
読了日:1月5日 著者:中里良一
神社・仏閣だけでなく、とっておきのお店・おみやげもの紹介。カラー写真を豊富に使った奈良のガイドブック。
読了日:1月5日 著者:井岡美保,小我野明子
米国立公文書館に保存されている日本兵の日記を遺族に届けるというNHKドキュメンタリーの書籍版。米兵との戦闘だけでなく、飢餓・病気に苦しめられながら、残されているだけでこんなに文章を書いていたことに驚いた。赤紙一枚で召集された時代と、平和ボケしていると言っても良い現代とのギャップを、すんなりとは入ってこない言葉の数々から感じた。
読了日:1月5日 著者:重松清,渡辺考
ここに書かれている「部下」のような人間が増えている傾向は感る。ゆとり教育を悪者にしているわけではなく、上司・部下共に歩み寄る努力が必要と読んだ。
読了日:1月7日 著者:橋本尚美
政治家の世襲に対する批判が強い。社内外に後継者がわかる・無駄な後継者争いが必要ない・後継者育成に時間を掛けることが可能なことから、中小企業では世襲は悪くないと考えるようになってきた。
読了日:1月9日 著者:荒和雄
現代なら源氏も最低な男、そんな源氏にも老いと勢いに陰りが現れる。六条の御息所の執念が恐ろしい。
読了日:1月11日 著者:大和和紀
空を飛び、雲を突き抜ける少年。黒井さんの柔らかなタッチに癒される。
読了日:1月12日 著者:黒井健
第一部完。源氏物語のストーリー詳細を忘れている。薫は、光源氏の子供ではなかったんだなあ。紫の上を亡くした源氏、後悔は先に立たずである。
読了日:1月12日 著者:大和和紀
MOE絵本屋さん大賞2013 第1位。面白い。この空想、妄想、世界の広がりが何とも言えず素晴らしいぞ。昨年のクリスマスのプレゼントは、これでも良かったな。
読了日:1月12日 著者:ヨシタケシンスケ
細見美術館で購入。1970年の初版時には知られていなかった岩佐又兵衛・狩野山雪・伊藤若冲・曾我蕭白・長沢蘆雪・歌川国芳を多くの図版入りで紹介。エキセントリックで片付けるのではなく、奇想で括った著者の慧眼。若冲、国芳などは、今や人を集める人気画家だ。怖いもの見たさではあるが、機会があれば岩佐又兵衛を見てみたい。
読了日:1月13日 著者:辻惟雄
国際霊柩送還のエアハース・インターナショナル社のルポ。遺族が死を受け入れる過程に寄り添う仕事。国境を超えるという点で、国内の葬儀産業より高い壁があるなあ。
読了日:1月14日 著者:佐々涼子
物語のスタート直後から、死の危険と隣り合わせ、どう生き延びるかという展開は、脱出ゲームの感覚に似ている気がする。こんなトリックだろうなあと思って読んでいたが、予想より入り組んでた。
読了日:1月15日 著者:貴志祐介
星新一作品を、和田誠が絵で彩る。やさしい世界、まだどこかでもぐらロボットが花を咲かせてくれているといいなあ。
読了日:1月18日 著者:星新一
教会でのホームレスとの関わりや学校教育など、テーマがあちこちに飛んでしまう。小学校での経験上、障害者と健常者を同じクラスで学ばせた方が良いと思う。
読了日:1月18日 著者:鈴木文治
本がテーマの連作短編集。本が飛ぶ、という話の中で、恩田陸の「飛び出す、絵本」が好きだな。面白い絵本に出会うのは、飛んできた本がぶつかったんじゃないかと思わせてくれた。
読了日:1月19日 著者:恩田陸,今江祥智,朱川湊人,三崎亜記,有栖川有栖,二階堂黎人,阿刀田高,本多孝好,内海隆一郎,梨本香歩,篠田節子,市川拓司,石田衣良,山崎洋子,大道珠貴,いしいしんじ,山本一力,柴崎友香
戦場カメラマンの著者が、ベトナム・カンボジアで亡くなったカメラマンの鎮魂の旅。自分が戦場や心筋梗塞を患っても死ななかったことは運が良かった、生き残ったために結婚し、息子に恵まれ、人との出会いもあった。生きていることへの感謝の念がひしひしと伝わってくる本だった。
読了日:1月21日 著者:石川文洋
新年特集 キーワードで世界を巡る ビジネスのヒント 女性が創る 新ビジネス・市場
読了日:1月23日 著者:
宇治十帖編、ストーリーを全然知らないことに気が付いた。薫と匂の宮の世代の物語。光源氏と比べると薫って真面目だなあ。
読了日:1月23日 著者:大和和紀
何だろう、とても心に沁みた。読むのが行き苦しいような3人、由人・野乃花・正子の過去。3人がクジラを見に行くって何じゃそりゃ、と思った。しかし、出会ったばあちゃんとの血の通ったやり取りにこちらも癒されていた。「どうせ死ぬのになんで生きてるんだろう」「由人くん、死ぬなよ」「生きてるだけでいいんだ」
読了日:1月24日 著者:窪美澄
最終巻。光源氏のように大君の姿を浮舟に重ねた薫。浮舟を奪い合う匂の宮と薫。光源氏の時代からは、小粒になった気がするが、現代により近い印象も。
読了日:1月25日 著者:大和和紀
「だるまちゃんとかみなりちゃん」がお気に入りの絵本だったが、本書は初めて読んだ?読んだ覚えがない。。てんぐちゃんの持ってる物を欲しがるけど、結局自分で探し出すのがエライ。
読了日:1月26日 著者:加古里子
子供の頃に、それこそ飽きる程何度も読み返した絵本。何十年ぶりかに図書館で再読。プールも建物も食べ物も、全てに角が生えているのを、ここにもあそこにも、と探したんだろうなあ、子供の自分。かみなりちゃんの町には、お父さんが迎えに来て連れて行ってもらったのか。雲形の車?飛行機?での移動って、意外とSF要素も入ってたことに気付いた。
読了日:1月26日 著者:加古里子
雪だるまや手袋のうさぎ、新聞紙の帽子など、読むだけでなく遊べる一冊になった。丹下左膳や座頭市が出てくる絵本って、たぶんこれだけじゃないか!?
読了日:1月26日 著者:加古里子
だるまちゃんととらのこちゃんが、町中をお絵かき。滅茶苦茶才能がある二人。これを読んだ子供は、そこら中に絵を描きたくなるだろうなあ。
読了日:1月26日 著者:加古里子
またまた他人の物が欲しくなるだるまちゃん。打出の小槌をも自分で作るだるまちゃん、一本筋が通ってて、エライ。このシリーズは、最後の「、とさ」ってリズムにハマってしまった。
読了日:1月26日 著者:加古里子
文 井上荒野。カレーを作った方が早そうなんて思ってはイカン。読んでるとカレーの香りが漂って、唾が湧き出てくるバーチャル絵本だ。皿や福神漬けの実も生るところが素晴らしい。
読了日:1月26日 著者:井上荒野
「りんごかもしれない」の著者の本を読んでみたいと手に取った。最初は、なにこれ?って感じだったけど、終盤に掛けてじわじわ面白さが染み出てきた。「毎日がそれどころじゃなくなって ずいぶんたつ」「あやまち待ち」「そぼろごはんクライマックス」 ニヤリ。
読了日:1月26日 著者:ヨシタケシンスケ
自治体で実践されている「認知症重度化予防実践塾」を、著者が実際に受講した内容が反映されている巻。認知症の患者の不安感・自尊心については、既出だが、体調面をケアすべく水分補給の重要性は目から鱗だ。とても興味深い一冊だった。
読了日:1月26日 著者:くさか里樹
カメラのキタムラ監修ということもあり、写真プリント・アルバム・フォトブック・ポストカード・フォトグッズ作りを勧める内容。小さな子供がいる親対象の本。
読了日:1月29日 著者:
買ってから長らく積読にしていた本書。早く読めば良かった。小説を読む喜びを噛み締める一冊だ。様々なディテイルの積み重ねで、人の世を、営みを、感情を見事に浮き上がらせてくれる。「丕緒の鳥」「落照の獄」がお気に入り。「落照の獄」、理を持っているはずの側が、敗者の如く描かれる。 このもどかしさは何だろう。
読了日:1月30日 著者:小野不由美
大茶盛式で有名なお寺。称徳天皇により創建された西大寺が荒廃し、鎌倉時代に叡尊和上により再興。西寺のように滅びることを免れた。
読了日:1月31日 著者:梅原猛,松本実道
ちょっとエッチで、現実離れした設定もあるけれど、読み終えて温かくなる小説だった。「心身」は、将来を考えさせられる。「穴」と「ピース」の2話の繋がりが一番のお気に入り。
読了日:1月31日 著者:三浦しをん
ページを捲る度に酒井さんの絵とストーリーが徐々に融合していく感じ。「夜と夜のあいだに」にゾクッとした。
読了日:2月2日 著者:酒井駒子
ある意味 、日本ならではの本。一番心に残ったのは、「断捨離」が商標登録されているということ。
読了日:2月2日 著者:あいかわももこ
雑誌「住む。」に連載された「暮らしの絵日記」をまとめた一冊。著者のこだわりがわかりにくいためか、少々読みにくかった。絵日記だけにイラストが豊富。
読了日:2月2日 著者:大橋歩
バッシングも受けたことありながら、しっかりと結果を残した二人の生き方・言葉に重みを感じた。中高生が対象だが、中々読み応えあり。 若いときは不安があって当たり前。勝負にこだわらないと一流にはなれない。プロは結果が求められる、「楽しみ」なんて言葉は出てこない。 人生は思い通りにいかないことがたくさんあるが、人の出会から新しい道が広がる。運は誰にでも平等に来る。運のいい人とは、運がいつきても掴みとれるように準備をしている人の事。などなど。
読了日:2月4日 著者:王貞治,岡田武史
自分の世界の中に押し込める大人への閉塞感にとらわれる主人公の物語、角田光代の初期の小説を読んでいるかのようだ。著者3作目、もう一度「ふがいない僕は空を見た」を読み返してみたい。 「そうそう。感じたことを大げさに口に出す練習から始めてみな。さとちゃん以外にこのマシュマロの食べ方をおいしいって言った人は誰もいないんだけどね。人がどんなに体に悪いって言ってもね、おいしいものはおいしいんだよ」
読了日:2月5日 著者:窪美澄
雨の降る日曜日に図書館で借りて、平日に読み終わった。人生論?湿り気のある文章、主張は人を選ぶかも。金持ちになる方法は、宝くじを買う事でも、金持ちになる方法を人に教えてもらうことでもなく、四畳半一間の安アパートに住み、休みも取らずに馬車馬のように働く、などなど。
読了日:2月7日 著者:橘玲
「あぶさん」連載終了。
読了日:2月8日 著者:
保存版特集 ご開創1200年 四国八十八ヶ所お遍路入門
読了日:2月8日 著者:
「世界がもし100人の~」の日本版。視点を変えると見方が変わる。2009年の本、政権交代後の希望の「100人の村」というあとがき対談が、ちょっとむなしい。
読了日:2月9日 著者:池上彰
四国霊場開創1200年の今年、約20年ぶりに再読。こんなに怖い話だったんだな。あれから何度か愛媛に行ったので、石鎚山からのラストが余計に恐ろしく感じる。お遍路するときは順打ちにしよう。坂東眞砂子さんのご冥福をお祈りいたします。
読了日:2月11日 著者:坂東真砂子
著者がサラメシに出演していたので手に取った。戦時中の上海が舞台。主人公・敵役、ストーリー展開共にオールドファッションな小説だった。
読了日:2月11日 著者:山口恵以子
著者の独断と偏見による落語家紹介言い散らかしという印象だが、ここに挙げられただけでも力がある噺家なんだろうなあ。
読了日:2月14日 著者:三遊亭円丈
一流・二流・三流の考え方・行動比較。頷ける点、頷けない点いろいろ。
読了日:2月15日 著者:安田正
イラク戦争下、戦火で焼かれる前に3万冊の本を守り抜いた司書。こんな物語があったとは知らなかった。
読了日:2月16日 著者:マーク・アランスタマティー
輸血は拒否程度しか知識がなかったが、9歳から35歳までの経験を基に、エホバについて内側から描く。イメージよりも排他的な世界、それがカルトか。覚醒部分と家族を救い出すための研究とのギャップが大きいなあ。
読了日:2月16日 著者:佐藤典雅
ソチ五輪直前総力特集 浅田真央ラストダンス ダブルエースの決意/高橋大輔 羽生結弦
読了日:2月16日 著者:
エラくなる男の全技術 黒田官兵衛vs大前研一 ビジネスシーン別「300%負けない処世術」
読了日:2月17日 著者:
最得クレジットカードがコレだ! 2大カリスマ緊急特別講座「増税時代のマネー術」細野真宏x山田真哉 俺の「切り札」酒場
読了日:2月19日 著者:
面白かった。四国を一周する事、御朱印はスタンプラリーと、真面目なお遍路さん・四国の人に怒られそうだが、マメ対策・札所高低表など含めて、現実を書いている。今ここにいる奇跡に感動する。オランダ人ヘレナさん、無事結願できたかな。
読了日:2月22日 著者:宮田珠己
出来ている人間からすると、言うまでもなく当り前だろうが、説明しないと伝わらないというのはホントだろう。あらゆる人の一生は、小さな選択の積み重ねよって決まる。ゼロにイチを足していくか、そのままの自分に留まるか。
読了日:2月23日 著者:堀江貴文
空港で、470ページ一気読み。過去に起こった実際の事件を思い出させるが、大企業の論理に負けずに正義を貫く事ができるか。被害者の夫が、なんでウチなんだ、って嘆く所で泣きそうになった。下巻ではハッピーエンドで終わってますように。
読了日:2月23日 著者:池井戸潤
被害者は帰ってこないが、こうでなくては、という結末で良かった。赤松社長、あっぱれ!ドラマの録画が残ってたはずなので、見てみよう。
読了日:2月27日 著者:池井戸潤
日々の疲れをためない内臓健康法 肝臓、胆のう、脾臓、副腎。
読了日:3月2日 著者:
中国が中華思想から離れられず、冊封体制の再構築を狙ってるのはそうだと思う。今時の考えではないと思うけどね。民主党政権が続いてなくて、本当に良かった。
読了日:3月5日 著者:竹田恒泰
ここに書かれていることは、右寄りでも何でもなく、当たり前のことと感じる。冊封体制に取り込まれていなかったがために、黒船来襲後に国を二分してでも国の行く末を考えた日本。それができなかった韓国との差は大きい。戦後、米の教育政策で二度と刃向かえないように骨抜きにされたということに同意。
読了日:3月7日 著者:竹田恒泰
宿泊ホテルの本棚から。椎名誠久しぶり。偉そうなおっさんに、飛行機でよく会うのに笑ってしまう。
読了日:3月9日 著者:椎名誠
これも宿泊ホテルの本棚から。「本の雑誌」繋がりで手に取った。20年前の旅行記、買い物への執着が何か新鮮に感じた。
読了日:3月10日 著者:群ようこ
生きづらさを抱える人達が出てくるのは、他の作品と同じだが、SF風だったり、ブラックなオチありと、テイストが違った短編集。
読了日:3月13日 著者:窪美澄
発達障害を告白した著者。友人・奥さんと周りの人に恵まれたんだなあ、と感じる内容。発達障害の分類、対応方法の記載もあり、子供が発達障害と言われたとしたら、悲観しなくても良い、こういう人生を送ることができると教えてもらえる一冊だ。
読了日:3月14日 著者:星野仁彦
シリーズ3作目。安定の面白さ。「検査のあと 妻のやさしさ 気にかかり」「お迎えは 何時でも良いが 今日は嫌」「断捨離を 始めた妻が 俺を見る」あたりが、お気に入り。
読了日:3月15日 著者:社団法人全国有料老人ホーム協会
刑務所でも、いろんなジャンルの本が読める所に感心。「理系の子」「A3」を読んでみよう。
読了日:3月17日 著者:堀江貴文
各々の短編小説は、正直読みにくかった。読まれなければテキストとしての小説は存在するが、読むことで、小説内の語り手と小説に入り込む読み手の間に様々な物語が発生する。面白い解釈を考えたものだ。
読了日:3月20日 著者:いとうせいこう
表題作含め5編。児童文学から入ったので、「愛人」という題名に、何故かドキッとする。
読了日:3月21日 著者:森絵都
池田晶子さんの「死とは何か」で、奇跡とは特別ではなく、いつも当たり前に思っていたが、実はすごい事だったと気付く事、というのを思い出した。 読み進める度にハッとさせられる。 くるしいも波 かなしいも波 たのしいも波 うれしいも波 だから漕ぎ続けてる
読了日:3月21日 著者:岩崎航・著,齋藤陽道・写真
著者の本は「良いおっぱい 悪いおっぱい」以来かな。しかし、題名に力がある。親の介護・死、おばあちゃんになる、閉経と合わせて激変する身体と環境。男も本書を読んで、勉強しておかなければならんね。
読了日:3月22日 著者:伊藤比呂美
カラー写真も豊富、Q&A形式で作品・技術を解説。若冲の入門書としてぴったり。森村さんの「片隅的世界に見る 無限の宇宙」が面白い。石峰寺の羅漢像を見に行かないと。
読了日:3月22日 著者:狩野博幸,森村泰昌
新しい言葉かな。(日本なら)年の3分の1の休みを利用して、自分のやりたい事をやりつつ、人脈作りに活かす。家と職場以外の第3の場を作る。パートナーを大切にする。
読了日:3月23日 著者:大田正文
震災で壊滅的な被害を受けた故郷で、イチゴ生産・ビジネスを成功させた3年間。著者を含め、イチゴ農家35年の大ベテランや伊勢丹のバイヤーまで、プロが仕事をしていることがわかる。 命さえあれば取れないリスクはない・7割スタート・セミプロレベルまで勉強して聞きに行け、など、一歩踏み出せ・スピード重視・コミュニケーションが必要。
読了日:3月24日 著者:岩佐大輝
ドキュメンタリー映画「311」を撮影した4人が、それぞれ綴った文章。語られているのは、甚大な被害を前にした無力さ、戸惑い、後ろめたさ、ドキュメンタリーとは何か、誰に何を伝えるのか、という問いかけ。4人の困惑が伝わってくる本、映画を見ていたら違う感想があっただろう。
読了日:3月26日 著者:森達也,綿井健陽,松林要樹,安岡卓治
危に備え機をつかむ 中東・北アフリカビジネス 特別リポート 再発見!スリランカ
読了日:3月28日 著者:
著者は公益財団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」会長。ディズニーランドで、新入社員の時に学んだ「あなたの役割は何ですか?」を念頭に入れておいて行動すること。作業と仕事。
読了日:3月29日 著者:大住力
婉曲表現は、日本人同士でも問題ありだ。中国人社員の春節に対する拘りが微笑ましい。
読了日:3月29日 著者:
インテル国際学生科学フェア2009年大会の出場者を取材。めちゃくちゃ面白い。高校生とは思えない高いレベルの研究内容もさることながら、核融合炉を作った少年・デュポン社城下町でデュポン社に挑戦した少女など、どの章も実にドラマチックだ。共通しているのは、研究に打ち込む熱意。 「科学というのは、白衣を着て、まわりくどい言い回しを駆使することではないんです。わたしにとって科学とは、研究をし、それをほんとうに必要としている人に届けることです」
読了日:4月2日 著者:ジュディダットン
メキシコ経済展望 輸出と内需の両輪は回るか 特別リポート 潮目が変化 ジェトロアンケートに見る日本企業の海外事業展開
読了日:4月2日 著者:
著者の絵本の書き方、震災後の取り組み。風景を主人公にした絵本作りが、被災地を回るなかで実になったのが、「あさになってのでまどをあけますよ」。「わらうほし」読んで見よう。
読了日:4月5日 著者:荒井良二
その土地、その場、その空間が持つ特有の宗教性を褒めたたえながら歩くこと。京都/鳥辺野は読んでいても、伝わってくるものがあったけど、本で読むのではなく、現場へ行き共鳴しなければわからないだろうな。大谷本廟、三輪山に行ってみたくなった。
読了日:4月8日 著者:内田樹,釈徹宗
章名が体の臓器や部位のエッセイ。著者独特の観点、よくこれだけネタがあるものだ。腰を痛めないように重たい物を持つ時に、腰への挨拶してみようかな。
読了日:4月8日 著者:赤瀬川原平
冊封体制の端、辺境の地 日本・日本人の思考の土台を引用を中心に論じる。世界標準を追いつくことはすれ、標準は作らない。「こんにゃく問答」を引いて論じた師匠と弟子の学びについては、面白い。日本人は、「きょろきょろ」とは、言いえて妙だ。
読了日:4月13日 著者:内田樹
殺意のない「オリエント急行殺人事件」か。ある2歳の子供の事故死は、誰もがやってしまう日常的なモラル違反が積み重なった結果とも言えた。正直、どんな原因で近親者を亡くしても、納得のいく理由などないだろう。しかし、この小説の主人公の立場に立たされたら、気持ちの整理なんてつけられないだろうなあ。主人公夫妻に幸あれ。
読了日:4月18日 著者:貫井徳郎
テレビや周りが唱えているから脱原発、というような感情論を排して、議論をスタートさせるために。とは言うものの、反対派の人たちはこの本だけでは納得できないだろう。
読了日:4月18日 著者:藤沢数希
2012年12月発行のガイドブック。辻村深月との対談あり。マコトの好きな音楽を聞きながら読んでみたいと思ってたので、音楽ライブラリーは有難い。
読了日:4月19日 著者:石田衣良
題名だけで読んでみたけど、その方法はわからず。著者ってこんな本も書いているのか。
読了日:4月20日 著者:須藤元気
あまり詳しく書いても、将棋を知らない人が離れていくし、逆点勝ちを描くにはある程度書き込まないと説得力に欠ける。難しいけど、結構楽しんで読んだ。
読了日:4月20日 著者:塩田武士
全ての戦争は、自衛の意識から始まる。実際の犯罪認知件数と体感治安の差はどこから来るのか。数字に当たる、主語を「みんな」ではなく「自分」にして、物を見る・考える・実行することが求められることを感じた。
読了日:4月22日 著者:森達也
言葉と単位を基礎から押さえることができ、入門書として最適。著者の「がんのひみつ」も合わせて読み、癌についても勉強しておくことで、適切なリスクヘッジも取れるのではないか。
読了日:4月23日 著者:中川恵一
米国でつくる 回帰は本物! 第23回アジア主要33都市・地域の投資コスト比較
読了日:4月25日 著者:
文句なく面白い。小説でもエッセイ読んでも安心の木皿ワールド。核家族なんて誰かが最近作ったもの、どうしてもイヤだったら、捨てても構わない、とか、らしいよね。
読了日:4月26日 著者:木皿泉
生と死の狭間を繋ぐDJアークの語り。自分の死後ってどんな世界だろう。想像しろ。想ー像ーラジオ―、のジングルが胸の中を駆け巡る。
読了日:4月27日 著者:いとうせいこう
アニメ映画のノベライズ版。著者には珍しく、どんでん返しが。牧原監督との次回作品を期待したい。
読了日:4月29日 著者:木皿泉
2011年早稲田大 優勝後の本。駒澤、東洋、早稲田監督の一問一答で、各大学の戦略が伺いしれて興味深い。駅伝重視でマラソンが弱くなったと言われているが、箱根はついでに走ったとい言う瀬古さんのような思考スケール(もちろん実力も)の選手が出てこないかなあ。
読了日:4月29日 著者:生島淳
詩人ならではのお経の現代語訳。お経が美しいという境地に至ったことはないが、両親の介護や家族との関係という身近な距離感からお経を捉えているのは、見習いたい。
読了日:4月30日 著者:伊藤比呂美
体質カイゼン ウソホント
読了日:5月1日 著者:
マザーマシンは自身がもつ運動精度を超える形状精度の製品や部品を作ることができないという基本原理が「母性原理」。蛙の子は蛙ってとこが面白い。
読了日:5月1日 著者:澤武一
三度目の再読。結末はわかってるのに、襷リレーのシーンでは、感動してしまう。バスだが箱根の山を登って、長距離選手に対する誉め言葉は速いではなく強いだ、と言うハイジの言葉を実感。ユキが山下りのスピードで、走と重なる場面にグッときた。
読了日:5月4日 著者:三浦しをん
ドラマ「すいか」シナリオ 1話~5話。ハピネス三茶の世界が甦る。あんなシーン、こんなセリフにニヤリとしてしまう。34になってお金を貸したことない、得した損したと世の中全て数字・数字とか。
読了日:5月6日 著者:木皿泉
特に団塊の世代に向けて、定年退職後に安易に田舎暮らしを行う風潮に喝を入れる。精神的に自立してない、妻や男社会に甘やかされただけ等、これでもかと厳しく批判する。最後には、自分を救うのは自分自身しかない、とエールを送る。この本、誰に向けて書いたのか気になる。田舎暮らししたい人は読まないような。
読了日:5月6日 著者:丸山健二
トニーさんには怒られるけど、言語オタクですよ、やっぱり。特定の場において使うべき言語を使わず、違う言語を使う人=ワニ、って面白い。ワニらないように気をつけよう。間に挟まってる2コマ漫画は、安定の面白さ。トニーさん、素敵すぎます。
読了日:5月7日 著者:トニーラズロ
2009年8月出版、その時点での本の制作、販売「現場」。30年で4倍に増加した新刊本と「活字離れ」とは? 再販制度に甘える書店、取次との関係など、出版業界を知る上で興味深い内容だった。電子書籍が普及する現場について書いて欲しい。本書は非再販になっている。
読了日:5月9日 著者:永江朗
天童荒太&荒井良二の絵本ということで手に取った。天童荒太らしい重たさ、「どーした、どーした」のパレードにほっこり。いつか再会してもらいたい。
読了日:5月10日 著者:天童荒太,荒井良二
妻を亡くした夫と夫を亡くした妻を章毎に描く、パラレルワールドのような構成。互いに大切な存在だったことはわかる。50歳の夫婦が主人公という内容と表紙のギャップが大きい。木皿泉脚本の舞台を見てみたかったな。
読了日:5月11日 著者:藤野千夜
メルセデス・ベンツ麻布で、ヤナセセールスマンを含み10年連続最多年間販売賞を獲得。 反応は早く、仕事に対して24時間体制、顧客主義など、特別なことは言ってない印象。バブル期の狂乱・バブルが弾けた後の落差が興味深い。
読了日:5月12日 著者:前島太一
2014年上半期ベストヒット大図鑑 200%得するエアライン出張術 コーヒーはなぜホッとする。
読了日:5月15日 著者:
オマケ 10年後のハピネス三茶 を目当てに読み始めたけど、10話のセリフ・シーンにやられた。梅干しの種がこんなに愛らしく感じるとは。 「馬場チャン、似たような一日だけど、全然違う一日だよ」
読了日:5月17日 著者:木皿泉,山田あかね
日本で54歳の人生の幕を閉じたラフカディオ・ハーンの生い立ちから、欧州・アメリカ・日本の漂泊の足跡を追う。40過ぎに訪れた松江、妻となるセツが人生で初めて自分を丸ごと受け入れてくれた存在だったことにホッとした。正直、作品を読んだことがないが、引用されている文章からは、芸術を感じる。
読了日:5月17日 著者:工藤美代子
ねずみと言えど、女性の観察眼は鋭い(笑) ねずみくんシリーズも40周年か。
読了日:5月18日 著者:なかえよしを
会社員として生きる、効率化された社会を生きる「生きのびる」ための言語体系と「生きる」ためのそれが別物、という指摘が面白い。非効率、無意味、お金にならないもの、生きることに張り付く言葉が良い短歌に繋がる。・遺跡で時間の流れに思いを馳せるのが好きなのは、死すべき運命に感じ取っているから。・木皿泉のセリフに共感するのは、生きるための言葉だから、という事を考えながら読み終えた。
読了日:5月18日 著者:
見ただけで食べるものに気を付けようとなる題名。20分の運動をして、食欲センサーを正常に戻そう、という内容もハードルは高くない。第5章は、レシピ。トマトと小松菜のあえもの、ニラじょうゆ豆腐を作ってみよう。
読了日:5月19日 著者:村山彩
ドイモイ後の1987年から1994年のハノイ・ホーチミンの街並み・生活をイラスト付きで描く。シクロ・ネオンのないくらいハノイの夜・外国人料金・フォーの値段(一杯 6000ドンとか)など、あの頃のベトナムがここにある。
読了日:5月24日 著者:水野あきら
ガンダム対エヴァンゲリオン、仮面ライダー対ウルトラマンなど、名キャラクター対決。単純に言うと重量や火器で勝負がついてしまうから、どう勝負のものさしを作るかがポイントだった。それでも勝負が付かないのも仕方ない。
読了日:5月24日 著者:柳田理科雄
海外事業展開における労務管理 特別リポート 中小企業の中国市場開拓
読了日:5月25日 著者:
著者の本を読むのが久しぶりだが、面白かった。SFというか、何篇かは現実に起こってても不思議ではないと思わせてくれた。「エデン」が一番のお気に入り。知っていること、物質的に満たされていることが幸せと言えるのか、究極の選択のように突きつけられる。表題作が題名の方が売れるだろうな。しっかり題名に魅かれて手に取りました。
読了日:5月26日 著者:篠田節子
虚実皮膜、ページを繰りながらニヤリとしたり感動したり。天使の矢が刺さってたら、嬉しいような痛いような。展覧会を見てみたかった。
読了日:5月26日 著者:クラフト・エヴィング商會
伝染(うつ)るんです。以来、久しぶり、エッセイは初。これまた虚実の皮膜か、子どもとご飯のやりとりが面白い。
読了日:5月27日 著者:吉田戦車
一編一編の意味する所をはっきりと読み取った訳ではないが、漂う雰囲気を堪能。著者の本は大体こういう楽しみ方だ。「Y字路の事件」「窯変・田久保順子」がお気に入り。
読了日:5月29日 著者:恩田陸,杉本秀太郎
二人の対談ということで手に取った。河合隼雄の繋がる力を改めて感じた。生きる事とは、死に向かうこと。生きる事は物語を作ること。科学では解決できない問題がたくさんあること。シシリー・ソンダースの名前を初めて聞いたので、著作を読んでみたい。
読了日:5月30日 著者:河合隼雄,柳田邦男
漫画のエッセイ。漫画も読んだことがなかったので、表紙の男性が著者かと思って読み始めてちょっとびっくり。思いのたけを正直に書いている感じ。再婚通しの温い愛情に溢れている後半が良い。
読了日:5月31日 著者:南Q太
脳とココロに効く、8講座。 1アタマがよくなる脳の話 2「やる気スイッチ」の入れ方には手順があった! 3織田信長と西郷隆盛は、親友だった!? 4モテる脳科学 5勝利の秘密はダイナミック・センターコアにあり! 6マトリックスと攻殻機動隊の世界は実現する!? 7脳に「おいしい」食事学 8ところで意識ってなに?
読了日:6月2日 著者:
生涯で22回の講演を掲載。大のスピーチ嫌いのようだが、どうしてどうして読み応えがある。嫌いであるために、そぎ落とした言葉を集めたからだろうか。高校生時代のものと「百年の孤独」に関するエピソードを語った最後のスピーチが心に残った。原稿を出版社に送る郵送代がなく、半分送ったら、間違って後半を送付してたって、出来すぎなエピソードだ。
読了日:6月3日 著者:G・ガルシア=マルケス
2014年時点でのASEAN10か国の基礎データ・現状・問題点をコンパクトにまとめた一冊。それぞれの国についての記述は少ないが、ASEANの入門書として最適。
読了日:6月3日 著者:西濱徹
近場で観る!ホタル&花畑 特濃!ガッツリめし
読了日:6月5日 著者:
殻の中に悲しみが詰まっていると嘆くでんでんむし。自分だけが悲しみを抱えているわけではないと気付き、悲しみを抱えて生きていく。次は、悲しみばかりじゃなく、楽しみや幸せも詰まってると気づいていって欲しいなあ。
読了日:6月5日 著者:新美南吉
39歳で餓死した男性が残した言葉「たすけて」。時代は派遣切りが社会問題になっていた2009年。自己責任、悪いのは自分という内向きのベクトル、といった言葉が出るが、死に直面しても人に助けを求めることはできないものだろうか。平野啓一郎「三十代の危機」が収録され、バランスが取れた一冊になった気がする。
読了日:6月9日 著者:NHKクローズアップ現代取材班
テーマは死であり、生。文章のリズム、絵の醸し出す情景がぴったり。「そんなに長い間生きてきても、知らないことがあるなんて素敵」と祖父に言える孫が素敵。繰り返し読みたい絵本だな。
読了日:6月10日 著者:谷川俊太郎
やっぱり「水どう」のエピソードが面白い。「原付ベトナム縦断1800㎞」のガイド・ニャンさんとの空港でのお別れシーンに感動。
読了日:6月13日 著者:大泉洋
日用食器や食品、メイドイン奈良の品々。手に取って家に置きたくなる物に溢れてる。今度訪れたら、梅干しだけでなく、日用食器も見てみよう。
読了日:6月14日 著者:石村由起子
「ビーバップハイヒール」で紹介されて知った絵本。のび太を思い出させる、ラチの成長物語。ラチが勇気を持って自分でできるように仕向けるらいおん。育てるってこういう事かも。らいおんの体操、かわいい。
読了日:6月14日 著者:マレーク・ベロニカ
日常だったら、ハラハラ・ドキドキ・ガックリするだろうが、第3者的にはにんまりするエピソードばかり。来世もお母さんの子供に生まれてくるために貧乳予約って、爆笑してしまった。
読了日:6月15日 著者:まきりえこ
弘法大師の生涯、大師信仰について述べられている。史実と神話的な話が混じっているだろうが、苦しい修行と修学を追体験するのがお遍路の元にあるのだろう。たまたまだが、今日は弘法大師の誕生日だ。
読了日:6月15日 著者:新居祐政
シリーズ3作目、いとの成長物語ここに完結。大学受験や鯉太郎との恋話、新たな一歩を踏み出していく当り、予想の範囲内ではあるが、それでもこの後のエピソードものぞき見してみたい。「いとみち」から、いつ映像化されるかと思ってたが、いとを演じることができる女優を探すのが大変かも。
読了日:6月16日 著者:越谷オサム
ムダなし手間なし ストックおかず れんこんレシピBOOK れんこんを縦に切ったことがないので、一度作ってみたい。
読了日:6月17日 著者:kadokawa
とにかくチャレンジ。失敗は当たり前、失敗すればするほど成功に近づくことができる、前向き・元気も重要と。人は驚く程、自分に縛られている、解き放つことができるだろうか。
読了日:6月18日 著者:澤田秀雄
日本フェンシング協会ナショナルチーム・男子フルーレ統括コーチ。 「縁」を感じる。国際的実績は皆無だったオレグ・マツェイチュクをコーチとして呼んだ北京・ロンドンオリンピック強化委員。資金に乏しく、有名コーチは無理、ロシア人ならと依頼して紹介されたのがウクライナ人の彼だった。日本に飛び込んだオレグと「すぐにいかなきゃ」と後押ししてくれた奥さん。スタイルが合わない・強くない人間に教えは請わないと最初は相手にされなかった太田選手とメダルを取り、抱き合って喜んでいる映像は目に焼き付いている。両者のギャンブル成功。
読了日:6月19日 著者:オレグ・マツェイチュク
日本語の深さを楽しめる一冊だった。ブラッドベリの「 生涯に一度の夜 」 は、可惜夜だな。
読了日:6月21日 著者:黛まどか
料理の神様の愛弟子とのおいしい出会いを求めて、旅に出る。喜んでもらおうとやさしいご飯を作る食堂が舞台。バームクーヘン好きなので、デルベアを食べてみたい。「奇跡のりんご」の木村ご夫妻の写真が素敵。
読了日:6月22日 著者:小川糸
著者らしい展開のコメディ&青春ストーリー。
読了日:6月25日 著者:有川浩
正直、一所懸命働く、挑戦、といった所が公約数か。創業者の想い離れた会社も見受けられるが、長い目で見てどちらが正解なのか、判断は付かない。
読了日:6月25日 著者:千野信浩
実際に会社を訪れることから、決算書チェック、信用調査会社の調査書チェックなど、取引先を知る基礎本。イラスト多い。
読了日:6月27日 著者:月舘堅
ポジティブな気分になれる一冊。受付しかしない受付嬢はもったいない、など企画の元ネタ「もったいない」。ブランドとは、何もないものを輝かせること。ネガティブスイッチでプラスに変える、など、アイデアは無限で元手要らずだ。
読了日:6月27日 著者:小山薫堂
幼稚園で帰る間際に少しずつ読み聞かせてもらった本書を40年ぶりに読んでみた。トラにチューインガム、ライオンの鬣にリボン、機転を利かせてピンチを切り抜けるエルマーに、ハラハラドキドキしたあの頃が甦る。
読了日:6月28日 著者:ルース・スタイルス・ガネット
生命科学者である著者は、般若心経をこう受け取ったという本。英訳付き。
読了日:6月28日 著者:柳澤桂子
2014年上半期ヒット商品ランキング 音がいい「激安電話」はこれだ!
読了日:6月29日 著者:
子供に対して迎合しない父に叱られた話が中心のエッセイだった。
読了日:7月5日 著者:阿川佐和子
助けたりゅうと家に帰る途中のお話。大冒険談からは、打って変わって静かになった。この本は初めて読んだかもしれない。
読了日:7月6日 著者:ルース・スタイルス・ガネット
エルマーシリーズ完結編。これも初めて読んだ。りゅうの家族を人間から守るエルマー。「エルマーのぼうけん」同様に大活躍のエルマーだが、末は恐ろしいってやつだね、これ。16匹の模様や名前でも楽しめる。
読了日:7月6日 著者:ルース・スタイルス・ガネット
最強の経営者ランキング 社長の通信簿 テリー・ゴウ、シャープとのすべてを語る
読了日:7月10日 著者:
元朝日新聞記者による区切り打ちの歩き遍路記。弘法大師のはるか昔の人々の生きる力を学ぶために、山に帰りたいという考えに到達している。死者のように生きる日常から、脱するというのが、遍路に向かう理由の一つと感じる。
読了日:7月10日 著者:辰濃和男
こんな絵本があるのかという驚きと、ふなっしーのキャラピッタリのストーリーに感心。それだけに今しか楽しめないだろうけど。
読了日:7月11日 著者:ふなっしー
恵文社一乗寺店に行く時に、詩仙堂丈山寺に寄ってみようかな。
読了日:7月11日 著者:
著者久しぶりの長編小説。「恋愛中毒」以来15年ぶりとのこと。故郷を去ることになった両親との確執、性格の違う妹との関係など、各パーツはありふれていると言える。全編重たい空気が流れているが、以前のような上手さではなくがっぷり勝負を挑まれ読まされた。2013 本の雑誌年間ベスト1作品も納得。
読了日:7月12日 著者:山本文緒
2005年8月11刷。日本の人事管理について簡潔にまとまっている。
読了日:7月16日 著者:今野浩一郎
監査編。新たな闘いは、県庁職員。気持ちがあればあるほど、現場とのギャップが大きそうだ。
読了日:7月17日 著者:くさか里樹
セルフ・ネグレクトという言葉を初めて知った。自分の生活に極度に無関心となり、著しく生活環境と健康状態が悪化する状態。自尊心と命、太陽と北風のバランスに苦しむ現場がしんどそうだ。
読了日:7月17日 著者:岸恵美子
17歳で結婚した著者、結婚後に本当の恋に出会ったのか。時々ドキッとさせられる句に出会う。「十七の花嫁なりし有夫恋」
読了日:7月19日 著者:時実新子
図書館で何気なく手に取ったが、良いお話だった。たった三メートルだけど、飛行機に乗った父親を想うおばあちゃんの気持ちがとてつもなく暖かい。ミチにも伝わるだろう。一緒に飛行機に乗る姿が目に浮かびます。長谷川さんの絵もぴったり。
読了日:7月19日 著者:今江祥智
題名は刺激的だが、新卒一括採用・同期制度が働かないオジサンを作るという日本の人事制度についての本だった。
読了日:7月24日 著者:楠木新
人事評価の解説・入門書。人事考課する前に、制度を作る際に、まず読むのに適している。
読了日:7月25日 著者:黒川勇二
コンポステーラ巡礼経験者が、四国八十八ヶ所参りすることがあると聞き、手に取った。写真がたっぷり、ツール・ド・フランスでみるような教会・街並み、美しいという感想しかない。歩いて巡礼した本があれば読んでみたい。
読了日:7月26日 著者:矢野純一,田沼武能
インテル入団後までの半生、目標を立て、逆算して階段を一つずつ上がる様が描かれている。
読了日:7月26日 著者:長友佑都
第33回講談社ノンフィクション賞受賞作。社会にとって危険だということで、関係者の人権侵害があっても、事件の詳細が明らかにならず、死刑判決が確定してしまっても構わないという流れに警鐘を鳴らす本。何が真実か難しいが、思考停止してはいけない。雑誌連載されていたので、重複内容も多く読むのに時間が掛かってしまった。
読了日:7月26日 著者:森達也
人事評価は「ええかげん」なもので、単に振り回されるだけでなく、便利で役に立つ和みの存在「歯車」社員を目指すべきと伝える。人事評価の説明については、他の本とほとんど同じ。
読了日:7月29日 著者:藤本篤志
正直、経営者として失格だろう。経理は弟に任せていると言うが、単なる丸投げ。20年粉飾決算した会社に、頼まなくても金を貸してくれたとか、社員から頼りにされていたとか、最後はジョークかと思った。弟さんの本は、また違うのだろうか。
読了日:7月31日 著者:林原健
イスラエルの暴挙 撃墜疑惑でもプーチンは余裕 向かい風が強まる安部外交の経路
読了日:8月1日 著者:
職場の「お荷物」社員 電力自由化の秘密兵器
読了日:8月2日 著者:
黒子が主人公というのが面白い。これぞスポーツ漫画という展開になって行くんだろうな。
読了日:8月2日 著者:藤巻忠俊
キセキの世代・黄瀬のチームに早くも勝利し、高さもクリア。
読了日:8月2日 著者:藤巻忠俊
火神のファウルトラブルも、王者の一角・正邦をクリア。3巻でこんなに進んで大丈夫なのだろうか。
読了日:8月2日 著者:藤巻忠俊
4巻でこの展開。「試合終了した時どんなに相手より多く点を取っていても、嬉しくなければそれは『勝利』じゃない・・・!」ってキレイごとのようなセリフも、黒子が言うとそれっぽい。
読了日:8月2日 著者:藤巻忠俊
影は光が強いほど濃くなる。オマエの光は、淡すぎる、は火神には効くなあ。
読了日:8月3日 著者:藤巻忠俊
話題の漫画、初めて手に取った。絵は好きな感じではないが、世界観には惹きつけられる。しかし、1巻でこの展開なのか。
読了日:8月3日 著者:諫山創
黒子のバスケじゃ勝てねえ、か。IH予選編終了。
読了日:8月3日 著者:藤巻忠俊
主人公がいなくなったと思いきや、エレンとミカサの過去の物語、人類の味方の巨人?と謎が深まるばかり。
読了日:8月3日 著者:諫山創
果たしてエレンは、人類の救世主になれるのか。
読了日:8月3日 著者:諫山創
これで巨人に一矢報いたことになるのか。皆、死んだ甲斐があったなって・・・。リーダーが大事ってことはよくわかる。
読了日:8月3日 著者:諫山創
知らぬうちに、名誉毀損・著作権・肖像権侵害の犯罪者にならないように知識を持てと説く。加害者にも被害者にもなり得る世界になっていることがよくわかる。
読了日:8月3日 著者:神田芳明,前田恵美,深澤諭史,香西駿一郎
震災後に実際に設置された電話を元にした、という点で驚き。会えなくなった人に、何を伝えようか。切ない。
読了日:8月6日 著者:いもとようこ
人に与えたい印象から固める、というのはなるほど。立場が上がれば上がるほど、話し方は減点方式で採点されると心得るべし。NHKアナウンサーの立場から、正しい日本語の選択も重要と説く。
読了日:8月7日 著者:矢野香
タイとベトナムのお客さんをアテンドするのに図書館で借りてきた。
読了日:8月9日 著者:
小説なんだが、団地の説明が延々と続く。想像してたのとは違った。
読了日:8月13日 著者:長野まゆみ
特集 欧州で商機を!回復市場をどう攻めるか特別リポート 中東の医療ツーリズム
読了日:8月14日 著者:
特集 ASEAN・南西アジアのビジネス環境 -企業が直面する課題は- 特別レポート ロシアとビジネスをするには-まずは課題把握から
読了日:8月18日 著者:
社員は家族である。人を育てる根本は愛である。黄金の奴隷となるなかれ。学問の奴隷となるなかれ。
読了日:8月18日 著者:木本正次
被災地の方が読むと、違う感情が生まれそうだが、張りつめていた母子が、緊張から解き放たれる様が伝わってくる。 「空腹を 訴える子と 手をつなぐ 百円あれど おにぎりあらず」 「子を連れて 西へ西へと 逃げてゆく 愚かな母と 言うならば言え」 「醤油さし 買おうと思う この部屋に もう少し長く 住む予感して」
読了日:8月19日 著者:俵万智
法話をコミックエッセイ風に紹介し、気軽に読むことができる。法話・お寺とのつながりが、これくらい身近なものであればいいなあ。蟪蛄春秋を知らず、という言葉を初めて知った。
読了日:8月20日 著者:川村妙慶
経営者はとにかく会社を存続させること、100年存続する会社を目指す。うちの会社の創業社長と言っていることが近かった。完成しないビジネス、完成したという認識は危険、とは良い言葉。
読了日:8月22日 著者:小山政彦
短歌の後でエッセイという章立て。愛情を掛けて育てた娘・律子さんの後書きにかえて、に時の流れを感じた。
読了日:8月24日 著者:斉藤孝子
三浦しをんさん一押しだったので手に取った。ドミニカ独裁者トルヒーヨの暗黒時代を背景に、デブでオタクで女性にモテないオスカーとその一族のクロニクル。オスカーの章以外は読みにくいなあと思って読んでたが、段々と世界にハマっていった。愛すべきキャラクターにまた出会えた。
読了日:8月29日 著者:ジュノディアス
気持ちの整理からスタート、働きたいを配偶者に伝える、預け先の確保、祖父母と上手く付き合う、家族のライフプラン作り。 会社の対応策があるかと思ったが、それは巻末に紹介されていた「さあ、育休後から始めよう」の方を読んだ方が良いかも。
読了日:9月1日 著者:NPO法人ファザーリング・ジャパンマザーリングプロジェクト
かこさん、工学博士だったのか。「だるまちゃんとかみなりちゃん」の近未来的なかみなりちゃんの町の描写は、そういう所からもきていたのか。 子供は、大人には及ばないかもしれないけれど、自分で考える力は持っているし、ひょっとしたら大人以上に感じている、というのは、同感だ。
読了日:9月3日 著者:かこさとし
健康診断の待ち時間で。一瞬キャパ?と思ってしまった。「モノレールねこ」の表紙になりそうな写真ににやり。
読了日:9月4日 著者:岩合光昭
健康診断の待ち時間で。入江さんの写す奈良の風景は、好き。
読了日:9月4日 著者:入江泰吉
開かずの踏切で生み出すストーリーやせきしろとの出会い、著者の世界観・妄想・想像の世界がやっぱり面白い。お笑いをあまり見たことないが、文章一本でいってよ、と言いたくなる。
読了日:9月5日 著者:又吉直樹
咲き終わった後、何故花を切り取るのか知りたくて図書館で。翌年の開花のために、速やかに剪定をしなければならないとは知らなかった。
読了日:9月6日 著者:川原田邦彦
性弱説 人の心の弱さが過ちをもたらす、が頭に残った。
読了日:9月8日 著者:吉越浩一郎
人材育成を通じて、経営理念を実現する。経営理念作りからスタート。中小企業向け。
読了日:9月10日 著者:山元浩二
映画を先に見たが、小説の方が戦争、特攻、家族の繋がりといった著者の考えが色濃く反映されている。宮部の「死ぬな!」という声が聞こえる。
読了日:9月14日 著者:百田尚樹
夫を看取った500日。木皿泉の台詞にもあるが、ああしたら良かった、こうできたんじゃないかと後悔するのは、それだけ大切な存在だったのだ、という点が重たい。
読了日:9月14日 著者:金子稚子
第三者が、後から言うのは気が引けるが、もっと力を抜いて子供と向き合ってたら良かったのにと思う。先日見た「私の中のあなた」のお母さんの頑張りが重なった。読んでてつらくなる。
読了日:9月15日 著者:山口かこ
伏見、洛中、丹後・丹波の酒蔵の日本酒を紹介。京都のお酒を応援する一冊。京の日本酒を飲むことができるおすすめのお店も紹介されており、行って見よう。
読了日:9月15日 著者:斎藤茂太
人が育つ職場へ。マネージャーも部下も成長させる仕掛けとして面白い。課長クラスのマネージャーが勉強すると良い本。
読了日:9月19日 著者:二宮靖志
ビーバップハイヒールで取り上げられており、手に取った。詩の新しい世界を知った。「祝婚歌」は簡易な言葉を用いているが、読めば読むほど味わい深い。他にも「過」「奈々子に」「紹介」「I was born」が好き。
読了日:9月21日 著者:吉野弘
なぜプレゼンをするのかという「マインド」に力点をおいている。結論をベネフィットにまで落とし込むことが重要。
読了日:9月21日 著者:内田伸哉
「話し方」「書き方」「図解」「聞き方」「読み方」の各パターンでコツを伝える。全体を把握して、設計図を意識するのは使えるかも。
読了日:9月22日 著者:安田正
ノンフィクション作家である著者のうつ病闘病記。信頼できる主治医に出会うまでの道のりは、冗談であって欲しいほど遠い。やたらに他人と比較しない、比較したいなら昔の自分と比べよう、という部分は心に留めておこう。
読了日:9月23日 著者:工藤美代子
「永遠の0」映画&原作から、「桜花」を知って手に取った。非人道的兵器、いや兵器とも呼べないような桜花の乗組員を指名する役職だった主人公の手記を基にしたノンフィクション。黒板に名前を書き入れる、戻ってこない、段々と麻痺してくるのが怖い。
読了日:9月24日 著者:小林照幸
コントロール型マネージメントから、自立・共感型社員の育成へ。等級・昇格基準といった例も参考になる。
読了日:9月26日 著者:
シリーズ4作目。従業員をとことん大切にし、業績を伸ばしている会社5社を本書でも紹介。小松製菓、坂東太郎、東海バネ工業、協和、障がい社つくし更正会。
読了日:9月30日 著者:坂本光司
ミスチルの歌詞だけに、関西人にとっての「関西電気保安協会」状態にもなってしまったが、歌とは違う世界を見ることができる。新鮮だった。
読了日:9月30日 著者:Mr.Children
「8号が止まるときは、日本の出版が倒れる時です」という文章が目に入り、即買い。東日本大震災の時に、様々なサプライチェーンが寸断され、東北の物作りに目が行ったが、日本製紙石巻工場については全く知らなかった。震災時の現実、不可能を可能にするリーダーの胆力、社員一人一人の行動力、読み所が満載。本好きなのに、恥ずかしながら紙の存在が目に入ってなかった。紙の手触りを味わってページを捲って行こう。
読了日:10月1日 著者:佐々涼子
Octorber Suprise!? 早慶宣戦 王者不惑攻撃の定石、守備の常識
読了日:10月5日 著者:
児童虐待を受け児童養護施設や里親の下で暮らす子供たちを取材。人は社会的な生き物なのだと実感する。美味しそうに食事している姿を見せなければ、食事が学べない。里親が愛情を持って育てれば、わかったくれる、まっすぐに育つという考えが、甘いと知り反省。
読了日:10月6日 著者:黒川祥子
女は怖い、という小説。怖い、怖いと思いながら一気読み。読み終え題名になるほどと感じるのは、著者の作品で2作目。
読了日:10月8日 著者:辻村深月
副題 駅前から気軽に登れる日帰り50コース。駅から駅だと行き帰りが楽で良さそう。
読了日:10月9日 著者:加藤芳樹
教科書に載っていたのか、題名はよく聞いていたが、読んだのは初めて。「ちょうちょだけに なぜなくの」が印象的、考えさせられる。
読了日:10月11日 著者:神沢利子
問題社員から会社を守るため、解雇・希望退職募集・未払い残業代請求対応など会社の立場から。解雇理由の合理的明示、改善指導の書面確認が必要など。
読了日:10月13日 著者:労務リスクソリューションズ
終わったと思ったら、もう復活。まあ、安心して読めるけどね。脱法ハーブ、パチンコ、ノマド、ヘイトスピーチの4編。
読了日:10月13日 著者:石田衣良
八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祇園・諏訪・白山・住吉の各章。海外渡来が元祖、神仏習合など勉強になった。
読了日:10月18日 著者:島田裕巳
日経工業新聞京都支局開局55周年に合わせた企画「KYOから明日へ」をまとめた。
読了日:10月21日 著者:
今度は、伊賀忍者。大阪夏・冬の陣を巡る伊賀の忍び・風太郎の物語。とっ散らかった印象も、ラストシーンへ収束。いい仲間に囲まれていたなあ。
読了日:10月24日 著者:万城目学
入門の更に入門編といった感じ。クーデター前の出版、当然記載なし。
読了日:10月27日 著者:朝日ビジネスソリューション(タイランド)
日本のサービス業、海外フロンティアを拓く5大キーワードでドイツの強さに学ぶ
読了日:10月27日 著者:
W杯惨敗を「経営」から考える 東京に300億円ビッグクラブを 東京のポテンシャルを活かせ エンタメとしてのサッカー拡大するネット通販 日米中「物流」最前線
読了日:10月28日 著者:Wedge編集部
40歳特集 「心の定年」乗り越える ジェジュンが語る
読了日:10月29日 著者:朝日新聞社
「夕焼け」「祝婚歌」「I was born」などの名作の他、漢字遊びの歌も数多く読むことができる。やっぱりいいなあ。手元に置いておきたくて購入した。
読了日:10月29日 著者:吉野弘
30分でエクセル、パワポの達人に!資料の作り方 フィリップ・コトラー教授、ソニーを叱る
読了日:10月31日 著者:プレジデント社
「小説新潮」1993年"性の特集号"から3年半の短歌集。性行為も短歌で表現でき、ぴったりくる新鮮さ。
読了日:11月1日 著者:林あまり
同級生だった洋美とリラ。ママ友として再び交差する二人の人生だったが、上手くいかない生活が互いに浮き彫りに。夫との関係、息子に愛情を持てない苦しみ、一本調子ではない展開に、引き込まれるが時にはしんどくなる。著者の小説は初めてだったが、他の作品も読んでみよう。
読了日:11月3日 著者:朝比奈あすか
ハラール イスラム16億人市場を視野に 米中経済通商関係 対立と協調の構図を米側から見れば
読了日:11月3日 著者:
野球2編、アメフト、やり投げ、マラソン、ラグビーを舞台にした短編集。短いだけに難しく、面白い話とそうでない話の差が大きい。アメフトの話を読もうと手に取ったが、ルール上の間違いがあってとても残念。
読了日:11月4日 著者:堂場瞬一
「千年、働いてきました」の姉妹編とも言える一冊。近江屋ロープ株式会社 ヤシマ工業株式会社・新田ゼラチン株式会社・テイボー株式会社・三笠産業株式会社の5社。冷えると固まり、温めると解けるというゼラチンの性質は不変、利用する製品の移り変わりへの新田社の対応力に舌を巻く。「現状否定」を肝に銘じよう。いまある方法が一番ええのか、もっとええ方法があるやろ。
読了日:11月5日 著者:野村進
東北大震災直後の福島で、ツイッター上の詩の数々。礫、とは上手く言ったもので、言葉が飛んでくる。安全地帯で読むものではない、リアルタイムで読まなければならなかった、という感想。
読了日:11月7日 著者:和合亮一
くも膜下出血で倒れた父・神足裕司の看病を息子・祐太郎の目線で。妹の進学問題や病院選択決断など厳しい現実も。周囲の応援が暖かい。容器は同じようなものでも、給食と病院食の違いが「ワイワイ・ガヤガヤ」
読了日:11月9日 著者:神足裕司,神足祐太郎
未熟児で生まれた直後に受けた輸血で、HIVに感染。長くは生きることはできないと宣告を受けながら、子供を持つことができたジョナサン。病気と闘い、偏見とも闘いながら、ついには愛する家族を手にする。来日経験があるとのことだが、今まで知らなかった。
読了日:11月9日 著者:ロバートサンチェス,クリスシュナイダー
取引先エンジニアの引き抜きに反対し、社内コンプライアンス制度を利用して上司を糾弾した所、閑職に追い込まれ、会社を訴えた著者。2審高裁で逆転勝訴するまでの闘いが描かれている。その後をネット検索すると、最高裁で勝訴が確定するも、オリンパス社の不当な扱いは継続中で、それに対する裁判も継続中のようだ。ひどい会社である。著者のこの闘いのモチベーションはどこからくるのか、不思議ですらある。
読了日:11月10日 著者:浜田正晴
母親が主人公の中編2編。子供を亡くした母、保育園でのいじめを契機に育児放棄となる母。追いつめられていく様は、読んでいて息苦しくなる。「声を聴かせて」のミミの言葉に感動した。
読了日:11月11日 著者:朝比奈あすか
京都 秋の古本市で購入。やさしい詩の数々。「海とかもめ」「見えないもの」「花屋のじいさん」が好き。
読了日:11月13日 著者:金子みすゞ
大切なものは近くにあるのに気付きにくい。
読了日:11月15日 著者:かさいまり
夜空を見上げて、宇宙の広がりや自分の存在まで確認する。絵本とは言え、広い視野を与えてくれる。
読了日:11月15日 著者:中川ひろたか
著者のストーリーらしい。おおかみとブタ達の想いはすれ違ってるけど、勘違いがハッピーなお話に。
読了日:11月15日 著者:みやにしたつや
図書館でぬいぐるみのお泊まりお話会。動き出すとこまでは想定通りだったが、図書館の職員に見つかって、一緒に遊ぶとは。
読了日:11月15日 著者:風木一人
アメリカのギビングツリーの習慣をテーマに、心温まるストーリー。クリスマスにピッタリな絵本だ。
読了日:11月15日 著者:いもとようこ
乗り物に乗るたびに、バナナが一本ずつ減っていく。右上に書かれたバナナが段々なくなっていく様が、ゲームみたい。男の子が気に入りそうな絵本。
読了日:11月15日 著者:谷口智則
奈良公園での実話の絵本。悲しい物語。
読了日:11月15日 著者:そえじま良子
「りんごかもしれない」第2弾。自分とはどんな人間か、更に哲学的な内容に踏み込んでいる。
読了日:11月15日 著者:ヨシタケシンスケ
穂村弘の短歌を山田航が解説、それに穂村弘がコメントを付けるという構成。一つの短歌が、一つの言葉が、なるほどと思った瞬間に違うものに変わる面白さ。山田航の短歌も読んでみたくなった。
読了日:11月15日 著者:穂村弘,山田航
NHKドラマを見つつ、再読。やはり小説の方が好きだ。ページをめくり、著者の言葉で築き上げられた世界に浸る。今回は、夕子さんの章が良かったなあ。「パチンコをやめられないなら、私を刺してください」「世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。大丈夫」
読了日:11月17日 著者:木皿泉
京都 秋の古本市で購入。久しぶりの陰陽師、「ゆくか」「ゆこう」「ゆこう」がないと、物足らなくなってきた。
読了日:11月18日 著者:夢枕獏
移動の機内にて読了。二人の仲睦まじさは相変わらず。文庫版後書きで、キマイラへの言及あり、途中までしか読んでないことに気づく。やっぱり最初から読み直さないといけないかなあ
読了日:11月21日 著者:夢枕獏
2014→2015ヒット商品イッキ見せ! 第27回小学館DIMEトレンド大賞発表! 特別付録 大人の逸品カタログ [冬号]
読了日:11月22日 著者:
BASEBALL FINAL 2014 スペシャル対談 大谷翔平 x 藤浪晋太郎 超人対談 糸井嘉男 x 柳田悠岐 中国GP詳報 羽生結弦
読了日:11月23日 著者:
ちょっと前に「世界中が夕焼け」を読んでなかったら(正直読んでてもだけど)、もっと何じゃこりゃー、ってなっていただろう。まみがほむほむに送った手紙の数々という設定。読み進めるうちに徐々に癖になってる気もした。 『水準器、あの中に入れられる水はすごいね、水の運命として』 『「凍る、燃える、凍る、燃える」と占いの花びらを毟る宇宙飛行士』
読了日:11月23日 著者:穂村弘
文藝春秋巻頭の随筆をまとめた1冊。著者の本は久しぶりだし、題名が興味深くて手に取った。新書なので正直期待はしてなかったが、震災・科学・宇宙・歴史といったテーマの数々、結構楽しんだ。
読了日:11月27日 著者:立花隆
それなら横領もするよなあ、と思える程の理由も感じられず、犯罪に手を染めて金を作り続ける梨花。その転がり具合に息苦しさすら感じる展開だった。個人的には梨花のイメージが宮沢りえとは違うが、映画も見てみたくなった。
読了日:11月30日 著者:角田光代
後継経営者の役割 会社をつぶさない・社員の力を結集させる・経営革新を行う。後継者に息子・娘を勧める理由は、自分の代では潰すことができないという意地が強いというのは面白い。
読了日:12月1日 著者:久保田章市
バブルの頃、嫌われていたことを思い出した。人生の充足感や幸福のために、女性も仕事を持って働くべき、とか至極真っ当な意見が多かった。
読了日:12月2日 著者:林真理子
「ちくま」連載の文章をまとめた一冊。一編一編短く切れがあり、読みやすい。目に見えないもの、意識に上ってない事の面白さ、大切さを思う。
読了日:12月3日 著者:穂村弘
監査編終了。県民のために働きたくない職員なんて、県庁にはいない、という熱い言葉。ヘルプマンも終了。1巻で介護保険について勉強したことが懐かしい。
読了日:12月3日 著者:くさか里樹
著者の大伯母が、命がけで帰国した旅を描く。飢え、病気、未来が見えない中、娘を抱えて静岡を目指すが、残念ながら娘は亡くなってしまう。この場面がつらい。文章がうまく、逃避行の世界に引き込まれてしまった。
読了日:12月5日 著者:朝比奈あすか
文字がない、正に絵本。静寂の世界を味わうことができる。
読了日:12月6日 著者:千住博
ぼくにしかできないことを挙げて自分を確認していく。「ぼくのニセモノをつくるには」にも通じるストーリー。
読了日:12月6日 著者:森絵都
表紙の女の子の顔が怖いなあと思ったが、白黒モノトーンに赤色がアクセントになった世界に入って、気にならなくなった。
読了日:12月6日 著者:森洋子
「MOE」に4コマ漫画として連載されているのか。ノラネコぐんだんがいい味を醸し出している。いたずらして大騒ぎになって、落とし前をつけるという黄金パターンが心地よい。
読了日:12月6日 著者:工藤ノリコ
ノラネコぐんだん、暴走機関車バージョン!
読了日:12月6日 著者:工藤ノリコ
ともだちが欲しいというお願いを、直接サンタクロースに渡そうと、家を目指す。氷や雪が浮世絵の雲英摺りのようにキラキラ表現されてて、ページを捲るのが楽しくなる。
読了日:12月6日 著者:
太ったトナカイも可愛らしいけど、ダイエットに勤しむトナカイ達に頑張れ!と声援を送ってしまう。
読了日:12月6日 著者:エアーダイブ
サンタクロースと小さな木の友情?愛情?の物語。サンタクロースの気持ちを引き継いで、美しい島が出来上がる。
読了日:12月6日 著者:エアーダイブ
点描画なのか、細かい絵の表現が印象的な一冊。確かに世界観が少しナウシカに似ているが、音楽で世界を繋ぐストーリーと絵がマッチ。英語訳も併記されている。
読了日:12月6日 著者:にしのあきひろ
往復書簡のような恋愛に対するエッセイのやり取り。男が読んでも女が読んでも、そういうことかと膝を打つんじゃないか。そんな興味深さがあった。男の許容ラインが恋愛で動かないというくだり、「紙の月」に活かされてるかも。
読了日:12月9日 著者:角田光代,穂村弘
特集 FTAをどう使いこなすか 特別リポート ブラジル市場に挑む
読了日:12月9日 著者:
物そのものではなく、フィクションではない物語-ストーリーで売れ、と説く。新人バイヤーが発掘したピーチカブ、バングラディシュの貧困を解消するもやし、といった実例が多くわかりやすい。
読了日:12月13日 著者:川上徹也
1日で話が面白い人になる クルーグマン教授・独白「日本経済は、世界の良きモデルになる」
読了日:12月14日 著者:
おかんが一生懸命だから笑えるんだろうなあ。メール・ラインをやってるだけで凄い。
読了日:12月14日 著者:
「野心のすすめ」を読んで、手に取った。自分の母親をモデルにした小説。戦前・戦中という時代ながらも、自 アイデンティティーを追い求めた万亀の生き方に引き込まれた。著者の本で一番面白かった。
読了日:12月16日 著者:林真理子
日本へやってくるイスラム教徒に対応する国内向けハラールの言及がメイン。ハラールの種類・内容がわかる入門書。醤油・みりんがハラームだと、実は日本食は食べられないものが多い。ムスリムフレンドリーレベルでの対応は、始まっていることを初めて知った。
読了日:12月19日 著者:
ポッドキャスト 新刊.JPの紹介で手に取った。悩み相談に乗ってくれる雑貨店を舞台にしたファンタジー。上手くまとめすぎのきらいはあるが、時空を超える話は好きなので楽しんだ。
読了日:12月20日 著者:東野圭吾
日本テレビ系ドキュメンタリー番組の書籍化。ごく普通の人間だったが、高齢者となり突然犯罪者となる。つながりが薄く、努力しても結果が出ない現代社会に原因を推測している。「気がつけば」「我を忘れて」という表現が出てくるが、脳の器質的問題がないのか、という視点は取れないか。
読了日:12月21日 著者:NNNドキュメント取材班
妄想爆発系エッセイとでも名付けたくなる。視点が面白い。「うこん」の話がおかしかった。
読了日:12月21日 著者:穂村弘
兄弟、町内、幼なじみ、狭い世界の中で繰り広げられる恋愛ストーリー。章毎に語られる視線が違うこともあるが、圭祐・裕太・みひろに共感したり、違和感感じたり、心が揺れた。複雑な味わい。
読了日:12月27日 著者:窪美澄
プレバトの俳句コーナーの書籍化。俳句の基本も掲載されている。やっぱり夏井先生のめった切りが聞きたい。 テレビでも見たが、市川猿之助の「満月に相輪の影ひとつあり」が好きな句だ。
読了日:12月28日 著者:夏井いつき
与えられた仕事は一応こなし勤務態度も不真面目ではないが、自分にも会社にも未来にも諦めている「新・ぶらさがり社員」への処方箋。他人事ではなく「ジブンゴト」だと意識させることがスタート。
読了日:12月31日 著者:吉田実,上林周平,山田静香
亡命、暗殺、自殺、死刑宣告、無期懲役、身内のスキャンダルなど 在任中・退任後に必ずと言って良いほど問題が発生している韓国の大統領。 よくもこんなに問題が起きるのかと思っていたが、続きで見るとバランスも取ったり、理由がある事がわかった。
読了日:12月31日 著者:辺真一
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