4月の読書メーター
読んだ本の数:21読んだページ数:3642ナイス数:236

料理の基礎を、イラストと共に。動画レシピ全盛の世の中だが、
イラストの雰囲気、コメントから一度料理をやってみようかな、
と思わせてくれる。
料理は難しくないよ、楽しいよと呼びかけられる感じだ。
読了日:04月30日 著者:小林 カツ代

逢坂/ヒマラヤ 楯岡/ベトナム 二人の物語も完結。
1980/1/1号から1983/11/5にかけて、週刊現代に連載。
新ベトナム人と言われた楯岡のような元日本兵もさることながら、
やはりベトナムが時代に翻弄されてきた国・民族だということを改めて
実感した小説だった。フランス、アメリカと資本主義世界に翻弄され、
独立を果たした後も中国・ソ連の争いに巻き込まれ、
カンボジアにも侵攻した皮肉。
変貌した日本を見た楯岡、ボートピープルで祖国を脱出した人々の思いは
どのようなものだったのだろうか。
読了日:04月29日 著者:森村 誠一
![プレジデント [雑誌]](https://img.bookmeter.com/book_image/SL75/0/0.png)
マンガで学習 怒らない生き方 場面別 職場の理不尽に負けない18のワザ
人に好かれる、病気にならない 「怒らない生き方」入門
読了日:04月28日 著者:
![クロワッサン 2017年 4/25 号[創刊40周年 記念特大号2 仏をたずね、京都・奈良へ。]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61BqhvHHfrL._SL75_.jpg)
40周年特別企画②仏をたずね、京都・奈良へ。
永作博美さん仏像と出会う 京都の美仏を訪ねて、自分と向き合う旅。
特別付録 伊藤若冲「鶏図押絵貼屏風」風呂敷。
別冊付録 京都・奈良 食事 スイーツ おみやげ 仏さまに会ったあとの、お楽しみ地図
読了日:04月28日 著者:

抗仏戦争に勝利しても平和は訪れない。
東西冷戦下、大国の政争の具にされるベトナムの姿がここにあった。第一次インドシナ戦争後、南北分断後のアメリカ傀儡政権 ゴ・ディン・ジェム政権の圧政ぶりは、読むのがつらい。
読了日:04月25日 著者:森村 誠一

無限定正社員システム疲労。ブラック企業・ライフワークバランス
・1億総活躍社会、人材活用に関するの問題の元凶と言える。
欧米で主流の限定社員・ジョブ型正社員への移行が求められる。
読了日:04月21日 著者:鶴 光太郎

大赤字で倒産寸前のホテルアソシア名古屋ターミナルを
蘇らせた総支配人だった著者の経営哲学、再建策を述べている。
従業員が幸せであれば、他人にも優しくなれる。
ホテルマンをつくるのではなく、人間をつくる。仕事と思わず、私事にする。
アンビリーバブルにも取り上げられたのか。
読了日:04月21日 著者:柴田 秋雄

海の見える理髪店の感想
心がほんわかする話、SFっぽい話、家族の暖かさを感じる表題作含め
6編の短編集。久しぶりに著者の小説を読んだ、という実感。
やはり「海の見える理髪店」がお気に入り。伏線も回収しきってのラストに、
ああそうだったかと思うと同時に、店主・客のせつないような嬉しいような
気持ちが湧きあがってきた。
読了日:04月19日 著者:荻原 浩

お正月を迎えるピースボートの船上で、ボランティアで黒豆を炊く
というエピソードから始まる本書。既に人気絶頂だった小林カツ代が
引き受ける所からびっくり!で読み始めたが、読み終える頃には、
彼女の人柄・生き方を反映したエピソードだったことに気付く。
一生を通じた行動原理「興味を持つ。知識を得る。行動に移す。世界が広がる」
独立した女性として生きることに迷い・選び・貫いた人生だった。
後書きにある本人作の詩が素晴らしいなあ。
レシピを探してきて料理を作ってみよう。
読了日:04月18日 著者:中原 一歩

映画制作を始めた後に書き始め、クランクアップ前に完成した小説。
ストーリー展開等、映画そのままだった。
東北大震災に影響を受けて作ったと感じていたが、そうでは
なかったことがちょっと残念な想い。
読了日:04月17日 著者:新海 誠

「詩の礫」から著者自らが朗読。ヴァイオリニスト・増田太郎と
コラボレーション。
読了日:04月16日 著者:和合 亮一

又吉直樹 直木賞受賞後2作目の作品掲載。とりあえず「劇場」のみ読了。
金にならない劇団の劇団員、しかもヒモという主人公の心情を全編に
細かく描写した。沙希とのやり取り、メールの言い争い、
どれもが胸糞悪い。近くにいたら沙希には別れろと言うだろうな。
しかし主人公が持つ他人との距離感は自分にもありそうなので、
余計に嫌悪感を感じてしまう。
読了日:04月15日 著者:

壮絶なディエンビエンフーの戦い。
"Khong co gi qui hon dop lap, thu do(独立と自由ほど尊いもの
はない"という言葉が突き刺さる戦いだった。
残留日本兵の犠牲や楯岡らの奮闘も抗仏戦争勝利に貢献したが、
まだ平和はやってこないのがわかっているので、これまたつらい。
読了日:04月15日 著者:森村 誠一

Audible にて。子供が言葉を覚える方法で習得する。
英文をイメージで捉える。一文一絵。子供用英英辞典を使う。
ナチュラルスピードの英文を聞き倒す、など。
読了日:04月12日 著者:齋藤 兼司

ハノイ駐在時代にこの本の存在を知ってから約20年、ネット書店
・古本市でも出会えなかったが図書館で初めて手に取ることができた。
山を愛した二人の大学生が、太平洋戦争を契機に分かれていく人生
- 山に篭り徴兵忌避した逢坂、南方戦線へ送られ敗戦後にベトナム抗仏戦争に
身を投じた楯岡。
昨年ファン・ボイ・チャウのドラマが放映され、天皇陛下が
ベトナム残留元日本兵家族と面談したこのタイミングで読んで、
結果的には良かったかもしれない。読んでいてつらい場面も多いが、
続きが楽しみになってきた。
読了日:04月12日 著者:森村 誠一

どんな企業にも事業継承の問題がつきまとう。
大塚家具といった割と最近の実例も取り上げられ、企業継承対策
・会社経営戦略を学ぶ本。
読了日:04月08日 著者:長谷川 裕雅

シリーズ3作目、かけ蕎麦・カレーライス・焼きそば・餃子
・オムライス・コロッケの6編。展開のパターン化が一段と進んだなあ。
あんなに日本酒おいてあったのか。コロッケの話にホロッとさせられた。
読了日:04月08日 著者:柏井 壽

都内で発生した女子高生誘拐・殺人事件、取材するテレビワイドショー
クルーが主人公。被害者家族、警察周り、ハゲタカよばわりされても、
他社を出し抜くスクープを追い求める。ミステリーとしての展開よりも、
マスコミ批判・多香美の葛藤についての表現が段々としつこい感じで
気になってしまった。
読了日:04月04日 著者:中山 七里

Audible にて。SNSに費やす時間があれば、本でも読んで
勉強しろ、など最初の方は一理あると思いながら聞いていたが、
後半の主張は全く合わなかった。
読了日:04月04日 著者:里中 李生

新入社員研修の資料作りで、久しぶりに何度目かの再読。
1.血族に固執せず、企業存続のためなら、よそから優れた人材を取り入れるのに躊躇しない。
2.時代の変化にしなやかに対応してきた。
3.時代に対応した製品を生み出しつつも、創業以来の家業の部分は頑固に守り抜く。
4.それぞれの分をわきまえる。
5.売り手と買い手とが、公平と信頼を取引の基盤に据える。
林原が取り上げられていたのが、寂しい。
読了日:04月02日 著者:野村 進

図書館を利用した認知症予防法。
単純に本を読むだけではなく、早歩きで向かう・本探し・イベント参加など。
読了日:04月01日 著者:結城 俊也
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