8月の読書メーター
読んだ本の数:31
読んだページ数:4040
ナイス数:326

新聞記者から下着デザイナー・販売会社の社長となった鴨居羊子コレクション3冊の内の1巻目、
「わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい」
「わたしのものよ」の2作品。
下着デザイナーとなる半生を描いた「わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい」(1973年刊)が、この時代に読むと面白い。女性の下着・新聞・百貨店など今なら当たり前の状況を、見通している視点が鮮やか。天才の一人なのだろう。
読了日:08月29日 著者:鴨居 羊子

1日1万歩のように歩数だけを重視して、一喜一憂するのは健康長寿という点では間違った運動になりかねない。
群馬県中之条町の65歳以上・5,000人を対象とした15年以上に渡る身体活動と病気予防の調査から、「8,000歩/20分の中強度運動」を提唱する。
読了日:08月27日 著者:青栁 幸利

夏と冬の京都に1週間滞在して飲みまくる、というただそれだけなのに、とんでもなく贅沢な時間になっている。
晩ご飯・バーもさることながら、朝の喫茶店、昼のうどん/そば屋も魅力的なお店が一杯。
1週間というまとまった時間ができたら、こんな過ごし方もいいかもしれない。
読了日:08月26日 著者:太田 和彦

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2014年8月2日号第2特集の10ページ分より。
移民は受け入れたくないが、安い労働力は手に入れたいという矛盾。その矛盾に目をつぶったままで「外国人技能実習生」が上手く機能するとは思えない。
読了日:08月26日 著者:週刊東洋経済編集部

俳人の著者が歩きで四国八十八か所巡礼を行った記録。
遍路とは自分との和解である、という一つの答えにたどり着いている。
遍路で出会うもの全てが、遍路からの使者、札所と札所の間にこそ遍路がある、というのを読むと、札所でお参りや納経を重視しすぎると、貴重なものを逃している気がしてくる。
外国人のお遍路が本当に増えているのだなあ。
読了日:08月26日 著者:黛 まどか

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2015年12月5日号掲載より。
シンギュラリティが今ほど広く知られている言葉ではなかった頃の出版。
トヨタ・リクルートがAI関連に投資する。
読了日:08月25日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2015年8月29日号より。
「下流老人」著者・藤田孝典氏との現場訪問。
介護離職後に貧困に陥る例も多い。
読了日:08月23日 著者:週刊東洋経済編集部

表題作含む6編。
幼い少年達の目線で世界が描かれ、懐かしいというか新鮮な読後感。
真夏に読んだが、おばあちゃんとの思いで「クリスマスの思い出」、離婚で別れた父との再会「あるクリスマス」の
クリスマス関連の2編が心に残った。
読了日:08月21日 著者:トルーマン カポーティ

認知症と診断された奥さんとの12年間(書籍発行時)の生活記。介護生活だけでなく、結婚に至るまでの経緯、認知症を患った後に奥さんが見せた抑圧されていた欲望の解放など、隠すことなく書かれている。
読了日:08月19日 著者:里村 良一

Audibleにて。
季節に合わせて草花を愛で、旬の食材を食す。
ゆべしを作って、長く味わうなど、
逆に贅沢な暮らし方に思える。
読了日:08月19日 著者:吉沢 久子

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2016年5月14日号より掲載。
日本での本格普及前の段階だったのか、共同創業者のケビン・シストロム氏・マイク・クリーガー氏の日本市場攻略のインタビューがメイン。
読了日:08月17日 著者:週刊東洋経済編集部

死に至る3か月間の意識の移り変わり。
一方向流れていると思っている時間の流れが変わり、
過去・現在と入り混じる。
自分と外の世界の境目も無くなる。
こんな感じになるのかもしれないなあ。
読了日:08月16日 著者:玄侑 宗久

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2014年9月20日号掲載より。
雑用に追われて、本来の仕事である子供と向き合う時間が取れない、自分の子供に進められる仕事ではない、といった現実。
避けられる大阪が取り上げられている。
読了日:08月16日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2013年7月10日臨時増刊号より。
楽天が物流センターをスタートさせた所、1997年5月の13店舗から、臨時増刊号発行時点で4万店を超えた。
読了日:08月14日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2015年11月21日号掲載分。
サービスや施設を増やすだけでは解決が難しい
介護離職。
登場する例がとにかく重苦しい。
読了日:08月13日 著者:週刊東洋経済編集部

Audibleにて。
単に旨い店を紹介するガイド本ではなく、気にいった店との付き合いがメイン。
いわゆるプロ、というようなお店ばかりなのだろう。
読了日:08月11日 著者:山口 瞳

残業代・社会保険なしマンガ編集者時代・自殺未遂・ケースワーカーとの不和・デイケアお菓子屋手伝いと言う名の搾取・自殺未遂という循環は、正に地獄。
いつもと同じ職場で、いつもと同じ仕事、自分で住む場所を選び、自分で稼いだお金で好きなものを買う。
このことを手に入れるのにどれだけ遠回りしたのだろう。
仕事を見つけて稼くことで、生活保護を終わらせることは、手続的に難しい事なのだろうか。
読了日:08月10日 著者:小林エリコ

「絶対貧困」の著者が出会ったちょっと不思議でいい話集。
偶然ということもあるだろうが、その人にとってはちいさな神様に出会ったということなんだろうなあ。
「二人のシャーム」「雲の上の順番」「人生のセンパイ」がお気に入り。
読了日:08月08日 著者:石井 光太

鴨川食堂の著者。
ランキングに右往左往、食紹介のテレビ番組の矛盾、日本の食に関して怒りまくってるが、主張はごくごく当たり前。
読了日:08月07日 著者:柏井 壽

Audible 要約版にて。
機械の状態をリアルタイムで掴めるようになるため、補修
・メンテナンスの常識が変わり、ビジネスチャンスが広がりそう。IoTの入門書として良さそう。
読了日:08月06日 著者:小泉 耕二

Audibleにて。
1つのテーマについて書かれているのかと思ったら、
リスナーの葉書に答えるラジオ番組のようだった。
読了日:08月06日 著者:中谷彰宏

題名の通り、リストラされて生活保護を受けるまでを。
役所の担当者にも恵まれたのかもしれないが、
総合支援金貸付&住宅支援給付との違いがわかるなど、
困った際の指南書としての役割も果たしてくれる。
失職する原因の一つが親、扶養照会があるために生活保護申請をためらう、というのがやりきれない。
読了日:08月05日 著者:大和 彩

突然不登校になり、198日後に再び通学できるようになった娘に
寄り添った母親によるコミックエッセイ。
何故・どうして、行かせるのか休ませるのかどうするのが正解なのか、
戸惑うのも当然だろう。
クラス内に原因はあったのだろうが、不登校になった後の
小児科の先生・学校の先生/友達に助けられたのは大きかった。
読了日:08月04日 著者:野原広子

Audibleにて。
「週刊東洋経済」2013年4月20日号より。
小売り、外食など使う企業側からみたビッグデータとは。
マーケティング、製品開発、防災などへの利用。
読了日:08月04日 著者:週刊東洋経済編集部

著者のお母さんが料理教室の先生だったとは。実際のレシピ付。
油揚げのピザ、豆腐のラザニア、ズッキーニのカナッペが美味しそう。トニーさん、言葉だけではなく、料理への拘りがかなり強そう。
読了日:08月04日 著者:小栗 左多里,小栗 一江
![男の隠れ家 2018年 2月号 No.257 [人気落語家が語る 落語のこれから]](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51TtrLizhnL._SL75_.jpg)
人気落語家が語る「落語のこれから」
完全保存版 人気落語家が語る!落語の未来
春風亭昇太
立川志の輔
柳家喬太郎
特別寄稿 小佐田定雄 上方落語の今とこれから
読了日:08月04日 著者:

ファーブルにあこがれ、昆虫学者になりバッタに食い殺されたいという夢を持ち、無収入になりながらモーリタニアでサバクトビバッタ研究に努めた闘いを面白くも真面目に描いた。
日本の常識が通用しない、バッタが発生しない、先が見えないなどの苦しみに直面しながらも、夢をかなえるために突き進む。
子ども時代に命を救ってもらったことから、人の役に立とうと親の反対を押し切って勉強して、今のポジションにたどり着いたバッタ研究所・ババ所長が良い人過ぎて感動。
読了日:08月03日 著者:前野ウルド浩太郎

本書の目的:人材育成を組織で担う人々が、人材育成の知識を学ぶことによって、人材育成の悩みを解決できる。
4章構成
理論編
制度・手法編
経営テーマ編
研修編
通読するより、辞書的な使い方がいいか。
内容とは関係ないが、レディネスとかストレッチアサイメントとか、外来語そのままの専門用語が気になって仕方ない。
読了日:08月02日 著者:トーマツ イノベーション

Audibleにて。
文章の中では何となく理解ができる言葉 - 認知語彙を実際に文章や発言で番える言葉 - 使用語彙へ、というのは理解できる。ただ、本書に出てくる言葉はほぼ認知語彙だったが、その言葉を使う現実の場面に出くわすことが、ほとんどないのでは?という言葉が多かった。
読了日:08月02日 著者:吉田 裕子

Audibleにて。
高校か中学の国語の授業中に、教科書に載ってた高瀬舟を読んで以来かも。
何故かお姉さんが主人公だと思い込んでいた。何故だろう?
読了日:08月02日 著者:森 鴎外

おとやんはようやく自分がゲスなことに気付き始めたのか。やはり自分達で難しくしているような。次巻で何が起こるのか、煽ることこの上ない。
読了日:08月01日 著者:渡辺 ペコ
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