歴史のお勉強 ~ 犀ヶ崖古戦場 ~


家康 三方ヶ原の大敗北から



浜松城公園を出て、北へ約1kmの犀ヶ崖資料館へ向かった。


犀ヶ崖資料館
ビデオやジオラマでわかりやすく説明してくれる

元亀3年12月22日(1573年2月4日)、武田信玄に三方ヶ原におびき寄せられた
家康は、大敗北を喫して浜松城に逃げ帰った。

信玄に反撃するように見せかけることで城攻めを免れた後、今度は逆襲とばかり、
犀ヶ崖に武田軍を追い落とそうと画策。

橋が架かっているように見せるために白い布を貼ったり、浜松城近くの寺を
燃やして、城が炎上したと見せかけ、武田軍を人馬もろとも谷底へ追い落とした。

当時の犀ヶ崖は、深さ約40m 幅約50m 長さ約2km 
この戦いの後で、犀ヶ崖の谷底から人馬のうめき声が聞こえるなど
祟りが恐れられるようになり、供養のために念仏踊りを推奨したので、
遠州各地で大念仏が盛んになったそうな。

静岡に来ると、やはり家康について学ぶことが多い。

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