2020年10月の読書

 



10月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:3723
ナイス数:224

数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて感想
宇宙学、量子物理学、実在とは何か。物理的実在は数学的構造そのものである。 これは科学の本なのだろうか。哲学的でもあり、人間の頭脳の奥行・可能性を感じる一冊だった。 全然理解できてないけど。 「ビッグバンから140億年以内にそこから光が私たちに到達できた球形の空間領域」でも十分広いのに、平行宇宙が4つもあるとは。
読了日:10月30日 著者:マックス・テグマーク


イエロー・サブマリン 東京バンドワゴンイエロー・サブマリン 東京バンドワゴン感想
東京バンドワゴンシリーズ 第15弾、今年も堀田家の一年を追いかける。登場人物こんなに多かったけ。子供たちがどんどん大きくなっていく。親戚の子どもを見ているようだ。
読了日:10月22日 著者:小路 幸也


ヤマケイ新書 IT時代の山岳遭難ヤマケイ新書 IT時代の山岳遭難感想
副題が内容を表している。より安全な登山を行うための最新テクノロジーを紹介。依存しすぎることの危険性も指摘。
読了日:10月22日 著者:木元 康晴


さいえんす川柳 「研究者あるある」傑作選 (ブルーバックス)さいえんす川柳 「研究者あるある」傑作選 (ブルーバックス)感想
川柳イベント『川柳 in the ラボ』に投稿された研究者が詠む170句。研究者あるあるが詰まっているんだろうなあ。 「キムワイプ 借りた先輩 今の嫁」 「付けたいな ボスの背中に プローブを」
読了日:10月21日 著者:


安楽死を遂げるまで安楽死を遂げるまで感想
スイス・オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・アメリカ(一部の州)・カナダで認められている安楽死・自殺ほう助の現場ルポ。国によっても、言葉・定義が違うように一つの物差しで測るのが難しい問題。 死は個人のものか、集団か社会のものかとの問いには後者に傾くが、安楽死というオプションを持つ事のメリットもある気もする。揺れる。
読了日:10月19日 著者:宮下 洋一


きのうと同じに見えるけどきのうと同じに見えるけど感想
シリーズ2作目。主人公 山口あおばの頭の中の妄想が少々読みづらくもある。緑川さんどこ行った?
読了日:10月15日 著者:夏石 鈴子


【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された【2019年本屋大賞 大賞】そして、バトンは渡された感想
主人公17歳、父親が3人、母親が2人?と冒頭でクエスチョンマークが付いたが、読み進めるうちに把握。 色々とツッコミ所があるが、ファンタジーとして読んだらいいのかも。著者の描く家族は、こちらの常識を超える。懐の深い優しい人たちに囲まれる。
読了日:10月12日 著者:瀬尾まいこ


受け師の道 百折不撓の棋士・木村一基受け師の道 百折不撓の棋士・木村一基感想
既に失冠してしまったが、46歳3か月史上最年長で初タイトルを取得した木村九段の半生・第60期王位戦の闘いをまとめた一冊。 木村九段の人柄がうかがえる。あきらめずに挑戦し続けることは大切だ。
読了日:10月11日 著者:樋口薫


「コミュ障」の社会学「コミュ障」の社会学感想
不登校を経験した著が、27歳から39歳まで「コミュニケーション」「生きづらさ」「不登校」「当事者」について書かれた文章を集めた一冊。
読了日:10月08日 著者:貴戸理恵

エッセイ集。自意識について、対談収録の又吉直樹と似ているかも。ルーニーのWikipedia、長友のチョコの彼女が素敵。
読了日:10月07日 著者:穂村 弘


AERA (アエラ) 2020年 10/5 号【表紙:二宮和也】 [雑誌]AERA (アエラ) 2020年 10/5 号【表紙:二宮和也】 [雑誌]感想
藤井聡太二冠で激変 天才棋士の思考と『最善』の選び方 「あーん」ができない子どもたち トイレ・キッチン・ベッド付き避難所が世界の常識
読了日:10月06日 著者:


【第163回 芥川賞受賞作】破局【第163回 芥川賞受賞作】破局感想
つまるところ自分のせいで彼女に振られた、という事なのだろうが、淡々として決してうまいとは言えない文章、これが芥川賞かという感じ。
読了日:10月05日 著者:遠野遥


信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~(1) (ヤングチャンピオン・コミックス)信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~(1) (ヤングチャンピオン・コミックス)感想
「歴史の真実は勝者によって書き換えられる」 近年目にすることが増えた「本能寺の変」・明智光秀の違う見方をコミックで。2巻を読みたくなる終わり方だった。
読了日:10月04日 著者:藤堂 裕,明智 憲三郎


1122(7) (モーニング KC)1122(7) (モーニング KC)感想
最終巻。色々とあったけれど、途中の展開からするとオーソドックスに収まる所に収まった。夫婦の数だけ夫婦の形がある。
読了日:10月03日 著者:渡辺 ペコ


この橋をわたってこの橋をわたって感想
表題作含め8篇の短編集。語り口が新井素子だ。 作家生活40周年を迎え、新井素子は小説が書けます、 という後書きが素敵。
読了日:10月01日 著者:新井 素子

コメント