2022/12/31

2022年のアメフト

 NEW YORK JETS

3つの1巡を持っていた今年のドラフトで、効果的な補強をしたジェッツ、楽しみは来年以降かなあと思っていたら、前半から望外の調子良さ。久しぶりのプレイオフも見えてきたか、と思い始めた所で、好調の原動力の1つだったRB Breece Hall と OT Alijah Vera-Tuckerを怪我で失うと負けが込み始め、残り2周を残して7勝8敗と負けが先行。

QB Zack Wilson の調子が上がらず厳しいニューヨークのファンにも見放され、もうジェッツでのキャリアは終わったと言われている。


しかしながら、まだプレイオフの可能性を残しているので、あと2戦頑張ってほしいものだ。


エレコム神戸ファイニーズ



シーズン開始時は、去年から選手が大きく入れ替わり、厳しいシーズンになるかと思ったが、レギュラーシーズンを3勝1敗1分で乗り切り、3位でライスボウルトーナメントに進出。初戦でIBMに勝利して、29年振りとなる東京ドームで富士通フロンティア―ズと戦う事になった。

ここで敗戦してシーズンが終了。

昨シーズンより、チームとしての一体感を感じることが出来た。

来シーズンが楽しみだねえ。


2022/12/08

掲示板のお言葉 84

結露でガラスも曇る冬の掲示板。


戦争も拝む手でほぐれるといいねえ。



拝む手で 明るくほくそう 世のもつれ

2022/12/05

スマホでゲーパス 

NFL GAME PASS のスマホ版、ダウンロードできるのでとっても便利。

朝JETS戦をダウンロードし通勤時に視聴し、帰りは退勤時にSNFを視聴する。 



2008年に初めてゲーパスを契約して時代を感じたものだが、更に便利になったなあ。http://hynkapi.blogspot.com/2008/09/blog-post_14.html


1990年の自分に伝えたらびっくりするだろうなあ。

2022/12/01

2022年11月の読書




11月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:3322
ナイス数:196

さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫)さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生! (講談社青い鳥文庫)感想
好きこそものの上手なれ 映画「さかなのこ」の原作、映画同様にさかなクンをさかなクンのまま受けいれ育てたお母さんの教育がすばらしいと感じる。小学生の卒業文集に書いた言葉、東京水産大学の先生になって魚の図鑑を作りたいという夢がかなったのは、好きなことをずっと続けてこられたからと。言葉に出すと夢は叶う。
読了日:11月29日 著者:さかなクン


手の倫理 (講談社選書メチエ)手の倫理 (講談社選書メチエ)感想
触覚についての考察。一方的な「さわる」から、意思・衝動の確認、共鳴・信頼を生み出す沃野への通路となる「ふれる」。ブラインドランで感じる伴走者と走者の一体感は意外な感じ。多様性が不干渉と表裏一体で分断まではほんの一歩。「多様性」に寄り掛かりすぎると、それは単に人々がバラバラである現状を肯定するための免罪符になってしまう、という指摘は、多様性が重視される最近の中では頭に入れておきたい。
読了日:11月28日 著者:伊藤 亜紗


THE BIG ISSUE JAPAN443号THE BIG ISSUE JAPAN443号感想
特集 音でよみがえる風景 フィールド・レコーディング / スペシャルインタビュー リナ・サワヤマ / 英国『となりのトトロ』舞台化。時代と響き合う“自然との共生” / ミャンマーのパンクバンド。軍政に抗う命がけの録音
読了日:11月28日 著者:


営業の虎 人生100年時代を勝ち抜く“ライフスキル"営業の虎 人生100年時代を勝ち抜く“ライフスキル"感想
営業スキルはライフスキル。1章から3章は若手営業担当者向けスキル、4章はマネジメント、5章は雇用延長勤務者対象の内容と、『「生涯現役」で活躍するための最強テクニック』。
読了日:11月23日 著者:阿部George雅行,佐藤 美咲


九尾の猫〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)九尾の猫〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
ヴァン・ホーン事件で探偵役をやらないと誓ったエラリイが、マンハッタンを震撼させる連続絞殺魔〈猫〉の特別捜査官として復帰。被害者9人の関係性が見えるまでは、ミステリというよりサイコ・キラー、パニック映画のようだった。最高傑作に上げる人もいるというのが頷ける作品だった。
読了日:11月18日 著者:エラリイ・クイーン


おいしいごはんが食べられますようにおいしいごはんが食べられますように感想
第167回芥川賞受賞作。表紙と題名からホンワカした話なのかと思ったら、全然そうではなかった。仕事は全くできないが保護される存在の芦川が、そんな暇あれば仕事しろよと言いたくなるほど、作って持参する自作おやつを美味しいと食べるという同調圧力がかかる社内、心の底では軽蔑しながらも付き合いが進二谷。芦川に一緒にいじわるしようと伝える押川が一番普通に思える。ザワザワさせられる小説だった。
読了日:11月16日 著者:高瀬 隼子


きれいになりたい気がしてきたきれいになりたい気がしてきた感想
Audobleにて。著者 ジェーン・スー ナレーション 堀井美香という"OVER THE SUN"コンビ。雑誌『美ST』の連載 44本のエッセイ。美容・ファッション・コスメだけでなく年を重ねること、女として生きること、など著者らしい切り口の一冊。
読了日:11月16日 著者:ジェーン・スー


夫が倒れた! 献身プレイが始まった夫が倒れた! 献身プレイが始まった感想
脳内出血から脳ヘルニアを生じ、遷延性意識障害の確定診断を受けた夫の介護・施設探しを描く。夫の介護は妻が自宅でという見えない壁に抗い、植物状態の夫のキャラクターに触れてくれたりリハビリに時間を掛けてもらうと心が動く。この人がいなくなったらどうしようと泣いてしまうのは愛は依存。愛情の形は変わっていい、夫との新しい関係を築こうとする、方にはまった介護ではない関係がここにあった。
読了日:11月14日 著者:野田敦子


THE BIG ISSUE JAPAN442号THE BIG ISSUE JAPAN442号感想
特集 幸せ呼ぶ、子育て支援 / スペシャルインタビュー トム・デイリー / ウクライナ。ロマの人々が直面する差別、棲み分け、孤立 / スロベニア 首都で車禁止10年。“くつろげるストリート空間” / 監督インタビュー 映画『土を喰らう十二ヵ月』中江裕司 監督
読了日:11月12日 著者:ビッグイシュー日本


Branding 本質から学ぶ付加価値の意味Branding 本質から学ぶ付加価値の意味感想
企業理念・ビジョン・事業の意義・使命・付加価値が相まって作ったブランドを社内に浸透させるインナーブランディングで組織強化を図る。ブランドの意味を伝え理解してもらえるだけでなく、社員一人一人が自分ごとと捉え、ブランドコンセプトに沿った考え方・行動が自然にできるようにするのが目的。採用は、実績ではなく未来を語れ、という点も印象に残った。
読了日:11月11日 著者:関野 吉記


にほんの詩集 中島みゆき詩集にほんの詩集 中島みゆき詩集感想
中島みゆきの歌詞集。詩だけに集中できる。「化粧」・「ファイト!」が良かった。
読了日:11月11日 著者:中島 みゆき


愛なき世界 (単行本)愛なき世界 (単行本)感想
シロイヌナズナの研究に全てを掛ける大学院生・本村さんと思いを寄せる料理人・藤村。植物が恋のライバルとは中々厳しい。愛なき世界どころか愛がそこら中に溢れていた。松田先生のピンボケ写真の話に感動。
読了日:11月10日 著者:三浦 しをん


風の大地(2) (ビッグコミックス)風の大地(2) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。2巻で早くも研修会で結果を出していく。自分の奥歯を破壊するほどのスイングで飛距離を叩き出し、思い切ったパットなど、研修生離れしたプレーに引き込まれる。
読了日:11月08日 著者:坂田信弘,かざま鋭二


「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方「ほめちぎる教習所」のやる気の育て方感想
「ほめる」というと甘やかすというイメージを持っている人も多そうだが、この教習所での取り組みは育成の基本が詰まっている。ダメな指導者は「できない」を指摘し、いい指導者は「できる」に目を向ける。 「叱る」指導は「基準に達していないところを指摘する」指導、「ほめる」指導は「今、基準をどれくらい満たせているかを指摘する」指導、「相手が話を聞いてない」のではなく、「あなたの話が伝わってない」だけ、というのはその通りだろう。信頼感の醸成が重要で、「ほめる」は相手を観察する第一歩。
読了日:11月06日 著者:加藤 光一



風の大地(1) (ビッグコミックス)風の大地(1) (ビッグコミックス)感想
電子版無料にて。90年代半ばのベトナムの日本食屋さんに並んでいて、面白いと評判だったが30年経って初めて読んでみた。80巻以上も出てることにびっくり。京大を中退した24歳の沖田のプロゴルファーへの道。ひたむきな取り組みに促されて読み進めた。


読了日:11月02日 著者:坂田信弘,かざま鋭二
めぞん一刻〔新装版〕(1) (ビッグコミックス)めぞん一刻〔新装版〕(1) (ビッグコミックス)感想
電子版無料にて。コミックでは読んだことがなかった気がする。響子さんは最初から五代裕作を憎からず思ってたのか。
読了日:11月01日 著者:高橋留美子

読書メーター

2022/11/28

掲示板のお言葉 83

お茶農家の方、急須・湯呑を作ってくれた方、水を届けてくれる方、元気でお茶を入れて楽しめる健康な体、感謝するところだらけ。



一杯のお茶にも 手を合わせ 感謝していただこう

2022/11/23

SDGs の中で

Twitterで、コーラを紙のストローで飲むと・・・ プラスチックのストロー戻して というツイートを見かけて、 どういうことかと思っていた。


プノンペンのバーガーキングでチャンスがやってきた。



あー、唇の感触もさることながら、コーラが口に入るまでの空気も紙っぽい風味が付いていて、確かに微妙に味が変わる気がする。


慣れだろうけどなあ。

2022/11/08

442年振り  皆既月食&天王星食

 11月8日は皆既月食と天王星が月に隠れるという、皆既月食中に惑星食が見られるのは珍しいようで、442年振りとの事。


帰宅途中で皆既月食の状態になった。



皆既月食が完成すると赤銅色になるんだなあ。

色々な場所で外に出て月を見上げてる人を見かけた。


天王星食は国立天文台ライブを視聴。11万人が視聴し、天王星食が完成した瞬間、チャットが洪水のように流れた。

天文ファンだけでなく、楽しもうという人が多いんだろうなあ。

2022/11/02

2022年10月の読書

 







10月の読書メーター

読んだ本の数:25
読んだページ数:4090
ナイス数:282

THE BIG ISSUE JAPAN441号THE BIG ISSUE JAPAN441号感想
特集 いいね オーガニック給食 / スペシャルインタビュー ソフィア・ノムヴェテ / アフガニスタン、タリバンの脅迫で国外に逃れたスター歌手 / 抵抗と自由の凧 大空に舞い上がるアフガニスタンの凧
読了日:10月29日 著者:ビッグイシュー日本

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。感想
著者はギリシャ 財政危機時の財務大臣。格差に疑問を持つ娘に経済を語るという形式で、経済と世界の成り立ちを説く。農作物の余剰から始まった。債務が利益を生む、通貨と信用と国家の後ろ盾、交換価値が全ての「市場社会」。とても読みやすく刺激的な経済書。
読了日:10月29日 著者:ヤニス・バルファキス

母ふたりで“かぞく”はじめました。母ふたりで“かぞく”はじめました。感想
同性パートナーとお互いの連れ子3人を育てるようになった経緯から、母2人・子ども3人の家族を作る葛藤・悩み、子育てするLGBT団体立ち上げ、同性婚集団訴訟の原告の一人になるまでが書かれている。パートナーの娘の反発に悩み、LGBTの問題ではなくステップファミリーとしての悩みであると気づく辺りは本質をついていると感じた。 著者の息子が思春期になりパートナーに「俺にあれこれ言うな!親でもないくせに!」と言い放った返しが、「親でもないのに、こんだけやってもらって、むしろ感謝しろ!」。なんて素晴らしい言葉だ。
読了日:10月26日 著者:小野 春


共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る感想
Audibleにて。元アイドルの著者がインフルエンサーとなる過程で実行したノウハウを披露してくれる。 ・熱狂的なファンを作る・タグ映え・共感を熱量の高い応援に変える・ブランドを作る
読了日:10月26日 著者:ゆうこす


自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く感想
題名・表紙からは子育ての読み物かと思ったが、しっかりとした仮説・調査と考察が展開。臨床発達心理士の奥さんの「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」の一言から研究がスタート。言葉の習得に関わる社会的・認知スキルとして「共同注意」「意図的行為の模倣」が挙げられ、定型発達児は役割交代を伴う模倣の表出も伴い言葉を学ぶ。ASD児はこのような他者の心的理解に対するより深い洞察・理解が苦手で「自己化」・方言の社会的機能説を合わせて方言を話さないのではないかとの考えに辿り着く。
読了日:10月24日 著者:松本 敏治


論語絵本論語絵本感想
論語をカテゴリー別(よろこび・まなぶ・はたらく・まじわる・ひとびと・せんせい・いきる・おもう)に和訳と共に掲載。版画風の挿絵付き。
読了日:10月23日 著者:


その本はその本は感想
ほとんど目が見えなくなった本好きの王様から、世界のめずらしい本を知っている人を探してその本の話を聞いてきてくれと依頼された2人が夜ごと語る「その本」のストーリー。視点が独特、考えされる・笑いあり涙あり、二人の特徴がよく出てる話の数々。オチも効いてる。第7夜・第12夜が好き。本を読みたいと思うのは誰かの想いに出会いたいという気持ちがあるのかもしれないと感じた。本棚の片隅に入れておきたい。
読了日:10月23日 著者:ヨシタケシンスケ,又吉直樹


とろける鉄工所(1) (イブニングコミックス)とろける鉄工所(1) (イブニングコミックス)感想
無料電子版にて。町工場の溶接工あるあるが盛りだくさん。ご近所のサラリーマンの奥さん達との井戸端会議の話題が、北さんの奥さんだけ次元が違う(鉄粉が洗濯機に溜まる、目で気になるのが、ドライアイではなく目玉が日焼する、など)のが好き。
読了日:10月20日 著者:野村宗弘


ははがうまれる (福音館の単行本)ははがうまれる (福音館の単行本)感想
精神科医である著者自身の出産・子育て経験を交えた子育てに関するエッセイ集。NHK 「理想的本箱」を見て手に取った。視点を入れ替えるのが上手い。〇子供の誕生日は母の「出産記念日」。出産で死なずに子供に出会うことができた記念日。 企業における人材育成にもつながる記載にたくさん出会った。〇見守ることと見張ることの違いはどこにるのだろう。どちらも子どもの安全を願っての行為である。自分の評価基準に子どもが届いていないと思うとき、子ども一人では対処できないと思うとき、「見守る」が「見張る」に変わる。
読了日:10月20日 著者:宮地 尚子


お茶にごす。(1) (少年サンデーコミックス)お茶にごす。(1) (少年サンデーコミックス)感想
無料電子版にて。周りが恐れる不良学生が茶道に触れていく、という定番のテーマではある。実は心根はそんなに悪くはなさそうだが。
読了日:10月20日 著者:西森博之


時間は存在しない時間は存在しない感想
過去から未来へ一定に誰にも等しく流れていると思っている「時間」は存在しないという衝撃的なスタート。場所によって時間の速度が違い、過去から未来へは一定に流れるような普遍的な「時間」は物理的には存在しないが、何故そう感じられるのかという考証を「ループ量子重力理論」から行った。エントロピーの増大が過去と未来の差を生み出し、人類の脳は過去の記憶から未来を予測しようとする仕組みを持っているため、過去から未来への時間の流れを感じる。理論物理学の本の中ではとても分かりやすく、この世界の違う様相を見せてもらった。
読了日:10月20日 著者:カルロ・ロヴェッリ


THE BIG ISSUE JAPAN440号THE BIG ISSUE JAPAN440号感想
『販売者応援3ヵ月通信販売』スタート。 特集 “あなた”と生態系をつなぐ“うんち” / スペシャルインタビュー スティーヴン・キング / “ごみ”で演奏、ドイツ各地で公演『リサイクリング・コンチェルト』 / 表現する人:奥村巴菜さん 小さな命の存在に気づかせる、陶器の虫
読了日:10月16日 著者:ビッグイシュー日本


空母いぶき(2) (ビッグコミックス)空母いぶき(2) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。中国軍が尖閣諸島と先島諸島に上陸、島民が制圧下に。自衛隊に死者が出るなど徐々に状況が悪化する。何年後かにあってもおかしくないような流れになってきた。
読了日:10月15日 著者:かわぐちかいじ,惠谷治


拝啓人事部長殿(サイボウズ式ブックス)拝啓人事部長殿(サイボウズ式ブックス)感想
Audible にて。トヨタで閉塞感を感じ3年で退職。サイボウズに転職し日本の大企業の閉塞感をどうしたら 無くせるかという問いに、12社を取材し日本企業の人事部長への手紙形式で問いかけた一冊。デジタルネイティブ世代にとって知りたい情報はネット検索で手に入れるのが当たり前になっているが、日本の大企業はそうはなっておらずインターネット式発展、情報共有が重要ではないかとの問いかけ。 日本企業の人事施策ー全員平等ーになった歴史から、他社事例を取材した内容も加えて情報共有にまでたどり着いた流れはわかりやすい。
読了日:10月13日 著者:髙木 一史


空母いぶき(1) (ビッグコミックス)空母いぶき(1) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。アメリカが極東アジア和平への関与を弱める中、海上自衛隊と中国軍が尖閣諸島で軍事衝突へ、という1巻。
読了日:10月13日 著者:かわぐちかいじ,惠谷治


メタ認知-あなたの頭はもっとよくなる (中公新書ラクレ, 755)メタ認知-あなたの頭はもっとよくなる (中公新書ラクレ, 755)感想
メタ認知を駆使した頭の使い方を紹介。メタ認知を促すための訓練として、説得力のある文章を作ることと自分の意見とは違う意見に接する機会を作る「意見文作成トレーニング」が興味深かった。
読了日:10月13日 著者:三宮 真智子


マイホームヒーロー(1) (ヤングマガジンコミックス)マイホームヒーロー(1) (ヤングマガジンコミックス)感想
無料電子版にて。平凡なサラリーマンが最愛の娘を守るために殺人まで犯すが、どんどんと坂道を転がっていき止まらなさそうなのが怖い。
読了日:10月12日 著者:山川直輝,朝基まさし


すいません、ほぼ日の経営。すいません、ほぼ日の経営。感想
糸井重里にほぼ日の経営についてインタビュー。 職人肌の一人の仕方から組織での仕事へ切り替える中で作り上げた経営哲学。事業・組織・採用・育成・上場・社長とはなど、独自の感覚が現れているようだが、昨今言及されているウェルビーイングに通じるように感じた。行動指針 「やさしく、つよく、おもしろく。」の順番に共感。
読了日:10月11日 著者:川島蓉子,糸井重里


車いすでも、車いすじゃなくても、僕は最高にかっこいい。: (小学館)車いすでも、車いすじゃなくても、僕は最高にかっこいい。: (小学館)感想
Audibleにて。東京パラリンピック 車いすバスケ 銀メダルメンバーである著者の26年の人生を綴る。二分脊椎症で生まれ、12歳の時の手術で車いす生活に。初めて車いすで学校に行った時に、担任の先生や友達に「車いす、かっこいいな!」と言ってもらえた時から銀メダルまでの道がスタートした気がする。言葉って大切だ。 『「障がい者になってよかった」とは思わないけれど、 生まれ変わっても、僕は間違いなく今の人生を選ぶ。』
読了日:10月09日 著者:古澤 拓也


THE BIG ISSUE JAPAN439号THE BIG ISSUE JAPAN439号感想
特集 コロナ禍、医療崩壊と再生 / スペシャルインタビュー ミューズ / マット・ベラミー / 表現する人:おりぐちだい さん カワイイけど意外とリアルな「封筒魚」 / フードバンク関西、コロナ禍で子育て世代の直接依頼が増加
読了日:10月08日 著者:ビッグイシュー日本


短歌遠足帖短歌遠足帖感想
歌人穂村弘・東直子が5人のゲスト(岡井隆・朝吹真理子 藤田貴大・萩尾望都・川島明)と吟行(井の頭公園・鎌倉・東京タワー・上野公園・大井競馬場)。ゲストには優しいが、歌人二人は結構ガチで添削し合ってる。 年齢割る二足す七とは理想的愛人年齢 モモンガ飛んだ 穂村弘 / 赤ペンをゆらゆらさせておじさんが「生まれた時点で負けてんだよな」 穂村弘 / 青空に雲湧きあがるはるかなる競麒麟の歓声のように  穂村弘
読了日:10月07日 著者:東直子・穂村弘


白い衝動白い衝動感想
第20回大藪春彦賞受賞作。スクールカウンセラーの主人公の元に殺人衝動を告白する生徒が現れる。同時期に連続一家監禁事件を起こし出所した犯罪者が同じ町に住んでいることがわかり、地域からの追い出し騒動が巻き起こる。追い出しの黒幕はというミステリー要素よりも、悪との共存はあり得ないのか、悪とは何であるのかという哲学的なテーマが中心。読み応えがあった。
読了日:10月06日 著者:呉 勝浩


事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学感想
人を説得する際に、客観的な事実・数字は他人の考えを変える武器にはならない所かかえって逆効果になることなど、他人に影響力を行使する際に陥りがちな罠と避ける方法を認知神経科学の研究結果から紹介。 ・事実であっても自分に悪い事実は受け入れられない ・快楽が人を動かす ・自分で選択できる(と思うと)やる気にさせることができる ・良い情報を知りたがる、悪い情報には耳をふさぐ ・周りの意見に左右されやすい など、大変為になりそう。
読了日:10月04日 著者:ターリ シャーロット


草枕草枕感想
Audibleにて。 「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい」 ここだけは知っているものの、どんな話だったかと聞いてみた。山奥の温泉宿にやって来た青年と温泉宿の娘との邂逅。 ストーリーと言えるものも少なく、漱石の自然論・芸術論が反映した紀行文という感じだった。
読了日:10月04日 著者:夏目 漱石


四国八十八ヵ所歩きへんろ 平成娘巡礼記 (文春新書)四国八十八ヵ所歩きへんろ 平成娘巡礼記 (文春新書)感想
最後の瞽女と言われる小林ハル氏らに師事した著者が、大学卒業時に、瞽女の旅の追体験のために四国八十八カ所歩き遍路した時の記録。三味線を奉納演奏しながらのお遍路、楽器を持っての歩き遍路は大変だ。女性カメラマンとの2人旅、生理や不審者の注意など、女性の歩き遍路の現実も描かれている。
読了日:10月01日 著者:月岡 祐紀子

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