2022/08/13

雨の古本まつり 第35回 下鴨納涼 古本まつり

お盆のイベント、下鴨納涼 古本まつり。
雨が降りそうだったので、行こうか止めようか逡巡した挙句に、向かうことにした。

第35回 下鴨納涼 古本まつり 8月11日~16日@下鴨神社 糺の森


出町柳に到着すると空はどんよりと曇っている。



 はたして、糺の森に到着すると雨が降り出した・・・


「雨だよう」の声が各古本屋から聞こえるやいなや、ブルーシートやビニールシートが広げられ、雨対策があっという間に完了。


雨の時はどうするんだろうと思っていたが、本屋さんは慣れっこなんだろうなあ、と思わせる対応ぶりだった。

小雨になるタイミングを見計らって、北の端 萩書房まで移動してから南へ移動しながらにビールシートを赤ちょうちんの暖簾のようにくぐりながら本を物色する。

じとじとした湿気の中、雨宿りなのか本選びなのかわからない感じだが、本を探した。

雨の古本市、今年は1冊のみ購入。



アーサー・ビーナードの詩集、前に買ったのは確か恵文社書店だったので、左京区でばっかり買う作家さんとなった。


2022/08/11

蒙古タンメン中本 辛旨豆腐スープ

ラーメンに続いて蒙古タンメン中本コラボ商品、辛旨豆腐スープを。 



豆腐とかやくとスープにこちらにもあの辛味オイルも入ってる。



お湯を入れ3分で出来上がり。



辛味オイルを足して完成。
真四角だった豆腐も良い加減にほろほろにとろけてる。

辛旨味噌タンメン同様にスープの旨みが際立つ。
辛味は抑えられえてる。

それとも中本に味に慣れてきたのかな?

2022/08/09

掲示板のお言葉 80

もうすぐお盆。集まった家族・友達と一緒に人として正しい道を進もう、か、自分の考える人生を歩もう、という事なのだろうか。


ゆっくり過ごしましょう。



相共に正しき道をふみゆかん お盆を心しずかに過ごしましょう

2022/08/06

ドレスデン国立古典絵画館所蔵  フェルメールと17世紀オランダ絵画展

 天王寺の大阪市立美術館で開催中の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」で17年ぶりに「窓辺で手紙を読む女」に再開した。


奥の壁面に描かれていたキューピッドが消されていたことがわかり、修復作業が行われて所蔵館以外では世界初公開となる。

2005年4月に兵庫県立美術館で鑑賞したのはこっち。



修復後はキューピッドが現れた。



修復以前は全体に暗い印象だったが、明るさを取り戻し色合いもはっきりした。

キューピッドがカーテンを持っているように見える。


キューピッドを塗りつぶしたのはフェルメール自身と考えられていたが、その後の研究で何者かに塗りつぶされたことが判明し、修復作業が行われた。この辺りの説明も会場のビデオで知る事ができる。

カリニャーニョ公のコレクションをアウグスト2世への売却作品を選別したのが、スロッツというパリの画家兼修復家で、元々リストに入っていなかったこの作品を無償で加えたのだという。その後アウグスト2世はスロッツをドレスデン絵画館の調査官に推薦したのだそうだ。


当時この作品はレンブラントの作品と考えており、レンブラントには作中画があるものがないので、もしかしてスロッツが塗りつぶしたのか・・・

この辺りの事情は興味深い。


今回もミッフィーを購入。



手紙を読んでるように見えないが・・・


何気にコレクションが増えてきた。



2022/08/01

2022年7月の読書

 




7月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:3244
ナイス数:217

ひらめく! 作れる! 俳句ドリル (単行本)ひらめく! 作れる! 俳句ドリル (単行本)感想
岸本・夏井両先生の対談形式の俳句入門 第2弾。 キーワードの大切さ、五音と七音の探し方、季語の使い分け、何を詠んで何を詠まないか、などドリル形式でわかりやすく解説。
読了日:07月31日 著者:岸本 尚毅,夏井 いつき


女の答えはリングにある 女子プロレスラー10人に話を聞きに行って考えた「強さ」のこと女の答えはリングにある 女子プロレスラー10人に話を聞きに行って考えた「強さ」のこと感想
著者と編集者の往復書簡からスタートし、女子プロレスラー選手らのインタビュー集。ほとんど女子プロレスは見ないがプロレスに対する熱い気持ちは伝わってきた。長与千種へのインタビューが一番面白かった。女子プロにはドロドロが必要、勝たなくて良い「間」が大切など。 題名は『女の答えはピッチにある』へのオマージュとのこと、この本も読んでみたい。
読了日:07月27日 著者:尾崎 ムギ子


映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)感想
無料電子版にて。アニメ大好き、部活動でアニメ製作を夢見る主人公の想像世界に、現実から急に飛び込む切れ目のなさにびっくり、かつ面白い表現。
読了日:07月25日 著者:大童澄瞳


ぼけますから、よろしくお願いします。ぼけますから、よろしくお願いします。感想
映画「ぼけますから、よろしくお願いします」「ぼけますから、~おかえりお母さん」を観てから手に取った。 映画だけではここまでわからなかったが、戦争が原因で自分のやりたい事をできなかったので、呉に帰ってこようかといった著者「あんたはあんたの仕事をした方がええわい」と 伝えたお父さんの気持ちがわかりぐっとくる。 認知症専門医のアドバイス「介護のプロとシェアしなさい」 他人にでもできることは介護のプロに任せて、家族は家族にしかできない本人に愛情をたっぷりそそぎなさい、はなるほどだった。
読了日:07月25日 著者:信友 直子


コンセプチュアル思考 物事の本質を見極め、解釈し、獲得するコンセプチュアル思考 物事の本質を見極め、解釈し、獲得する感想
Audible にて。これも抽象と具体の往復から、概念や意味や価値を考える思考法。以下の3つの思考法の中で、カッツさえも教育方法論として構築するに至っていないコンセプチュアル思考を学ぶ。 ①コンセプチュアル思考    意(肚で考える) ②デザイン思考        情(五感で考える) ③ロジカル・クリティカル思考 知(頭で考える) 抽象と具体と一緒に学ぶと理解が深まる。
読了日:07月22日 著者:村山 昇


P/Lだけじゃない事業ポートフォリオ改革 ROIC超入門P/Lだけじゃない事業ポートフォリオ改革 ROIC超入門感想
投資家目線で投下資本の効率性を見る指標-ROIC(資本利益率) ROICツリーによって現場レベルの営業施策、人材育成にまで落とし込むことができる。ROIC経営導入には会計・財務・人事と業務担当を跨いだ知識が求められる。
読了日:07月22日 著者:松永 博樹,伊藤 学


ママ、死にたいなら死んでもいいよ (娘のひと言から私の新しい人生が始まった)ママ、死にたいなら死んでもいいよ (娘のひと言から私の新しい人生が始まった)感想
ダウン症の長男の出産、心筋梗塞で突然死した夫、大動脈剥離で下半身麻痺となったが、娘の「死にたいなら死んでもいいよ」という一言から生きていく力を得た著者の半生。病室にいた時は何ができるか分からなかったので、「1階の売店へ行きたい」「みかんゼリーを買いたい」やりたいことを書きだすことでやりたいことが残っていたのか気づいた。 巻末に娘さんからの手紙が掲載されており、自分が母親の手術を望んだので、生き残ることができ、それが母親を苦しめたのではないかとの気持ちが吐露されており、題名の言葉の重みを感じることができた。
読了日:07月20日 著者:岸田ひろ実


THE BIG ISSUE JAPAN434号THE BIG ISSUE JAPAN434号感想
第10次「コロナ緊急3ヵ月通信販売」スタート。 特集 ふり返る、コロナ政策の費用と効果 / スペシャルインタビュー サム・フェンダー / オーストラリア、都会暮らしの野生ペンギンたち / 米国、日系人強制収容から80年。「集合センター」の跡を追って
読了日:07月17日 著者:ビッグイシュー日本


宇宙の話をしよう宇宙の話をしよう感想
「宇宙に命はあるのか」の第1章を子ども向けに再構成・加筆してできた本。NASA技術者の父と娘ミーちゃんの対話形式で、ジュール・ベルヌの小説「地球から月へ」から ロケット開発の宇宙探査の歴史を描く。イマジネーションと情熱が宇宙の扉を開き、人類の発展をもたらした。豊富なコラムで、惑星・ロケットの種類・相対性理論などの知識を得ることができ、子供向けの本ながら読みごたえがあった。
読了日:07月15日 著者:小野雅裕


黒牢城黒牢城感想
第166回直木賞受賞作。歴史とミステリー融合で、新しい安楽椅子探偵が登場した。本能寺の変の四年前、信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った城主・荒木村重は、城内の難事件を解決するために、土牢に閉じ込めた黒田官兵衛に謎解きを依頼する連絡短編集。裏に流れる武士道、民衆の心が物語に幅を持たせてくれた。
読了日:07月15日 著者:米澤 穂信


解きたくなる数学解きたくなる数学感想
数学教育に横たわっている「数学の文章が、問題自体が何を言ってるか分からない。解くのが義務的な気持ちにさせる」という難題を、現実世界に数学の問題をデザイン。「ひと目で問題の意味がわかる。ひと目で問題を解きたくなる」試行錯誤して解けた問題はあるが、論理にまとめたり思考のジャンプに難があった。
読了日:07月15日 著者:佐藤 雅彦,大島 遼,廣瀬 隼也


夜が明ける夜が明ける感想
アキにフィンランドの俳優アキ・マケライネンを教えた「俺」の二人の友情と人生が描かれる。貧困、ヤングケアラー、ブラック企業、ハラスメント、今の日本に漂うマイナスがこれでもかというくらいに詰め込まれていた。
読了日:07月11日 著者:西加奈子


イーロン・マスク 未来を創る男イーロン・マスク 未来を創る男感想
2015年出版の本書、イーロン・マスクの生い立ちからテスラ・スペースXを立ち上げ軌道に乗せるまで。「ギフテッド」と言われてもそうかもと思わせる情熱・頭脳・イノベーションを続けるパワーは、比較できる人間がいなさそう。この時代に出るべくして世に出てきた人間なのかもしれない。
読了日:07月07日 著者:アシュリー・バンス


TikTokハック あなたの動画がバズり続ける50の法則TikTokハック あなたの動画がバズり続ける50の法則感想
人気ティックトッカ―による、TikTokのバズらせ方 50の法則。バズる法則を理解して、「良い動画」を投稿し続けること。法則はマーケティングであり、ビジネス書で書かれていることと共通している。
読了日:07月04日 著者:マツダ家の日常


きりのなかのはりねずみ (世界傑作絵本シリーズ)きりのなかのはりねずみ (世界傑作絵本シリーズ)感想
NHK「72時間」で紹介されたのを見て手に取った。一匹のはりねずみが友達のこぐまと一緒に星を見るために、きりの中を森を歩いていく。みみずくや白い馬といった大きな動物との対比が印象的。余韻が残るストーリーだった。
読了日:07月03日 著者:ユーリー ノルシュテイン,セルゲイ コズロフ


ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)感想
「お探し物は図書室まで」を読んで手に取った。こんな話だったのか、よく覚えていなかった。ふんわりカステラが美味しそう。
読了日:07月03日 著者:なかがわ りえこ