令和6年 一休善哉の日@一休寺

去年の紅葉の季節に一休寺を拝観した時に、善哉の日がある事を知り、行ってみようと思っていた。




毎年1月の最終日曜日、今年は1月28日(日)が善哉の日。
オンラインでチケット(@¥1,000)を販売しているのを見つけたので買っておいた。


9時30分から受付開始で、10時~16時 善哉は約800食準備されるものの無くなり次第終了とのことで、込み具合がよくわからなかったので、10時前に到着しておいた。







オンラインチケットを持っているので、庫裏まで一気に進む。

オンラインチケットには、一休さん顔絵馬、祈祷奉納、善哉接待 に、限定朱印「法燈を繋ぐ」がセットになっており、庫裏でそれらを受け取った。



まず、一休さん顔絵馬に「今年のイケてる自分を想像しいいね!」を書いてくださいとある。イケてる自分は想像し難いのだが、1年の目標として会社のプロジェクトの成功を書き込む。

書き終えた絵馬を係の方に渡すと番号札を受け取る。方丈庭園 南庭を見ながら少し待っていると、番号が呼ばれて方丈の中へ。

方丈の中に入るのは初めて。方丈の中央に安置されている一休禅師木像にお参りできた。

しばらくすると絵馬を奉納、般若心経や善哉や四匹の鰈の話を聞かせていただき、簡単な座禅を行う。


庫裏を出て絵馬を掛けた後は、いよいよ善哉をいただく。




善哉接待所へ入ると、部屋の中にテーブル席がずらっと並んでおり、ここでも少し待った後で席に案内される。




善哉券をテーブルにおいてぜんざいを待つ。



しばらくするとやって来た。




   箸袋もかわいい。「善きかな 善きかな」


1月の気候には温かく甘いお汁が沁みる。温まる。


ホカホカの焼きもちがまた美味しい。

塩こぶの代わりではないだろうが、一休寺納豆が2粒。
当初から製造方法が変わっていないというこの納豆、塩味は味噌を舐めているかのようだ。



全体で1時間半ほど、お昼前には一休寺を出た。

一年の願掛けもでき、善哉で温まる、正に善い日になった。

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