最近話題の書「最後の授業」に「頭のフェイント」という一節がある。
子供の頃、親に嫌々連れていかれたアメフトチームのコーチ。
練習初日にボール一個も用意してなかったらしい。
不思議に思って仲間の一人が恐る恐る尋ねると、コーチはボールは必要ないと言う。
アメフトのフィールドには一度に何人居る? 1チーム11人、だから22人。
では、どんな瞬間でも、そのときボールに触れている人数は? 1人。
そうだ!だから他の21人がやるべきことを練習する。
基本を学ぶということだ。
著者はアメフトをだけを学んだのではなく、チームワーク・忍耐力・一生懸命にやることの価値を、
アメフトを通じてコーチに教えてもらったのだという。
NFLでプレーするという子供の頃の夢はかなわなかったけれど、
スリーポイントスタンツはプロにも誉められる自信があるそうだ。
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