2011/11/26

赤のグラデーション

今週から急に寒くなり、いきなり真冬がやって来た感があるが、
寒さと共に紅葉が見ごろを向かえる。

京都の紅葉の名所として有名な東福寺に行ったことが
なかったので、ふらっと行ってみた。

晴れの良い天気、昼間は寒さも和らいで温かいくらいで、
京阪 東福寺駅前から大勢の観光客が東福寺まで列を成していた。

赤や黄色の濃淡が微妙に違う所が落ち着きを与えてくれた。



緑の時期に来てもきれいだろうなあ、通天橋。

箕面と違って、紅葉の天ぷらは見当たらなかった。

ファイニーズ 4位で終了

11月23日 エキスポフラッシュフィールドで、今シーズンの最終戦、
名古屋サイクロンズ戦が行われた。

勝った方が4位となるこの試合は、17-0と完封勝ち。
前節は、アズワンに負けてしまい2ndシリーズの上位グループ進出を
逃したというモチベーションダウンが響いたのか、
ゼロックスに3-6で負けていたので、最終戦は勝利で終えたかった
ので、一安心。

時折雨がちらつく悪天候の中、ランで251ヤードを獲得。
QB佐藤選手・浅海選手が交代で出場したが、
オプションキープやQBドローなど、QBのランも良く出ていた。

今年はサイクロンズとゼロックスにしか勝てなかったが、
下位チームと戦う時にはランがしっかり出せている印象だ。

サイクロンズもランしかないのでは、と思うくらいに
3rdダウンでもランを使ってきたが、しっかりと対応し、
唯一前半終了間際にゴール前に迫られたが、#25松野尾選手の
インターセプトでFGも許さなかった。

昨年までのライバル、マーヴィーズのチーム解散があったため、
今年は絶対に2ndステージ上位進出で、東京のチームと闘うんだ、
と力んでいたので、上位グループにいけなかったことに失望してしまった
シーズンだった。

アズワンはファイニーズ戦という天王山にノーハドルをぶつけるなど
準備をしっかりしてきており、準備のスポーツという想いを新たにした。

来年こそインパルス・チャレンジャーズにも勝利し、2ndステージ上位グループ
進出できるように、しっかりと準備して欲しい。

選手・スタッフ・チアの皆さん、1年間お疲れ様でした。

2011/11/19

映画「ブラック・スワン」

11月19日 けいはんなプラザ

これも見たいと思っているうちに終わっていたが、
けいはんなプラザ映画劇場に見に行った。

ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、
元ダンサーの母親・エリカ(バーバラ・ハーシー)の寵愛のもと、
人生の全てをバレエに捧げていた。
そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。
だが純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならない
この難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦であった。
さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の出現も、
ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、
現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。
(goo映画より)



見る前は、ディレクターを誘惑して主役を勝ち取ったのではないかと周りから
嫉妬を受ける、主役をライバルに奪われまいと奮闘する、という
映画かと思っていたが、ある意味ホラーサスペンス映画だった。

あまり書くとネタバレしてしまうが、適えられなかったプリマの夢を娘に託し
束縛する母親の圧力、白鳥とは正反対のキャラである妖艶な黒鳥を
完全に演じなければ、ライバルに主人公を奪われてしまうというプレッシャー
に徐々に自分を見失い、現実と幻の区別がつかなくなってしまうという
ストーリー。

どれが現実でどれが幻の世界なのか、見ながら区別がつかなくなる。
女性が性的にも成熟していく過程でもあり、母との和解というテーマも
含まれていた。

映画終盤で、見事に黒鳥に変身するニナ、鬼気迫る表情と舞いに
ぞくぞくした。 ナタリー・ポートマン、良かった。今年の洋画no.1は決まり。

新予告編でちらっと映ってるけど、これ見せすぎだろう。

JETS MUST GO FOWARD

5勝3敗とし、AFC EAST で、PATS・BILLSと並んだまでは
よかったが、その後W10・W11と連敗で、また5割に逆戻り・・・。


















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W9はホームでPATSを迎えるも37-16で返り討ち。

主力を怪我でほとんど欠いたPATSだったが、

1STシリーズでFGを外したり、パントをファンブルするなど

ミスばかりでは勝てるはずがない。



ディフェンスもTEグロンコウスキーを止めることができなかった。


ここ2年ホームで勝っていただけに、期待もしていたが、

逆にスイープされ、地区優勝するためにはPATSよりも

勝ち星を積み重ねなければならなくなった。



SUNDAY NIGHT GAME の翌週が、デンバーでのTHURSDAY NIGHT GAME

と移動に加え準備期間が短い。

ファーブがいた年の後半に、隔週で西海岸に移動した試合を

ことごとく負け、プレイオフを逃した暗い記憶が蘇る。

と思ったからではないだろうが、DEN戦は逆転負け・・・



















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トムリンソンが欠場、1Qでグリーンが負傷退場と、

早々にRBがいなくなってしまったのも響いたか、

13点しか奪えず。

唯一のTDもゴール前でRBがファンブルしたボールを

OL スロートンがリカバーしたもの。


OLがエンドゾーンでファンブルリカバーTDしたのは、チーム2人目らしい。


SANCHEZは今日もINT1つ、それがリターンTDとなってしまった。


いい加減ピリッとしやんかい(怒)



この試合はまだ放映がないが、やっぱりOCショッテンハイマーじゃ厳しそうだな。


と言っても仕方ないので、後全部勝ってプレイオフに滑り込むしかなくなってしまった。


頼むよー。



2011/11/13

映画「エンディングノート」

2011年11月13日 シネマアート心斎橋。












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40年勤め上げた会社を引退して2年後の定期健診で

末期の胃がんが見つかり、半年後に亡くなるまで「エンディングノート」という

死のマニュアルを作りあげた父を次女が撮影したドキュメンタリー映画。


化学メーカーで役員まで務めた父親は、「段取りが命」、自分で情報収集し

決断するという営業マンだったようだが、自分の死ぬまでの段取りが

正に最後のプロジェクト。

三つ子の魂百までとはこのことか、式場を決めたり、連絡して欲しい友人リスト作成、

会社への連絡方法など、残された家族が困らないように

準備を進める父を、娘はカメラを向け続ける。


監督は幼少の頃からカメラを向けていたようで、監督が子供の頃からの映像も

入っている。それで他の家族も撮られることには多少慣れがあるのか、

こんなとこ撮ってる場合じゃないだろう!と家族から文句が出ないのかなあ、

と思いながら見ていた。


しかし、父との距離感が近すぎず遠すぎず、お涙頂戴になりそうなテーマを

纏め上げた。


このお父さんは医者が不思議がるほど、最期まで力強く生きており、

94歳の母親にも感謝の意を携帯電話で告げ、妻や孫達にもお別れをしっかりと

伝えるのだった。


病に伏せることなく、夜寝たらそのままぽっくりと死ぬのが理想と

言われるが、人生を振り返り、周りの人たちにお別れが出来るので

あれば死ぬまでに少しは時間が欲しいと思った。



アメリカ村にあるこの映画館に来るのは久しぶりだった。

学生時代に「トリコロール」を見に来たことがあったが、

それ以来だ。


と、思っていたら、「トリコロール三部作 配給期限切れ最終上映」

というチラシをもらった。

12月10日からとのこと。












17年前の上映だったのか。

ということは、社会人1年目に見に来たんだなあ。

2011/11/11

W9 同率首位浮上

WEEK9は同地区対決の@BUF。
WEEK10のPAT戦を控えて、中盤の山場を迎えたが、
27-11で快勝。

PATもNYGに4Q終盤の逆転負けで、3チームが5勝3敗で
同率首位で並んだ。












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1試合通じて、ディフェンスが好調。
今シーズンブレーク中のフィッツパトリックから2INTを奪取。
試合終盤までFG1本に抑えた。

先週のSD戦ぐらいから、ランもパスもディフェンスが昨シーズンまでの
JETSが戻ってきた感じ。
REIVISサイドには今シーズンはTDパスを許してないという
REIVIS ISLAND も健在だ。

オフェンスは、前半進むが点が取れないという悪循環。
特に1STシリーズは、10分以上かけるという今年のNFLの最長ドライブも、
最後はエンドゾーン内でインターセプト、という最悪のスタートだった。

また反則も多かったが、ディフェンスがしっかりしていたので、
安心して見ていられた。
久々の快勝だった。

トムリンソンも今シーズン初TDをゲット。

次週は2年続けて勝利しているホームのPAT戦。
チーム状態は良いが、勝てるかもと思うと星を落とすので、
しっかり勝って単独首位を狙って欲しい。

J-E-T-S JETS! JETS! JETS!

2011/11/05

映画 「ツレがうつになりまして。」

11月3日の祝日、「ツレがうつになりまして。」を鑑賞。

予告編↓
http://youtu.be/CKw7QFw2ZzM

NHKで、原田泰造・藤原紀香でドラマがあったが、
ハルさん役は、映画の宮崎あおいの方が髪型が同じなのが
大きいが、イメージにぴったり。
ツレさんの堺雅人は格好良すぎるかな?

本を出版後の講演会に、辞めた会社の話の通じなかった部長が
見に来ていたり、映画ならではのいらないまとめも気になったが、
堺雅人と宮崎あおいのコンビで、つらい時にツレさんにはハルさんが、
ハルさんにはツレさんが隣に居て良かったねえ、と拍手したくなった。

内容とは関係ないが、MOVIX京都という映画館に初めて行った。
道を挟んで北館と南館に別れているのを知らず、
上映スクリーンがどこか分からず焦ってしまった・・・。

2011/11/01

10月の読書

10月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:5159ページ
ナイス数:103ナイス

幽霊人命救助隊幽霊人命救助隊
以前より面白いと聞いていたが、やっと手に取った。自殺を100人防いで天国へというミッションを課せらた4人の奮闘を描く。と書くとシリアスだが、神様の登場シーンや小道具がコミカル。途中を削ってコンパクトにすれば、もっと面白くなった気がするが、十分楽しめた。「未来が定まってない以上、すべての絶望は勘違いである」という八木のセリフが心に残った。図書館で借りて読んだが、本を買ってきた。
読了日:10月30日 著者:高野 和明

神様 (中公文庫)神様 (中公文庫)
2004年3月以来の再読。当時の読書ノートを紐解くと、「神様」「河童玉」「離さない」「草上の昼食」がお気に入りで、「小説って面白い」のコメントあり。今回は「離さない」が怖かったな。
読了日:10月26日 著者:川上 弘美

おかしな本棚おかしな本棚
本の背中、背表紙の本。読むというよりもパラパラと眺めるのが楽しいかも。ショートショートの小説やちょっとしたコラム入り。人には言えないが、有名だが読んだことがない本の筋を推測しあうというコラムが面白かった。そんな本あるかな?
読了日:10月26日 著者:クラフト・エヴィング商會

一回こっくり一回こっくり
自らの半生を、師匠談志が立川流を設立した経緯を小説に。最後の5章目が新作落語になっており、4章まで読んだ後でこの落語を読むと涙腺が緩んだ。
読了日:10月25日 著者:立川 談四楼

俺は、中小企業のおやじ俺は、中小企業のおやじ
他の社長の本と比べると、控えめで中小企業のおやじなんだろうなあと感じた。一番難しいことだけど、後継者を早く見つけないといけないなあ。
読了日:10月23日 著者:鈴木 修

ピエタピエタ
読了日:10月22日 著者:大島真寿美


3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)
将棋の話が少ないなあと思っていたら、新人戦。二海堂の準決勝の相手は鬼だな。二海堂が段々と村山聖になってきたよー。
読了日:10月18日 著者:羽海野 チカ

人質の朗読会人質の朗読会
旅行先で反政府ゲリラに襲撃され人質となった日本人8人。人質生活を送る中で、それぞれの人生の1ページを語り合ったエピソードを8編と特殊部隊で盗聴を任務にしていた特殊部隊隊員のエピソード1編、合計9編。こういう小説は好きだ。とても静かな小説。死ぬことも覚悟した上で、同じ運命の人々と手を取り合うために誰にも言った事がない話を伝え合ったかのようだ。震災後に文句も言わずに配給の食事をもらっていた被災者の秩序、日本人の強さを感じた小説だった。「やまびこビスケット」が印象深い。
読了日:10月17日 著者:小川 洋子

3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)
読了日:10月16日 著者:羽海野 チカ

3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)
読了日:10月16日 著者:羽海野 チカ

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
読了日:10月16日 著者:羽海野 チカ

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
2巻でやっと将棋のルール説明が出た。二海堂のモデル 村山聖は色んな所に露出してるな。生きてる時に対局を見てみたかった。
読了日:10月16日 著者:羽海野 チカ

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
将棋の話がほとんど始まらない。暗い話だなあ。少女マンガの読みにくさを感じる。
読了日:10月16日 著者:羽海野 チカ

神様 2011神様 2011
1993年デビュー作の「神様」と「神様2011」の2編で1冊。2編とも熊と散歩する半日を描いてはいるが、「神様2011」では原発事故の前後で日常がが変わってしまったことがわかる。八百万の神が住む国日本のウラン235の神を怒らせてしまったのだろうか。
読了日:10月16日 著者:川上 弘美

さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)
第8回「このミス」大賞受賞作品。主人公に降りかかる厄災があまりにも重たく読むのもつらかったが、そこから岬先生に導かれピアノを上達させていく過程に引き込まれた。どこにミステリーの要素が?と思った中盤からミステリーに。最後に明らかになった真相は、ミステリーにはよくある物と思うが、解説の音楽+スポ根+ミステリーのハイブリッドという表現がピッタリの秀作だった。
読了日:10月16日 著者:中山 七里

ハタラクオトメハタラクオトメ
ちょっと前になるが、「明日があるさ」OL小説バージョンのようだった。中堅時計メーカーに勤めるごっつぁんが、女性だけのプロジェクトチームをまとめて新規開発に取り組むストーリー。涙頂戴ではない所に好感が持てた。ごっつぁんの手料理をご馳走になってみたい。
読了日:10月14日 著者:桂 望実

ふむふむ―おしえて、お仕事!ふむふむ―おしえて、お仕事!
特殊技能を生かして働いている女性に話を聞こうとスタートしたインタビュー連載の単行本化。アスリート・学者・職人など16名の女性が登場。チョイスが絶妙なのか、質問がいいのか、面白い女性が登場。グラビアコーディネーターが、二重人格の未亡人というストーリー仕立てのグラビアを作ったなんて、面白すぎ。
読了日:10月12日 著者:三浦 しをん

イキガミ 9 (ヤングサンデーコミックス)イキガミ 9 (ヤングサンデーコミックス)
藤本に何故見張りがついていたのか明らかに。国繁に対してやっと反旗を翻すことになるのか。段々と生きることの意味を問うよりも、反国繁への陰謀物みたいになってきた。
読了日:10月10日 著者:間瀬 元朗

イキガミ 8 罪と罰 (ヤングサンデーコミックス)イキガミ 8 罪と罰 (ヤングサンデーコミックス)
交通事故で人を殺してしまった運転手と婚約者を失った女性の物語と整形を巡る物語の2編。監視のついた藤本の行く末は?
読了日:10月09日 著者:間瀬 元朗

月に歌うクジラ月に歌うクジラ
詩人・ネイチャーライターの著者が、こうもり・ワニ・クジラ・ペンギンの動物学者に帯同し、それぞれの動物の姿を描き出す。こうもりが哺乳類で子供を年に1匹しか生まないことや、クジラの歌が神秘的であることなど教えてくれる。現場主義でアホウドリを見るために日本の鳥島を訪れ、くさやや白子など何でも食べてこたつや相撲にも言及したそうだ。
読了日:10月09日 著者:ダイアン アッカーマン

森見登美彦の京都ぐるぐる案内森見登美彦の京都ぐるぐる案内
森見登美彦の小説の抜粋を用いた京都観光案内書。「夜は短し〜」しか読んだことがないが、小説を持って京都観光に行きたくなった。万城目作品で関西ガイドブック作れないかなあ。
読了日:10月03日 著者:森見 登美彦

ほっと文庫 ゆず、香るほっと文庫 ゆず、香る
風呂に入浴剤を入れて、読んでみた。ベタ甘ではなく、ラブストーリーもほっこりする話。お風呂で読むと彼女の気持ちにリンクできるかも。もっと長い話としても読みたいという気持ちは分かるなあ。
読了日:10月02日 著者:有川 浩

君がいない夜のごはん君がいない夜のごはん
食べ物のエッセイ。実際に取材で食べに行くこともほとんどなく、妄想織り交ぜ頭の中から吐き出した話の数々が面白い。視点が独特だ。トコロテンを箸一本で食べていたことが特殊だと知って、ショックを受けたことがおかしかった。他人の家庭の食事を知ることはめったにないので、そういうことも起こるよなあ。
読了日:10月02日 著者:穂村 弘

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
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