2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3723ページ
ナイス数:46ナイス
脳動脈瘤がみつかったら (健康ライブラリー イラスト版)の感想
検査などで、未破裂動脈瘤が見つかった場合のマニュアル。開頭手術(クリッピング術)、血管内治療(コイル塞栓術)、手術せず経過観察か。選択した場合の手術・治療の過程とリスクがわかりやすく書かれている。こぶの位置・大きさ・形状によって、どれを選ぶのがベターかそれぞれで、医師と納得のいくまで話し合うことが重要だろう。
読了日:9月30日 著者:
小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代への感想
グローバル経済・拡大成長経済と対比する身の丈にあった生活、縮小均衡経済という考え方を説く、哲学書に近い本。これからの世の中、考え方としては持って置けば良いと思うが、本としては「小商い」の説明に至るまでが長すぎ、具体論が見えなかった。
読了日:9月28日 著者:平川 克美
つるかめ助産院の感想
登場人物が抱えるトラウマなど、小説ではありふれたものだが、読んでると温泉に浸かっているかのような気持ち良さを感じた。失踪した旦那についての件は、かなりマイナス。
読了日:9月25日 著者:小川 糸
震災離婚の感想
3・11 震災後の結婚・離婚動向についてのルポ。たくさんの例を読んでみると、結局のところ、夫婦間の価値観の違いが明らかになり、立て直せなくなった時に離婚する。その明らかで大きな理由が震災だったんだろう。
読了日:9月23日 著者:三浦天紗子
名探偵コナン 77 (少年サンデーコミックス)の感想
高木刑事事件解決。
読了日:9月21日 著者:青山 剛昌
カモメに飛ぶことを教えた猫の感想
題名に惚れて、図書館で借りてきた。カモメ・ケンガーと猫・ゾルバが交わした3つの約束。約束を果たそうとするゾルバとその仲間たちが、「ガンバの冒険」を思い出させてくれたが、勇気と友情と愛情に溢れた佳作。読み終えて、表紙を眺めると、ちょっとした感動が。「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ」
読了日:9月20日 著者:ルイス セプルベダ
精子提供: 父親を知らない子どもたちの感想
子供はいないが非配偶者間人工授精(AID)を行ってまで子供を作りたいという考えは理解できない。しかし、生殖補助技術があれば、使いたいという人が出てくるのは当たり前で(日本でもAIDで子供が誕生してから60数年経過していることは驚きだった)、単に良い・悪い、やって良い・だめの問題ではない。しかし、子供を授かることと、親になる(家族になる)ことは別ものだとわかった上でこの技術を使わないと、出自不明で苦しむ人間を作り続けてしまうだろう。
読了日:9月19日 著者:歌代 幸子
AERA(アエラ) 2012年9月17日号表紙:阿部サダヲの感想
「超年の差婚」の悦楽、ひとりで最期を迎えるためのお金と備え、管理職のがん治療と仕事、天才棋士「驚異の脳内パネル」、「精度99%」「危険は0」の「出生前診断」受けますか
読了日:9月17日 著者:
古寺巡礼奈良〈3〉法華寺 (1979年)の感想
十一面観音立像がやさしい顔をしている。御守犬を買うのを忘れてたことに気が付いた。
読了日:9月17日 著者:
和を継ぐものたち (小学館文庫)の感想
職人、表現者など、日本の伝統文化の担い手22人のインタビュー。棋士・佐藤康光 白黒がつく苦しさ、白黒がつかない苦しさのやり取りが一番興味深かった。自分との闘いが最も苦しいだろう。雑誌「和樂」の連載、字数制限の問題か、もっと深く掘り下げてもらいたかった。
読了日:9月17日 著者:小松 成美
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)の感想
チエミが逃走する朝の描写から、面白くなりそうと期待したが、正直中だるみした。題名の意味が分かった時が、一番の衝撃だった。
読了日:9月16日 著者:辻村 深月
Touchdown (タッチダウン) 2012年 10月号 [雑誌]の感想
京大ギャングスターズとエレコム神戸ファイニーズの期待度が高まる。
読了日:9月15日 著者:
日本のいちばん長い日―運命の八月十五日の感想
終戦の前日、玉音放送までの24時間。玉音放送が流れるまでに、こんなに血が流れ、歴史のIFがあったのか。国体の堅持が何を指していたのか、人それぞれ違い、まさに幻を追いかけていたかのようだ。今の世の中で読むと、早く終戦を決めていれば、亡くならないで済んだ命もあったろうにと思ってしまう。
読了日:9月13日 著者:半藤 一利
青森ドロップキッカーズの感想
柚香・陽香姉妹のチーム組み換えを巡るいざこざ、いじめられっ子の宏海が、カーリングに出会い、幼馴染の友情も取り戻し、前向きに歩み始めるという2本が柱。四葉のクローバーが、4人のチーム力の象徴のようで、何気にコイントスに出てきた多恵おばあちゃんが一番印象に残った。ゴールデンコンビが打ち解けたのが唐突な印象、ラストシーンはカーリング小説を最初に書いた著者の役得、とも思うが、全体的には爽やかなスポーツ小説を読むことができた、という感想。
読了日:9月9日 著者:森沢 明夫
つねならぬ話の感想
はじまりの物語、もしかしての物語、ささやかれた物語の3部。 アイデアノートをまとめたかのようなストーリー、装丁が気に入って、下鴨納涼古本市で購入したが、子供の頃に読んだショートショートのどきどきを感じることはできなかった。
読了日:9月8日 著者:星 新一
ある町の高い煙突 (文春文庫 112-15)の感想
日立鉱山と入四間村との煙害を巡る闘い。 実際の話を基に書かれた小説。 書かれたのが、高度経済成長時、公害の時代だ。 一方的に村民が苦境に立たされるのではなく、 企業側にも何とか解決をしようという気概が 見られたのが、救われる。 長野県新田(しんでん)村生まれの次男で、 新田次郎(しんでんじろう)では、ゴロが悪いので、 にったじろうを名乗る。
読了日:9月6日 著者:新田 次郎
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)の感想
文庫になってようやく読んだ。何てドラマチックな人生だろう。どうやって農薬なしでリンゴを得ることができたのだろう、と思って読んだことが、既に自然と離れてしまった人間の代表の気がした。ここに書かれていない、キレイ事では済まない軋轢もたくさんあっただろう。リンゴの花の花見の場面は泣けてきたよう。
読了日:9月1日 著者:石川 拓治
読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3723ページ
ナイス数:46ナイス
検査などで、未破裂動脈瘤が見つかった場合のマニュアル。開頭手術(クリッピング術)、血管内治療(コイル塞栓術)、手術せず経過観察か。選択した場合の手術・治療の過程とリスクがわかりやすく書かれている。こぶの位置・大きさ・形状によって、どれを選ぶのがベターかそれぞれで、医師と納得のいくまで話し合うことが重要だろう。
読了日:9月30日 著者:
グローバル経済・拡大成長経済と対比する身の丈にあった生活、縮小均衡経済という考え方を説く、哲学書に近い本。これからの世の中、考え方としては持って置けば良いと思うが、本としては「小商い」の説明に至るまでが長すぎ、具体論が見えなかった。
読了日:9月28日 著者:平川 克美
登場人物が抱えるトラウマなど、小説ではありふれたものだが、読んでると温泉に浸かっているかのような気持ち良さを感じた。失踪した旦那についての件は、かなりマイナス。
読了日:9月25日 著者:小川 糸
3・11 震災後の結婚・離婚動向についてのルポ。たくさんの例を読んでみると、結局のところ、夫婦間の価値観の違いが明らかになり、立て直せなくなった時に離婚する。その明らかで大きな理由が震災だったんだろう。
読了日:9月23日 著者:三浦天紗子
高木刑事事件解決。
読了日:9月21日 著者:青山 剛昌
題名に惚れて、図書館で借りてきた。カモメ・ケンガーと猫・ゾルバが交わした3つの約束。約束を果たそうとするゾルバとその仲間たちが、「ガンバの冒険」を思い出させてくれたが、勇気と友情と愛情に溢れた佳作。読み終えて、表紙を眺めると、ちょっとした感動が。「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ」
読了日:9月20日 著者:ルイス セプルベダ
子供はいないが非配偶者間人工授精(AID)を行ってまで子供を作りたいという考えは理解できない。しかし、生殖補助技術があれば、使いたいという人が出てくるのは当たり前で(日本でもAIDで子供が誕生してから60数年経過していることは驚きだった)、単に良い・悪い、やって良い・だめの問題ではない。しかし、子供を授かることと、親になる(家族になる)ことは別ものだとわかった上でこの技術を使わないと、出自不明で苦しむ人間を作り続けてしまうだろう。
読了日:9月19日 著者:歌代 幸子
「超年の差婚」の悦楽、ひとりで最期を迎えるためのお金と備え、管理職のがん治療と仕事、天才棋士「驚異の脳内パネル」、「精度99%」「危険は0」の「出生前診断」受けますか
読了日:9月17日 著者:

十一面観音立像がやさしい顔をしている。御守犬を買うのを忘れてたことに気が付いた。
読了日:9月17日 著者:
職人、表現者など、日本の伝統文化の担い手22人のインタビュー。棋士・佐藤康光 白黒がつく苦しさ、白黒がつかない苦しさのやり取りが一番興味深かった。自分との闘いが最も苦しいだろう。雑誌「和樂」の連載、字数制限の問題か、もっと深く掘り下げてもらいたかった。
読了日:9月17日 著者:小松 成美
チエミが逃走する朝の描写から、面白くなりそうと期待したが、正直中だるみした。題名の意味が分かった時が、一番の衝撃だった。
読了日:9月16日 著者:辻村 深月
京大ギャングスターズとエレコム神戸ファイニーズの期待度が高まる。
読了日:9月15日 著者:

終戦の前日、玉音放送までの24時間。玉音放送が流れるまでに、こんなに血が流れ、歴史のIFがあったのか。国体の堅持が何を指していたのか、人それぞれ違い、まさに幻を追いかけていたかのようだ。今の世の中で読むと、早く終戦を決めていれば、亡くならないで済んだ命もあったろうにと思ってしまう。
読了日:9月13日 著者:半藤 一利
柚香・陽香姉妹のチーム組み換えを巡るいざこざ、いじめられっ子の宏海が、カーリングに出会い、幼馴染の友情も取り戻し、前向きに歩み始めるという2本が柱。四葉のクローバーが、4人のチーム力の象徴のようで、何気にコイントスに出てきた多恵おばあちゃんが一番印象に残った。ゴールデンコンビが打ち解けたのが唐突な印象、ラストシーンはカーリング小説を最初に書いた著者の役得、とも思うが、全体的には爽やかなスポーツ小説を読むことができた、という感想。
読了日:9月9日 著者:森沢 明夫

はじまりの物語、もしかしての物語、ささやかれた物語の3部。 アイデアノートをまとめたかのようなストーリー、装丁が気に入って、下鴨納涼古本市で購入したが、子供の頃に読んだショートショートのどきどきを感じることはできなかった。
読了日:9月8日 著者:星 新一

日立鉱山と入四間村との煙害を巡る闘い。 実際の話を基に書かれた小説。 書かれたのが、高度経済成長時、公害の時代だ。 一方的に村民が苦境に立たされるのではなく、 企業側にも何とか解決をしようという気概が 見られたのが、救われる。 長野県新田(しんでん)村生まれの次男で、 新田次郎(しんでんじろう)では、ゴロが悪いので、 にったじろうを名乗る。
読了日:9月6日 著者:新田 次郎
文庫になってようやく読んだ。何てドラマチックな人生だろう。どうやって農薬なしでリンゴを得ることができたのだろう、と思って読んだことが、既に自然と離れてしまった人間の代表の気がした。ここに書かれていない、キレイ事では済まない軋轢もたくさんあっただろう。リンゴの花の花見の場面は泣けてきたよう。
読了日:9月1日 著者:石川 拓治
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