2013年11月の読書

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:39冊
読んだページ数:4473ページ
ナイス数:111ナイス

秘境添乗員秘境添乗員感想
装丁・題名に反して、しっかりした文章。秘境添乗員になるまで、エジプト留学時代が面白った。いじめられっ子、不登校から、ネックレスじゃらじゃら、数メートル離れても香水プンプンへ、人は変われるんだね。
読了日:11月30日 著者:金子貴一






ずっと一緒にいたいからずっと一緒にいたいから感想
病気だが、生き延びる可能性がる手段を取っていくことが、どういうことか垣間見たくて手に取った。C型肝炎・生体肝移植・再発とたどり、米での移植を待つ間に亡くなった奥さん。エゴが見え隠れするが、それぐらいしないと命を繋げないかもしれない。
読了日:11月27日 著者:井戸雅浩






くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ (幻冬舎新書)くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ (幻冬舎新書)感想
九州新幹線開通時に、熊本を通過駅にしないために作られたとは知らなかった。地元熊本舞台と新幹線始発の大阪で火を付けようとする過程は、やってても楽しかっただろうな。迷ったらGO、たとえ公務員であっても。
読了日:11月27日 著者:熊本県庁チームくまモン








荒井良二の絵本じゃあにぃ (趣味Do楽)荒井良二の絵本じゃあにぃ (趣味Do楽)感想
NHK「趣味Do楽」テキスト。TV放送も終了、荒井良二さんの頭の中を垣間見させてもらった。この2週間いろんな絵本を集中して読んで、この講座内容の色使い・ページをめくらせるリズム・どこにもないような言葉づかいなどがたくさん使われていることがわかった。
読了日:11月26日 著者:






私は夢中で夢をみた―奈良の雑貨とカフェの店「くるみの木」の終わらない旅私は夢中で夢をみた―奈良の雑貨とカフェの店「くるみの木」の終わらない旅感想
一度行ってみたい場所。土地に魅入られたように「くるみの木」を作った著者。頭の中では無意識にでもやりたいこととして持ってたんではないかな。「夢中で夢をみた」という表現が素敵
読了日:11月25日 著者:石村由起子







働く。なぜ? (講談社現代新書)働く。なぜ? (講談社現代新書)感想
日本で働くこと、という問いと答え。「仕事の穴」を通して、がまだよくわからない。何度か読まないといけない。組織に入るとは、その指揮・命令下に入ることで、組織の持つヒト・モノ・カネ・情報をふんだんに使えること。「担当者の最大の使命はまずは『量』をこなすこと」にあり、 「『量』の裏打ちのない『質』議論、『量』をともなわない『学び』は使い物にならない」
読了日:11月25日 著者:中澤二朗






地球をほる地球をほる感想
これいいねえ。SFだけども、真裏じゃなくてアメリカに行くとか地中の穴に掘った土を捨てるとか、微妙に現実的な表現あるのが素晴らしい。本をぐるぐるするにも楽しいぞ。
読了日:11月23日 著者:川端誠






ぼくのかえりみちぼくのかえりみち感想
白いとこだけ歩くって、やるよなあ。あるある本。外れたらだめ、の表現が秀逸。
読了日:11月23日 著者:ひがしちから








おかあちゃんがつくったる (講談社の創作絵本)おかあちゃんがつくったる (講談社の創作絵本)感想
昭和の大阪のたくましいおかん、という感じ。あんなの作られたら、子供としては勘弁してくれーなんだが、この愛がわかるのは大人になってからだね。
読了日:11月23日 著者:長谷川義史





チリとチリリチリとチリリ感想
絵のテイスト、森の喫茶店で出てくる食べ物、登場するものすべてが可愛らしい。女の子が主人公の絵本って少ないかな?
読了日:11月23日 著者:どいかや




まいごのどんぐり (絵本・こどものひろば)まいごのどんぐり (絵本・こどものひろば)感想
どんぐりの「ケーキ」を巡る物語。熱中する子供、飽きっぽい子供。こうなるだろうなあと思った通りにストーリーは進んだが、良い話だ。
読了日:11月23日 著者:松成真理子








わがままいもうとわがままいもうと
読了日:11月23日 著者:ねじめ正一









きぜつライオンきぜつライオン感想
こころ優しいライオン。ラスト5ページは、めくりながら正に息が詰まります(笑)
読了日:11月23日 著者:ねじめ正一








きちょうめんななまけものきちょうめんななまけもの感想
絵 村上康成 文 ねじめ正一 コンビ。こんな夜の動物園あるかも。なまけものの人間にならないようにって皮肉が効いてる。
読了日:11月23日 著者:ねじめ正一







ボクのかしこいパンツくん (こどもプレス)ボクのかしこいパンツくん (こどもプレス)感想
乙一が原作の絵本。ブリーフがドラえもんに重なる。
読了日:11月23日 著者:乙一








よるくまクリスマスのまえのよるよるくまクリスマスのまえのよる感想
こちらも読み聞かせに良さげ。現実と想像の世界の混在、子供の世界はこんな感じかも。
読了日:11月23日 著者:酒井駒子




9の扉 リレー短編集9の扉 リレー短編集感想
9人の作家によるリレー小説。一つ一つを読むよりも、連続で読んだ方が面白さが3倍増しという感じ。みんな楽しそうに書いてるのが伝わる。鳥飼否宇、歌野晶午、辻村深月が良かった。
読了日:11月21日 著者:北村薫,法月綸太郎,殊能将之,鳥飼否宇,麻耶雄嵩,竹本健治,貫井徳郎,歌野晶午,辻村深月







あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書あなた自身の社会―スウェーデンの中学教科書感想
スウェーデンの中学校で使われている社会の教科書。犯罪・税金・家族の問題など社会の仕組み・問題点を丁寧に説明。知識を教えるだけでなく考えさせ、討論させる仕組が項目ごとにあり、とても新鮮。教育要項に当たる基礎がしっかりできているのだろう。日本の先生では、この教科書で授業できないだろう。
読了日:11月20日 著者:アーネリンドクウィスト,ヤンウェステル






名探偵コナン 81 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 81 (少年サンデーコミックス)感想
皆の前で蝶ネクタイマイク使ってるし、もはや正体を隠してない気もする。
読了日:11月20日 著者:青山剛昌










シニガミさん〈2〉シニガミさん〈2〉感想
大切な人、愛する人をなくした人に捧げる本書。1よりもメッセージがわかりやすすぎるのはマイナス。読後に表紙をめくるともう一回楽しめる。
読了日:11月20日 著者:宮西達也






シニガミさんシニガミさん感想
「おまえうまそうだな」と同じパターンだが、ホロリとくる。
読了日:11月20日 著者:宮西達也








よるくまよるくま感想
読み聞かせにぴったりだろうなあ。お母さんが魚釣りしてたのが最高。
読了日:11月20日 著者:酒井駒子





陰陽師―瀧夜叉姫〈下〉 (文春文庫)陰陽師―瀧夜叉姫〈下〉 (文春文庫)感想
上下巻共にホラー要素がたっぷり。最後は意外にも肉弾戦に。清明との呪についてのやりとりにいつも戸惑っている博雅が「花がそうである如く、人であることをまっとうするために、わたしはこの世に生じたのです」と問答返しする場面が素敵。二人が酒を酌み交わすシーンが好きなことに、改めて気が付いた。
読了日:11月18日 著者:夢枕獏






かーかん、はあい 子どもと本と私かーかん、はあい 子どもと本と私感想
子育てエッセイ&絵本紹介。プレゼントされた自分では絶対に選ばない絵本を子供が楽しんでいるのを見て、子供の世界を広げる難しさを知る。いろんな大人がそれぞれのチョイスでプレゼントするって、良いことかも。五味太郎の挿絵が贅沢。
読了日:11月17日 著者:俵万智







だるまさんがだるまさんが感想
大人が読んでも子供が読んでも笑顔になれそう。さすがかがくいひろしさん。だるまさんシリーズを子供にプレゼントして喜ぶ顔が見たい。
読了日:11月17日 著者:かがくいひろし






ダーリンは外国人 with BABYダーリンは外国人 with BABY感想
日本とアメリカの子育ての違いを楽しみに手に取ったが、ハイハイ問題ぐらいだった。出産時の「たちあい」、相撲も「たちあい」って、トニーさんの言語感覚が相変わらずGOOD。
読了日:11月17日 著者:小栗左多里&トニー・ラズロ






ゆきがふるゆきがふる感想
「うきわねこ」コンビの二人による第2弾。人のために自分の大切なものを差し出し、自分の胸の内に秘める。大人への階段を一歩上る、そんなシリーズ。牧野千穂さんの絵は、やっぱり素敵で暖かい。
読了日:11月17日 著者:蜂飼耳






最初の質問 (講談社の創作絵本)最初の質問 (講談社の創作絵本)感想
哲学的だけれど、子供も実は答えを持っているんじゃないだろうか。いせひでこさんの絵がぴったりで素敵。
読了日:11月17日 著者:長田弘,いせひでこ






パンダ銭湯パンダ銭湯感想
この本、いいなあ。この銭湯をのぞき見してみたい(笑)
読了日:11月17日 著者:tuperatupera








ちへいせんのみえるところちへいせんのみえるところ感想
ページをめくるリズムと「でました」がぴったり。段々と「出た―っ」って感じに。
読了日:11月17日 著者:長新太







セーラーとペッカ、町へいくセーラーとペッカ、町へいく感想
荒井良二さんがおすすめしていた本書。セーラーは見当たらないセーターを買いに上半身裸で買い物に行くし、途中でタトゥーを入れるって、びっくり。
読了日:11月17日 著者:ヨックム・ノードストリューム






絵本マボロシの鳥絵本マボロシの鳥感想
藤城さんの影絵が素晴らしい。
読了日:11月16日 著者:藤城清治






陰陽師―瀧夜叉姫〈上〉 (文春文庫)陰陽師―瀧夜叉姫〈上〉 (文春文庫)感想
上下巻の長編。平将門が関係してきた。下巻楽しみ。
読了日:11月15日 著者:夢枕獏









AERA (アエラ) 2013年 11/18号 [雑誌]AERA (アエラ) 2013年 11/18号 [雑誌]感想
偽装天国ニセ食材こう見抜け 急増女性のポスト管理職うつ 女子殺到将棋の世界 町田樹ライバルへの想いと変貌を語る
読了日:11月13日 著者:








(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)(株)貧困大国アメリカ (岩波新書)感想
シリーズ3作目、完結編らしい。多国籍企業が、政治家を取り込み、効率化と拝金主義を公共部門にまで拡大させて、民営化の名のもとに公的予算を食い物にしているという指摘。FTA・TPPを使って、アメリカ以外にも浸食させる?マスコミも取り込まれて、国民が何も知らないとなると問題だ。
読了日:11月13日 著者:堤未果








ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)感想
大阪二児置き去り死事件のルポ。子供が死んだ後の母親の行動、家族が助けられなかったか、児童相談所は介入できなかったか、もっと助けを求めることができなかったか、後から言えることではあるが、ただただやるせない。
読了日:11月10日 著者:杉山春








さらさらさん (一般書)さらさらさん (一般書)感想
エッセイ、対談、評論など雑文集。困っている側からの、闘いの批評というようなパワーを感じた。
読了日:11月10日 著者:大野更紗









LUNA‐THERAPY 月のメッセージ―あなたはあなたのままでいいLUNA‐THERAPY 月のメッセージ―あなたはあなたのままでいい感想
脳障害を患う著者の詩集。カウンセリング的な内容。
読了日:11月5日 著者:日木流奈










将棋 (日本の名随筆)将棋 (日本の名随筆)感想
古本屋で購入。著者陣が実に豪華。 菊池寛、織田作之助、関根銀次郎、斎藤茂吉、山口瞳、内藤国雄、亀井勝一郎、坂口安吾、井伏鱒二、団鬼六、等。 升田・大山の二人が袂を分かった理由は?"Wicked"みたいな話や山口瞳が指導対局で、当時若手の米長七段を希望した話など、内容も濃くて面白い。
読了日:11月4日 著者:

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